「どうしても30万円のお金が必要」という場合に、30万円を借りる方法はいくらでもあります。
ただし、「今すぐ30万円が必要」となると、即日またはできるだけ早く借りる方法は限られてくるため、すぐに必要な人は借りる方法を選定しなければいけません。
30万円が必要なときにおすすめの方法は、次のとおりです。
- とにかくすぐに借りたい場合は「消費者金融カードローン」がおすすめ
- 解約返還金(返戻金)のある生命保険に加入しているの場合は「生命保険の契約者貸付制度」がおすすめ
- 親の経済的負担を踏まえたうえで相談できそうなら場合は「親に借りる」のがおすすめ
- お金を借りられる関係性の人がいるの場合は「友人・知人に借りる」のがおすすめ
この記事では、即日もしくはできるだけ早く30万円を借りられる方法を紹介します。また、審査なしで借りられる方法があるのかも解説するため、審査について気にかけている人も参考にしてみてください。
この記事を読んでわかること
- 審査なしで今すぐ30万円を借りる方法
- 大手消費者金融で30万円を借りた場合の詳細
- 30万円がすぐに必要だとしても、絶対にやってはいけないこと
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
監修者 田尻宏子の一言コメント!
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消費者金融系、銀行のどちらでも、カードローンは審査なしで借りることはできません。では、なるべく早く、10万円~30万円ほどの金額を借りるにはどうすればいいのでしょうか。 今回は消費者金融系、銀行のカードローンの特徴、そして急いで借りるためのコツをご紹介します。「即日融資できるのはどのカードローン?」「低金利のカードローンはどれ?」とお悩みの方のための記事です。ぜひ参考にしてください。
その他金額別のお金を借りる方法
いきなり審査なしで今すぐ30万円を借りる方法はない
いきなり審査なしで30万円を借りる方法は基本的にないため、30万円を借りたい場合は審査することを前提で借りる方法を探しましょう。
なお、クレジットカードに付帯しているキャッシング機能の場合、クレジットカードを契約した際に審査が行われ、それとあわせて利用可能額が設定されているケースが多いです。
そのため、クレジットカードにキャッシング機能を付帯している人は、審査なしですぐに30万円を借りることも可能です。正確にいうと審査自体は行なわれているため、「利用するときに審査が不要」というのが正確な情報になります。
今すぐ30万円を借りる4つの方法
今すぐ30万円を借りる方法は主に4つあります。融資までのスピードや審査の有無、実質年率などの具体的な内容は以下のとおりです。
お金を借りる方法 | 融資スピード | 実質年率 ※20万円を30日借りた場合 |
無利息期間 | 審査の有無 |
---|---|---|---|---|
消費者金融カードローン | 最短20分 | 年18.0%~20.0%程度 | ○ (30日~60日間) |
有 |
生命保険の契約者貸付 | 即日 | 年3.0% | × | 無 |
親に借りる | 即日 | 相談内容による | - | 無 |
友人に借りる | 即日 | 相談内容による | - | 無 |
- とにかくすぐに借りたい場合は「消費者金融カードローン」がおすすめ
- 解約返還金(返戻金)のある生命保険に加入しているの場合は「生命保険の契約者貸付制度」がおすすめ
- 親の経済的負担を踏まえたうえで相談できそうなら場合は「親に借りる」のがおすすめ
- お金を借りられる関係性の人がいるの場合は「友人・知人に借りる」のがおすすめ
実行できる方法は人によって異なるため、自分の状況を考慮したうえでどの方法を選択するか検討しなければいけません。たとえば、友人との信頼関係ができていないのにお金の相談をすると、関係性を悪くする可能性が高いです。自身にとって負担が生じる方法や、相手との関係性を悪くする方法はできる限り避けることを推奨します。
消費者金融カードローン
一部の消費者金融では申し込んだその日に融資を受けられるサービスを提供しています。申し込みから最短20分程度で融資を受けられる消費者金融もあるので、今日・明日にでも20万円~30万円必要な場合は強い味方になってくれるでしょう。
ただし、申し込み時間によっては融資が翌日以降になるため、当日中にお金が必要な場合は早めの時間帯に申し込まなければいけません。消費者金融は銀行系カードローンと比べて金利の設定が高い傾向にある点はデメリットです。完済までの期間が長引くと多くの利息を支払うことになるため、綿密な返済計画を立てたうえで利用するようにしましょう。
なお、急ぎで消費者金融カードローンの利用を検討している人は、以下の3社がおすすめです。
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生命保険の契約者貸付制度
生命保険の契約者貸付制度とは、生命保険の契約者で資金が必要になった際に、保険契約を継続したまま解約返戻金の一定範囲内でお金を借りられる制度のことです。
一般的に借りられる金額は解約返戻金の7割から8割くらいになります。Webサイトの会員ページから申し込むことで数日以内に借りられる保険会社が多いでしょう。
ただし、解約返戻金を担保にしているとしても利息は支払わなくてはなりません。年利は数%であるため、消費者金融や銀行カードローンよりは低い金利で借りられます。
また、契約者貸付を利用してお金を借りた際の利息が複利の場合にも注意が必要です。複利は利息発生分に対して金利がさらにかかる仕組みであるため、返済が長引くほど返済額は大きくなります。返済が長引いて、解約返戻金よりも利息が多くなると生命保険の契約が失効になるため、気を付けましょう。
公的機関からお金を借りる方法
親に借りる
仲が悪くない場合は、親に融資の相談をするのも一つの方法です。親との関係性にもよりますが、基本的には手続きや利息なしで借りられる可能性が高いため、お金を得る方法としては最もリスクが低いです。
また、早ければその場でお金を融通してくれるため、相談してみる価値あるでしょう。
ただし、手軽に借りられる反面、「繰り返し何度も借りる」「借りるだけ借りて返さない」といったことをしてしまえば、信用を裏切る行為をなるため、細心の注意を払ってください。また、相談の際に嘘をつくと、その嘘がバレた際にも家族の信用を大きく損ねることになります。
その後の関係性にも関わってくるため、親とはいえ、銀行や消費者金融などからお金を借りるときと同じように誠実な対応を心がけましょう。
友人・知人に借りる
人によっては、親が年金生活をしていて借りるのが難しいケースもあるでしょう。そのようなケースにおいては、友人・知人から借りるのも一つの方法です。30万円という高額を借りること自体かなりハードルが高いことであるため、借りられる可能性は決して高いとはいえませんが、まずは自身の状況を伝えて相談してみましょう。
なお、親に借りるのと同様に、何度も借りる行為や返済を一向にしないといった不誠実な行為は避けましょう。大切な友人・知人をなくさないためにも、その点においてはしっかりとルールを決めて借りるべきです。相手が仮に「気にしなくてもいい」といってきたとしても、自身はそれに甘えずしっかりと返済していきましょう。
スピード感があり、誰にも迷惑をかけない方法としては消費者金融がおすすめです。もしくはクレジットカードのキャッシング枠を設定している場合は、それを利用してもよいでしょう。ただし、設定した額やショッピング枠の利用状況によってキャッシングできる額が変わってくるため、場合によっては20万円~30万円も借りられない可能性があります。
30万円を即日で借りるなら大手消費者金融がおすすめ
30万円のお金をその日のうちに手にしたいと思うのであれば、大手消費者金融のカードローンがおすすめです。
大手消費者金融のカードローンであれば、即日融資が可能であり、無利息期間を利用することで利息を抑えられます。
30万円を借りるのにおすすめの大手消費者金融はプロミス、アイフル、アコムの3社です。どのサービスも融資スピードが非常に早く、すぐにでも30万円を工面したい人に適しているため、各詳細を確認のうえ利用する消費者金融を判断しましょう。
項目 | プロミス | アイフル | アコム |
---|---|---|---|
金利 | 年4.5%~17.8% | 年3.0%~18.0% | 年3.0%~18.0% |
審査時間 | 最短3分※ | 最短18分※1 | 最短20分※2 |
融資スピード | 最短3分※3 | 最短18分※1 | 最短20分※2 |
Web完結 | 可能 | 可能 | 可能 |
無利息期間 | 初回借入日の翌日から30日間 | 契約日の翌日から30日間 | 契約日の翌日から30日間 |
学生の利用 | 不可 | 可能 | 可能 |
※1.申込の状況によっては希望にそえない場合があります。
※2.審査時間・融資時間:お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
※3.申込みの時間帯や利用する銀行によって、当日中の融資ができない場合があります。
基本的に融資スピードや金利条件は似通ってきますが、そのなかでもプロミスは頭一つ抜けています。基本はプロミスがおすすめですが、利用条件等に該当しない場合はアイフルやアコムの利用を検討するのも一つです。
プロミス
SMBCグループのプロミスでは、パートやアルバイトなど、定期的な収入を得ている人でも借り入れ可能。1万円から借りられるため、30万円の少額融資を希望する人におすすめです。
審査は最短3分※で終わるため最短3分※で融資を受けられる可能性があります。また、プロミスをはじめて利用する人を対象に、30日間無利息サービスを実施しているため、1か月以内に返済できる人には特におすすめです。
※申込時間や審査により希望に沿えない場合があります。
申込みから借り入れまでWebで完結できるので、郵送物が送られてきて家族にバレる心配もありません。
おすすめポイント
- 金利が年17.8%でほかの消費者金融より低め!
- 初回借入れの翌日から30日間は利息0円!
- カードレスで借入も返済もできる!
※審査時間・融資時間:申込みの時間帯、利用する銀行、曜日、または本人確認書類の提出状況によって、当日中の融資ができない場合があります。
※無利息期間:30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
※18歳・19歳の申込みについて:申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申し込めません。
アイフル
大手消費者金融業者であるアイフルでは、Webからの申込みで審査が最短18分※。最短18分※での融資がかないます。
※申込の状況によっては希望にそえない場合があります。
はじめて利用する人であれば30日間の利息なしで借りられるため、過去にアイフル利用経験がなく、借入から30日以内に返済予定が立つ人におすすめです。融資額は1万円からになるため、30万円の少額融資に最適です。
また、原則、電話での在籍確認がないため、会社にバレたくない人にもおすすめできます。
おすすめポイント
- 初めてなら最大30日間無利息!
- 会話ロボット「ぽっぽくん」に24時間相談OK!
- 「1秒診断」で融資可能か簡易チェック可能!
※申込の状況によっては希望にそえない場合があります。
アコム
三菱UFJファイナンシャル・グループの一員であるアコムは、業界でも最高クラスの信用度を誇る消費者金融です。申し込みから審査完了までは最短20分※。楽天銀行株式会社を利用している人であれば、24時間いつでも振込融資が可能なため、「今すぐお金が必要」な人に最適なカードローンです。
※お申し込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
また、クレジットカード機能が併用されたカードローンの発行も可能。お金がなくても借金を作らなくて済むのはありがたいサービスです。ちなみのこのサービスに対応しているのはアコムだけで、「借金を作りたくないけどお金は必要」という人にはうってつけの消費者金融です。
おすすめポイント
- 最短20分で審査回答!来店不要!※
- 24時間365日いつでも借入&返済できる!
- はじめての人なら最大30日間、金利0円!
※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
紹介した3社であれば、一部条件はありますが、申込みから最短20分程度で融資が叶います。また、20万円~30万円の融資であれば1か月以内に返済することも可能という観点からみると、契約もしくは初回出金日から30日間の無利息期間が設けられている点もありがたいでしょう。
借入までに余裕があるなら低金利の銀行カードローンがおすすめ
即日融資がマストであれば、カードローンの選択肢は消費者金融から選ぶしかありません。
しかし翌営業日~1週間程度は待てるのであれば、銀行カードローンを含めて検討できるようになります。
実は、銀行カードローンは即日融資には対応できない反面、適用金利が年3.0%程度消費者金融よりも低いというメリットがあるのです。
基本的に同金額かつ同期間借りるのであれば、低金利の銀行カードローンのほうが支払利息を少なくできます。
特に1年以上の長期にわたって借入するなら、銀行カードローンの低金利が効いてくるのです。
借りるのも返すのも「すぐ」ではない場合、銀行カードローンを優先して検討してみましょう。
おすすめポイント
- au IDをお持ちの方なら金利が最大年0.5%優遇
- 毎月の返済は1,000円から※
- 借り換えでの利用OK!
※表示金利は、「カードローンau限定割 誰でもコース」です。通常金利(年1.48%~年17.5%)、カードローンau限定割 誰でもコース(年1.38%~年17.4%)、カードローンau限定割 借り換えコース(年0.98%~年12.5%)
※限度額は通常、カードローンau限定割 誰でもコース:10万円以上800万円以内(10万円単位)、カードローンau限定割 借り換えコース:100万円以上800万円以内(10万円単位)となります。
※お試し審査:公式サイトで簡易的な「お借入診断」が可能。
※返済額は借入金額および適用金利によって算出されます。
銀行からお金を借りたい人はこちらをチェック
数か月程度の借入なら無利息期間のある消費者金融がお得な場合も
適用金利で消費者金融は銀行カードローンにかないませんが、30日間程度の短期間での返済ができる予定があるなら、無利息でお得になるサービスを検討してみましょう。
先に挙げた6社の中で、アコム、プロミス、アイフル、レイク※の大手消費者金融4社では、初めての契約時には一定期間無利息になるサービスが利用できます。
※Web以外の無人店舗や電話で申し込むと、借入額全額30日間無利息または借入額5万円まで180日間無利息のどちらかになります。60日間無利息(Webでの申込み限定)、180日間無利息それぞれ契約額1万円~200万円まで。30日間無利息、60日間無利息(Webでの申込み限定)、180日間無利息それぞれの併用はできません。無利息開始日は初回契約日の翌日からとなります。無利息期間経過後は通常金利適用。貸付利率は契約額および利用残高に応じて異なります。
この無利息期間サービスは、基本的に大手消費者金融ならではのサービスといえます。
無利息期間内であれば、利息はもちろん付かないっためいわば金利0円。元本のみの返済でOKです。
返済条件にもよりますが、おおむね半年以内であれば無利息期間のある消費者金融のほうがお得です。
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10万円~30万円ほどで短期間の借り入れでしたら、最短即日融資が可能な消費者金融系カードローンを選びましょう。「30日間無利息期間」を設けている場合は利息負担を抑えることもできます。高額で長期間の借り入れになる場合は金利が低い銀行系カードローンもおすすめです。ただし、銀行系カードローンは審査結果が出るのが翌日以降となるため、スピード融資という観点からは不向きといえます。融資までにかかる時間、借りる金額や期間によって、消費者金融系、銀行どちらにするかを選んでください。
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カードローンで30万円を借りるときに知っておきたいこと
カードローンはお金の使いみちが自由
一般的に銀行などのローン商品は、「住宅ローン(家を買う)」や「マイカーローン(自動車を買う)」などお金の使いみちが決まっており、その購入に対して必要な金額を申請して借りるというものです。
これに対しカードローンの場合、基本的に使いみちは自由です。
お金の使いみちが自由というのは大きなポイントであり、カードローンの真価の1つがここにあるといってよいでしょう。
使いみちが決められているローンでは、実際にお金を何に使ったかの証明が必要です。
たとえば教育ローンなら学校などへ支払った証明として、領収書の提出や金融機関からの振込が求められます。
このような確認を「資金使途確認」といいますが、かなり厳格なルールであるため「融通が利かない」と感じる人も多いでしょう。
カードローンなら何に使っても自由ですし、原則としてお金の使いみちを確認されることもありません。
※審査時にごく簡単に使いみちを聞かれる場合はあります
おすすめポイント
- 金利が年17.8%でほかの消費者金融より低め!
- 初回借入れの翌日から30日間は利息0円!
- カードレスで借入も返済もできる!
※審査時間・融資時間:申込みの時間帯、利用する銀行、曜日、または本人確認書類の提出状況によって、当日中の融資ができない場合があります。
※無利息期間:30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
※18歳・19歳の申込みについて:申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申し込めません。
カードローンの審査突破は、決して難しいものではない
カードローンの審査突破は決して難しいものではありません。ここで大手消費者金融3社が公開している審査突破率を見てみましょう。
サービス名 | 新規通過率 | データ年月日 |
---|---|---|
プロミス | 42.6% | 2024年3月 |
アイフル | 36.1% | 2024年2月 |
アコム | 42.0% | 2024年3月 |
※データ参照元
プロミス:月次データ
アイフル:月次データ
アコム:ローン事業新規申込数、新客数及び新規貸付率 2024年3月期 下期
上記の表によると10人に4人もしくは3人は審査に通過しています。銀行カードローンは基本的に通過率を非公開としていますが、一般的に消費者金融よりも審査基準が厳しくなるため、通過率も30%以下になる銀行もあると考えておくとよいでしょう。
それに比べると消費者金融は審査を突破しやすいといえるでしょう。
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ローンの申込や契約といえば、たくさんの書類を提出するイメージをお持ちの方もいるかもしれません。しかし、カードローンの場合、パソコンやスマホから24時間申込が可能という手軽さがあります。大手消費者金融であれば、最短20分程度で審査結果が出ることも珍しくありません。契約手続きもWeb上で行えるため、面倒な書類の準備も不要です。使途自由なお金を調達したい、なるべく急いでお金を借りたい、という場合は消費者金融系カードローンがおすすめです。
【状況別】こんな場合はお金を借りられる?
カードローンで30万円借りた場合の利息
30万円を借りられた場合の利息がいくらになるのか不安に感じる人もいるでしょう。そこで、以下の表で消費者金融の利息に関してまとめました。30万円を2年間借りた場合の利息額を算出しているため、これから借りる場合の参考としてください。
金融業者名 | 適用金利 | 総利息 |
---|---|---|
アイフル | 年18.0% | 59,441円 |
プロミス | 年17.8% | 58,746円 |
アコム | 年18.0% | 59,441円 |
レイク | 年18.0% | 58,582円 |
※それぞれ無利息期間なしの場合
お金を借りた後の金利についてもっと詳しく
カードローンで30万円を借りるための最低条件
カードローンの審査通過は決して難しくはありませんが、いくつかの最低条件はクリアする必要があります。
以下のような「年齢」&「収入」については、すべてのカードローンで必須条件となっています。
- 年齢条件:満20歳以上~おおむね69歳まで
- 収入条件:本人に安定した収入があること
※カードローン会社により上限年齢設定が異なる場合があります
※銀行カードローンでは配偶者の収入で利用できる場合があります
仮に30万円を借りるとなると、総量規制(次の項にて詳しく説明します)をクリアするために年収は最低でも90万円必要です。
※あくまでも最低条件であるため、90万円の年収があれば必ず30万円借りられるわけではありません。
また、銀行カードローンの場合は原則として「保証会社の保証が得られること」という条件が追加されます。
いずれにせよカードローンは他のローンに比べれば申し込みハードルはかなり低めです。
ローン審査となると、さまざまな書類を準備しなければいけないイメージがあります。また、せっかく準備したのに審査に落ちてしまうことも往々にしてありえることから、「審査は面倒」「難しい」と思っている人もいるでしょう。
しかし、カードローンの審査の場合は、必要事項を記入して申し込むだけ。インターネットを利用すれば24時間申し込み可能です。
こうした点からも特にカードローンの申し込みハードルはほかのローンに比べて低いといえます。
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限度額は「総量規制」に注意
消費者金融のカードローンの利用で注意すべきなのが「総量規制」です。
総量規制とは「借りすぎ」や「貸しすぎ」を抑えるために、年収の3分の1までに貸金業者からの借入を制限する法規制のことです。
消費者金融は総量規制を守らなければ、厳しい行政処分を受けかねません。
そのため消費者金融では、年収の3分の1を超える借入はできないことになります。
※総量規制にはおまとめローンなど、一部「例外」と「除外」規定があり
厳しいように感じるかもしれませんが、総量規制の範囲で借りることで返済トラブルの心配が少なくなります。
カードローンのなかでも即日融資を希望するなら、消費者金融一択です。年齢や収入などの条件はありますが、消費者金融であれば最低でも10人に3人は審査に通過します。銀行カードローンの場合は、早くて翌日融資になるうえに、消費者金融よりも審査基準が厳しいため、おすすめできません。
即日融資を受けるなら申し込み時間に注意
大手消費者金融であれば、基本的に即日融資に対応していますが、24時間いつでも対応してくれているわけではありません。
融資を受けるには必ず審査を通過する必要がありますが、土日祝日営業の消費者金融といっても、深夜~翌朝は審査がお休みとなっています。
また最短20分審査を謳う消費者金融であっても、終了時間ギリギリの申し込みだと審査結果通知が翌日に繰越になることもあります
各企業により変動はありますが、審査可能時間は9時~20時としているところが多いです。審査に最短20分、そこから契約を行うことを考えると、19時までには申し込んでおくといいでしょう。
スムーズな審査に進むためにも、カードローンを利用したいと思ったらすぐにインターネット(パソコン・スマホ)から申し込み手続きをしておき、なるべく早く審査に臨めるように準備してください。
消費者金融カードローン自動契約機の営業時間も考慮
即日融資を受けるためには、審査に通過した後に契約手続きを行なわなくてはなりません。そこで、即日融資対応可能な消費者金融カードローンの、自動契約機営業時間を下記にまとめました。
サービス名 | 自動契約機の営業時間 |
---|---|
アイフル | 8:00~22:00 |
プロミス | 9:00~21:00 |
アコム | 8:00~22:00(年末年始以外無休) |
レイク※1 | 平日・土曜日:9:00~21:00 日曜日:9:00~19:00 |
SMBCモビット | 9:00~21:00 |
J.Score(ジェイスコア) | 自動契約機なし |
※自動契約機の営業時間は、各社とも店舗により営業時間が異なる場合があります
※1.年末年始を除きます。一部店舗によって異なります。
営業時間は申込タイムリミットではなく「実働時間」ですので、申込と審査にかかる時間を逆算して申込スタートする必要があります。
即日融資を希望するなら、営業終了時間から遅くとも1時間前には申込を完了しておいてください。
ちなみに自動契約機というと、提携コンビニATMのように24時間営業のイメージがあるかもしれませんが、深夜早朝は休止しています。
自動と言っても、じつは遠隔カメラの向こうでは審査担当者が対応しているので、完全に全自動というわけではありません。
自動契約機で営業時間ギリギリに飛び込んでも、即日融資は間に合わない場合があります。
1分でも早いタイミングで申込することで、即日融資の可能性が高まります。
消費者金融カードローン別オススメ記事
「即日融資可能」であっても、営業時間ギリギリや営業時間外に申し込んだ場合は、審査および融資は翌日に持ち越されます。自動契約機であっても営業時間があるため、各社の営業時間を把握したうえで早めに申込むようにしましょう。
30万円を今すぐ稼ぐ方法はある?
結論からいうと、すぐに30万円を稼げる方法はほぼないです。仮にできるものがあったとしても、かなりハードルの高い仕事か怪しい仕事のどちらかでしょう。とはいえ、大体のケースは怪しい仕事すなわち闇バイトの可能性が高いです。
闇バイトとは、大金を得られる代わりに強盗や振込詐欺の手伝いなど、犯罪の肩代わりをさせられるバイトを指します。自身に危険が及ぶだけでなく、最悪の場合まわりの人を傷つける、迷惑をかけることも考えられるため絶対にやるべきではありません。
仮にそういった闇バイトを臭わせるような募集があった場合は、軽い気持ちで確認するようなこともしないでください。一歩踏み入れると、犯罪者たちの巣窟に足を踏み入れたも同然となるため、断ることに恐怖を抱いてしまい、結果的に闇バイトをすることにもなりかねません。
スキルを持たずして大きな額を短期間で稼ぐのはほぼあり得ないに等しいです。
お金が必要な状況でもやってはいけないこと
前項の闇バイトも同様ですが、それ以外にも以下3つの方法はお金を得るためとはいえ、やってはいけません。
- ギャンブル
- 闇金
- 個人間融資闇金
闇金は「審査なし」で貸してくれるため、ほぼ全員がお金を借りられます。しかし、貸金業法を無視した運営をしており、法外な金利をふっかけられてしまうため、すぐに返済に困ることになります。返済が滞れば、漫画やドラマなどで見るような取り立てにあうことも考えられるでしょう。
また、ギャンブルでは「一発逆転」が狙えますが、その確率は50%前後と低いものです。続ければ続けるほど負ける仕組みになっているため、「一発逆転」はもはや幻想です。
続けるうちに勝つこともあるでしょうが、トータルでは負けが多くなり、お金を増やすどころか減らしてしまうため、絶対に手を出さないようにしましょう。
また、個人間融資は財務局長または都道府県知事からの許可を得ずに融資を請け負っている可能性が高いため、面識のない個人からお金を借りることもNGです。
無償でお金を貸してくれる人は危険?
身内や知人以外の面識のない人がお金を貸してくれるというのは、基本的に危険です。そもそも、そういった都合のよい話には必ず裏があるため、安易にそういった話を受け入れないようにしましょう。
絶対ではないですが、個人が営利目的で融資を行っている場合は貸金業者として登録をしていない可能性があります。貸金業者に登録するためには、財務局長または都道府県知事に申請しなければならず、仮に登録がされていない状態で融資を行なっている場合は違法です。このようなケースにおける融資を個人間融資と呼びます。
SNSが普及して個人同士が繋がりやすくなった昨今において、より注意すべき手口といえるでしょう。「審査なし」「他店で断られたほうもOK」といった文言を謳っているケースが多いため、このような謳い文句を見つけたら警戒するようにしてください。
闇金でお金を借りてはいけない理由
闇金とは、法外な金利で貸付を行う違法金融業者のことです。闇金を利用すると、異常な金利設定と返済プランを押し付けられる可能性が高く、借りたら最後、返済できずに執拗な取り立てに苦しみことになります。この取り立ては、場合によっては家族を巻き込んで苦しめる事態にもなりかねません。
なお、闇金かどうかを見分けるポイントは金利です。出資法第5条2項では、金利の上限は年利20.0%と定められているのですが、闇金の場合はこの設定を大きく超えてきます。年利20.0%を超えて貸付を行なっている業者を見つけてしまった場合は、絶対に関わらないようにしましょう。
お金がないと焦りから判断を誤りがちです。その判断の誤りによって、将来の自分が苦しめられることになるため、お金がなくて焦っているときこそ冷静に立ち返る必要があります。冷静になれば、闇金やギャンブルはリスクが高すぎると判断できるため、これらには手を出さずに済むでしょう。
すでに借入があり返済に困っているときは
すでに借入があって返済に困っている場合は、次の方法を活用して乗り切りましょう。
- 国の公的支援制度を利用する
- 返済が困難な場合はおまとめローンや債務整理も検討しよう
国の公的支援制度を利用する
対象となる人 | 融資額/貸付上限額 | 借り入れまでにかかる期間 | |
---|---|---|---|
生活支援費 | 生活再建のお金が必要な人 |
単身:月15万円以内 二人以上:月20万円以内 |
2か月以上 |
一時生活再建費 | 生活再建のためのお金で一時的に必要かつ、日常生活費でまかなうことが困難である費用が必要な人 | 60万円以内 | 2か月以上 |
福祉費 | おもに福祉用具などの購入経費、介護サービスや障害者サービス、医療費のためのお金が必要な人 | 580万円以内 | 2か月以上 |
緊急小口資金 | 緊急かつ一時的に生計の維持が困難となり、お金が必要になった人 | 10万円以内 | 申請受付日から7日程度 |
不動産担保型生活資金 | 低所得の高齢者世帯であり、一定の居住用不動産を担保保有している人 | • 土地の評価額の70%程度 • 月30万円以内 |
数か月 |
要保護世帯向け不動産担保型生活資金 | 生活保護が必要であると保護の実施機関が認めた高齢者世帯であり、一定の居住用不動産を担保として保有している人 | • 土地及び建物の評価額の70%程度(集合住宅の場合は50%) • 生活扶助額の1.5倍以内 |
数か月 |
各種条件に該当すれば無利子または超低利子で借り入れができます。
ただし、借り入れは早くても申請から7日程度はかかります。ほとんどの場合は2か月以上かかるため、緊急性が高い場合は他の方法とあわせて検討するようにしましょう。
返済が困難な場合はおまとめローンや債務整理も検討しよう
複数社からお金を借りており、首が回らない状況に陥っている場合は、おまとめローンや債務整理も検討しましょう。
おまとめローンでは、複数ある借り入れを一つにまとめられるため、返済の効率化が図れます。また、おまとめローンを利用して返済を一本化することで、返済管理が楽になることはもちろん、場合によっては金利が下がることもるでしょう。
ただし、おまとめ額が多い場合はおまとめローンの審査に落ちる可能性が高くなります。
審査に落ちることにより返済が困難になる場合は、個人再生や任意整理などの債務整理の検討も必要です。債務整理は一度行うと信用情報に一定期間履歴が残ります。
その間はクレジットカードや各種ローンの審査に通らなくなるため、なるべく債務整理が必要な状態に陥らないようにしましょう。
すでにお金を借りており、返済に困っている場合にやってはいけないのが「借金を借金で返す」ことです。返済のために借入を繰り返していては利息分の支払いで手一杯になり、元本が減らない借金地獄に陥ります。そのため、返済に窮する場合は、公的支援やおまとめローンの活用、債務整理を検討することをおすすめします。
お金借りるときのよくある質問
30万円を借りるには年収はいくら必要?
30万円を借りるためには年収が90万円以上必要です。
そもそも借入できる額は「総量規制」という法律で決められており、総量規制で定められた上限を超える額を借りることはできません。
裁量規制では、年収の3分の1が借入金額の上限となっています。そのため、30万円を借りるためには最低でも年収90万円以上が必要になるのです。なお、他者からすでに借入がある場合には、その分の金額が借入可能額から差し引かれます。例えば、10万円をすでに借入している人がさらに30万円を借りようとすると、10万円+30万円=40万円で、年収は120万円が必要になります。
総量規制に関する内容は以下の通りです。
Q2-1.総量規制とは何ですか?
A2-1.借り過ぎ・貸し過ぎを防ぐために設けられた新しい規制です。具体的には、貸金業者からの借入残高が年収の3分の1を超える場合は、新たな借入れはできなくなる、という内容です。たとえば、年収300万円の方は、貸金業者から100万円までしか借りることができないということになります。※引用:貸金業法Q&A|金融庁
以上の内容を踏まえると、年収が低ければ借入できる額は少なくなりますし、年収が高ければその分だけ借入できる額は多くなることがわかります。
即日審査なしで30万円借りられる?
親であれば、即日審査なしで30万円を融通してくれる場合があります。ただし、親子関係が良好であり、かつ親が資金的に余裕のある場合に限定されるでしょう。
消費者金融などのカードローンにおいては、必ず審査があります。審査がない業者は闇金である可能性が高いため、いくらお金に困っていたとしても絶対に利用してはいけません。
即日金利なしで30万円借りられる?
親に借りる、または消費者金融を利用すれば即日金利なしで30万円借りられます。ただし、親とは相談が必要です。
また消費者金融においても、多くの場合「はじめて利用する人」限定で、「30日~60日間」だけ無利息になるサービスを設けています。2目の利用や期間が過ぎた場合は金利が発生するため、金利なしでお金を借りたい場合は、これまで利用したことがない消費者金融でお金を借りて、期間内に返済するようにしましょう。
ブラックでも即日30万円借りられる?
方法によってはお金を借りられます。たとえばクレジットカードのキャッシングや国の公的支援、生命保険の契約者貸付、親への借金がそれにあたります。一方、消費者金融や銀行のカードローンでは審査があるため、ブラックの場合は借りられる可能性は低いでしょう。
無職でも即日30万円借りられる?
無職でも方法によってはお金を借りられます。たとえばクレジットカードのキャッシングや国の公的支援、生命保険の契約者貸付、親への借金がそれにあたります。一方、消費者金融や銀行のカードローンでは「収入があること」を前提としたサービスであるため、無職の場合は借りられません。
学生でも即日30万円借りられる?
学生でも安定した収入があって、年収100万円以上あるのなら借入できる可能性があります。しかし、即日借りられる可能性は低く、審査を経て借入する方法しかないでしょう。
総量規制オーバーで30万円借りられる?
総量規制をオーバーしている場合、貸金業法に基づいて運営している消費者金融やカード会社から30万円を借りることはできません。一方、貸金業法が適用されない銀行や国の公的制度、生命保険の契約者貸付などを利用すれば、総量規制オーバーでも30万円を借りられる可能性があります。
国から即日でお金は借りられる?
国の公的支援制度では早くても申し込みから7日前後でしかお金を借りられません。審査に時間がかかる傾向にあり、長い場合は2か月から数か月かかることもあります。即日お金を借りるには向かないため、消費者金融などのほかの方法を検討しましょう。
コロナで失業した場合、30万円借りられる?
コロナで失業した場合は、緊急小口融資など、国の公的支援で30万円を借りられます。融資までに時間はかかりますが、返済しやすい工夫がされているため、返済が始まってからも生活に窮する可能性が低いといえます。
まとめ
即日30万円の融資を受けたい場合は、消費者金融カードローンがおすすめです。契約時にキャッシング枠を設定している場合は、クレジットカードのキャッシング枠を利用するのもありでしょう。
ただし、キャッシング枠の設定から行う必要がある場合は、審査があるため即日融資は望めません。
また、ショッピング枠との兼ね合いもあるため、確実30万円借りようと思ったら、やはり消費者金融カードローンが最適な方法だといえるでしょう。