20万円~30万円を借りる方法!審査なし即日で借りられる?
田尻 宏子

この記事の監修者

2級ファイナンシャル・プランニング技能士

田尻 宏子さん

武藤 英次

この記事の執筆者

ファイナンシャルプランナー

武藤 英次さん

新型コロナウイルスや物価高の影響により、どうしても20~30万円程度のお金が必要で困っている人もいるのではないでしょうか。

結論からいうと、20~30万円を借りる方法はいくらでもあります。
ただし、即日またはできるだけ早く借りる方法は限られてきます。

そこで今回は、即日もしくはできるだけ早く20~30万円を借りられる方法を紹介。審査なしで借りる方法があるのかについても解説していきます。

田尻宏子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士

監修者 田尻宏子の一言コメント!

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消費者金融系、銀行のどちらでも、カードローンは審査なしで借りることはできません。では、なるべく早く、10万円~30万円ほどの金額を借りるにはどうすればいいのでしょうか。 今回は消費者金融系、銀行のカードローンの特徴、そして急いで借りるためのコツをご紹介します。「即日融資できるのはどのカードローン?」「低金利のカードローンはどれ?」とお悩みの方のための記事です。ぜひ参考にしてください。

20万円~30万円を借りる方法

20~30万円を借りるには次の7つの方法が考えられます。

お金を借りる方法 融資スピード 実質年率
※20万円を30日借りた場合
無利息期間 審査の有無
消費者金融カードローン 最短20分 年18%~20%程度
(30~60日間)
銀行カードローン 数日~1週間 年15%程度
クレジットカードのキャッシング※1 数日 年15~18%程度 ×
国の公的支援制度 7日~数ヶ月 ~年3% ○※2
生命保険の契約者貸付 即日 年3% ×
親に借りる 即日 相談内容による -
友人に借りる 即日 相談内容による -

※1 キャッシング枠を設定していない場合

※2 無利息で借りられた場合

このなかでも即日もしくはできるだけ早く、現実的にお金を借りられる方法は消費者金融カードローンと銀行カードローン、銀行カードローン、クレジットカードのキャッシング、親に借りるの5つです。

消費者金融カードローン

一部の消費者金融では申し込んだその日に融資を受けられるサービスを提供しています。申込みから最短20分で融資を受けられる消費者金融もあるので、今日・明日にでも20~30万円必要な場合は強い味方になってくれます。

ただし、申込み時間によっては融資が翌日以降になるため、当日中にお金が必要な場合は早めの時間帯に申し込むようにしましょう。

消費者金融は銀行系カードローンと比べて金利の設定は高い傾向にある点はデメリットです。完済までの期間が長引くと多くの利息を支払うことになるので、綿密な返済計画を立てたうえで利用するようにしましょう。

銀行カードローン

銀行カードローンでは即日融資は望めませんが、早ければ1週間以内に20~30万円を借りられます。消費者金融よりも金利が低く、継続利用すれば金利が下がるなど、条件付きで優遇金利を受けられる場合もあります。

ただし、金利が低い分、貸倒れのリスクを防ぐために審査が厳しいというデメリットがあります。

過去にお金を借りた際に遅延や滞納がある場合は、審査に落ちやすくなります。もし審査に落ちた場合は、その原因を探り、審査落ちとなった原因を改善してから再度申し込みましょう。

なお、どうしても審査に通過しない場合は他の方法を試す必要があります。

クレジットカードのキャッシング

クレジットカードのキャッシングとは、カード会社からお金を借りることです。クレジットカードを申し込んだ際に、キャッシング枠を付けている場合は、設定した上限額まで審査不要でお金を借りられます。

あらかじめキャッシング枠を設けていない場合は、審査から行われることになります。審査には数日かかるので「今すぐお金が必要」という人には不向きな方法です。

注意したいのが、クレジットカードのキャッシングは金利が高い傾向にある点です。また、キャッシング枠はショッピング枠との兼用のため、ショッピング枠の利用状況と上限額によっては20~30万円を借りるのは難しくなります。

親に借りる

仲が悪くない場合は、親に融資の相談をするのもありでしょう。親との関係性にもよりますが、基本的には手続きや利息なしで借りられることが予想できるため、お金を得る方法としては最もリスクが低いと言えます。

また、早ければその場でお金を融通してくれるので、頼んでみる価値ありです。

ただし、手軽に借りられる反面、何度も借り入れを繰り返したり、借りるだけ借りて返さなかったりと信用を裏切る行為をするのは避けるべきです。また、相談の際に嘘をつくと、その嘘がバレた際にも家族の信用を大きく損ねることになります。

その後の関係性にも関わってくるので、親とはいえ、銀行や消費者金融などからお金を借りるときと同じように誠実な対応を心がけましょう。

FP
FP

スピード感があり、誰にも迷惑をかけない方法としては消費者金融がおすすめです。もしくはクレジットカードのキャッシング枠を設定している場合は、それを利用してもよいでしょう。ただし、設定した額やショッピング枠の利用状況によってキャッシングできる額が変わってくるため、場合によっては20~30万円も借りられない可能性があります。

20万円〜30万円を即日借りるならなら大手消費者金融

30万円までの即日融資なら大手消費者金融を選択

20万円・30万円のお金をその日のうちに手にしたいと思うのであれば、大手消費者金融のカードローンがおすすめです。

大手消費者金融のカードローンであれば、即日融資が可能であり、無利息期間を利用することで利息を抑えることも可能です。

カードローンはお金の使いみちが自由

一般的に銀行などのローン商品は、「住宅ローン(家を買う)」や「マイカーローン(自動車を買う)」などお金の使いみちが決まっており、その購入に対して必要な金額を申請して借りるというものです。

これに対しカードローンは基本的に使いみちは自由です。

お金の使いみちが自由というのは大きなポイントであり、カードローンの真価の1つがここにあると言って良いでしょう。

使いみちが決められているローンでは、実際にお金を何に使ったかの証明が必要です。

たとえば教育ローンなら学校などへ支払った証明として、領収書の提出や金融機関からの振込が求められます。

このような確認を「資金使途確認」と言いますが、かなり厳格なルールなので「融通が利かない」と感じる方も多いでしょう。

カードローンなら何に使っても自由ですし、原則としてお金の使いみちを確認されることもありません。

※審査時にごく簡単に使いみちを聞かれる場合はあります

プロミス

総合評価

  • 4.0点
実質年率 利用限度額 無利息期間
年4.5%~17.8% 最大500万円※ 30日間
審査時間 融資時間 お試し審査
最短20分 最短20分※

おすすめポイント

  • 金利が年17.8%でほかの消費者金融より低め!
  • 初回借入れの翌日から30日間は利息0円!
  • カードレスで借入も返済もできる!

※融資時間:申込みの時間帯や利用する銀行によって、当日中の融資ができない場合があります。
※無利息期間:30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
※新規契約時の融資上限:本審査により決定となります。
※18歳、19歳の申込みについて:申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込できません。

プロミスの融資をご検討の方は下記もご参考ください。

借り入れの限度額について知りたい方は「いくらまで借りられる?消費者金融のキャッシング枠(限度額)について検証してみた」の記事もご参考ください。

カードローンの審査突破は、決して難しいものではない

カードローンの審査突破は決して難しいものではありません。ここで大手消費者金融3社が公開している審査突破率を見てみましょう。

サービス名 新規通過率 データ年月日
プロミス 40.9% 2022年9月
アイフル 33.0% 2022年11月
アコム 40.9% 2022年11月

※データ参照元
プロミス:月次データ
アイフル:月次データ
アコム:月次データ

上記の表によると10人に4人もしくは3人は審査に通過しています。銀行カードローンは基本的に通過率を非公開としていますが、一般的に消費者金融よりも審査基準が厳しくなるため、通過率も30%以下になる銀行もあると考えておくとよいでしょう。

それに比べると消費者金融は審査を突破しやすいと言えるでしょう。

田尻宏子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士

監修者 田尻宏子の一言コメント!

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ローンの申込や契約といえば、たくさんの書類を提出するイメージをお持ちの方もいるかもしれません。しかし、カードローンの場合、パソコンやスマホから24時間申込が可能という手軽さがあります。大手消費者金融であれば、最短20分程度で審査結果が出ることも珍しくありません。契約手続きもWeb上で行えるため、面倒な書類の準備も不要です。使途自由なお金を調達したい、なるべく急いでお金を借りたい、という場合は消費者金融系カードローンがおすすめです。

即日融資なら選択肢は銀行ではなく消費者金融カードローンのみ

カードローンは銀行や消費者金融などで取り扱いがありますが、残念ながら銀行カードローンは即日融資に対応していません。

2018年以降、銀行はカードローンの申込みを受けた時に警察庁の反社会勢力データーベースの照会し、不適切な融資にあたらないかの確認が義務付けられたためです。

(データーベースの照会の回答は最短で翌営業日となります)

これに対して消費者金融カードローン5社(アイフルプロミスアコムSMBCモビットレイク)、J.Score(ジェイスコア)は、基本的に即日融資に対応しています。

※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

土日祝日であっても申込タイミングによっては即日融資に対応できる場合もあるので、ぜひチェックしてみてください。

即日融資に関してもっと詳しく知りたい人は、

の記事も参照してください。

20万円~30万円借りた場合の利息

20万円〜30万円を借りられた場合の利息がいくらになるのか不安に感じる人もいるでしょう。

それぞれの利息は以下になります。

20万円を24カ月(2年)で借りた場合

金融業者名 適用金利 総利息
アイフル 年18.0% 39,439円
プロミス 年17.8% 39,159円
アコム 年18.0% 39,627円
レイク 年18.0% 39,054円

※それぞれ無利息期間なしの場合

30万円を24カ月(2年)で借りた場合

金融業者名 適用金利 総利息
アイフル 年18.0% 59,441円
プロミス 年17.8% 58,746円
アコム 年18.0% 59,441円
レイク 年18.0% 58,582円

※それぞれ無利息期間なしの場合

20万円~30万円を借りるための最低条件

カードローンの審査通過は決して難しくはありませんが、いくつかの最低条件はクリアする必要はあります。

以下のような「年齢」&「収入」については、すべてのカードローンで必須条件となっています。

  • 年齢条件:満20歳以上~おおむね69歳まで
  • 収入条件:本人に安定した収入があること

※カードローン会社により上限年齢設定が異なる場合があります
※銀行カードローンでは配偶者の収入で利用できる場合があります

仮に30万円を借りるとなると、総量規制(次の項にて詳しく説明します)をクリアするために年収は最低でも90万円必要です。

※あくまでも最低条件なので、90万円の年収があれば必ず30万円借りられるわけではありません。

また、銀行カードローンの場合は原則として「保証会社の保証が得られること」という条件が追加されます。

いずれにせよカードローンは他のローンに比べれば申込ハードルはかなり低めです。

ローン審査となると、さまざまな書類を準備しなければいけないイメージがあります。また、せっかく準備したのに審査に落ちてしまうことも往々にしてありえることから、「審査は面倒」「難しい」と思っている人もいるでしょう。

しかし、カードローンの審査の場合は、必要事項を記入して申し込むだけ。インターネットを利用すれば24時間申込み可能です。

こうした点からも特にカードローンの申込ハードルはほかのローンに比べて低いと言えます。

カードローンを利用できる年齢については「年齢制限なしのカードローンはある?18歳や高齢者が借りられるカードローンを紹介」で解説しています。

消費者金融の限度額は「総量規制」に注意

消費者金融のカードローンの利用で注意すべきなのが「総量規制」です。

総量規制とは「借りすぎ」や「貸しすぎ」を抑えるために、年収の3分の1までに貸金業者からの借入を制限する法規制のことです。

消費者金融は総量規制を守らなければ、厳しい行政処分を受けかねません。

そのため消費者金融では、年収の3分の1を超える借入はできないことになります。

※総量規制にはおまとめローンなど、一部「例外」と「除外」規定があります

厳しいように感じるかもしれませんが、総量規制の範囲で借りることで返済トラブルの心配が少なくなります。

FP
FP

カードローンのなかでも即日融資を希望するなら、消費者金融一択です。年齢や収入などの条件はありますが、消費者金融であれば最低でも10人に3人は審査に通過します。銀行カードローンの場合は、早くて翌日融資になるうえに、消費者金融よりも審査基準が厳しいため、おすすめできません。

20〜30万円を即日融資可能な大手消費者金融のおすすめ3選

20~30万円を借りるのにおすすめの大手消費者金融は次の3社です。

  • プロミス
  • アイフル
  • アコム

プロミス

SMBCグループのプロミスでは、パートやアルバイトなど、定期的な収入を得ている人でも借り入れ可能。1万円から借りられるので、20万円~30万円の少額融資を希望する人におすすめです。

審査は最短20分で終わるため最短20分※で融資を受けられる可能性があります。また、プロミスをはじめて利用する人を対象に、30日間無利息サービスを実施しているので、1ヶ月以内に返済できる人には特におすすめです。

※申込みの時間帯や利用する銀行によって、当日中の融資ができない場合があります。

申込みから借り入れまでWebで完結できるので、郵送物が送られてきて家族にバレる心配もありません。

プロミス

総合評価

  • 4.0点
実質年率 利用限度額 無利息期間
年4.5%~17.8% 最大500万円※ 30日間
審査時間 融資時間 お試し審査
最短20分 最短20分※

おすすめポイント

  • 金利が年17.8%でほかの消費者金融より低め!
  • 初回借入れの翌日から30日間は利息0円!
  • カードレスで借入も返済もできる!

※融資時間:申込みの時間帯や利用する銀行によって、当日中の融資ができない場合があります。
※無利息期間:30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
※新規契約時の融資上限:本審査により決定となります。
※18歳、19歳の申込みについて:申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込できません。

アイフル

大手消費者金融業者であるアイフルでは、Webからの申込みで審査が最短20分※。最短20分※での融資が叶います。

※申込の状況によっては希望にそえない場合があります。

はじめて利用する方であれば30日間の利息なしで借りられるため、過去にアイフル利用経験がなく、借入から30日以内に返済予定が立つ人におすすめです。融資額は1万円からなので、20~30万円の少額融資に最適です。

また、原則、電話での在籍確認がないため、会社にバレたくない人にもおすすめできます。

※審査状況に応じて電話連絡が入る場合もあります

アイフル

総合評価

  • 3.7点
実質年率 利用限度額 無利息期間
年3.0%~18.0% 最大800万円 30日間
審査時間 融資時間 お試し審査
最短20分※ 最短20分※ -

おすすめポイント

  • 初めてなら最大30日間無利息!
  • 会話ロボット「ぽっぽくん」に24時間相談OK!
  • 「1秒診断」で融資可能か簡易チェック可能!

※申込の状況によっては希望にそえない場合があります。

アコム

三菱UFJファイナンシャル・グループの一員であるアコムは、業界でも最高クラスの信用度を誇る消費者金融です。申込みから審査完了までは最短20分※。楽天銀行株式会社を利用している人であれば、24時間いつでも振込融資が可能なため、「今すぐお金が必要」な人に最適なカードローンです。

※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

また、クレジットカード機能が併用されたカードローンの発行も可能。お金がなくても借金を作らなくて済むのはありがたいサービスです。ちなみのこのサービスに対応しているのはアコムだけなので、「借金を作りたくないけどお金は必要」という人にはうってつけの消費者金融です。

アコム

総合評価

  • 3.9点
実質年率 利用限度額 無利息期間
年3.0%~18.0% 最大800万円 30日間
審査時間 融資時間 お試し審査
最短20分 最短20分※

おすすめポイント

  • 最短20分で審査回答!来店不要!
  • 24時間365日いつでも借入&返済できる!
  • はじめての人なら最大30日間、金利0円!

※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

FP
FP

紹介した3社であれば、一部条件はありますが、申込みから最短20分以内に融資が叶います。また、20~30万円の融資であれば1ヶ月以内に返済することも可能という観点からみると、契約もしくは初回出金日から30日間の無利息期間が設けられている点もありがたいでしょう。

即日融資を受けるなら申込時間に注意

即日融資の申込時間を注意するFPと青ざめる若手男性消費者

大手消費者金融であれば、基本的に即日融資に対応していますが、24時間いつでも対応してくれているわけではありません。

融資を受けるには必ず審査を通過する必要がありますが、土日祝日営業の消費者金融と言っても、深夜~翌朝は審査がお休みとなっています。

また最短20分審査をうたう消費者金融であっても、終了時間ギリギリの申込だと審査結果通知が翌日に繰越になることもあります

各企業により変動はありますが、審査可能時間は9時~20時としているところが多いです。審査に最短20分、そこから契約を行うことを考えると、19時までには申し込んでおくといいでしょう。

スムーズな審査に進むためにも、カードローンを利用したいと思ったらすぐにインターネット(パソコン・スマホ)から申し込み手続きをしておき、なるべく早く審査に臨めるように準備してください。

消費者金融カードローン自動契約機の営業時間も考慮

即日融資を受けるためには、審査に通過した後に契約手続きを行わなくてはなりません。そこで、即日融資対応可能な消費者金融カードローンの、自動契約機営業時間を下記にまとめました。

営業時間は申込タイムリミットではなく「実働時間」ですので、申込と審査にかかる時間を逆算して申込スタートする必要があります。

即日融資を希望するなら、営業終了時間から遅くとも1時間前には申込を完了しておいてください。

ちなみに自動契約機というと、提携コンビニATMのように24時間営業のイメージがあるかもしれませんが、深夜早朝は休止しています。

自動と言っても、じつは遠隔カメラの向こうでは審査担当者が対応しているので、完全に全自動というわけではありません。

自動契約機で営業時間ギリギリに飛び込んでも、即日融資は間に合わない場合があります。

1分でも早いタイミングで申込することで、即日融資の可能性が高まります。

サービス名 自動契約機の営業時間
アイフル 8:00~22:00
プロミス 9:00~21:00
アコム 8:00~22:00(年末年始以外無休)
レイク※1 平日・土曜日:9:00~21:00
日曜日:9:00~19:00
SMBCモビット 9:00~21:00
J.Score(ジェイスコア) 自動契約機なし

※自動契約機の営業時間は、各社とも店舗により営業時間が異なる場合があります
※1.年末年始を除きます。一部店舗によって異なります。

FP
FP

「即日融資可能」であっても、営業時間ギリギリや営業時間外に申し込んだ場合は、審査および融資は翌日に持ち越されます。自動契約機であっても営業時間があるため、各社の営業時間を把握したうえで早めに申込むようにしましょう。

借入までに余裕があるなら低金利の銀行カードローンがおすすめ

借入に余裕がある若手男性消費者に銀行カードローンをすすめる女性行員

即日融資がマストであれば、カードローンの選択肢は消費者金融から選ぶしかありません。

しかし翌営業日~1週間程度は待てるのであれば、銀行カードローンを含めて検討できるようになります。

実は、銀行カードローンは即日融資には対応できない反面、適用金利が年3.0%程度消費者金融よりも低いというメリットがあるのです。

基本的に同金額かつ同期間借りるのであれば、低金利の銀行カードローンのほうが支払利息を少なくできます。

とくに1年以上の長期にわたって借入するなら、銀行カードローンの低金利が効いてくるのです。

借りるのも返すのも「すぐ」ではない場合、銀行カードローンを優先して検討してみましょう。

auじぶん銀行カードローン

ネット銀行ならではの安心金利!
実質年率 利用限度額 無利息期間
年1.38%~17.4%※ 最大800万円 -
審査時間 融資時間 お試し審査
最短1時間 最短即日

おすすめポイント

  • 金利が最大0.5%優遇
  • 毎月の返済は1,000円から
  • 借り換えでの利用OK!

※表示金利は、「au限定割 誰でもコース」です。通常金利(年1.48%~年17.5%)、au限定割 誰でもコース(年1.38%~年17.4%)、au限定割 借り換えコース(年0.98%~年12.5%)
※限度額は通常、カードローンau限定割 誰でもコース:10万円以上800万円以内(10万円単位)、カードローンau限定割 借り換えコース:100万円以上800万円以内(10万円単位)となります。

数カ月程度の借入なら無利息期間のある消費者金融がお得な場合も

適用金利で消費者金融は銀行カードローンにかないませんが、30日間程度の短期間での返済ができる予定があるなら、無利息でお得になるサービスを検討してみましょう。

先に挙げた消費者金融6社の中で、アコムプロミスアイフルレイク※の大手消費者金融4社では、初めての契約時には一定期間無利息になるサービスが利用できます。

※Web以外の無人店舗や電話で申込むと、借入額全額30日間無利息または借入額5万円まで180日間無利息のどちらかになります。60日間無利息(Webでの申込み限定)、180日間無利息それぞれ契約額1~200万円まで。30日間無利息、60日間無利息(Webでの申込み限定)、180日間無利息それぞれの併用はできません。無利息開始日は初回契約日の翌日からとなります。無利息期間経過後は通常金利適用。貸付利率は契約額および利用残高に応じて異なります。

この無利息期間サービスは、基本的に大手消費者金融ならではのサービスと言えます。

無利息期間内であれば、利息はもちろん付きませんので言わば金利0円。元本のみの返済でOKです。

返済条件にもよりますが、おおむね半年以内であれば無利息期間のある消費者金融のほうがお得です。

無利息期間については「無利息期間のあるおすすめのカードローンを比較!選び方や注意点を解説」の記事もご参考ください。

田尻宏子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士

監修者 田尻宏子の一言コメント!

コメント

10万円~30万円ほどで短期間の借り入れでしたら、最短即日融資が可能な消費者金融系カードローンを選びましょう。「30日間無利息期間」を設けている場合は利息負担を抑えることもできます。高額で長期間の借り入れになる場合は金利が低い銀行系カードローンもおすすめです。ただし、銀行系カードローンは審査結果が出るのが翌日以降となるため、スピード融資という観点からは不向きといえます。融資までにかかる時間、借りる金額や期間によって、消費者金融系、銀行どちらにするかを選んでください。

すでに借入れがあり返済に困っているときは

すでに借入があって返済に困っている場合は、次の方法を活用して乗り切りましょう。

  • 国の公的支援制度を利用する
  • 返済が困難な場合はおまとめローンや債務整理も検討しよう

国の公的支援制度を利用する

対象となる人 融資額/貸付上限額 借り入れまでにかかる期間
生活支援費 生活再建のお金が必要な人

単身:月15万円以内

二人以上:月20万円以内

2ヶ月以上
一時生活再建費 生活再建のためのお金で一時的に必要かつ、日常生活費でまかなうことが困難である費用が必要な人 60万円以内 2ヶ月以上
福祉費 おもに福祉用具などの購入経費、介護サービスや障害者サービス、医療費のためのお金が必要な人 580万円以内 2ヶ月以上
緊急小口資金 緊急かつ一時的に生計の維持が困難となり、お金が必要になった人 10万円以内 申請受付日から7日程度
不動産担保型生活資金 低所得の高齢者世帯であり、一定の居住用不動産を担保保有している人 • 土地の評価額の70%程度
• 月30万円以内
数ヶ月
要保護世帯向け不動産担保型生活資金 生活保護が必要であると保護の実施機関が認めた高齢者世帯であり、一定の居住用不動産を担保を保有している人 • 土地及び建物の評価額の70%程度(集合住宅の場合は50%)
• 生活扶助額の1.5倍以内
数ヶ月

各種条件に該当すれば無利子または超低利子で借り入れができます。

ただし、借り入れは早くても申請から7日程度はかかります。ほとんどの場合は2ヶ月以上かかるため、緊急性が高い場合はほかの方法と合わせて検討するようにしましょう。

返済が困難な場合はおまとめローンや債務整理も検討しよう

複数社からお金を借りており、首が回らない状況に陥っている場合は、おまとめローンや債務整理も検討しましょう。

おまとめローンでは、複数ある借り入れを一つにまとめられるので、返済の効率化が図れます。また、おまとめローンを利用して返済を一本化することで、返済管理が楽になることはもちろん、場合によっては金利が下がることもあります。

ただし、おまとめ額が多い場合はおまとめローンの審査に落ちる可能性が高くなります。

審査に落ちることにより返済が困難になる場合は、個人再生や任意整理などの債務整理の検討も必要です。債務整理は一度行うと信用情報に一定期間履歴が残ります。

その間はクレジットカードや各種ローンの審査に通らなくなるため、なるべく債務整理が必要な状態に陥らないようにしましょう。

FP
FP

すでにお金を借りており、返済に困っている場合にやってはいけないのが「借金を借金で返す」ことです。返済のために借入を繰り返していては利息分の支払いで手一杯になり、元本が減らない借金地獄に陥ります。そのため、返済に窮する場合は、公的支援やおまとめローンの活用、債務整理を検討することをおすすめします。

お金が必要な状況でもやってはいけないこと

お金が必要な状況でも特に「闇金」と「ギャンブル」に手を出すのはNGです。

闇金は「審査なし」で貸してくれるため、ほぼ全員がお金を借りられます。しかし、貸金業法を無視した運営をしており、法外な金利をふっかけられてしまうため、すぐに返済に困ることになります。返済が滞れば、漫画やドラマなどで見るような取立てにあうことも考えられるでしょう。

また、ギャンブルでは「一発逆転」が狙えますが、その確率は50%前後と低いものです。続ければ続けるほど負ける仕組みになっているので、「一発逆転」はもはや幻想です。

続けるうちに勝つこともあるでしょうが、トータルでは負けが多くなり、お金を増やすどころか減らしてしまうため、絶対に手を出さないようにしましょう。

FP
FP

お金がないと焦りから判断を誤りがちです。その判断の誤りによって、将来の自分が苦しめられることになるため、お金がなくて焦っているときこそ冷静に立ち返る必要があります。冷静になれば、闇金やギャンブルはリスクが高すぎると判断できるため、これらには手を出さずに済むでしょう。

お金借りるときのよくある質問

最後にお金を借りるときのよくある質問を紹介します。

即日審査なしで20万円〜30万円借りられる?

親であれば、即日審査なしで20~30万円を融通してくれる場合があります。ただし、親子関係が良好であり、かつ親が資金的に余裕のある場合に限定されるでしょう。

消費者金融などのカードローンにおいては、必ず審査があります。審査がない業者は闇金である可能性が高いので、いくらお金に困っていたとしても絶対に利用してはいけません。

即日金利なしで20万円〜30万円借りられる?

親に借りる、または消費者金融を利用すれば即日金利なしで20~30万円借りられます。ただし、親とは相談が必要です。

また消費者金融においても、多くの場合「はじめて利用する方」限定で、「30~60日間」だけ無利息になるサービスを設けています。2目の利用や期間が過ぎた場合は金利が発生するので、金利なしでお金を借りたい場合は、これまで利用したことがない消費者金融でお金を借りて、期間内に返済するようにしましょう。

ブラックでも即日20万円〜30万円借りられる?

方法によってはお金を借りられます。たとえばクレジットカードのキャッシングや国の公的支援、生命保険の契約者貸付、親への借金がそれにあたります。一方、消費者金融や銀行のカードローンでは審査があるため、ブラックの場合は借りられる可能性は低いでしょう。

無職でも即日20万円〜30万円借りられる?

無職でも方法によってはお金を借りられます。たとえばクレジットカードのキャッシングや国の公的支援、生命保険の契約者貸付、親への借金がそれにあたります。一方、消費者金融や銀行のカードローンでは「収入があること」を前提としたサービスなので、無職の場合は借りられません。

総量規制オーバーで20万円〜30万円借りられる?

総量規制をオーバーしている場合、貸金業法に基づいて運営している消費者金融やカード会社から20~30万円を借りることはできません。一方、貸金業法が適用されない銀行や国の公的制度、生命保険の契約者貸付などを利用すれば、総量規制オーバーでも20~30万円を借りられる可能性があります。

国から即日でお金は借りられる?

国の公的支援制度では早くても申込みから7日前後でしかお金を借りられません。審査に時間がかかる傾向にあり、長い場合は2ヶ月から数ヶ月かかることもあります。即日お金を借りるには向かないため、消費者金融などのほかの方法を検討しましょう。

コロナで失業した場合、20万円〜30万円借りられる?

コロナで失業した場合は、緊急小口融資など、国の公的支援で20~30万円を借りられます。融資までに時間はかかりますが、返済しやすい工夫がされているため、返済が始まってからも生活に窮する可能性が低いと言えます。

まとめ

即日20~30万円の融資を受けたい場合は、消費者金融カードローンがおすすめです。契約時にキャッシング枠を設定している場合は、クレジットカードのキャッシング枠を利用するのもありでしょう。

ただし、キャッシング枠の設定から行う必要がある場合は、審査があるため即日融資は望めません。

また、ショッピング枠との兼ね合いもあるため、確実に20~30万円借りようと思ったら、やはり消費者金融カードローンが最適な方法だと言えるでしょう。