どうしても今すぐに10万円借りたい!審査なしで借入する方法を紹介
新井 智美

この記事の執筆者

ファイナンシャルプランナー

新井 智美さん

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日常生活を送るなかで、急な出費が必要になるケースは往々にして考えられます。特に十分な貯蓄ができていない場合は、貯蓄で賄える額だとしても、できれば借入をして出費を抑えたい人も多いのではないでしょうか。

本記事では、10万円を借入したいケースに焦点を絞り、借入する方法や早く借りられる消費者金融を紹介します。後半では審査なしで借入する方法も解説しているため、すでに審査に落ちていてお金の工面に困っている人も参考にしてみてください。

10万円を借りたい!どんな方法がある?

10万円を借りたい

10万円を借りる手段はさまざまですが、その目的によってどの方法を選ぶとよいかは変わります。

カードローンを利用する方法やキャッシングを利用する方法、さらには福祉制度を利用する方法などいくつかの手段がありますが、目的別におすすめの方法について以下にまとめているため参考にしてください。

目的 借入先 借入するまでの期間
今すぐ10万円借りたい 消費者金融カードローン 最短即日
低金利で10万円借りたい 銀行カードローン 数日
審査なしで10万円借りたい
  • クレジットカードのキャッシング
  • 質屋
  • 生命保険の契約者貸付制度
  • 従業員貸付制度
  • 家族・知人から借りる
最短即日
無職だが10万円借りたい
  • 緊急小口資金
  • 生活福祉金貸付制度
  • 生活サポート基金
  • 臨時特例つなぎ資金
最短1週間程度(緊急小口資金)

※他の制度は1か月以上かかることもある

カードローンはすぐに借りたい人におすすめですが、利用には審査があります。審査基準には、「安定した収入があること」とあるため、現在安定的に収入がある人に向いています。

また、保有しているクレジットカードにキャッシング枠が設定されているのであれば、そちらを使う方法もあります。審査が不要なため、すぐに10万円を調達可能です。ほかにも審査なしで10万円借りる方法として、質屋の利用がありますが、10万円を借りられるだけの担保となる商品を預けなければなりません。

一方で無職の人は、「安定した収入がない」ことからカードローンやクレジットカードの利用が難しい状況にあります。その場合は、自治体が行っている福祉の貸付制度を利用しましょう。ただし、福祉の貸付制度は申し込んでから実際に融資を受けるまでの余裕がある場合にしか向いていません。

仮に緊急小口資金を利用するとしても最短で1週間程度はかかるため、即日にお金を確保したい人は消費者金融のカードローンを利用しましょう。

すぐに10万円借りるなら消費者金融カードローンがおすすめ!

消費者金融カードローンがおすすめ

10万円を借りるなら、「消費者金融のカードローン」をおすすめします。

  • 即日で借りられる
  • 無利息期間がある

申し込みから審査を経て、スムーズに手続きが進めば最短即日で借入が可能です。たとえば、プロミスだと申し込んですぐに審査に通ると最短3分で融資を受けられます。「今すぐにお金が必要」という人には最適な方法です。

また、消費者金融の場合は無利息期間が設けられています。消費者金融は銀行系カードローンと違って上限金利が高めに設定されており、ほとんどの消費者金融は年18.0%です。そのため、無利息期間のように利息負担を抑えられる期間の有無は非常に重要なポイントとなります。

例として、レイクの場合だと5万円以内の借入であれば最大で180日間の無利息期間が適用されます。期間内に返済できれば利息を負担せずに元金だけの返済で済むため、借入時のデメリットを受けずにお金を工面できるでしょう。

即日で10万円を借入できる消費者金融カードローン一覧

カードローン一覧

10万円を借入するにあたって、おすすめの消費者金融のカードローンを下表で一覧にしていますので、参考にしてください。

消費者金融カードローン比較一覧表
カードローン名 最低金利 上限金利 借入限度額 審査時間 融資
スピード
審査通過率 借入方法 無利息期間 Web完結 独自のサービス パート・アルバイト利用
プロミス 年4.5% 年17.8% 最大500万円4 最短3分※ 最短3分※5 35.7% ・プロミスATM
・提携ATM
・銀行振込
・スマホATM取引
最長30日間 上限金利が消費者金融カードローンの中では低め
SMBCモビット 年3.0% 年18.0% 最大800万円 最短15分※3 最短15分※3 非公開 ・提携ATM
・銀行振込
・スマホATM取引(セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM)
なし 返済額の利息に応じたVポイントが貯まる
アイフル 年3.0% 年18.0% 最大800万円 最短18分※1 最短18分※1 51.2% ・提携ATM
・店頭窓口
・銀行振込
・スマホATM取引
最長30日間 最短18分※1で融資可能
アコム 年3.0% 年18.0% 最大800万円 最短20分※2 最短20分※2 42.0% ・アコムATM
・提携ATM
・銀行振込
・スマホATM取引
最長30日間 楽天銀行なら最短10秒で振り込まれる
レイク 年4.5% 年18.0% 最大500万円 申込み後、最短15秒※ Webなら最短25分融資も可能※※ 26.4% ・提携ATM
・銀行振込
・スマホATM取引
最長30日間/
最長60日間(Web限定)/
最長180日間
申込み後、最短15秒※で表示

※1.申込の状況によっては希望にそえない場合があります。
※2.審査時間・融資時間:お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
※3.申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
※4.新規契約時の融資上限:本審査により決定となります。
※5.申込みの時間帯や利用する銀行によって、当日中の融資ができない場合があります。
※プロミスの審査通過率引用元:SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 月次データ 2024年4月
※レイクの融資時間:21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。
※アコムの審査通過率引用元:ローン事業新規申込数、新客数及び新規貸付率 2024年3月期 下期

10万円を即日で借りる場合は、上記の大手5社の利用から検討しましょう。借入までのスピードが早いですし、無利息期間も適用されるケースが多いため負担を抑えて借入が可能です。また、申し込みまでの手続きも簡単であるため、利用しやすいメリットもあります。

なお、大手消費者金融に申し込んで審査に落ちている人は、中小消費者金融を利用するのもおすすめです。中小消費者金融は独自の審査基準を設けているケースが多いため、信用情報機関に事故履歴があったとしても審査に通る可能性があります。中小消費者金融については、以下の記事で詳しく触れているため参考にしてみてください。

プロミス:最短3分で融資

審査時間が最短3分※のプロミスは、SMBCコンシューマーファイナンスが提供しています。審査後の契約手続きがスムーズにいけば、その日のうちに融資を受けられるでしょう。

プロミスは、ほかの消費者金融よりも限度額が低めに設定されている点が特徴です。さまざまなカードローン商品を用意しており、なかでも女性向けの「レディースキャッシング」は受付対応も女性が行うため、さまざまな事情で男性の担当者は避けたいという人も安心して申し込めるでしょう。

審査時間 最短3分※
利用限度額 最大500万円
借入金利 年17.8%
無利息期間 30日間
土日の対応 あり(オペレーター)
電話連絡 あり
郵送物受け取り なし(Web完結のみ)
Web完結 あり
公式HP 公式サイトはこちら

※新規契約時の融資上限:本審査により決定となります。

プロミスで10万円を借入した際の返済シミュレーションは以下のとおりです。

プロミスで10万円を12か月で返済する場合
月々の返済金額 9,158円
月々の利息金額 初月:1,483円
2か月目:1,369円
3か月目:1,253円
4か月目:1,136円
5か月目:1,017円
6か月目:896円
7か月目:774円
8か月目:650円
9か月目:523円
10か月目:395円
11か月目:265円
12か月目:133円
合計返済額 109,894円

プロミス

総合評価

  • 4.0点
実質年率 利用限度額 無利息期間
年4.5%~17.8% 最大500万円 30日間
審査時間 融資時間 お試し審査
最短3分※ 最短3分※

おすすめポイント

  • 金利が年17.8%でほかの消費者金融より低め!
  • 初回借入れの翌日から30日間は利息0円!
  • カードレスで借入も返済もできる!

※審査時間・融資時間:申込みの時間帯、利用する銀行、曜日、または本人確認書類の提出状況によって、当日中の融資ができない場合があります。
※無利息期間:30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
※18歳・19歳の申込みについて:申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申し込めません。

SMBCモビット:最短15分で融資

SMBCモビット

※画像出典:SMBCモビット

審査完了まで最短15分※という早さが魅力的のSMBCモビットは、WEB完結の場合に、書類で在籍確認を行う代わりに原則電話での在籍確認がありません。ほかの消費者金融カードローン会社では、基本的に電話での在籍確認を必須としているところが多いので、「電話で確認をされたくない」という事情のある人は安心でしょう。

※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

なお、以下の条件を満たした場合に原則、電話での在籍確認が不要になります。

  • スマートフォンのカメラで自分の顔を撮影して送る
  • 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、健康保険証)をカメラで撮影して送る

また、返済時に「Vポイントサービス」を利用することで、利息分の返済に対してVポイントが貯まることも魅力といえます。

審査時間 最短15分※
利用限度額 最大800万円
借入金利 年18.0%
無利息期間 なし
土日の対応 自動音声
電話連絡 原則なし
郵送物受け取り あり(Web完結の場合はなし)
Web完結 あり
公式HP 公式サイトはこちら

※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

SMBCモビットで10万円を借入した際の返済シミュレーションは以下のとおりです。

SMBCモビットで10万円を12か月で返済する場合
月々の返済金額 9,167円
月々の利息金額 初月:1,500円
2か月目:1,384円
3か月目:1,268円
4か月目:1,149円
5か月目:1,029円
6か月目:907円
7か月目:783円
8か月目:657円
9か月目:530円
10か月目:400円
11か月目:269円
12か月目:142円
合計返済額 110,011円

SMBCモビット

総合評価

  • 3.5点
実質年率 利用限度額 無利息期間
年3.0%~18.0% 最大800万円 -
審査時間 融資時間 お試し審査
最短15分※ 最短15分※ -

おすすめポイント

  • 10秒で簡易審査結果がわかる!
  • 本審査の結果が出るまで最短15分!※
  • 最短即日融資が可能

※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
※SMBCモビットの詳細はこちら

アイフル:最短18分で融資

アイフルは最短18分※での融資が可能です。また、初めて利用する人であれば最大30日間は利息0円となるサービスを提供しています。事前に融資が可能かどうかを1秒で診断できるため、不安な人は事前診断を利用してみましょう。

※申込状況によっては希望にそえない場合があります。

また、スマホアプリが用意されており、申込みから借り入れまで全ての取引がスマートフォンで行えます。そのため、ローンカードが家に送られてくることなく、カードレスでの取引が可能です。

ただし、「郵送物は一切なし」となっているものの、これはWeb契約の際に「カードレス」「口座振替」を選択した場合のみであるため、気をつけてください。

審査時間 最短18分※

※申込状況によっては希望にそえない場合があります。

利用限度額 最大800万円
借入金利 年3.0%~18.0%
無利息期間 最大30日間
土日の対応 あり(オペレーター)
電話連絡 原則なし(必要に応じてあり)
郵送物受け取り なし(Web完結のみ)
Web完結 あり
公式HP 公式サイトはこちら

アイフルで10万円を借入した際の返済シミュレーションは以下のとおりです。

アイフルで10万円を12か月で返済する場合
月々の返済金額 10,000円
月々の利息金額 初月:1,475円
2か月目:1,394円
3か月目:1,222円
4か月目:1,130円
5か月目:997円
6か月目:776円
7か月目:718円
8か月目:557円
9か月目:432円
10か月目:276円
11か月目:137円
※12か月以内に返済しようとすると実質11か月で返済が完了
合計返済額 109,114円

アイフル

総合評価

  • 3.7点
実質年率 利用限度額 無利息期間
年3.0%~18.0% 最大800万円 30日間
審査時間 融資時間 お試し審査
最短18分※ 最短18分※ -

おすすめポイント

  • 初めてなら最大30日間無利息!
  • 会話ロボット「ぽっぽくん」に24時間相談OK!
  • 「1秒診断」で融資可能か簡易チェック可能!

※申込の状況によっては希望にそえない場合があります。

アコム:最短20分で融資

最短20分※で借りられるアコムは、借り入れ可能かどうかの3秒診断を行っています。初めて利用した人であれば、最大30日間の無利息期間サービスが設けられていることが特徴です。

※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

三菱UFJフィナンシャル・グループの企業であるため、大手企業ならではの安心感があるでしょう。またスマホアプリが用意されており、ローンカードがなくても提携ATMで利用可能な点が便利です。

審査時間 最短20分※
利用限度額 最大800万円
借入金利 年18.0%
無利息期間 最大30日間
土日の対応 あり(オペレーター)
電話連絡 原則、勤務先へ在籍確認の電話なし
郵送物受け取り あり(Web完結の場合は原則なし)
Web完結 あり
公式HP 公式サイトはこちら

※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

アコムで10万円を借入した際の返済シミュレーションは以下のとおりです。

アコムで10万円を12か月で返済する場合
月々の返済金額 9,167円
月々の利息金額 初月:1,500円
2か月目:1,384円
3か月目:1,268円
4か月目:1,149円
5か月目:1,029円
6か月目:907円
7か月目:783円
8か月目:657円
9か月目:530円
10か月目:400円
11か月目:269円
12か月目:135円
※13か月目に残額7円
合計返済額 110,011円

アコム

総合評価

  • 3.8点
実質年率 利用限度額 無利息期間
年3.0%~18.0% 最大800万円 30日間
審査時間 融資時間 お試し審査
最短20分※ 最短20分※ ◯ ※3秒診断

おすすめポイント

  • 最短20分で審査回答!来店不要!※
  • 24時間365日いつでも借入&返済できる!
  • はじめての人なら最大30日間、金利0円!

※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

レイク:最短25分で融資

レイク

※画像出典:レイク

21時までにWEBで申し込みから審査通過まで、契約手続きを完了させることができれば、Webなら最短25分融資も可能※で融資してもらえます。ただし、時期によっては申し込みが多くなり、審査に時間がかかることも予想されるので、申込みは余裕を持って午前中には行うようにしましょう。

※最短即日融資は21時(日曜日は18時)までの契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中に振込みが可能。初めて利用の方への当日融資は、8~22時(毎月第3日曜日は8~19時)となっております。融資時間は、一部店舗によって異なります。年末年始を除きます。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。

また、レイクの特徴として複数の無利息期間サービスが用意されていることが挙げられます。30日、60日、180日間の無利息期間サービスなどがありますが、併用することはできません。

※Web以外の無人店舗や電話で申込むと、借入額全額30日間無利息または借入額5万円まで180日間無利息のどちらかになります。60日間無利息(Webでの申込み限定)、180日間無利息それぞれ契約額1~200万円まで。30日間無利息、60日間無利息(Webでの申込み限定)、180日間無利息それぞれの併用はできません。無利息開始日は初回契約日の翌日からとなります。無利息期間経過後は通常金利適用。貸付利率は契約額および利用残高に応じて異なります。

審査時間 申込み後、最短15秒※
利用限度額 最大500万円
借入金利 年18.0%
無利息期間 30日、60日、180日(5万円まで)
土日の対応 自動音声
電話連絡 原則なし※、相談すれば書類提出での代替審査も可能
※審査の結果により電話での確認が必要となる場合がありますが、その際にはプライバシーに十分配慮して実施されます。
郵送物受け取り あり(Web完結の場合はなし)
Web完結 あり
公式HP 公式サイトはこちら

※Web以外の無人店舗や電話で申込むと、借入額全額30日間無利息または借入額5万円まで180日間無利息のどちらかになります。60日間無利息(Webでの申込み限定)、180日間無利息それぞれ契約額1~200万円まで。30日間無利息、60日間無利息(Webでの申込み限定)、180日間無利息それぞれの併用はできません。無利息開始日は初回契約日の翌日からとなります。無利息期間経過後は通常金利適用。貸付利率は契約額および利用残高に応じて異なります。

レイクで10万円を借入した際の返済シミュレーションは以下のとおりです。

レイクで10万円を12か月で返済する場合
月々の返済金額 10,000円
月々の利息金額 初月:1,500円
2か月目:1,372円
3か月目:1,243円
4か月目:1,111円
5か月目:978円
6か月目:843円
7か月目:705円
8か月目:566円
9か月目:523円
10か月目:424円
11か月目:281円
12か月目:135円
合計返済額 109,158円

レイク

総合評価

  • 3.6点
実質年率 利用限度額 無利息期間
年4.5%~18.0% 最大500万円 60日間※
審査時間 融資時間 お試し審査
申込み後、最短15秒※ Webなら最短25分融資も可能※

おすすめポイント

  • はじめてなら無利息が選べる!
  • 申込み後、最短15秒※で審査結果を表示!
  • Webからの申込みで、最短25分融資も可能!※

※審査時間・融資時間:21時(日曜日は18時)までの契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中に振込みが可能です。審査結果を確認できる時間は、8時10分〜21時50分(毎月第3日曜日は、8時10分〜19時)です。時間外や申し込み内容によっては、電話またはメールで審査結果が通知される場合があります。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。
※無利息期間サービス:Web以外の無人店舗や電話で申込むと、借入額全額30日間無利息または借入額5万円まで180日間無利息のどちらかになります。60日間無利息(Webでの申込み限定)、180日間無利息それぞれ契約額1万円~200万円まで。30日間無利息、60日間無利息(Webでの申込み限定)、180日間無利息それぞれの併用はできません。無利息開始日は初回契約日の翌日からとなります。無利息期間経過後は通常金利適用。貸付利率は契約額および利用残高に応じて異なります。

少額(10万円)カードローン審査に通りやすくするポイント

審査に通りやすくするポイント

カードローンを申し込む場合、10万円という比較的少額であっても、必ず審査が行なわれます。審査に通過しないとカードローンを利用することはできません。審査項目や基準は各カードローン会社によって異なりますが、ここでは一般的な「カードローンの審査に通りやすくするポイント」について紹介します。

カードローンの審査に通りやすくするポイントには、以下のものがあります。

  • 勤務年数を長くする
  • 他社での借入がある場合はできるだけ返済しておく
  • ブラックリストに載っている可能性がある場合は注意が必要
  • 申告内容は漏れなく記入する
  • 収入に対して妥当な希望借入金額で申し込む

では、これらのポイントについて、次項で詳しく見ていきましょう。

勤続年数は長いほどよい

カードローンに限らず、融資の審査では勤続年数が重視されます。年収が2,000万円程度で勤続年数が1年の人と年収250万円で勤続年数が10年ある人では、後者のほうが審査に通りやすいと言われています。

一般的な基準として勤続年数の最低ラインは1年となっているため、転職したばかりの人は勤続年数が1年を超えるまで申し込みを控えた方がよいでしょう。ただし、勤続年数は必ずしも1年あれば問題ないというわけではないので注意してください。

他社で借入がある場合はできるだけ返済する

審査では、他社からの借入があるかどうかもチェックします。その際、他社での借入残高が多いと、カードローンの返済が滞る可能性あるのではないかと思われかねません。

また、消費者金融会社は貸金業法の規定により、「年収の3分の1を超える貸付を行ってはならない」ことになっており、その貸付には他社からの借入残高も含まれます。そのため、他社での借入残高が多いと、新規でカードローンへ申し込んでも借入可能額は少なくなるでしょう。

他社からの借入がある場合はできるだけ返済しておくことが有効です。

ブラックリストに載っている可能性がある場合は要注意!

審査において、消費者金融をはじめとする金融機関は必ず日本に3つある信用情報機関に照会をかけます。その際に信用事故の情報が登録されていたら、審査に通るのは難しいと思ってください。

信用事故とは、これまでに起こした延滞などのことで、これらの事故情報は内容によっては5~10年間信用情報機関に残ります。その間はカードローンをはじめ、クレジットカードやほかのローンの利用もできないと思っておきましょう。

ちなみに自分の情報が信用情報機関に載っているかどうかは、信用情報機関に対して「開示の請求」を行えば知ることができます。もし、不安があるならば開示の請求を行ってみましょう。

申告内容は漏れなく記入

申し込む際の申告内容は漏れなく、正確な内容を記入しましょう。申告内容に誤りがあると審査に時間がかかるばかりでなく、内容によっては虚偽の申告をしたとみなされてしまいます。

また、嘘の申告は絶対にしてはいけません。たとえば審査に通りやすくするために年収を多く申告するなどを行っても、審査の段階で必ずばれてしまいます。そうなると審査担当者の心証を悪くするばかりでなく、審査に通らない可能性が高くなります。さらに、悪質な場合は詐欺として刑事罰の対象にもなりかねませんので、虚偽の申告は絶対にしないようにしてください。

収入に対して妥当な希望借入額で申し込む

前述のとおり、消費者金融では年収の3分の1を超える貸付が禁止されています。そのため、収入に対して3分の1を超える希望借入額を提示しても受け入れてはもらえません。

年収の3分の1以内で、さらに他社からの借入がある場合はその金額も考慮しながら、妥当な金額を導き、少なめの金額で申し込むことをおすすめします。

できるだけ早く融資してもらうための工夫

融資してもらうための工夫

審査に通過するポイントを押さえたら、次はできるだけ早く融資を受けられるためのポイントについても知っておきましょう。

できるだけ早く融資してもらうためには、以下の工夫が必要です。

【できるだけ早く融資してもらうための工夫】

  • 平日の早い時間帯に申し込む
  • 必要な書類は事前に集めておく

なぜ、このような工夫が必要なのか、次項で解説します。

平日の早い時間帯に申し込む

カードローンの審査は基本的に申し込み順に行われます。曜日や時期によっては申し込みが多くなる可能性もあるため、できるだけ早い時間に申し込みを終えるようにしておきましょう。

また、カードローン会社によっては土日祝日に審査を行っていないところもありますので、確実に審査そして契約まで進めるよう平日に申し込むことをおすすめします。

特に在籍確認を行う場合、土日祝日は会社が休みであれば電話での確認が行えず、審査完了までたどり着けません。

早く融資を受けたいなら、遅くとも平日の午前中には申し込みを済ませておくようにしましょう。

必要な書類は事前に集めておく

申し込み受付時間と審査対応時間は、異なるものです。申し込み受付は24時間対応していても、審査時間は平日の9:00~18:00などと、対応してもらえる時間が限られています。そのため、審査時間をできるだけ短縮する目的で、必要書類は事前に用意しておくとスムーズに手続きが進みます。

申込みの際に必要な書類は公式サイト上で公開されていますので、漏れのないように準備しておきましょう。特に住民票など、市町村役場で入手しなければならないものは、早めに取得しておくとよいです。もし以前入手したものがある場合は、有効期限が過ぎていないかも、必ず確認するようにしてください。

一般的に、カードローンの申し込みには以下の書類が必要です。

【カードローンの申請に必要書類】

  • 本人確認資料(運転免許証、マイナンバーカードなど。顔写真が付いていない場合は、住民票や住民基本台帳カードなども合わせて提出)
  • 収入証明書類(希望借入金額が50万円以上、他社からの借入残高と希望借入金額の合計が100万円を越える場合は、原則として「源泉徴収票」「給与明細書」「確定申告書の写し」など)

審査なしで10万円を借入する

前提として、審査なしで消費者金融や銀行から融資を受けることはできません。そのため、10万円を審査なしで借入するためには、融資以外の方法を検討する必要があります。以下5種類の方法であれば審査なしで10万円を工面できる可能性があるため、自身でも利用できる方法か確認しましょう。

  • クレジットカードのキャッシング枠を利用する
  • 生命保険の契約者貸付制度を利用する
  • 質屋から融資を受ける
  • 家族や知人からお金を借りる
  • 従業員貸付制度の利用

クレジットカードのキャッシング枠がすでに付帯していれば、すぐに利用できるため最もおすすめの方法といえます。それ以外の方法は生命保険への加入や質屋に売却できるものがあるかどうかなど、やや条件が絞られてきてしまうため、該当する人のみおすすめできる方法です。

また、家族や知人から借りる方法もありますが、こちらはできる限り選択しない方向で検討してください。親しい人とお金の貸し借りをしてしまうと、場合によっては仲が悪くなって大切な人との関係性を失うことにもなりかねません。

クレジットカードのキャッシング枠を利用する

クレジットカードの種類によっては、キャッシング機能が付いている場合があります。クレジットカードを契約した際にキャッシング機能を付けていれば基本的にいつでも利用できるため、10万円以上の借入可能額が設定されていれば、すぐに借入が可能です。

また、クレジットカードによっては、キャッシング機能を利用するとポイントがもらえるなどのキャンペーンを実施している場合もあります。効率よくポイントを貯めたいと考えている人にとっても、クレジットカードのキャッシングはおすすめです。

なお、キャッシング機能を付ける際に審査は行われているため、正確には「審査なし」ではありません。審査にそもそも通りにくい状況(事故情報があるなど)の人は、キャッシング機能が付いていない可能性があるため、まずは所有するクレジットカードにキャッシング枠があるかどうか確認してみましょう。

生命保険の契約者貸付制度を利用する

生命保険の契約者貸付制度とは、保険契約者が解約した場合に支払われる返戻金(還付金)の一定の範囲内で、保険会社から貸付を受けられる制度です。返戻金の範囲内でしか借りられないため、掛け捨ての保険に入っている場合には利用できない制度となります。

大体のケースでは返戻金の80%~90%が借入限度として設定されるため、12万円~13万円くらいの返戻金が確定していないと10万円は借りられないでしょう。また、金利は各保険会社で設定している値が異なり、上限金利は約5.0%付近と消費者金融に比べれば抑えられています。

一例ではありますが、大同生命で契約者貸付制度を利用した場合、金利が年2.25%~5.50%で借入限度額は返戻金の80%~90%です。契約者貸付制度はすべての保険会社にあるわけではないため、加入している保険会社に連絡を取るなどして確認する必要があります。

質屋から融資を受ける

質屋とは、品物を担保にお金を貸し付ける業者を指します。売却をするのではなく、「担保にして借りる」システムであるため、最終的に返済できれば預けているものは回収できます。

当たり前のことですが、預けるものに価値がなければお金は借りられないため、価値の付くものを保有している人が対象の借入方法です。借入できる額は、査定額の一定割合(一般的には70~80%)で決められるため、預けるものの価値と同等の金額を受け取れない点には気を付けましょう。

また、質屋を利用すれば即日融資が可能です。すぐにお金を確保したい人におすすめの方法といえます。

家族や知人からお金を借りる

家族や知人からお金を借りられる場合は、相談してみることで利息負担もなく借りられるかもしれません。10万円は決して小さい額ではないため、相談するかどうかは慎重に判断する必要はありますが、借りられれば消費者金融などで借りるよりも負担を抑えて返済できるでしょう。

仮に家族や知人に相談する際は、関係性に細心の注意を払って相談してください。横柄な態度など、相手にとって気分がよくならない態度で頼んでしまえば、後々の関係性にヒビが入ることも考えられます。大切な人との関係性を壊さないためにも、本当に困っていることを伝えて、誠意をもって相談してみましょう。

従業員貸付制度の利用

従業員貸付制度(社内貸付制度とも呼ぶ)とは、企業が福利厚生の一環として、従業員に対して一定の条件のもとでお金を貸し付ける制度です。すべての企業で実施されているわけではないため、会社の就業規則や貸付規定にて利用できるかを確認する必要があります。

仮に利用できた場合は、比較的低金利で借入できる可能性が高いです。もちろん返済義務はありますが、企業によっては返済に対して柔軟に対応してくれるケースもあるため、制度が整備されている場合には利用を検討してみてください。

どうしても10万円必要でも利用してはいけない業者

人によっては何が何でも10万円を工面しなければいけない場合もあるでしょう。しかし、そのような状況下でも絶対に利用してはいけない業者があります。以下の3種類のどれかに該当する業者と出くわした場合は、本当にお金が必要な状況下だとしても利用しないようにしてください。

  • 「ブラックOK」を謳っている業者
  • 「必ず審査に通る」を謳っている業者
  • 個人間融資を持ち掛けてくる他人

SNSや掲示板などで「審査なしで融資が可能」などと謳っている業者は闇金の可能性があり、場合によっては法外な利息を請求してきてトラブルになることもあります。返済ができないと、ひどい場合は悪質な取り立てなどに発展して自分だけでなく周囲の人にも悪影響を及ぼすかもしれません。

違法な業者かどうかは、金融庁の貸金業者登録一覧で確認できます。少しでも怪しいと感じた場合には、一覧で確認して安全かどうか判断してから利用を検討してください。

「ブラックOK」を謳っている業者

ブラックとは、信用情報機関に事故履歴が載っている状態を指します。ブラック状態だと審査に通らないため消費者金融などで借入ができません。

通常の業者であればブラックリストに載っている人を審査で通すことはほとんどないため、「ブラックOK」を前面に出して宣伝している業者は怪しさしかないです。

ただし、中小消費者金融のなかにはブラックリストに載っていても相談を経て審査でOKを出すケースもあります。柔軟に審査対応していることを強みとしている業者ではそのような例外もあるため、繰り返しにはなりますが、金融庁の貸金業者登録一覧に登録されているかどうかで利用するかを判断しましょう。

「必ず審査に通る」を謳っている業者

「必ず審査に通る」と謳っている業者は違法な業者である可能性が高いです。そもそも「必ず審査に通る」のであれば、審査をする必要がありません。貸付時の審査は貸金業法で義務付けられており、審査では返済能力などを見定めるように決められています。

リスクが高い人でも審査が通るのならビジネスとしては成り立ちにくいため、なにかしらの問題があると疑うべきです。たとえば、返済ができなくなると悪質な取り立てによって何が何でも回収しようとしてくるなど、半ば強制的に返済を求めてくることも考えられます。

いずれにせよ、審査に必ず通る業者というものは存在しないため、仮にそれを謳っていたら利用しないようにしてください。

個人間融資を持ち掛けてくる他人

個人間融資とは、貸金業者として登録していない個人から融資を受けることです。業者でもない他人から、お金を貸してくれるなどという「おいしい話」はそもそも来ません。仮にそのような話が来たら必ず疑ってください。

個人であっても貸金業者として登録するためには、財務局長または都道府県知事に申請しなければならず、その証明がなければ営利目的での融資は不可能です。面識のない個人からお金を借りること自体がNGであるため、安全そうに感じたとしても利用してはいけません。

SNSが普及した昨今では、個人間融資を持ち掛けやすいこともあって、そういった話は増えてきています。実際、個人間融資は金融庁が注意勧告しているほどで、多くの人がつい利用してしまいやすいのが現状です。個人間融資の存在を知っているかどうかで疑えるかどうかが変わってくるため、これを機に個人間融資の存在を把握しておきましょう。

まとめ

10万円を借りたい場合には、消費者金融のカードローンやクレジットカードのキャッシングなどの利用がおすすめです。特に消費者金融は、即日融資ができるため急ぎで10万円が必要な人には最適な方法といえます。

審査は必要ですが、安定した収入を得ていてブラックリストに載っていなければ審査に通る可能性があるため、借入を検討している人は消費者金融の利用を最初に考えてみてください。

仮に、審査に通らず消費者金融や銀行での融資を受けられない人は、質屋からの融資や生命保険の契約者貸付制度などの利用を検討しましょう。審査なしで借入ができるため、状況次第では10万円分の借入が実現します。