予定外の出費が多かったりすると「お金がない、助けて!」という状況に陥ることもあるでしょう。そうした場合でも対処法を知っていればどうにか乗り越えられます。
そこで今回は、「お金がない、助けて!」というときの対処法を紹介。
お金がない状況でも絶対に手を出してはいけないことについても触れているので、ぜひ参考にしてください。
お金がない、助けて欲しい!本当にお金がないときの対処法
食料品を買うお金がない、家賃や光熱費の支払いも危ういということは誰にでも起こりえます。そうした場合は、次のようなお金をすぐに得られる方法を試してみましょう。
難易度 | 収入を得るまでのスピード | 収入金額の目安 | |
---|---|---|---|
即日融資可能なカードローンでお金を借りる | ★☆☆☆☆☆ | ★★★★★☆ | 1,000円~ |
クレジットカードでキャッシングする | ★★★☆☆☆ | ★★★☆☆☆ | 1,000円~ |
日雇の仕事をする | ★★☆☆☆☆ | ★★★★☆☆ | 日給8,000円~15,000円 |
身の回りのものを売る | ★★★☆☆☆ | ★★★☆☆☆ | 100円~ |
家族からお金を借りる | ★★☆☆☆☆ | ★★★☆☆☆ | 相談内容による |
友人からお金を借りる | ★★★★☆☆ | ★☆☆☆☆☆ | 相談内容による |
支払いを伸ばせるものは延長する | ★★★★☆☆ | ★☆☆☆☆☆ | - |
それぞれの方法について、具体的な内容を紹介します。
即日融資可能なカードローンでお金を借りる
一部の消費者金融では申し込んだその日に融資を受けられるカードローンサービスを提供しています。申込みから最短25分で融資を受けられる消費者金融もあるので、今日・明日の生活費がままならない場合の強い味方になってくれます。
ただし、申込み時間によっては融資が翌日になるため、当日中にお金が必要な場合は早めの時間帯に申し込むようにしましょう。
消費者金融は比較的、審査基準が緩い傾向にあるので、銀行系カードローンの審査に落ちたことがある人でも融資を受けられる可能性があります。
一方で、銀行系カードローンと比べて金利の設定は高い傾向にある点はデメリットです。完済までの期間が長引くと多くの利息を支払うことになるので、綿密な返済計画を立てたうえで利用するようにしましょう。
「アイフル」
大手消費者金融業者であるアイフルでは、最短20分※ のスピード融資が叶います。
※申込の状況によっては希望にそえない場合があります。
はじめて利用する方であれば30日間の利息なしで借りられるため、過去にアイフル利用経験がなく、借入から30日以内に返済予定が立つ人におすすめです。
また、相談すれば電話での在籍確認を書類に切り替えてくれます。
本業があり、会社にバレたくない人でも内緒でお金を借りることができるので、お金に困った場合は利用を検討してみましょう。
- アイフルがおすすめな人の特徴
- アイフルの利用経験がない人
- 借入から30日以内に返済できる人
- 会社に電話での在籍確認をされたくない人
おすすめポイント
- 初めての方なら最大30日間無利息!
- 会話ロボット「ぽっぽくん」に24時間相談OK!
- 「1秒診断」で融資可能か簡易チェック可能!
※申込の状況によっては希望にそえない場合があります。
「アコム」
三菱UFJファイナンシャルグループの一員であるアコムは、業界でも最高クラスの信用度を誇る消費者金融です。
申込みから審査完了までは最短20分 。楽天銀行株式会社を利用している人であれば、24時間いつでも振込み可能なため、まさに「今すぐお金が必要」な人に最適なカードローンです。
また、クレジットカード機能が併用されたカードローンの発行も可能。お金がなくても借金を作らなくて済むのはありがたいサービスです。
ちなみのこのサービスに対応しているのはアコムだけです。
- アコムがおすすめな人の特徴
- 楽天銀行株式会社を利用している人
- 借金を作りたくない人
- 消費者金融を利用するのがはじめての女性
おすすめポイント
- 最短20分で審査回答!来店不要!
- 24時間365日いつでも借入&返済できる!
- はじめての方なら最大30日間、金利0円!
「プロミス」
三井住友銀行を中核とするSMBCグループ傘下のプロミスでは、パートやアルバイトなど、定期的な収入を得ている人でも借り入れ可能。最短20分 で審査が終わるため最短20分 で融資を受けられます。
また、プロミスをはじめて利用する人を対象に、30日間無利息サービスを実施しているので、1カ月以内に返済できる人には特におすすめです。
申込みから借り入れまでWebで完結できるので、郵送物が送られてきて家族にバレる心配もありません。
なお、消費者金融のなかでも金利が低い傾向にあるため、利息の支払いを最小限に抑えられる可能性が高いのもプロミスです。
- プロミスがおすすめな人の特徴
- 安定収入が得られているパートやアルバイトの人
- 借り入れから30日以内に完済目処が立つ人
- 家族にバレずに借り入れしたい人
おすすめポイント
- 金利が年17.8%でほかの消費者金融より低め!
- 初回借入れの翌日から30日間は利息0円!
- カードレスで借入も返済もできる!
※融資時間:申込みの時間帯や利用する銀行によって、振込までの時間が異なる場合あり。
※無利息期間:30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
※新規契約時の融資上限:本審査により決定となります。
※18歳、19歳の方の申込みについて:申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込できません。
クレジットカードでキャッシングする
クレジットカードのキャッシングとは、カード会社からお金を借りることです。
クレジットカードを申し込んだ際に、キャッシング枠を付けいている場合は、設定した上限額まで審査不要でお金を借りられます。あらかじめキャッシング枠を設けていない場合は、審査から行われることになります。
審査には1~2週間ほどかかるので「今すぐお金が必要」という人には不向きな方法です。
注意したいのが、クレジットカードのキャッシングは金利が高い傾向にある点です。
そのため、借りる際は必要最低限に抑えたうえで、最短で返済するようにしましょう。
日雇の仕事をする
派遣やアルバイトの求人のなかには、「日払い」可能な求人があります。日払いとはその名のとおり、働いたその日に給料を受け取れる仕組みです。
日雇バイトにはさまざまな仕事があり、面接なし、短時間OKなど条件も多種多様です。日給はだいたい8,000円から15,000円程度もらえるので、生活費や固定費の支払いの足しになるでしょう。
ただし、本職がある人は会社の規定で副業を禁止されていないかどうかに注意しなければいけません。
もし副業を禁止されているにもかかわらず、日雇の仕事をした場合、減給や免職、最悪のケースでは解雇もあり得ます。そのため、副業禁止の会社に勤務している場合は、日雇の仕事ではなくほかの選択肢を模索しましょう。
身の回りのものを売る
即金性の高い方法として、身の回りの不用品などを売るのも一つの手です。たとえば古着やアクセサリー、ブランドもののバッグ、読み終わった本などをリサイクルショップに持ち込むことで、即日お金を得られます。
特にブランド物や人気のあるゲームソフト、非売品のものなど、需要が高いものは高値で買い取ってもらえる可能性が高いでしょう。
逆に需要が低いものや新品でも手に入りやすいものは買取り額が低くなります。また、状態によっては値が付かないケースもあるので、売れればラッキー程度の気持ちで持ち込むようにしましょう。
家族からお金を借りる
仲が悪くない場合は、家族に融資を相談するのもありでしょう。家族との関係性にもよりますが、基本的には手続きや利息なしで借りられることが予想できるため、お金を得る方法としては最もリスクが低いと言えます。
また、早ければその場でお金を融通してくれるので、頼んでみる価値ありです。
ただし、手軽に借りられる反面、何度も借り入れを繰り返したり、借りるだけ借りて返さなかったりと信用を裏切る行為をするのは避けるべきです。
また、相談の際に嘘をつくと、その嘘がバレた際にも家族の信用を大きく損ねることになります。その後の関係性にも関わってくるので、家族とはいえ、銀行や消費者金融などからお金を借りるときと同じように誠実な対応を心がけましょう。
友人からお金を借りる
家族に頼れない場合は、友人からお金を借りることも検討してみましょう。友人との関係性や、友人のお金に対する考え方、経済状況によって難易度は変わるため、相談を持ちかける友人の見極めが大切になってきます。
友人がお金を貸すことに抵抗がない人であればすぐに用立ててくれる可能性があります。一方でお金の貸し借りは一切しないと決めている友人の場合は、相談するだけでも関係性に傷が入ることもあるので注意が必要です。
そのため、まずは身の回りのものを売ったり、日雇の仕事をしたりして、それでもお金が足りない場合の最終手段として友人に相談を持ちかけるようにしましょう。
支払いを伸ばせるものは延長する
税金や年金、学費などの支払いは、各機関に相談することによって支払い期日の延期や分納が認められる場合もあります。お金がなくて支払いの目処が立たないからといってそのままにしておくと、督促状が届くうえに延滞税まで科されます。
そのため、支払いが滞ることが分かった時点で、各機関の相談窓口に連絡して、支払期日の延長または分納できるかどうかの相談をしてみましょう。

お金がない、助けて!と思うような状況でも諦めるのは早計です。即日でもお金を得る方法は多々あるので、まずはできそうなことから手をつけてみましょう。返済の目処が立つ場合は、最短30分以内にお金が手に入る消費者金融の利用がおすすめです。
お金がなくて助けて欲しい状況でもやってはいけないこと
お金がなくて助けて欲しい状況に置かれたとしても、次の2つだけは手を出してはいけません。
- 闇金からお金を借りること
- ギャンブルで稼ごうとすること
闇金からお金を借りること
闇金(闇金融)とは、金融業者のなかでも貸金業の登録を行っていない、違法な業者のことを言います。闇金は次のような特徴を持ちます。
- 審査なしで融資可能
- 利息20%以上
- 貸金業登録番号がない
- 無収入でも借りられる
よく銀行系カードローンに比べて消費者金融の審査は甘いと言われることがありますが、闇金の場合は審査らしい審査を行わないので、ほぼ全員が借り入れできます。
しかし、その利息は法外で、「10日で5割」といった高利貸しにより、返済はおろか、さらに生活が困窮するため、いくらお金に困っているからといっても絶対に手を出してはいけません。
ギャンブルで稼ごうとすること
パチンコや競馬などのギャンブルは当たれば一発逆転を狙えますが、その確率はかなり低く、また依存性が高いため、より生活に困ることになります。
総務省によると、宝くじは45.7%、公営競技(地方競馬、競艇、競輪、オートレース)は58.5%、サッカーくじは49.6%とそれぞれ50%前後の還元率です。
つまり、ギャンブルはやればやるほど負ける仕組みになっており、「ギャンブルで増やそう」は幻想に過ぎないということ。ギャンブルはあくまで余剰資金で行うものであり、お金がない状態で手を出すものではありません。

お金がないと精神的に余裕がなくなるため、「審査なしで借りられる」「一発逆転を狙える」といった甘い文言に誘惑されがちです。しかし、闇金やギャンブルは一度手を出すと抜け出すのが難しいため、文字通り借金地獄に陥ります。そのため、お金がない状況でも絶対にこの2つには手を出さないようにしましょう。
お金がない!という状況が続くときは
お金がない状況が続く場合は、次の制度・サービスの利用も検討してみましょう。
- 国の公的支援制度を利用する
- 返済が困難な場合はおまとめローンや債務整理も検討しよう
国の公的支援制度を利用する
家庭の事情や本人に疾病があるなど、働きたくても働けない、または労働が制限されていることによって毎月お金がない!という状況に陥る場合は、国の公的支援制度の利用も検討しましょう。
対象となる人 | 融資額/貸付上限額 | 借り入れまでにかかる期間 | |
---|---|---|---|
生活支援費 | 生活再建のお金が必要な人 | 単身:月15万円以内 二人以上:月20万円以内 |
2カ月以上 |
一時生活再建費 | 生活再建のためのお金で一時的に必要かつ、日常生活費でまかなうことが困難である費用が必要な人 | 60万円以内 | 2カ月以上 |
福祉費 | おもに福祉用具などの購入経費、介護サービスや障害者サービス、医療費のためのお金が必要な人 | 580万円以内 | 2カ月以上 |
緊急小口資金 | 緊急かつ一時的に生計の維持が困難となり、お金が必要になった人 | 10万円以内 | 申請受付日から7日程度 |
各種条件に該当すれば無利子または超低利子で借り入れができます。
ただし、借り入れは早くても申請から7日程度はかかります。ほとんどの場合は2カ月以上かかるため、緊急性が高い場合はほかの方法と合わせて検討するようにしましょう。
返済が困難な場合はおまとめローンや債務整理も検討しよう
複数社からお金を借りており、首が回らない状況に陥っている場合は、おまとめローンや債務整理も検討しましょう。おまとめローンでは、複数ある借り入れを一つにまとめられるので、返済の効率化が図れます。
また、おまとめローンを利用して返済を一本化することで、返済管理が楽になることはもちろん、場合によっては金利が下がることもあります。ただし、おまとめ額が多い場合はおまとめローンの審査に落ちる可能性が高くなります。
審査に落ちることにより返済が困難になる場合は、個人再生や任意整理などの債務整理の検討も必要です。
債務整理は一度行うと信用情報に一定期間履歴が残ります。その間はクレジットカードや各種ローンの審査に通らなくなるため、なるべく債務整理が必要な状態に陥らないようにしましょう。

お金がない状況が続く理由にもよりますが、働きたくても働けない場合は公的支援を利用するのがおすすめです。無利子または低金利で借り入れ可能なので、利息に苦しめられる可能性を下げられます。一方で、すでに複数社から借り入れており返済がままならない場合はおまとめローンや債務整理の検討が必要です。
まとめ
お金がない、助けて!という状況でも対処法を知っていれば意外と乗り切れます。特に消費者金融であれば、まとまったお金を30分以内に手にできるため、緊急性が高い場合にはおすすめです。
ただし、返済計画を立てずに借り入れするのはNG。多重債務や債務整理により、将来の自分を苦しめる結果になるので、必ず借り入れ前に収支のバランスに基づいた返済計画を立てるようにしましょう。