「収入が年金だけでもお金を借りられるのだろうか」
と不安に思っている人もいるでしょう。

しかし、年金受給者でも利用できるカードローンは、複数あります。

年金受給者がお金を借りられる金融機関
金融機関 おすすめ
ポイント
都市銀行・ネット銀行 三菱UFJ銀行 大手銀行の安心感

auじぶん銀行

auユーザーに特典あり
オリックス銀行 ガン保障付きプランも選べる
地方銀行 横浜銀行 最短即日で審査結果がわかる

高松信用金庫

年金受給者専用ローン
JAバンク高知 年3.9%の低金利
消費者金融 ベルーナノーティス 80歳まで利用可能
セゾンファンデックス 年金生活者でも80歳まで申込みOK
プロミス 74歳まで申込みOK

カードローンの審査には収入だけでなく、年齢などの制限もあります。各社で条件が異なるため、あらかじめ確認して申込みましょう。

この記事では、年金受給者でも利用できる可能性があるカードローンを詳しく紹介します。安心して借りられる金融機関や、自分に合ったローンを探してみましょう。

年金受給者がお金を借りられる金融機関①都市銀行・ネット銀行

年金受給者でも利用できる都市銀行・ネット銀行の例として、以下の3つを紹介します。

  • 三菱UFJ銀行
  • auじぶん銀行
  • オリックス銀行

三菱UFJ銀行は、誰もが知っている大手銀行なので安心感があります。同系列のauじぶん銀行は、auユーザーなら「au限定割」が使えるネット銀行です。オリックス銀行は、ガンと診断されたらローン残高がゼロになるプランが選べるという特徴があります。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

三菱UFJ銀行「バンクイック」

利用条件 ・満20歳以上65歳未満の国内に居住する個人
・原則安定した収入がある人
・保証会社(アコム)の保証を受けられる人
実質年率 年1.8%~14.6%
審査 土日の審査:不可
即日融資:不可
借入方法 ATM、振込
メリット
  • 全国各地に店舗やATMがある大手銀行
  • 金利が低め
  • 三菱UFJ銀行の口座がなくても申し込める
デメリット
  • 65歳以上は申し込めない
  • 即日融資には対応していない
  • 返済が長引くことがある

三菱UFJ銀行の「バンクイック」は、収入が年金のみの人でも申込めるカードローンです。ただし、申込み時の年齢が「満65歳未満」である必要があります。

一般的に、銀行のカードローンは消費者金融などに比べて低い傾向にあり、三菱UFJ銀行も最大年14.6%と低めの水準になっています。毎月の返済額は1,000円からと少額ですが、1回あたりの返済額が少ないと、返済期間が長引いて利息がふくらむため注意が必要です。

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「知らない会社から借りるのは怖い」「できるだけ低金利で借りたい」という人に向いているでしょう。

auじぶん銀行「じぶんローン」

利用条件 ・契約時の年齢が満20歳以上70歳未満
・安定継続した収入のある人
・保証会社であるアコムの保証を受けられる人
実質年率

年1.38%~17.4%※

審査 土日の審査:可
即日融資:可
借入方法 ATM、振込

※表示金利は、「au限定割 誰でもコース」です。通常金利(1.48%~17.5%)、au限定割 誰でもコース(1.38%~17.4%)、au限定割 借り換えコース(0.98%~12.5%)

メリット
  • au IDがあれば金利が優遇される
  • 最短即日融資にも対応している
  • auじぶん銀行の口座がなくても申し込める
デメリット
  • 銀行カードローンの中では金利が高め
  • 返済方法の選択肢が少ない
  • 契約前後に郵送や電話がある

auじぶん銀行は、前述の三菱UFJ銀行とKDDIが共同で設立したネット銀行です。カードローン「じぶんローン」では、「収入が年金のみでも申し込める」と明言されています。

最大の特徴は、au IDを持っていれば金利優遇を受けられる「au限定割」です。通常は年0.1%、借り換えコースなら年0.5%優遇されます。au IDは、auのスマホや回線を使っている人はもちろん、それ以外の人でもかんたんに取得できます。借入残高によってはPontaポイントが貯まりやすくなるメリットもあります。

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「auユーザー」や「借り換えに利用したい」という人に向いているでしょう。

auじぶん銀行カードローン

実質年率 利用限度額 無利息期間
年1.38%~17.4%※ 最大800万円 -
審査時間 融資時間 お試し審査
最短1時間 最短即日 ◯※

おすすめポイント

  • au IDをお持ちの方なら金利が最大年0.5%優遇
  • 毎月の返済は1,000円から
  • 借り換えでの利用OK!

※表示金利は、「カードローンau限定割 誰でもコース」です。通常金利(年1.48%~年17.5%)、カードローンau限定割 誰でもコース(年1.38%~年17.4%)、カードローンau限定割 借り換えコース(年0.98%~年12.5%)
※限度額は通常、カードローンau限定割 誰でもコース:10万円以上800万円以内(10万円単位)、カードローンau限定割 借り換えコース:100万円以上800万円以内(10万円単位)となります。
※お試し審査:公式サイトで簡易的な「お借入診断」が可能。

オリックス銀行 カードローン

利用条件

・申込時の年齢が満20歳以上69歳未満
・原則、毎月安定した収入のある人

(専業主婦(主夫)の方は除く)
・日本国内に在住の人
(外国籍の場合は、永住者または特別永住者である人)
・オリックス・クレジット株式会社または新生フィナンシャル株式会社の保証が受けられる人

実質年率 年1.7%~14.8%
審査 土日の審査:不可
即日融資:不可
借入方法 ATM、振込
メリット
  • ガン保障付きプラン「Bright」を選択できる
  • 30日間無利息サービスがある
  • 収入が年金のみでも申し込める
デメリット
  • 健康状態等によってはガン保障を付けられない
  • 審査結果が出るまで時間がかかる
  • 契約前後に郵送や電話がある

オリックス銀行は、野球チームでおなじみのオリックスグループのネット銀行です。

オリックス銀行のカードローンはかなり特徴的な商品で、ガンと診断された場合に借金がゼロになる保障を付けられます。住宅ローンの団信のようなもので、金利の上乗せや保険料の負担はありません。ただし、健康状態などによっては付けられない場合もあります。

はじめての利用であれば、契約日の翌日から30日間は無利息になる点もメリットです。

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「ガン保障付きプランに魅力を感じる」「借りてすぐに返すつもり」という人に向いているでしょう。

オリックス銀行カードローン

オリックス銀行カードローン
実質年率 利用限度額 無利息期間
年1.7%~14.8% 最高800万円 -
審査時間 融資時間 お試し審査
- -

おすすめポイント

  • 申込みから借入れまでWEBで完結!※
  • 限度額最高800万円!
  • コンビニ提携ATMでも手数料無料

当サイトでは現在申込できません

※WEB完結について:在籍確認と郵送物はあります。

年金受給者がお金を借りられる金融機関②地方銀行

続いて、年金受給者でもお金を借りられる地元密着の金融機関を3つ紹介します。

  • 横浜銀行
  • 高松信用金庫
  • JAバンク高知

地方銀行、信用金庫、JAバンクはいずれも地元密着で運営されているため、営業エリア内に住んでいる人しか利用できない場合があります。一方で、年金受給者専用ローンなど独自の商品を展開していることも。

特徴的な3社について詳しく見ていきましょう。

横浜銀行カードローン

利用条件 ・契約時に満20歳以上69歳以下
・安定した収入のある方、およびその配偶者
(パート・アルバイト可。学生不可。年収には年金を含む。)
・次の地域に居住またはお勤めの人
神奈川県内全地域、東京都内全地域、群馬県前橋市・高崎市・桐生市
・保証会社(SMBCコンシューマーファイナンス)の保証が受けられる人
・横浜銀行ならびにSMBCコンシューマーファイナンス㈱の個人情報の取り扱いに同意する人
実質年率 年1.5%~14.6%(変動金利)
審査 土日の審査:不可
即日融資:可
借入方法 ATM、スマホアプリ、インターネットバンキング
メリット
  • 住宅ローン契約者限定の優遇金利(最大年11.5%)のカードローンもある
  • 審査結果が最短即日でわかる
  • 借りられる金額の上限が1,000万円
デメリット
  • 地域限定
  • 横浜銀行の口座がないと利用できない

横浜銀行は、神奈川県を中心に展開し「はまぎん」の愛称で知られる地方銀行です。

銀行カードローンならではの低めの金利が魅力ですが、横浜銀行で住宅ローンを借りている人やクレジットカード(横浜バンクカード)を作った人限定で、さらに低金利で利用できる可能性がある別のカードローン(バンクカードローン)を利用できます。

ただし、神奈川・東京、群馬の一部などのエリアで生活している人しか利用できません。

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「もともと横浜銀行ユーザー」という人など、条件が合えば有力な選択肢となるでしょう。

横浜銀行カードローン

実質年率 利用限度額 無利息期間
年1.5%~14.6%(変動金利) 10万円~1,000万円(10万円単位) -
審査時間 融資時間 お試し審査
最短即日 最短即日

おすすめポイント

  • Web完結対応で審査結果は最短即日に通知
  • 横浜銀行の口座がなくても申込可能!
  • 月々の返済は2,000円から!

※横浜銀行の口座を持っていない場合は、契約までに作成が必要です。

高松信用金庫 年金受給者専用カードローン「シニアきゃっする」

利用条件

・営業区域内に居住または事務所に勤務する個人

(個人事業主含む)
・年齢満60歳以上69歳以下で年金を受給している人
※国民年金/厚生年金/共済年金/厚生年金基金が対象
・信金ギャランティ株式会社の保証が得られる人
・反社会的勢力でない人

実質年率 年14.6%
審査 土日の審査:不可
即日融資:不可
借入方法 ATM
メリット
  • 年金受給者専用のローン
  • 同金庫で年金を受給している場合などは金利優遇あり
デメリット
  • 地域限定
  • 借りられる金額の上限が50万円と少なめ

高松信用金庫(たかしん)は、香川県全域で営業している信用金庫です。

「シニアきゃっする」は、60歳以上の年金受給者しか利用できないという珍しいローンです。高齢や年金生活で審査が不安な人でも、他の申込者と比べて不利になりにくく、お金を借りられる可能性があります。ただし、借りられる金額は少なめです。

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「高松信用金庫で年金を受け取っている」「少額だけ借りたい」という人に特に向いているでしょう。

JAバンク高知 年金受給者向けローン「JAシニアサポート」

利用条件 ・満60歳以上75歳以下で完済時80歳以下
・JAで公的年金(国民年金・厚生年金・共済年金)を受給している
・ジャックスの保証が受けられる人
・年金担保融資を利用していない
・高知県内に居住、または勤務(営業)している
実質年率 年3.9%
審査 土日の審査:不可
即日融資:不可
借入方法 ATM
メリット
  • 非営利組織(JA)ならではの低金利
  • 高齢でも審査で不利になりにくい
デメリット
  • 地域限定
  • 申込時に必要な書類が多い

JAバンクは農協の金融機関で、全国各地にあります。しかし、各拠点がそれぞれ独自に運営しているため、地域のJAバンクごとに展開しているローンの種類も金利も異なります。

JAバンク高知は、高知県に住んでいる人限定ですが、年金受給者向けのローンを展開しています。借りられる金額の上限は100万円と多くはありませんが、条件が合えば低金利で利用できるでしょう。

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「JAバンク高知に口座がある人」や「できるだけ金利を抑えたい」という人に向いています。

年金受給者がお金を借りられる金融機関③消費者金融

続いて、年金受給者でもお金を借りられる消費者金融を3つ紹介します。

  • ベルーナノーティス
  • セゾンファンデックス
  • プロミス

消費者金融は銀行カードローンに比べて金利が高い傾向がありますが、その分、審査が柔軟だったりサービスが充実していたりするメリットもあります。例に挙げた3社はいずれも、年齢制限の上限が高く、高齢になってからでも申込めるという特徴を持っています。

詳しく見ていきましょう。

ベルーナノーティス

利用条件 20~80歳までで安定した収入のある人
実質年率 年4.5%~18.0%
審査 土日の審査:可
即日融資:可
借入方法 ATM、振込
メリット
  • 80歳まで申し込める
  • 14日間無利息サービスが何度でも使える
デメリット
  • 銀行カードローンと比べて金利が高め

ベルーナノーティスは、通信販売で有名な「ベルーナ」のグループ会社が運営している消費者金融です。ベルーナの利用者には女性が多いことから、ベルーナノーティスでも「レディースローン」「専業主婦でも申し込める」といった女性向けの商品に力を入れています。

80歳まで申し込めるのも大きな特徴です。年齢が原因でお金を借りることをあきらめていた人でも、利用できる可能性があります。また、はじめての利用や完済後再度の利用で「14日間無利息サービス」を利用できます。

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特に70代以上の女性や、借りたあとすぐに返済できる見込みがある人に向いているでしょう。

セゾンファンデックス かんたん安心カードローン

利用条件 申込時20~80歳までで定期収入があり電話連絡可能な人
実質年率 年6.5%~17.8%
審査 土日の審査:不可
即日融資:可
借入方法 ATM、オンラインキャッシング
メリット
  • 80歳まで申し込める
  • 収入が年金のみでも申し込める
  • 最短即日融資
デメリット
  • 郵送での手続きが必要
  • 銀行カードローンに比べて金利が高め

セゾンファンデックスは、「セゾンカード(クレジットカード)」で有名なクレディセゾンのグループ会社です。

「かんたん安心カードローン(正式名称:SAISON FUNDEX VIP)」は、老後の急な出費に備えるためのカードローンとして展開されていて、年金生活者でも80歳まで申し込めるのが特徴です。

公式サイトでは「年齢だけを理由にご利用を停止することはありません。」と記載されているなど、高齢でも利用しやすいでしょう。ただし、前述の消費者金融同様、金利は銀行カードローンに比べると高めです。

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70代以上の人や、自宅に郵便物が届いても気にならない(家族に利用を知られても問題ない)人に向いています。

プロミス

利用条件 18歳~74歳で本人に安定した収入のある人
実質年率 年4.5%~17.8%
審査 土日の審査:可
即日融資:可
借入方法 ATM
メリット
  • はじめて利用するときは30日間無利息

    ※30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とweb明細利用の登録が必要となります。

  • 最短3分※で借りられる

    ※申込みの時間帯や利用する銀行によって、当日中の融資ができない場合があります。

デメリット
  • 収入が年金のみだと申し込めない
  • 銀行カードローンと比べて金利が高め

プロミスは三井住友銀行と同じSMBCグループの大手消費者金融です。他の消費者金融と比べて最大金利が少し低めに設定されていますが、銀行カードローンなどと比べると高めの水準なので要注意です。また、74歳まで申込めますが、収入が年金だけだとNGなので、他に給与収入などが必要です。

ただ、大手だけあって「30日間無利息」や便利な「公式アプリ」など、サービス内容が充実しています。融資までのスピードは最短3分※と速く、土日でも借入可能です。

※申込みの時間帯や利用する銀行によって、当日中の融資ができない場合があります。

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急いでお金を用意する必要がある人に向いているでしょう。

プロミス

総合評価

  • 4.0点
実質年率 利用限度額 無利息期間
年4.5%~17.8% 最大500万円※ 30日間
審査時間 融資時間 お試し審査
最短3分 最短3分※

おすすめポイント

  • 金利が年17.8%でほかの消費者金融より低め!
  • 初回借入れの翌日から30日間は利息0円!
  • カードレスで借入も返済もできる!

※融資時間:申込時間や審査により希望に沿えない場合があります。
※無利息期間:30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
※新規契約時の融資上限:本審査により決定となります。
※18歳、19歳の申込みについて:申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込できません。

年金受給者はカードローンの審査に必ず通る?

残念ながら「年金受給者が必ず審査に通る」というカードローンはありません。

「年金受給者OK」としているローンでも、必ず審査があります。もちろん、給与収入がある人と同じように、さまざまな個人情報をチェックされます。

各社が設定した審査基準を満たせない場合は審査に通過できず、お金を借りることはできません。お金を借りられないときは、別の手を検討する必要があるでしょう。

たとえば次のような以下のような条件を満たせるかどうかで、審査に通過できる可能性が変わってきます。

  • 収入の内容や金額は条件を満たしているか
  • 年齢制限は満たしているか
  • 提出書類は揃っているか

チェック項目①収入の内容や金額は条件を満たしているか

金融機関によっては「年金受給者でも申込めるけど、収入が年金だけの人はNG」ということがあります。給与収入がなくても申込めるのかなど、細かい点も確認が必要です。審査通過を目指すなら、まず、収入が年金だけの人でも申し込める金融機関に申し込むのは必須といえます。

また、ローン審査では「収入がいくらあるか」は特に重要な審査項目とされています。「収入が年金だけでもOK」という金融機関でも、その年金があまりに少ない場合は審査通過が難しくなります。

チェック項目②年齢制限は満たしているか

一般的な老齢年金の場合、受給開始は65歳からという場合が多いです。しかし、カードローンによっては申込める人の年齢に「65歳まで」といった制限を設けていることも。何歳まで申込めるかは金融機関によって異なりますが、70歳を超えると、かなり選択肢が限られてくるでしょう。

チェック項目③提出書類は揃っているか

カードローンに申込むと、申込時に申告した内容の確認などのために、いくつかの書類の提出を求められます。たとえば以下のとおりです。

  • 年金額を証明できる書類
    (年金通知書、年金証書など)
  • 本人の氏名・住所・生年月日を確認できる書類
    (運転免許証、マイナンバーカードなど)

お金を借りるには、必要書類をそろえて提出して、契約手続きを行う必要があります。金融機関側は、これらの書類を通して申込時の内容に間違いがないか確認し、審査に活かしています。

年金受給者がお金を借りるときの注意点

年金受給者がお金を借りる場合、次の点に注意しましょう。

  • 年齢が上がると利用できなくなる場合がある
  • 条件がよく、信頼できる金融機関を選ぶ
  • 返済が滞ると財産を差し押さえられる可能性がある

年齢が上がると利用できなくなる場合がある

たとえ審査に通過してカードローンを利用していても、上限の年齢に達すると新たな借入ができなくなり、返済しかできない状態になります。カードローンありきで家計をやりくりしていると、その後の生活が成り立たなくなってしまうので注意が必要です。

「申込める人の年齢上限」と「利用できる人の年齢上限」が異なる場合もあるので、あらかじめよく確認しておきましょう。

条件がよく、信頼できる金融機関を選ぶ

どこでお金を借りるのか(どのカードローンを利用するのか)は非常に重要です。それによって、借りられる金額も返済すべき金額も変わってきます。

金利の目安や返済方法など、条件をあらかじめ確認しておきましょう。金利以外にかかる費用や、その他自分が不利になる条件がないかも要チェックです。

違法業者や悪徳業者にも注意が必要です。「誰でも借りられる」「年金を担保に借りられる」と宣伝している業者は100%違法なので、絶対に申し込まないようにしましょう。

返済が滞ると財産を差し押さえられる可能性がある

カードローンを利用して、もし返済できなかった場合は、遅延損害金など追加の支払いを求められます。金融機関や裁判所から連絡が来るほか、最悪の場合、家や車などの財産を差し押さえられる可能性もあります。

そんな事態を防ぐため、返済額が年金受給額に見合ったものになるかどうかを慎重に検討し、無理のない範囲で借入を行いましょう。

金融機関の公式サイトなどにある「返済シミュレーション」のコーナーなどを利用すれば、いつまでいくらずつ返済する必要があるのか確認できます。返済計画を練って、問題なく完済できそうか考えてから利用するのがおすすめです。

カードローン以外に年金だけでお金を借りる方法は?

カードローン以外に年金受給者がお金を借りる方法としては、「リバースモーゲージ」という持ち家を担保にお金を借りる方法があります。

なお、年金受給者向けの国の制度として「年金担保貸付制度」もありましたが、この制度は令和4年(2022年)3月末に廃止されています。

ここでは、「リバースモーゲージと「年金担保貸付制度」の説明をしておきます。

持ち家を担保にお金を借りるなら「リバースモーゲージ」

持ち家がある人なら「リバースモーゲージ」という方法もあります。リバースモーゲージとは、自宅を担保に入れてお金を借りられる仕組みです。原則として、本人が亡くなったときに不動産を売却することで返済を行います。

リバースモーゲージのメリット
  • 自宅に住み続けながらお金を借りられる
  • 生存している間は利息分の支払いだけで済む
リバースモーゲージのデメリット
  • 自宅の評価額が低いと、充分な金額を借りられない可能性がある
  • 変動金利なので、金利が上昇すると返済の負担が大きくなる
  • 自宅の評価額が下がると返済が必要になる可能性がある
  • 長生きするほど、支払利息の総額が高くなる

リバースモーゲージは、担保に入れる自宅の価値に応じて借入限度額が設定されます。その範囲なら何度でもお金を借りられますが、上限に達したら、以降は借りられなくなります。「毎月〇万円ずつ借りて生活の足しにする」など計画的に利用していた場合でも、想定より長生きすると、借入限度額に達してしまう可能性があるので注意が必要です。

年金担保貸付制度は令和4年3月末で廃止

年金受給者がお金を必要としている場合、かつては国が用意している「年金担保貸付制度」を利用することができました。しかし、この制度は令和4年(2022年)3月末に廃止されています。

廃止になった理由は、「生活費に充てられるべき年金が返済に充てられ、利用者の困窮化を招く」という指摘を受けたためです。年金を担保にした貸付は禁止となっているため、「年金を担保に借りられる」と宣伝する違法業者は絶対に利用しないようにしましょう。

代わりになりうる制度として「生活福祉資金貸付制度」があります。条件を満たせば、無金利または低金利で利用できます。地域の社会福祉協議会に相談してみましょう。

まとめ

年金受給者でもお金を借りる方法はあります。この記事で紹介したとおり、都市銀行やネット銀行など身近な金融機関でも、カードローンやシニア向けローンなどを取り扱っています。

しかし「必ず審査に通過できる」というローンはありません。ただ、審査基準は各社で違うため、1社ずつ申し込んで、利用できるところを探していくのも1つの方法です。生活が苦しいときは、国が用意している「生活福祉資金貸付制度」などもあります。

借りすぎや違法業者などに注意しながら、慎重に検討しましょう。