
「借入先が複数あって、毎月の返済額の管理が大変」
「できれば審査が通りやすいおまとめローンを選びたい」
現在ローンを複数契約している人のなかには、上記のような悩みを持つ人もいるでしょう。
今回は、おまとめローンの選び方や低金利のおまとめローンについて解説します。本記事を参考に返済管理を楽にするだけではなく、金利を下げて月々の金銭面の負担を軽くしましょう。
おまとめローンとは?
おまとめローンとは、複数の借入先をひとつの会社にまとめて借りられるサービスのことを指します。借金の返済を目的とした商品であり、多重債務状態を解消することが可能です。
たとえば、
- A社で20万円
- B社で80万円
の借金がある場合、C社のおまとめローンを利用すれば、100万円をC社に一本化できます。
さらにクレジットカードのキャッシングやリボ払いなどを一括にまとめることで金利が低くなり、月々の返済額や総支払額を減らせます。
おまとめローンのシミュレーション
金融機関A・B・Cの3社から、それぞれで借入していると仮定します。
1年間で完済する場合をシミュレーションすると、下表のとおりです。
金融機関A | 金融機関B | 金融機関C | |
---|---|---|---|
借入金額 | 30万円 | 40万円 | 50万円 |
金利 | 年18.0% | 年18.0% | 年18.0% |
月々の返済額 | 27,503円 | 36,671円 | 45,839円 |
上表のように、毎月3社あわせると月々の返済額は「110,013円」となります。
一方、金融機関A・B・Cをおまとめローンにして1年間での完済を仮定すると、下表のとおりです。
借入金額合計 | 120万円 |
---|---|
おまとめローン金利 | 年13.0% |
毎月の返済額 | 107,180 円 |
おまとめローンを利用した人が、毎月の返済額が「2,833円」お得になります。
消費者金融と銀行のおまとめローンは何が違う?
おまとめローンを提供する金融機関は、主に消費者金融と銀行の2つに分けられ、それぞれ異なる商品仕様です。
消費者金融と銀行のおまとめローンは、主に融資のスピード感に大きな違いがあります。
借り入れを急いでいる人は、最短即日融資可能な消費者金融がおすすめです 。
まだ申し込み先を決めかねている人は、下表で消費者金融と銀行が提供するおまとめローンの商品仕様を比較しているので、参考にしてみてください。
消費者金融のおまとめローン | 銀行のおまとめローン | |
---|---|---|
下限金利 | 年3.0% | 年2.0% |
上限金利 | 年18.0% | 年15.0% |
審査の厳しさ | 比較的易しい | 比較的厳しい |
審査のスピード | 最短即日 | 最短7日程度 |
利用対象者 | 20歳〜 | 20歳〜で安定した収入のある人 |
Web申し込み | 可能 | 可能 |
保証人 | 不要 | 不要 |
低金利を重視するなら銀行のおまとめローンがおすすめ!
銀行のおまとめローンは消費者金融に比べ、低金利で借り入れできるという特徴があります。条件によっては年1.0%台の低金利で借り入れが可能であり、上限額も消費者金融よりも低く設定されることが少なくありません。
銀行のおまとめローンを利用すると、金利負担を大幅に減らすことが期待できるでしょう。また、審査結果次第では、借入可能額が最高1,000万円前後と大きく設定されていることもあります。
ただし、銀行のおまとめローンは消費者金融と比較して審査が厳しい傾向です。借り入れの可否は年収や信用情報の状況によって影響を受けるため、場合によっては難しいケースもあります。また、審査には時間がかかることも留意しておきましょう。
上記のことから、銀行のおまとめローンは急いで借りる必要がない人や、いままでローンの未払いが一度もない人におすすめです。
審査が心配なら消費者金融のおまとめローンがおすすめ!
一般的に、消費者金融のおまとめローンは銀行よりも金利が高めに設定されています。審査の結果によっては、現在返済中のローン金利とほぼ同じ水準での借り入れになり、おまとめのメリットを十分に受けられない可能性もあるため、注意が必要です。
消費者金融のおまとめローンの借入可能額は、一般的に300万円から800万円程度であり、銀行よりも限度額が低い傾向にあります。審査は銀行に比べると早いだけでなく、おまとめ専用のローンの場合は追加の借り入れができないことを留意してください。
消費者金融のおまとめローンがおすすめの人は、合計の借入額が高くない人です。審査を通るためには、借入希望額に対して十分に収入を確保することや、地道に返済を続けて信用を獲得することがよいでしょう。
おまとめローンの選び方のポイント
この章では、おまとめローンの選び方について解説します。
- 上限金利で金利を比較する
- 月々の返済額が減るか確認
- まとめたい借り入れが対象か確認
それぞれ詳しく見ていきましょう。
上限金利で金利を比較する
下限金利を見るとかなり低く見えますが、実際には下限ではなく上限金利を比較するようにしましょう。借入額が少ないほど、高金利で設定される可能性が高いためです。
貸付時の上限金利は利息制限法という法律によって、下表のとおりに定められています。
借入額 | 年間の上限利率 |
---|---|
10万円未満 | 年20.0%以下 |
10万円以上100万円未満 | 年18.0%以下 |
100万円以上 | 年15.0%以下 |
※引用元:利息制限法 「第1条(利息の制限)」
たとえば、借入限度額が100万円まで設定されている場合は、利息制限法にしたがって年15.0%以下の金利が適用されることになります。
はじめてカードローンを契約する際には、利息制限法の上限金利が多くの場合適用されます。たとえば、限度額が10万円から99万円の場合は年18.0%、100万円以上の場合は年15.0%の金利が設定される傾向です。
月々の返済額が減るかどうかを確認する
たとえばアイフルのおまとめローン「アイフルおまとめMAX」を利用した場合、具体的にいくら減るのか下表にまとめました。
借入額 | 毎月の返済額 |
---|---|
A社30万(金利年18.0%) | 11,000円 |
B社90万(金利年16.0%) | 23,000円 |
C社60万(金利年17.0%) | 16,000円 |
合計 | 50,000円 |
借入額 | 毎月の返済額 |
---|---|
アイフル180万円(金年利15.0%) | 34,000円 |
アイフルおまとめMAXに借り換えることで金利が引き下げられ、結果として毎月の返済額が約16,000円も軽減されます。年間に換算すると、約20万円の差額です。
この差額を計画的に貯蓄し、積極的に繰り上げ返済に充てることで、完済までの期間を早められます。
まとめたい借入がおまとめローン対象か確認する
まとめたい借入がおまとめローン対象か、必ず確認しましょう。金融機関によって、おまとめに対応している借入の種類が異なるためです。
各金融期間のおまとめローンのウェブサイトで、「おまとめの対象」「借換対象」などの記載を確認してください。
主な借入の種類は以下のとおりです。
- 消費者金融カードローン
- 銀行ローン
- クレジットカードのリボ払い
- キャッシング
クレジットカードのショッピングや銀行のカードローンは、おまとめローンの対象外となることがあるので注意しておきましょう。
低金利の銀行おまとめローン6選
この章では、低金利の銀行おまとめローンでおすすめの5つの金融機関を紹介します。
- 横浜銀行フリーローン
- ちばぎんフリーローン
- 東京スター銀行おまとめローン
- 住信SBIネット銀行ミスターフリーローン
- りそな銀行フリーローン
それぞれ特徴が異なるので、自分にとって一番メリットが大きい金融機関はどこか、確認しながら読んでみてください。
横浜銀行フリーローン
横浜銀行フリーローンは、上限金利が年14.6%と銀行のカードローンならではの低めの水準です。
おまとめローンに特化したサービスではないものの、公式サイトでは「他のローンやクレジットカードのリボ払いをおまとめすることが可能」と明記されています。
カードローンの契約にあたっては、初回の申し込み時には口座がなくても24時間Webで手続き可能です。(最終的に横浜銀行の普通預金口座が必要です。)
利用対象者 | ・契約時満20歳以上69歳以下の人 ・安定した収入のある人、およびその配偶者 (パート・アルバイトの人も可。学生の穂とは不可。年収には年金を含む) ・次の地域に居住または勤務している人 神奈川県内全地域、東京都内全地域、群馬県内の前橋市・高崎市・桐生市 |
---|---|
借り入れ限度額 | 10万円~1,000万円(10万円単位) |
金利 | 年1.9%~14.6% |
審査期間 | 最短翌日 |
即日融資 | 不可 |
最長返済期間 | 1年の自動更新 |
Web契約 | あり |
保証人 | 不要 |
公式サイト | 横浜銀行フリーローン |
ちばぎんフリーローン
ちばぎんフリーローンは、最長返済期間が15年に設定されており、ゆっくりと自分のペースで返していけるのが特徴です。銀行としてはめずらしく、追加の借入ができない仕組みになっており、借りすぎを防ぐことができます。
申し込みに際しては、千葉県、東京都、茨城県、埼玉県、神奈川県に居住している、または勤務している必要があります。
WEBでの手続きが完結し、郵送物などが一切ない点は大きなメリットでしょう。
利用対象者 | ・満20歳以上満65歳未満の人 ・安定した収入がある人 ・以下の地域にお勤め・居住の人 ・千葉県全域 ・東京都全域 ・埼玉県全域 ・茨城県全域 ・神奈川県(一部地域を除く) |
---|---|
借り入れ限度額 | 10~800万円 |
金利 | 年1.7%~14.8% |
審査期間 | - |
即日融資 | 不可 |
最長返済期間 | 15年 |
Web契約 | 可能 |
保証人 | 不要 |
公式サイト | ちばぎんフリーローン |
東京スター銀行「おまとめローン」
東京スター銀行「おまとめローン」の主な特徴は、おまとめローンとして1,000万円までの借入が可能な点です。
申込条件は「満20歳以上65歳未満」かつ「前年度の年収が年収200万円以上」となっており、そこまで厳しくないため、他行に比べて利用しやすいといえるでしょう。
ただし、このローンは正社員、契約社員、派遣社員の給与所得者に限られています。アルバイトやパート、自営業者やフリーランスの場合は申し込めないので注意してください。
利用対象者 | ・申込時に満20歳以上、65歳未満の人 ・給与所得者の人(正社員・契約社員・派遣社員の人) ・年収200万円以上の人 |
---|---|
借り入れ限度額 | 1,000万円 |
金利 | 年9.8%、年12.5%、年14.6%※ |
審査期間 | - |
即日融資 | 不可 |
最長返済期間 | 10年間 |
Web契約 | あり |
保証人 | 不要 |
公式サイト | 東京スター銀行「おまとめローン」 |
金利には年9.8%、年12.5%、年14.6%※の3パターンがあり、審査結果によって適用される金利が決定される点は特徴的といえます。
住信SBIネット銀行ミスターフリーローン
住信SBIネット銀行は大手ネット銀行のひとつであり、フリーローンも取り扱っています。
住信SBIネット銀行のフリーローンは、原則として資金使途が自由です(ただし事業性資金は除く)。また、他社借入のおまとめにも活用できます。
金利は年3.775%から年12.0%まで幅広く設定されており、審査の結果によって最大1,000万円の融資を受けられます。
利用対象者 | 満20歳以上、満65歳以下で安定継続した収入がある人 |
---|---|
借り入れ限度額 | 1,000万円 |
金利 | 年3.775%~12.0% |
審査期間 | 3営業日程度 |
即日融資 | 不可 |
最長返済期間 | なし |
Web契約 | あり |
保証人 | 不要 |
公式サイト | 住信SBIネット銀行ミスターフリーローン |
さらに、以下の条件を満たすと、基準金利から「最大年1%の金利引き下げ」が適用されます。
- (A)仮申込前日時点で住信SBIネット銀行取扱い住宅ローン残高※がある人:年0.1%の引き下げ
- (B)仮申込前日時点で住信SBIネット銀行ネットローンを契約済みの人:年0.5%の引き下げ
- (C)仮申込時点でSBI証券口座保有登録済みの人:年0.5%の引き下げ
※『フラット35(買取型)』、『フラットパッケージローン』は対象外です。
※(A)住信SBIネット銀行取扱い住宅ローン残高がある人は、(B)当社カードローン契約、(C)SBI証券口座保有登録済の場合であっても基準金利より年▲1.0%となります。
※(B)住信SBIネット銀行カードローン契約、(C)SBI証券口座保有登録済の両方に該当する場合であっても基準金利より年▲0.5%となります。
スマホアプリを使用して借入可能なので、フリーローンの利用が家族や周囲の人にわかりにくいメリットがあります。
またWebや提携コンビニATMを利用することで、借入や返済の手数料がいつでもどこでも、回数に制限なく無料なのも魅力でしょう。
ただし、審査結果によっては、住信SBIネット銀行フリーローンからの借入額が他社借入の合計よりも低くなり、複数の他社借入を完全におまとめできない場合もあります。
また、他社借入への返済の手続きは住信SBIネット銀行ではなく、住信SBIネット銀行フリーローンの利用者自身で行う必要がありますので注意しておきましょう。
りそな銀行フリーローン
りそな銀行の「りそなプレミアムフリーローン」は、基本的に使用用途が自由となっており、複数の他社借入をおまとめすることにも利用可能です。
りそなプレミアムフリーローンには年6.0%~14.0%※の4つの固定金利が用意されています。(適用される金利は審査によって決まります。)
すでに住宅ローンをりそな銀行で利用している場合は、りそなプレミアムフリーローンの金利を年0.5%引き下げる特典が受けられます。
利用対象者 | 満20歳以上、満66歳未満で継続して安定した収入がある人 |
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借り入れ限度額 | 10万円~500万円 |
金利 | 年6.0%~14.0%※ |
審査期間 | - |
即日融資 | 不可 |
最長返済期間 | 最長10年(120回) |
Web契約 | あり |
保証人 | 不要 |
公式サイト | りそな銀行フリーローン |
りそなプレミアムフリーローンは、スマホやパソコンからWeb完結で申し込めます。
さらに、ローンに関する相談も専用のフリーダイヤルを通じて行うことができ、店頭へ直接相談に訪れることも可能です。
ただし、審査の結果次第では、りそなプレミアムフリーローンからの借入額が他社借入の合計を下回るため、複数の他社借入を完全におまとめできない場合も考えられます。
また、他社借入の返済手続きについてはりそな銀行ではなく、りそなプレミアムフリーローンの利用者自身で行う必要があります。
審査に通りやすい消費者金融のおまとめローン4選
この章では、前章で紹介した銀行系と比較して審査が通りやすい、消費者金融のおまとめローンを紹介します。
- SMBCモビットおまとめローン
- プロミスおまとめローン
- アイフルおまとめローン
- アコムおまとめローン
それぞれの特徴を見ていきましょう。
SMBCモビットおまとめローン
SMBCモビットの提供しているおまとめローンのサービスは、返済期間が最長で13年4カ月(160回)に設定されています。
SMBCモビットは借入先に申込者の本人名義で振り込みをしてくれます。よって、おまとめ後の他社への返済を安心して任せられます。
おまとめローンの申し込みは、営業時間内(9:00〜18:00)にフリーダイヤル「0120-24-7217」へ電話をかけて行います。具体的には下記4ステップとなります。
- 「電話にて申し込み」:他社でのお借入情報等(元本、金利、毎月の返済額、振込返済先口座)を用意しておきましょう。
- 「審査結果連絡」:審査のうえ、SMSにて契約可能か連絡が着ます。電話の場合は、希望の連絡先を指定できます。
- 「契約」:会員専用サービス「Myナビ」にて手続きをします。パソコンまたはスマートフォンで進めていきます。
- 「借り入れ」:SMBCモビットが借入先へ、契約者の名前で振り込みをします。
なお、SMBCモビットのおまとめローンを申し込むには、SMBCモビットの会員になる必要があります。
利用対象者 | 満年齢20歳~65歳の安定した収入のある人(SMBCモビットの基準を満たす人) ※アルバイト、パート、自営業の人も利用可能 |
---|---|
借り入れ限度額 | 500万円 |
金利 | 年3.0%~18.0% |
審査期間 | 原則即日 |
即日融資 | あり |
最長返済期間 | 最長13年4カ月(160回) |
Web契約 | なし(電話による申し込み) |
保証人 | 不要 |
公式サイト | SMBCモビット |
プロミスおまとめローン
プロミスの「おまとめローン」は、プロミスの一般的なカードローンと同じ金利が適用されます。
返済期間は最長10年で、返済回数は120回まで設定されており、具体的な返済回数は相談しながら決めることが可能です。自分がどのように返済したいか、希望を伝えましょう。
返済期日は、5日・15日・25日・末日から自分の都合にあわせて選ぶことができます。給料日の当日や翌日に設定して、確実に返済できるように調整しましょう。
ただし、三井住友銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行・ゆうちょ銀行・PayPay銀行等以外から口座振替をする場合、返済期日は毎月5日のみに限られるので注意が必要です。
利用対象者 | 20歳以上65歳以下の本人に安定した収入のある人 |
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借り入れ限度額 | 300万円 |
金利 | 年6.3%~17.8% |
審査期間 | 最短20分 |
即日融資 | 可能 |
最長返済期間 | 最終借入後最長10年(1回~120回) |
Web契約 | なし(窓口・電話・自動契約機による申し込み) |
保証人 | 不要 |
公式サイト | プロミスおまとめローン |
アイフルおまとめMAX
「おまとめMAX」は、現在アイフルで借入をしている人が利用できるおまとめローンです。おまとめMAXでは、貸金業者や銀行のローン、クレジットカードのリボが対象となります。
申し込みはWebから24時間365日受け付けており、電話でも申し込めます。さらに、ローンカードがなく郵送物も届かないため、家族にローンの利用を知られたくない人にもおすすめです。
利用対象者 | 満20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する人で、アイフルの基準を満たす人 |
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借り入れ限度額 | 800万円 |
金利 | 年3.0%~17.5% |
審査期間 | 最短即日 |
即日融資 | 可能 |
最長返済期間 | 最長10年(120回) |
Web契約 | あり |
保証人 | 不要 |
公式サイト | アイフルおまとめMAX |
おまとめMAXの金利は、アイフルの通常のカードローンよりも低めに設定されており、年3.0%〜年17.5%です。また、返済期間は最長10年間(120回)までとなっています。
ただし、借入残高によっては、毎月の返済額が増えてしまう可能性があることに注意が必要です。
アコム借換え専用ローン
アコムの「借換え専用ローン」は消費者金融のカードローン、クレジットカードのキャッシングを利用している人ならば申し込めるおまとめローンです。
借り換えやおまとめができ、最大で300万円までの借り入れが可能です。
申し込みはWebで行えるほか、アコムの「自動契約機(むじんくん)」を通じても申し込めます。
ただし、申し込みの際は、必ず借り換えまたはおまとめとして利用する旨を申込者自ら電話で伝える必要があります。
利用対象者 | ・申込時の年齢が20歳から72歳以下である人 ・働いていて収入がある人 |
---|---|
借り入れ限度額 | 300万円 |
金利 | 年7.7%~18.0% |
審査期間 | 電話による事前審査で15分~20分程度 トータルで30分~1時間程度かかる |
即日融資 | 可能 |
最長返済期間 | 最長13年7カ月(162回) |
Web契約 | なし(Webで申し込むことはできるが、借り換えできるか事前審査があり、電話によるヒアリングがある) |
保証人 | 不要 |
公式サイト | アコム借換え専用ローン |
必要な書類の提出や審査が完了すれば、最短で当日中に融資を受けられる場合もあります。
アコムの「借換え専用ローン」の場合、審査においては必ず担当者からの電話によるヒアリングが行われます。
電話によるヒアリングの際には、借入先の状況を正確に把握しておかないと審査に時間がかかることがあるため、あらかじめ「どの会社からいくら借りているのか」を把握しておくことが重要です。
まとめ
本記事では、おまとめローンの選び方や低金利のおまとめローンを中心に解説しました。おまとめローンは返済管理がラクになるうえ、毎月の返済額を減らせます。低金利を重視するなら銀行系、審査の通りやすさを重視するなら消費者金融がおすすめです。
ただし利用方法によっては、毎月の返済額が上がることもあるので、借入先を整理することが大切です。シミュレーションしたうえで、自分に合うおまとめローンを選び、返済の負担を少しでも軽くしましょう。