郵送物が届くことで、家族や同居人にカードローンの利用がバレたくないと思っている人もいることでしょう。
結論から言うと、郵送物なしでもカードローンは利用できます。
カードローンを契約すると、基本的には次のような書類が郵送されてきます。
- 申込時:申込書
- 契約時:ローンカード、契約内容確認書
- 利用中:利用明細書、督促状、キャンペーンなどのお知らせ
しかし、昨今では「家族(または同居人)にバレたくない」という声を受けて、バレる原因となる郵送物なしに対応している業者が多数存在しています。
現在ではほとんどのカードローン会社が、郵送物なしに対応しています。そのため、郵送物により家族にバレるという心配は無用。ただし、返済が遅延・滞納した場合に届く督促状だけは郵送を回避できないので注意が必要です。
今回は、郵送物なしでカードローンを利用する方法を紹介します。
郵送物なしで利用できるカードローンや、郵送物以外で利用がバレる可能性についても言及しているので、これからカードローンを利用しようと考えている人はぜひ参考にしてください。
おすすめポイント
- 初めてなら最大30日間無利息!
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※申込の状況によっては希望にそえない場合があります。
郵送物なしのおすすめカードローン5選
申込方法 | カード発行なし | 電話での在籍確認 | 融資スピード | 実質年率 | |
---|---|---|---|---|---|
アイフル | ・Web ・無人契約機 ・スマホアプリ ・電話 |
○ | 原則なし | 最短18分※ | 年3.0%~18.0% |
プロミス | ・Web ・アプリ ・電話 ・自動契約機 ・郵送 |
○ | 原則なし | 最短3分※ | 年4.5%~17.8% |
SMBCモビット | ・Web |
○ | 原則なし | 最短15分※ |
年3.0%~18.0% |
三井住友銀行 カードローン | ・Web ・自動契約機 ・電話 |
○ ※振込専用の場合 |
○ | 最短当日※ | 年1.5%~14.5% |
三菱UFJ銀行カードローン | ・Web | ○※ | ○ ※ない場合もある |
最短翌日 | 年1.4%~年14.6% |
※アイフル:申込の状況によっては希望にそえない場合があります。
※プロミス:申込みの時間帯や利用する銀行によって、当日中の融資ができない場合があります。
※SMBCモビット:申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります
※三井住友銀行 カードローン:審査通過後であれば、土日祝でも借入可能。申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合があります
※三菱UFJ銀行カードローン:三菱UFJ銀行の普通預金口座をお持ちの方(「口座あり」ボタンから申し込み)で、運転免許証またはマイナンバーカードでオンライン本人確認を実施される場合は、カードレスをお選びいただけます。
三井住友銀行 カードローンの場合は、口座振込専用の場合のみカードレスに対応していますが、基本的に銀行系カードローンではカードレスには対応していません。
一方で消費者金融カードローンでは銀行系カードローンよりも金利は高めですが、カードレスに対応しているところが多く、借入・返済までWeb完結できるというメリットがあります。
ここからは、上記5社のカードローンについてより詳しく説明します。
アイフル
大手消費者金融であるアイフルでは、Web完結で申し込めば、契約書類等の郵送物をなしにできます。
また、カードレスを選択すれば、ローンカードの送付もなし。利用明細もWebから確認できるので、利用者側から望まない限りは郵送物が送られてくることはありません
Web申し込みであれば最短18分※で審査が終わるので、即日融資も可能です。
※申込の状況によっては希望にそえない場合があります。
また、1,000円からと少額融資にも対応可能。30日間の無利息期間があるため、少額を借りてすぐに返済する予定の人におすすめです。
- アイフルがおすすめの人
- 少額融資を希望する人
- アイフルの利用が初めての人
- インターネットでの申し込み手続きを希望する人
【郵送物なしで契約する際の流れ】
- Webで申し込み
- 審査
- 審査結果の連絡
- 契約
web完結 | ○ |
---|---|
利用限度額 | 最大800万円 |
融資スピード | 最短18分※ |
実質年率 | 年3.0%~18.0% |
審査時間 | 最短18分※ |
無利息期間 | ○(最大30日間) |
電話による在籍確認 | 原則なし |
※申込の状況によっては希望にそえない場合があります。
プロミス
プロミスはオリコン満足度調査の「ノンバンクカードローン第1位」を獲得するなど、利用者からの評価が高い会社です。
カードローン会社ではありますが、専用アプリから借入や返済ができるアプリローン®を展開。カード不要でスマホから24時間365日、いつでも借入できます。
また、原則、電話での在籍確認を行っていないので、会社にバレるリスクもおさえられます。
初回利用の場合は条件を満たせば、30日間無利息で借入も可能。書面の受け取りを「Web明細」にすれば、書類が送られてくることもありません。
- プロミスがおすすめの人
- 融資を急いでいる人
- 三井住友銀行ATMを利用したい人
- 無利息期間を最大限活用したい人
【郵送物なしで契約する際の流れ】
- Web申し込み
- 審査
- 審査結果の連絡
- 契約
web完結 | ○ |
---|---|
利用限度額 | 最大500万円 |
融資スピード |
最短3分※ ※申込みの時間帯や利用する銀行によって、当日中の融資ができない場合があります。 |
実質年率 | 年4.5%~17.8% |
審査時間 | 最短3分※ |
無利息期間 | ○(最大30日間) |
電話による在籍確認 | 原則なし |
※新規契約時の融資上限は本審査により決定となります。
SMBCモビット
引用:SMBCモビット
消費者金融カードローンを選ぶポイントの一つに「無利息期間」が挙げられますが、SMBCモビットでは大手5社のうち唯一、無利息期間を設けていません。しかし、それでも多くの人に選ばれている理由は、次のような特徴があるからです。
- WEB完結で申し込めば電話ではなく書類で在籍確認を行ってくれる
- WEB完結ではローンカードや郵送物なし
- 会員専用ページの「Myモビ」からは、手数料無料でインターネット返済も可能
- 三井住友銀行のATMを利用する場合も手数料がかからない
無利息期間があっても分割して返済すると都度、手数料がかかります。そのため、利息分はすぐに相殺されるので手数料がかからない方法があるのは嬉しいポイントです。さらにSMBCグループなのでバックボーンがしっかりしていることやHDI格付けベンチマークの「クオリティ」格付けにおいて、最高評価の三つ星を獲得するなど、ユーザーへの対応が外的機関にも評価されているため、安心して借入できます。
- SMBCモビットがおすすめの人
- 家族や会社にバレたくない人
- 融資を急いでいる人
- 三井住友銀行を利用している人
【郵送物なしで契約する際の流れ】
- パソコンまたはスマホから申し込み
- 審査
- 審査結果の連絡
- 入会手続き
web完結 | ○ |
---|---|
利用限度額 | 最大800万円 |
融資スピード | 最短15分※ |
実質年率 | 年3.0%~18.0% |
審査時間 | 最短15分※ |
無利息期間 | ✕ |
電話による在籍確認 | Web完結申込なら原則なし |
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
※SMBCモビットの詳細は こちら
三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)
三菱UFJ銀行のカードローンである「バンクイック」は、その使いやすさと利便性の良さから大手銀行が取り扱うカードローンの中でも高い人気を誇ります。
カードレスにも対応しており、カードを発行する場合は申し込み後に自動契約機でカードを受け取れば自宅や勤務先への郵送物なしで利用を開始できます。
※三菱UFJ銀行の普通預金口座をお持ちの方(「口座あり」ボタンから申し込み)で、運転免許証またはマイナンバーカードでオンライン本人確認を実施される場合は、カードレスをお選びいただけます。
カードローンでネックとなることの一つに、年会費やATM手数料がありますが、バンクイックではどちらも無料です。
融資金額は10万円からなので、まとまった金額の融資を受けたい人向きのカードローンです。
- 三菱UFJ銀行カードローンがおすすめの人
- まとまった融資を受けたい人
- 年会費やATM手数量など、返済以外の費用をかけたくない人
- 三菱UFJ銀行をよく利用する人
【郵送物なしで契約する際の流れ】
- Web申し込み
- 必要書類を提出
- 審査
- 審査結果の連絡
- 契約
- カードの受け取り※
※三菱UFJ銀行の普通預金口座をお持ちの方(「口座あり」ボタンから申し込み)で、運転免許証またはマイナンバーカードでオンライン本人確認を実施される場合は、カードレスをお選びいただけます。
web完結 | ◯ |
---|---|
利用限度額 | 最大800万円 |
融資スピード | 最短翌日 |
実質年率 | 年1.4%~年14.6% |
審査時間 | 最短即日 |
無利息期間 | ◯(最大30日間) |
電話による在籍確認 | ◯ |
カードレス、Web完結が良いという人は、アイフルなどの消費者金融の利用がおすすめです。消費者金融よりも利息を節約したい場合は、銀行系カードローンである三井住友銀行 カードローンや三菱UFJ銀行のカードローンが良いでしょう。
郵送物なしでカードローンを利用するコツ
郵送物なしでカードローンを利用するには、次のような方法を選択する必要があります。
- カード発行をしないで利用する
- Web申し込み後、店舗や自動契約機でカードを受け取って利用する
- 自動契約機で契約する
郵送、電話での申し込みは、申込書が自宅に郵送されます。そのため、契約はWebまたは自動契約機で行ってください。
カードを発行する場合は、郵送ではなく店頭または自動契約機での受け取りを選択すると、郵送物をなしにできます。
会社によってはカードレスでも利用できるシステムもあり、カードの郵送を避けられます。
カード発行をしないで利用する
カードローンというだけあって、通常は利用する際にローンカードが必要です。
しかし、昨今では専用のスマホアプリでの借入・返済が可能な会社もあり、ローンカードの発行なしでもカードローンが利用できるようになっています。
つまり、カードレスを選択すれば、ローンカードが自宅に郵送されてくることもないということです。
カードを発行しないメリットは、郵送物がなくなることだけではありません。カードの紛失や破損のリスクを防げる点もメリットとして挙げられます。
一方で、銀行系カードローンはカードレスに対応していないため、カードレス希望の場合は銀行系カードローンは選択肢から外れます。
Web完結で申し込む
申し込みから契約までをインターネット上で行えるWeb完結(またはスマホ完結)であれば、郵送物をなしにできます。
ただし、あわせてカードレスにするか、もしくはローンカードの受け取りを自動契約機または店頭にしないと、自宅にカードを郵送されることになるので注意が必要です。
Web完結を利用すれば、借入や返済、利用明細書の確認までインターネットまたはアプリ上で行えます。
そのため、返済の遅延・滞納が発生して督促状が郵送されない限り、利用中でも自宅に郵送物が届くことはありません。
自動契約機で契約する
自動契約機で契約すれば、その場でローンカードや契約書が受け取れるので、契約時の郵送物が自宅に届くことはありません。
また、この方法であれば銀行系カードローンでも郵送物なしにできます。ただし、自動契約機で一から申し込みを行うのはおすすめできません。
なぜなら審査にはある程度の時間がかかるので、拘束時間が長くなるからです。
自動契約機がある場所に留まり続けるということは、家族や知人から見られる可能性を高めることになります。
その可能性を下げるためにも、まずインターネットで申し込みを行い、その後に自動契約機で契約とローンカードを発行すれば、滞在時間を短縮できるのでおすすめです。
おすすめは「Web完結+カードレス」で申し込むことです。すべての工程と借入・返済などの作業をスマホ一つで完結できるので、郵送物が届くリスクを最小限におさえられます。ただし、返済の遅延・滞納時に発行される督促状の郵送は避けられないので、遅延・滞納はしないようにしましょう。
郵送物なしのカードローンでも家族・会社・同居人にバレる可能性があるので注意
郵送物なしのカードローンで契約しても、100%家族や周りにバレないわけではありません。
たとえば次のようなことから、バレる可能性があります。
- 自宅への電話でバレる
- 在籍確認でバレる
- 督促状でバレる
- ローンカードを見られてバレる
- 取引履歴でバレる
郵送物だけでなく、利用中にはカードローンに関する細かいところまで注意しておかないと、バレるおそれがあります。
自宅への電話でバレる
申込書類に自宅の電話番号を記入した場合、支払いなどで何かあった際に自宅に連絡が入ります。
たまたま電話を取ったのが契約者本人であれば問題はありませんが、家族が取った場合にはいとも簡単に借入がバレてしまいます。
こうした事態を避けるためにも、連絡先は自身の携帯電話に設定しましょう。
また、もし電話がかかってきたときには、すぐに人がいない部屋に移動するのがベストです。
近くに人がいた場合、会話の内容からカードローンの利用がバレないとも言いきれません。
なお、カードローン会社からの連絡を無視してしまうと、自宅に連絡が入ることもあるので注意が必要です。
在籍確認でバレる
カードローンを利用する際、審査の最終段階で返済能力の有無を測るために、勤務先に勤務実態の確認が入ります。
いわゆる在籍確認の電話が入るのですが、これにより職場にカードローンの申し込みがバレることがあります。
カードローン会社からの連絡は個人名でかかってくることがほとんどで、また「カードローンの審査」であることは伝えられません。
そのため、バレる確率は限りなく低いと言えるのですが、たとえば個人からの着信が珍しい会社などではバレるまではいかなくても怪しまれる可能性が高くなります。
極力職場にバレたくない、という人は申し込み後にコールセンターなどに相談すれば、在籍確認の方法を書類提出に変更してくれる可能性があります。
また電話をかけてくる時間を指定できたりするかもしれません。
絶対に対応してくれるとは限りませんが、対応してくれる可能性もあるのでダメ元でも相談してみる価値はあるでしょう。
督促状でバレる
返済期限に返済をせずに数日から2週間ほどが過ぎてしまうと、自宅宛に督促状が届きます。この督促状は必ず書面で届きます。
電話と同じく契約者本人が受け取れればよいですが、督促状はいつ届くか分からないので、家族にバレる可能性は高くなります。
ただし、督促状の前に契約者本人の携帯電話に返済を催促する連絡が入ります。
その際に無視してしまうと督促状が送られてくるので、カードローン会社から着信があった場合は、必ず出るようにしましょう。
ローンカードを見られてバレる
契約するカードローン会社によってはカードレスに対応していないこともあります。
受け取りは自動契約機や店頭などで行えば郵送物でバレることはありませんが、たまたま財布の中を整理していたときにローンカードが出てきたのを見られたり…といったことでバレることもあります。
対策としてはカードレス対応のカードローン会社で契約することをおすすめしますが、カードレス非対応の会社で契約する場合は、ローンカードの管理に細心の注意を払うようにしましょう。
取引履歴でバレる
申し込み時に設定した通帳には借入時の振込・返済の記録が残ります。
もしこの口座を、家族がその存在を知っている口座に指定した場合、取引履歴から借入がバレることもあるので注意が必要です。
できればカードローンで設定する口座は、家族が知らない口座にしておくことをおすすめします。
また、アコムなどの一部のカードローン会社では指定ATMで取引すれば、履歴が残らないようになっているので、カードローン会社を選ぶ際はそうした点も考慮するとよいでしょう。
家族にバレずに銀行口座は開設できる?
家族にバレずに銀行口座の開設は可能です。
ただし、ほとんどの銀行では口座を開設した際に何かしらの郵便物が届くようになっているので、難易度は高いでしょう。
運良く郵便物を自分で受け取れればよいですが、家族が受け取った場合は高確率で質問されることになるので注意が必要です。
ただし、銀行によってはキャッシュカードを発行しなければ、郵送物なしで口座を開設できるケースもあります。
また、イオン銀行ではキャッシュカード付きのクレジットカードで口座を開設すれば、イオン銀行からではなくクレジットカード会社から郵便物が届くので、口座開設に関しては秘密にできます。
カードローン会社からの郵送物対策は完璧でも、意外なとこから借入がバレることもあります。そのため、借入中はローンカードや通帳など、カードローンに関係するものには細心の注意を払いましょう。同時に遅延や滞納なく返済することもバレ防止には重要です。
まとめ
カードローンは申し込み方法の工夫やカードレスを選択すれば郵送物なしでも利用を開始できます。
ただし、カードローン会社から送られてくる書類の中でも、督促状だけは郵送なしにはできないので、くれぐれも返済の遅延・滞納はしないようにしておきましょう。
また、郵送物なしにできたことに安心してはいけません。カードローンの利用は、通帳の取引履歴やローンカードの存在からいとも簡単にバレてしまいます。
そのため、利用中もバレないように細心の注意を払う必要があることを忘れないようにしておきましょう。