「まとまったお金が入ったので、みずほ銀行カードローンを完済したい!」
このようなときに検討するのが「一括返済」ですが、みずほ銀行カードローンの公式サイトを見ても、どのように一括返済をすればいいのかわかりづらいですよね。
一括返済をすれば借入日数が短くなるため利息を安く抑えられますが、詳細を知らないままでいると、利息分を支払えておらず、完済できないということになりかねません。
このため、正しい手続方法を知っておく必要があります。
そこでこの記事では、以下の項目について詳しく解説していきます。
お読み頂ければ、みずほ銀行カードローンの一括返済について詳しく知ることができ、迷わずに一括返済ができます!
おすすめポイント
※審査時間・融資時間:みずほ銀行の口座を持っている場合は最短当日~1週間程度、持っていない場合は2~3週間程度かかります。
※借入金利:住宅ローンの利用で、みずほ銀行カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。
ふなね社労士事務所 社会保険労務士
監修者 舟根大の一言コメント!
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一括返済では元金とあわせて返済日までに発生した利息を支払う必要があります。利息の金額を確認しないで元金だけ全額返済した場合は一括返済が成立しないのでご注意ください。一括返済の方法を正しく理解しておけば、最終的な発生利息を抑えられるだけでなく思わぬ延滞も回避できます。借りすぎ・使いすぎに注意することも大切です。
みずほ銀行カードローンを一括返済する方法は、インターネット支店の場合とそれ以外で手続きの方法が異なります。
みずほ銀行カードローンを一括返済する方法
また、みずほ銀行カードローンを一括返済する際には以下の準備が必要になるため、手元に用意しておきましょう。
みずほ銀行の一括返済に必要なもの
それぞれの手続きについて、簡潔に解説します。
インターネット支店を利用している人が一括返済をしたい場合は、みずほダイレクトヘルプデスクへ連絡して、一括返済をしたい旨を伝えましょう。
また受付時間は17:00までですが、全額精算の当日扱いの手続き受付は9:00~14:00となっています。
どうしても当日中に完済したい方は、14:00に間に合うように連絡しましょう。
インターネット支店以外の人が一括返済をしたい場合は、みずほ銀行の店頭窓口で一括返済したい旨を伝えましょう。
店頭窓口でのみずほ銀行カードローンを一括返済方法
なお、みずほ銀行の営業時間は「平日9:00~15:00」の間なので、この時間内に来店して一括返済の手続きを完了させる必要があります。
みずほ銀行カードローンの利息は借入算高に「日割り」でつくため、借入日数が長くなるほど高額になります。
しかし、一括返済をすれば借入日数を大きく短縮できますので利息の軽減効果も高いです。
この章ではみずほ銀行カードローンの利息の計算方法や、返済シミュレーションについて詳しく説明していきます。
みずほ銀行カードローンの利息の算出方法は、以下のとおりです。
この計算式を使ってさまざまなケースの利息を確認してみましょう。
今回は50万円を金利「年14.0%」で借入すると仮定して利息を算出しています。
返済額 | 毎月最低金額だけ返済した場合 (6,000円) |
毎月8,000円で返済した場合 |
---|---|---|
利息 | 1,620,173円 | 422,728円 |
上表でもわかるとおり、毎月の最低返済額である6,000円だけを返済した場合には160万円以上の利息がかかります。
一方で、毎月の最低返済額の6,000円よりも2,000円多い、8,000円を毎月返済していくと、利息が42万円程度に収まります。
差額としては120万円近くとなるので、「今月はお金に余裕がある」といったときには多めに返済することをおすすめします。
※毎月の最低返済額については借入している金額によって異なります。
詳しくはみずほ銀行の公式サイトで毎月の返済額について書かれているのでご確認ください。
返済方法 | 利息 |
---|---|
6カ月後に一括返済した場合 | 23,685円 |
12カ月後に一括返済した場合 | 41,920円 |
一括返済しなかった場合 (返済額1万円) |
268,852円 |
毎月の返済額を増やすことや、一括返済をすれば利息がかなりお得になるのがわかりますよね。
どちらか一方をするというよりは両方を活用しながら返済していくのがおすすめです。
このため、こまめに任意返済をしつつ、ボーナスなど大きい金額が入ったときに一括返済を検討するのが良いでしょう。
ふなね社労士事務所 社会保険労務士
監修者 舟根大の一言コメント!
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みずほ銀行カードローンの場合、借入残高が減れば月々の返済額も減る仕組みです。そのため、借入当初の返済ペースを守り続けていれば元金の返済に充てられる金額が増えます。利息の総額も、最低返済額だけを返済するのと比べて半分近くに抑えられます。ただし、自動引き落としでの返済額は変更できないので、借入当初の返済額と約定返済額との差額は任意返済で入金する必要があります。また、一括返済する際は任意返済後にカードローン専用ダイヤルまたはみずほ銀行窓口での手続きが必須です。仮に手続きを忘れたとしても、引き落とし口座に残高があれば最終的には完済されますが、少しでも利息の発生を抑えるために利息の精算手続きは忘れないようにしましょう。
みずほ銀行カードローンの公式サイトには、「返済シミュレーション」がありますのでぜひ活用してください。
返済シミュレーションは借入額や返済額、金利などを入力するだけで、返済回数を利息を算出できますので、返済がどのような感じになるのかを見える化できます。
なお、みずほ銀行カードローンの返済シミュレーションには以下の3つがありますので、目的ごとに使いわけてください。
返済金額シミュレーションは「毎月の返済額」を算出するためのものです。
たとえば「30万円を24カ月で返済するためには毎月どのくらいの返済額が必要なのか」という点を知りたいとき、以下のように借入額・返済月数・金利を入力すれば、毎月の返済額を知ることができます。
出典:みずほ銀行カードローン公式サイト
返済期間シミュレーションは、最低返済額(約定返済額)で返済した場合の返済回数・返済総額・利息合計を算出するためのものです。
たとえば限度額が50万円のとき20万円を金利年14.0%で借りるなら、以下のように入力します。
出典:みずほ銀行カードローン公式サイト
返済期間シミュレーションは返済回数を知りたいときに使うものです。
たとえば「30万円を金利年14.0%で借りて、毎月1万円ずつ返済したら返済回数は何回になるか」という部分を知りたいときは、以下のように入力して利用します。
出典:みずほ銀行カードローン公式サイト
みずほ銀行カードローンの一括返済をする前には、「返済後も十分なお金が残るのか?」という点に注意しておかなくてはいけません。
一括返済にはまとまった金額が必要になるケースが多いため、状況によっては返済後の生活が苦しくなってしまう可能性も考えられます。
もし一括返済後にギリギリの状態になるなら、一括返済せずに分割返済(何回かにわけて返済)を検討すべきでしょう。
みずほ銀行カードローンは毎月の引落し以外にも、ATMやみずほダイレクトから簡単に返済できますので、当月の返済額を増やすことが可能です。
このように、毎月の最低返済額以上に返済することを「任意返済」と呼びますが、任意返済でも利息の軽減効果は十分あります。
ふなね社労士事務所 社会保険労務士
監修者 舟根大の一言コメント!
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一括返済すれば今後利息を支払わなくて済みますが、生活が苦しくなるのであれば本末転倒です。再び借金をするきっかけになったり、気持ちに余裕がなくなったりする懸念もあります。任意返済の金額・回数に制限はないので、毎月の引き落としでの返済に加えて任意返済を活用するのが早期の完済を目指すポイントです。貯金して一括返済するよりも、こまめに任意返済した方が発生する利息額を抑えられます。みずほダイレクトなら好きなタイミングで1円から任意返済できるので、積極的に活用しましょう。
一括返済が完了したら、カードローンの解約を検討しましょう。
完済したカードローンを解約するメリットとしては以下のものがあります。
もちろんデメリットも少なからずありますので、メリット・デメリットをちゃんと把握したうえで解約するかどうかを決めましょう。
住宅ローンなど高額な借り入れの審査では、カードローンの「解約証明書」を求められることがあります。
みずほ銀行カードローンの解約証明書を発行してもらいたい場合は、みずほ銀行カードローン専用ダイヤル、もしくはみずほ銀行店頭窓口で、解約証明書が欲しい旨を伝えましょう。
なお、解約証明書の発行には1通あたり1,650円(消費税などを含む)がかかります。
「返済日までに入金ができなかった・・・」このようなときは早急に対処しなくてはいけません。
返済期日を守らないと、
など、多くのデメリットがあるからです。
延滞への対処方法はおもに以下の2つです。
詳しくは「みずほ銀行カードローンの返済日は毎月10日!間に合わなかったときの対処法も紹介」でも解説中ですので、そちらも合わせてお読みください。
最後にみずほ銀行カードローンの返済について、よくある質問をまとめました。
みずほ銀行カードローンの約定返済日は、毎月10日で定められていて変更できません。
もし給料日から10日までの日数が長いのであれば、約定返済日に残高が不足しないように注意しましょう。
みずほ銀行カードローンの返済日に口座残高が不足していた場合は、当日中に返済用口座に入金をすれば当日の夜間に引き落としされます。
もし当日中に入金ができなかった場合には、年利19.9%の延滞損害金が発生してしまうため注意しましょう。
延滞損害金の計算式
また、延滞している期間中はカードローンの利用はできなくなります。
もし残高不足で引き落としができそうにない場合には、すぐにみずほ銀行のカードローン専用ダイヤルで相談しましょう。
※12月31日~1月3日、祝日・振替休日は利用できません
※カードローンの商品内容については 平日9:00~17:00
みずほ銀行カードローンには「自動貸越機能」というサービスがあり、普通預金の口座からお金をおろす際に残高が不足していると、自動で不足額の融資を受けられます。
自動貸越機能は、キャッシュカード兼用タイプのカードローンでのみ適用されるため、もし自動貸越機能を使いたくないのであれば、カードローン専用カードを発行しましょう。
みずほ銀行カードローンのカードの違い
みずほ銀行カードローンの返済に関する問い合わせは、みずほ銀行カードローン専用ダイヤルから行います。
※12月31日~1月3日、祝日・振替休日は利用できません
※カードローンの商品内容については 平日9:00~17:00
ふなね社労士事務所 社会保険労務士
監修者 舟根大の一言コメント!
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自動貸越機能やスイングサービスを利用している場合、知らない間にカードローンの借入残高が増えてしまう可能性があります。せっかくみずほ銀行カードローンを一括返済しても、解約しない状態だと自動貸越機能などで再びお金を借りた状態になってしまうので要注意です。計画的に借入残高を減らしていくためにも、自動貸越機能やスイングサービスの利用については慎重に検討するようにしましょう。
みずほ銀行カードローンを一括返済すれば利息を大きく抑えられるケースが多いです。
ただし、一括返済は大きなお金が必要になるケースが多いため、普段は数千円でも良いので任意返済をしていき、ボーナスなどの大きなお金が入ったときのみに検討するのがおすすめです。
そんなみずほ銀行カードローンの一括返済は、みずほ銀行の店頭窓口でおこなう必要があります。
このため、一括返済をしたいときはみずほ銀行まで来店して手続するようにしてください。
おすすめポイント
※審査時間・融資時間:みずほ銀行の口座を持っている場合は最短当日~1週間程度、持っていない場合は2~3週間程度かかります。
※借入金利:住宅ローンの利用で、みずほ銀行カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。
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