「みずほ銀行カードローンを利用しているけど現在の限度額に不満がある」
このようなときに検討するのが増額です。
しかし、みずほ銀行カードローンの公式サイトを確認しても増額についての記載はあまりないため、増額はどのような申し込み方法や条件があるのか、あまりよくわからないですよね。
とはいえ、わからないまま増額申請するのはおすすめできません。
増額する前に申し込み条件や注意点などをきちんと知っておかないと、増額できずにお金を借りられなくなります。
そこでそうした失敗を防ぐために、増額するメリット・デメリット、申し込みの流れ、よくある質問についてわかりやすく丁寧にまとめました。
この記事を読んでもらえれば、みずほ銀行カードローンの増額についての必要な知識がすべて身につき、迷うことなくスムーズに増額手続きができます!
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
監修者 田尻宏子の一言コメント!
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カードローンを利用している方が今の限度額以上のお金を借り入れたい場合、「他のカードローン会社で申し込む」「今の会社で増額の申込をする」という2パターンがあります。 今回は、増額にスポットを当て、みずほ銀行カードローンの増額について詳しく解説します。 増額審査の申込方法、増額することのメリットやデメリットを確認しておきましょう。 増額審査で見られるところについてもご紹介しますので、ぜひご覧ください。
おすすめポイント
※審査時間・融資時間:みずほ銀行の口座を持っている場合は最短当日~1週間程度、持っていない場合は2~3週間程度かかります。
※借入金利:住宅ローンの利用で、みずほ銀行カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。
この記事を読んでわかること
みずほ銀行カードローンで増額を申請するためには審査が必須です。
なぜなら、増額をすると返済負担が増加する可能性が高まって、本当に返済を続けていけるのかよく判断しなければいけないためです。
増額するためにはカードローンの再申し込みをしなければいけないため、Webや近くの店舗で限度額の増加を申し込みましょう。
増額申請についてはみずほ銀行の公式ページでも以下のように説明しています。
カードローンの再申し込みをすることで、ご利用限度額を増額することができます。パソコン・スマートフォン・電話、またはお近くのみずほ銀行でお申し込みください。※引用元:みずほ銀行
基本的に審査が必要となる場合は、審査項目に返済能力を問う部分があるため、それに伴って在籍確認も必要になります。
在籍確認とは、ローンやクレジットカードの審査過程において、申し込み者が実際に申告した勤務先に勤務しているかを確認する手続きのことです。
新規でカードローンを申し込んだときと同様に電話で在籍確認が実施されるため、職場に連絡がかかってきます。
担当者の個人名で連絡はしてきますし、要件も伏せてくれるため職場に怪しまれる心配はほとんどないでしょう。
不安な場合は「みずほ銀行カードローン専用(電話番号は公式サイトをご確認ください)」に連絡をして、連絡の時間帯を指定するのもひとつの方法です。
みずほ銀行カードローンの増額審査は、通常の審査よりも厳しい傾向にあります。
通常の審査では申し込み時の状況を重視しますが、増額審査では過去の利用実績も評価対象となるためです。
具体的には、返済状況や利用状況、収入の変化、信用情報の変化などが審査され、きちんと返済を続けているか、責任を持ってカードローンを利用しているかが厳しくチェックされます。
そのため、増額を希望する場合は、返済の遅延や限度額いっぱいまでの利用を避け、収入を増やし、信用情報を良好に保つなど、日頃からカードローンを適切に利用することが大切です。
増額審査に不安がある人は、他の借入先も検討しましょう。消費者金融ならWebで申し込みができますし、銀行カードローンにもWeb申し込みが可能な銀行もあります。
銀行カードローンのおすすめは入会するだけで1,000ポイントもらえる楽天銀行スーパーローンです。普段から楽天を利用していて楽天会員ランクが高い人は審査でも優遇されるので、この機会に検討してみてもいいかもしれません。
おすすめポイント
※審査時間:審査完了までは個人差があります。また土日祝は営業していません。
楽天銀行スーパーローンについては「楽天銀行スーパーローンの審査や申し込みのメリット・デメリット」で詳しくご紹介していますので参考にしてください。
ここからは、みずほ銀行カードローンの増額審査の手続き方法について解説していきます。
何度かお伝えしているように、みずほ銀行カードローンの増額には再申し込みが必要です。
このため、新規申し込みのときと同様に、以下のいずれかの方法で申し込み手続きをして審査を受け、契約をし、利用枠を設定してもらうという形になります。
おすすめは、パソコンかスマートフォンでの申し込みです。
パソコンかスマートフォンであれば、「WEB完結申し込み」が利用できるため、申し込み手続きのほぼすべてをWeb上で完結できます。
そのため、来店の必要もなく、パソコンかスマートフォンの画面の指示に従っていくだけでよいため、申し込みが簡単です。
パソコン・スマートフォンで申し込めば、自宅からでも簡単に行えるため手間がほとんどかかりません。窓口の待ち時間もありませんし、時間に余裕がない人に最適な方法です。
パソコン・スマートフォンで申し込む流れは以下のとおりです。
初回申し込み時と異なる点は、「利用中のカードローンの口座情報を入力」部分です。
口座の支店名とローンカードに記載されている番号を入力する必要があります。
また、審査は前回とは異なり、カードの利用実績も加味されて行われる可能性が高いです。
そのため、きちんと返済期日を守っていることや、定期的な利用があるほど、審査に有利となる可能性があるでしょう。
ネットで入力をして申し込むのが面倒な場合は電話で申し込むのもおすすめです。電話なら口頭でのやりとりで済むため、比較的誰でも申し込みやすいでしょう。
流れは以下のとおりです。
電話で申し込む場合は平日の9時~18時の間に電話をかけてください。
お住まいの場所や職場の近くにみずほ銀行がある場合は、直接足を運んで申し込むのもおすすめです。窓口で申し込めば担当者が対応してくれるため、スムーズに手続きが進みます。
店舗で申し込む際は、案内係の人に増額申請したい旨を伝えて案内してもらいましょう。店舗ごとに流れがあるため、その店舗の流れに沿って行うのが最もスムーズな手順です。
増額審査に必要な書類は前回申し込みしたときと同じで、「本人確認書類」と「収入証明」です。
「初めての審査のときって何が必要だったっけ?」と忘れてしまった人は、もう一度確認しておきましょう。
本人確認書類は必須です。
有効なものは以下となり、このなかから1点を提出します。
※保険者番号、被保険者記号・番号、通院歴、臓器提供意思確認欄に記載がある場合はマスキングしてお送りください。
収入証明も必要です。
有効なものは以下となりますので、このなかから1点を提出してください。
必要書類 | かかる時間・日数 (目安) |
取得場所 | 取得方法 |
---|---|---|---|
源泉徴収票 | 勤務先による | 勤務先 | 年末に勤務先から配布 |
住民税決定通知書または課税証明書 | 課税証明書に限り役所で当日 | 自宅もしくは勤務先 再発行の場合は居住地の役所 |
毎年5〜6月頃に自宅か勤務先に届く |
納税証明書 | 居住地の役所で当日 | 居住地の役所 |
|
なお、個人事業主および会社経営者の人は「住民決定通知書または課税証明書」「納税証明書」のどちらか1つが有効なため、注意しておきましょう。
増額審査を受け付けている時間は「平日9時00分~20時00分」となります。
このため、土日祝には対応してくれないため気をつけてください。
よって、土日祝の前日(たとえば金融日)に申し込むと、通常よりも審査に時間がかかってしまうケースが多くなります。
また、12月31日~1月3日、振替休日も審査の対応時間外です。
増額審査にかかる時間は最短でも2~3営業日です。
長いときは1週間以上かかる場合もあります。
ある程度の時間はかかると思っておきましょう。
審査結果はメールもしくは電話で告知されます。仮に数日待っても結果を受け取れない場合は、「みずほ銀行カードローン専用(電話番号は公式サイトをご確認ください)」に連絡をして審査状況を確認してみてください。
ここからは、増額審査で見られるポイントがどこなのかをお伝えしていきます。
増額審査で見られるポイントは以下の3つです。
過去の実績と申し込み時点での状況を総合的に踏まえて審査が行われます。返済遅延の履歴があったり、年収低下といった状況になったりしていれば、もちろん審査落ちする可能性は高まります。
逆に遅延なく利用を続けていて、年収もアップしていれば審査に通過する可能性が高まるでしょう。
増額審査では、みずほ銀行カードローンの利用実績が影響してきます。
きちんと返済期日を守っていれば、みずほ銀行カードローンからの信用が高くなるため、増額審査に有利です。
また、定期的に利用しているのであれば、増額すればまた利用してくれると判断してもらいやすくなるため、審査にもよい影響があります。
それに対して、返済期日を守っていないと増額できる可能性は低いです。
そのような人はお金に関して信用できませんし、返済能力にも問題があるケースが多いためです。
また、返済期日に関しては他社のクレジットカードやローンなども影響してきます。
その他にも、携帯電話の本体分割払いなどの支払いも影響するため、これらの返済期日も必ず守るようにしてください。
他社からの借入状況では、金額や件数が多すぎないかという部分を確認されます。
ここでいう他社借入とは、次のような「無担保ローン」の借入のことです。
カードローンの審査ではこれらの借入額と件数が多いほど、返済できるお金が少ないと判断されやすくなり、審査に不利となってしまいます。
逆に借入額と件数が少ないほど、返済できる余力があると判断されやすくなるため、審査に有利です。
年収が上がっているかどうかも重要です。
年収がアップしていれば返済能力も増えたと判断してもらいやすくなるため、増額の成功率も上がります。
しかし、そうでない場合は返済能力が以前と変わらないと判断されやすくなり、増額してもらえない可能性が高くなってしまいます。
みずほ銀行から増額案内がくるケースがあります。
そのような増額案内は以下の2つの方法で通知されます。
この増額案内が来ている場合は増額できる可能性が高いです。
なぜなら、増額案内がきたということは、みずほ銀行側から「増額の見込みあり」と判断されたということだからです。
よって、増額案内が来ている状況であれば、増額できる可能性が高いですね。
ただし、100%増額できるとは限らないためその点は理解しておいてください。
みずほ銀行カードローンで増額するメリットは主に3つあります。
金利は限度額が100万円未満だと上限金利が年14.0%、100万円以上200万円未満だと年12.0%といったように少しずつ下がっていきます。
つまり、増額によって元素額が増加すれば金利が下がる可能性があります。
また、複数社から借入している場合は増額によってそれらをひとつにまとめてしまうことも可能です。まとめると返済先がまとまるため、無駄な管理が不要になります。
また、条件次第では毎月の返済額が下がることもあるでしょう。
増額すると金利が下がる可能性があります。
まずは、みずほ銀行カードローンの金利を以下で確認してください。
限度額 | 適応金利 |
---|---|
10万円以上100万円未満 | 年14.0% |
100万円以上200万円未満 | 年12.0% |
200万円以上300万円未満 | 年9.0% |
300万円以上400万円未満 | 年7.0% |
400万円以上500万円未満 | 年6.0% |
500万円以上600万円未満 | 年5.0% |
600万円以上800万円未満 | 年4.5% |
800万円 | 年2.0% |
上記のように限度額が大きくなるほど、金利は反比例して下がっていきます。
そのため、増額して限度額がアップすれば今よりも金利が下がる可能性があるのです。
金利が下がるかどうかは、どのくらい増額するかに左右されるため、もちろん増額しても金利が下がらないケースもあります。
どのくらい増額されるかは審査内容次第になるため、金利を下げる可能性を少しでも高めたい人は、年収アップや他社の借入を減らすなどの工夫が必要です。
借入先をひとつにまとめておくことで管理しやすいのもメリットです。
増額せずに他社で借入してしまうと、返済日や借入額の把握が複雑化し、場合によっては延滞などのミスをしてしまうこともあるでしょう。
しかし、増額をして他社の借入をまとめられれば、複数存在した返済日もひとつになりますし、返済用の口座もひとつにまとめられます。
いくつも管理するものがあると、そのぶんだけうっかり忘れのリスクは高まります。
万が一返済遅延を起こすと、最悪の場合信用情報に傷が付き、ほかのローンの審査に通らなくなることも考えられるでしょう。
複数社借入していることによって発生するリスクを最小限に抑えるためにも、増額によるおまとめは推奨します。
増額時にみずほ銀行で住宅ローンを利用していれば、次のように金利が下がります。
利用限度額 | 基準金利 | 住宅ローン利用時の適応金利年 |
---|---|---|
10万円以上100万円未満 | 年14.0% | 年13.5% |
100万円以上200万円未満 | 年12.0% | 年11.5% |
200万円以上300万円未満 | 年9.0% | 年8.5% |
300万円以上400万円未満 | 年7.0% | 年6.5% |
400万円以上500万円未満 | 年6.0% | 年5.5% |
500万円以上600万円未満 | 年5.0% | 年4.5% |
600万円以上800万円未満 | 年4.5% | 年4.0% |
800万円 | 年2.0% | 年1.5% |
みずほ銀行カードローンは、上記のように住宅ローンの利用で基準金利から金利を年0.5%引き下げられるという特長があります。
このため、みずほ銀行で住宅ローンを利用している人であれば、増額することで今よりも金利が下がります。
おすすめポイント
※審査時間・融資時間:みずほ銀行の口座を持っている場合は最短当日~1週間程度、持っていない場合は2~3週間程度かかります。
※借入金利:住宅ローンの利用で、みずほ銀行カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。
みずほ銀行カードローンについてさらに詳しく知りたいという人は以下の記事をご覧ください。
続いてはみずほ銀行カードローンで増額をするデメリットを解説します。
デメリットは以下の4つです。
一般的に増額ができる状況になるとみずほ銀行から増額の案内が届きます。
この案内が届いていないうちは、増額できる可能性が低いといえるため、審査落ちする可能性も低くなります。
また、増額によって審査が再度必要になるため、審査に伴う日程や在籍確認などによる不都合が生じる可能性もあるでしょう。
たとえば、勤務先への在籍確認による電話連絡などが挙げられます。
増額申請によって発生する在籍確認などのアクションのなかで避けたいものがある場合は、増額を諦めるのもひとつの方法です。
本当に増額するかは、以降のデメリットを確認した上で判断してみてください。
みずほ銀行側から案内がきていないと審査に落ちやすいとうデメリットもあります。
みずほ銀行カードローンの場合、増額が可能であれば、増額案内が届くケースが多いためです。
そのため、増額案内が届いていないと、まだ増額が可能でない場合が多く、審査にも通りにくいという問題があります。
増額の案内を受け取るためには、継続的な利用と年収アップが欠かせません。
結局、返済能力が高くならなければ増額の案内はこないため、もし増額を希望するのなら副業や転職によって収入アップを目指すなどの工夫が必要です。
増額審査には3日以上かかるケースが多いです。
増額には再申し込みが必要ですので、初回申し込み時と同じくらいか、それ以上の審査期間が必要になります。
このため、「今すぐにお金を借りたい!」という場合には不向きです。
そのような場合は、アコムやプロミスなどの消費者金融のカードローンがおすすめです。
消費者金融のカードローンであれば審査は当日中に完了するのが基本ですし、即日融資も受けやすくなっています。
増額は再度申し込みすることになるため、在籍確認があります。みずほ銀行カードローンでは審査の際に電話での在籍確認が発生するため、職場に連絡がくるでしょう。
職場への電話が不安であれば、一度みずほ銀行の専用ダイヤル(電話番号は公式サイトをご確認ください)へ相談してみるのがおすすめです。
電話をかけて、自身のいる時間にあわせて連絡をしてもらうなどの相談をすれば、職場の人にバレずに在籍確認を終えられるでしょう。
みずほ銀行カードローンの在籍確認の詳細については、以下の記事も参考にしてください。
利用限度額の減枠やカード利用停止の可能性もあるので注意です。
審査の結果によっては、「返済能力が減った」、「返済能力がなくなった」などと判断されてしまうこともあります。
そうなると、利用限度額の減額やカード利用停止の可能性もあるのです。
とくに以下の人は注意が必要です。
このように増額にはデメリットもあるため、注意しておく必要があります。
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
監修者 田尻宏子の一言コメント!
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カードローン限度額の増額のメリットには限度額が上がることで金利が下がる可能性が高くなるということ以外にも、借入を1つの会社でまとめられるため、管理がしやすいというものもあります。 反対に、審査が再度行われるため落ちる場合もある、収入が下がった人は限度額を下げられることもある、というデメリットもありますので、申込は慎重に考えましょう。 なお、みずほ銀行で住宅ローンを利用しているのであればカードローン金利の優遇があります。このような制度を上手に利用していきましょう。
みずほ銀行カードローンで増額するには再申し込みが必要です。
そのため、前回と同じように申し込みをして、審査を受け、契約をしなくてはいけません。
そのような、なみずほ銀行カードローンの増額にはメリットだけでなく、デメリットも存在します。
このため、メリットとデメリットをしっかりと把握しておき、デメリットよりもメリットのほうがあると感じられた場合のみ、申し込むようにしてください。
また、増額前には知っておくべきポイントや注意点があります。
増額申請する前に今回の記事を参考にして、みずほ銀行カードローンの増額についてしっかりと把握しておきましょう。
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
監修者 田尻宏子の一言コメント!
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増額審査では新規申込時と同様に収入や他社の借入状況が確認されます。それらに加え、現在の借入の利用状況・返済状況も見られます。延滞の記録がある場合、審査通過はかなり厳しいと思ってよいでしょう。 また、みずほ銀行を含め、銀行カードローンの審査結果は即日では判明しません。早くても翌日の返事になります。急いで増額してほしいという場合には適しませんので注意してください。
おすすめポイント
※審査時間・融資時間:みずほ銀行の口座を持っている場合は最短当日~1週間程度、持っていない場合は2~3週間程度かかります。
※借入金利:住宅ローンの利用で、みずほ銀行カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。
▼カードローンの増額について知りたい人はこちらの記事をチェック
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