カードローンを利用すると、必ず毎月の返済日までに返済する必要があります。
これはSMBCモビットでも同様です。
SMBCモビットの返済日は「5日・15日・25日・末日」から選べます。
いわゆる「五十日(ごとおび)」に設定されているため、給料日に合わせやすく、返済日を忘れにくくなっています。
しかし、これから初めての返済日を迎える人にとっては
「どのタイミングに返済すればいいのかわからない…」という人もいるでしょう。
返済方法によっては、返済日よりも早く返済すると「追加返済」と見なされてしまい、返済日当日にまた返済しなければなりません。
そのことを知らずに、「今月はもう返済したから返済日当日には何もしなくていい」と思っていると延滞になってしまいます。
カードローンを延滞すると信用情報にキズがついたりカードローンを利用できなくなるだけでなく、一括返済を求められたりすることも…。
そんなことは何としてでも避けたいですよね。
さきほど挙げたのはあくまで一例ですが、SMBCモビットの返済日に確実に返済するためにも、返済日までにSMBCモビットの返済日の特徴や注意点について確認しておきましょう。
SMBCモビットの返済日は「5日・15日・25日・末日」から選べます。
この返済日は「口座振替型」・「ATM返済型」どちらの返済方法でも同じになります。
もし、SMBCモビットの返済日が不便だと感じるのであれば、「アイフル」がおすすめです。
アイフルでは「指定した日」することができますので、SMBCモビットよりも返済日の自由度が高いです。
また、「35日ごと」も選べますので、返済してから次の返済日を長くできるというメリットもあります。
アイフルの返済日については「アイフルの返済日は変更できる!毎月の返済額や過ぎたときの対処法」をご参考ください。
SMBCモビットの初回返済日の決まり方は、初回借入のタイミングによってことなるので確認しておきましょう。
返済日を5日にした場合は次のとおりになります。
返済日を15日に指定した際は、「借入日の翌月の15日」が初回返済日です。
返済日に25日を選んだ場合は次のようになります。
毎月末日を返済日に指定した際は以下のとおりです。
おすすめポイント
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
「返済日や返済額をうっかり忘れて延滞扱いになった・・・」という事態を防ぐため、SMBCモビットの返済日と返済額を確認する方法を知っておきましょう。
SMBCモビットの返済日・返済額の確認方法
それでは、それぞれの確認方法について詳しく解説していきます。
会員専用サービス「Myモビ」にログインして、「契約内容照会」を選択するだけですので簡単に確認できます。
必要な書類などもありません。
公式アプリで確認する場合は、公式アプリから「Myモビ」にログインすればOKです。
ログイン後にすぐに次回の返済日と返済額が表示されます。
もちろん必要書類なども不要です。
SMBCモビットの返済を延滞しないためには「返済期間」の確認も大事です。
「当月の返済をした」と判定される有効期間のことです。
返済期間にあたる日に返済しないと、当月の返済が済んだことにはならず、そのまま返済期日を過ぎてしまうと延滞したことになります。
SMBCモビットの返済期間は下図のように、「前回の返済日の翌日から当月の返済日当日まで」です。
たとえば、返済日が15日の場合は、その翌日の16日から翌月の15日までが返済期間です。
このため、上記の期間内にATMで返済をするようにしてください。
なお、返済方法に口座振替を選んでいる人は、返済日の前日までに返済用口座にお金を振り込んでおけばOKです。
月によっては返済期日が土日祝日になることもあります。
その場合は下図のように、翌営業日が返済日となるため返済期間も変化します。
たとえば、返済日に15日を指定しており、15日が日曜日だった場合は翌日の16日が返済期日です。
このため、次回の返済期間は「前月17日から当月15日」までと通常とは変わります。
通常とは違って「前月16日から当月15日」までが返済期間ではありませんので、前月の16日に返済をしても当月の返済をしたことにはなりません。
返済をしたつもりでも返済が完了しておらず、延滞してしまうことがあるので注意しましょう。
SMBCモビットの返済方法を「口座振替型」にしている人は返済日に関して注意点があります。
それは、ATMから返済しても「追加返済」にしかならないという点です。
当月で決まった返済額とは別に返済することを指します。
「繰上げ返済」や「随時返済」などと呼ばれるものです。
口座振替型でもATMから返済ができますが、すべて追加返済という扱いになるため、返済日になったら通常どおり引落しがあります。
引落し口座にお金が入っていないと延滞になってしまうので注意してください。
「給料日が変わったので返済日の変更をしたい!」
このような場合、SMBCモビットでは次の2つの方法によって簡単に可能です。
それぞれの変更方法については次章で詳しく解説しています。
受付時間 | 24時間 |
---|---|
手数料 | 無料 |
変更が反映される時間 | 原則即時 |
必要なもの | 場合によっては利息の清算 |
返済日の変更手順
変更方法自体は上記のように、Myモビにログインして手続するだけでいいので難しくありません。
ただし、変更する際に「利息金額の清算」が必要な場合があります。
SMBCモビットに電話で確認したところ、
前回の返済日から次回の返済日の期間が長くなってしまうときは利息の清算が必要になるケースがある
とのことです。
たとえば、次のようなケースです
上記の場合、返済日を変更すると次回の返済日は10月25日です。
このため、前回返済した9月5日から2カ月近く経ってしまうことになります。
2カ月近くも返済がないのは問題があるため、一旦利息を清算した上で返済日を変更することが必要になるのです。
なお、利息の清算方法は通常の返済方法とおなじでATMや銀行振込でおこないます。
受付時間 | 24時間 |
---|---|
手数料 | 無料 |
変更が反映される時間 | 原則即時 |
必要なもの | 場合によっては利息の清算 |
返済日の変更手順
公式アプリから返済日変更する場合も、アプリ上から「Myモビ」にログインするだけで良いので簡単です。
変更する返済日によっては、利息の清算が必要になる点も「Myモビ」から直接変更する場合と変わりありません。
SMBCモビットの返済日を延滞すると次のようなリスクがあります。
内容によっては、かなり不便な状況になるものもありますので安易に延滞してはいけません。
次章でどのようなリスクがあるのか詳細に伝えていますので、しっかり確認しておいてください。
延滞をするとその翌日から「実質年率20.0%」の「遅延損害金」が発生します。
延滞したことに対しする罰則金のようなものです。
この遅延損害金は次のように算出されます。
遅延損害金=借入残高×延滞損害金利率÷365×延滞日数
仮に30万円借入しており5日間延滞した場合ですと、次のようになります。
30万円×20.0%÷365×5日間=821円
上記の場合ですと遅延損害金は821円となり、もちろん利息とは別に支払わないといけません。
遅延損害金が発生すると、その分だけSMBCモビットに支払うお金が増えるため損してしまいます。
延滞をすると「個人信用情報」にキズがつくというデメリットもあります。
クレジットカードやローンなどの利用記録を指します。
延滞をした場合、個人信用情報に「延滞記録」が残り、その状態を「キズがつく」といいます。
個人信用情報はクレジットカードやローンなどの審査時に必ず確認されるため、キズがあると審査に不利になります。
場合によっては審査落ちの原因にもなるでしょう。
特に住宅ローンやマイカーローン、教育ローンといった高額ローンの審査は厳しいため、将来高額ローンを組む予定がある人は要注意です。
延滞をすると高い確率でカードローンの利用が停止されます。
延滞解消するまでは借入ができなくなるため、お金が必要になっても利用ができません。
延滞が長引くと契約を解除され、「一括返済」を求められることがあります。
一括返済しなければいけなくなると、借入残高を一回ですべて返済しなければいけないため、負担が大きくなります。
また、個人信用情報に「金融事故」が記録されてしまうというデメリットもあります。
契約を解除されるのは「強制解約」の金融事故になるからです。
強制解約されるまで延滞していると、「長期延滞」の金融事故も記録される可能性があるため、個人信用情報に2つの金融事故が記録されてしまうことがあります。
そうなると、新たにクレジットカードやローンに申し込みしても審査にまず通りません。
利用中のクレジットカードの契約を更新してもらえないこともあります。
延滞すると限度額を減らされることがあります。
限度額はあなたの「信用力」によって決まるため、延滞をすると「信用力が低下した」と判断されてしまうことがあるからです。
前章でお伝えしたとおり、SMBCモビットの返済を延滞するとさまざまなペナルティがあるため、しっかりと返済しないといけません。
そこで利用したいのが「支払期日案内メール」です。
支払期日案内メールを利用すれば、「支払日7日前から当日」の指定した日に支払期日をお知らせしてくれます。
そんな支払期日案内メールの利用方法は次の2つです。
それぞれの登録の流れは以下に記載しています。
「SMBCモビットの返済日をうっかり忘れて延滞した!」
どんなに注意していてもこのようなときはあり得ます。
そうした場合でも落ち着いて次の対策をするようにしてください。
それぞれの対策方法についての詳細は次章で解説しています。
延滞してしまったことに気づいたら、SMBCモビットにすぐ連絡するようにしましょう。
連絡しても延滞した事実をなしにできるわけではありませんが、黙ったままでいるよりもSMBCモビットに対する心象が良いです。
なお、SMBCモビットに連絡するときは返済意思があることを伝えるのが重要です。
「○日に給料が出るので○日までなら返済できます」というように、いつまでに返済でき、その根拠はなんなのかまで伝えておけば、SMBCモビットも安心できます。
あらかじめ返済日までに間に合わないとわかっているときは、「返済日の延長」をしておくという手もあります。
会員専用サービス「Myモビ」に「お支払予定日登録」という項目がありますので、そちらに返済予定日を入力するだけで返済日の延長してもらえます。
そうすれば返済予定日を過ぎるまでは、電話や郵送物などの連絡がこなくなります。
ただし、以下の3点には気をつけておきましょう。
とくに延滞損害金が発生する点には要注意です。
返済日の延長はあくまで返済予定日の延長であり、返済期日が延びたわけではありません。
「○月○日までに返済します」という自己申告のようなものなのです。
そのため、返済日の延長をしても返済期日を過ぎると延滞してしたことになります。
もし、30万円を借入しているときに最大延長期間である1カ月先(30日間)まで延長すると、次の遅延損害金が発生します。
30万円×20.0%÷365×30日間=4,931円
借入残高や延長期間によっては遅延損害金が大きくなってしまうケースがあるので注意しましょうs。
SMBCモビットの返済日は「5日・15日・25日・末日」から選べるため、自分の都合の良い日に設定しやすいです。
そんなSMBCモビットの返済日をまとめると次のとおりです。
SMBCモビットの返済日の注意点
SMBCモビットの返済日の確認・変更方法
SMBCモビットで延滞したときのペナルティ
SMBCモビットの返済日に遅れない&遅れたときの対処方法
おすすめポイント
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
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