アイフルで借入するなら、上記のような疑問があるかと思いますので、返済日や返済額のことも確認しておく必要があります。
アイフルの返済日は以下の2種類から選ぶことができますが、どちらの返済日が自分に合っているのか、公式サイトを見ても分かりづらいですよね…。
しかし、それぞれの返済日の特徴を知った上で選ばないと、損してしまうことや、返済日の管理が難しくなります。
たとえば、サイクル制を選んだ場合、約定日制と比べて返済総額が多くなってしまう可能性や、返済日が毎月が変わってしまうといった注意点があります。
こういった注意点はサイクル制だけでなく、約定日制のほうでもいくつかあるので確認しておかなくてはいけません。
そこでこの記事では、アイフルの返済についての情報をどこのサイトよりもわかりやすく、イラストを交えながら解説していきます。
この記事を読めば、アイフルの返済日の特徴について理解でき、毎月、確実に返済していくことが可能です。
おすすめポイント
※申込の状況によっては希望にそえない場合があります。
冒頭でもお伝えしましたが、アイフルの返済日は「約定日制」と「サイクル制」の2つがあり、契約時にどちらにするかを選択します。
約定日制は「毎月決まった日に返済したい!」というような人におすすめです。
サイクル制は「できる限り返済日を長くしたい!」というような人に向いています。
それぞれの返済日の詳細については次章よりお伝えしていきますので、このままお読みください。
約定日制は毎月決まった日までに返済をする方法であり、返済日は自由に指定できます。
そして、以下のように返済期日までの10日間が返済期間です。
※編集部作成
たとえば、返済日を15日に指定した場合、返済は5日から15日までに行ないます。
ただし、返済方法を「口座振替」にしている場合は、返済日に指定の金融機関より自動引落しになります。
仮に返済日が28日であれば、28日に引落しになるということですね。
引落しのタイミングは金融機関によって異なりますが、基本的に返済日の朝一になりますので、入金は前日までにしておきましょう。
約定日制の場合、返済期日の11日以上前に返済すると、「随時返済」扱いとなってしまうので注意です。
自由返済のことであり、その月に決まった返済額よりも多めに返済することを指します。
これに対して、返済期間中にその月に決まった返済額を支払うのが「約定返済」です。
返済期日までの10日間以外は随時返済扱いですので、返済期日の11日以上前に返済しても、通常どおり約定返済をしなくてはいけません。
この点をしっかりと把握しておかないと、「返済したつもりなのに延滞扱いになった・・・」という事態になることもあるので要注意です。
約定日制は「毎月決まった日までに返済したい」という人に最適です。
返済日を自由に決められ、毎月固定の日にちであるため、ご自身の都合の良いときに返済をしやすく、返済計画を立てやすいというメリットもあります。
また、口座振替が利用できるため、「返済方法を引落しにしたい」という人にも最適です。
サイクル制は、返済日の翌日から35日後が次回返済日になる返済方法です。
※公式サイト参照。編集部作成
たとえば、9月7日に返済した場合、その翌日の9月8日から35日後が返済となるため、10月12日までに返済をする必要があります。
初回借入時は借入の翌日から35日後が返済日です。
よって、8月7日に借入したとすれば、その翌日の8月8日の35日後である9月11日までが返済期限になります。
なお、借入をしているときに、追加の借入をしても返済期日が変更されることはないため、その点は気にする必要がありません。
サイクル制は口座振替が利用できないので注意してください。
また、返済日が毎月変わるため、自身でしっかりと管理する必要があります。
返済日ギリギリに返済した場合、約定日制よりも利息が大きくなるという点にも気をつけてください。
約定日制はだいたい30日か31日で返済日がきますが、サイクル制だと35日で返済日がくるため、約4日返済期間が長くなります。
アイフルの利息は「日割り」でつくため、返済期間が長くなるほど利息が増えてしまいます。
このため、返済期間の長いサイクル制のほうが約定日制よりも、利息が大きくなりやすいというデメリットがあるのです。
「できる限り利息を抑えたい!」というなら、約定日制にするか、早めに返済しておくのがおすすめです。
サイクル制は「できる限り返済期間を長くしたい」という人に向いています。
約定日制よりもサイクル制のほうが4日程度返済期間を長く取れるため、返済に余裕が生まれやすいからです。
約定日制・サイクル制ともに、返済期日が土日祝の場合、アイフルの翌営業日が返済日になります。
このため、以下の図のように日曜日が返済期日であり、月曜日は祝日という状況であれば、火曜日が返済期日です。
※公式サイト参照。編集部作成
「アイフルの返済日を変更したくなった!」
このような場合、契約後であっても変更が可能ですので安心してください。
約定制からサイクル制、サイクル制から約定制どちらの変更も可能であり、回数制限などもありません。
変更方法は以下の2つです。
なお、約定制からサイクル制に変更する場合は口座の削除のため、フリーダイヤルに連絡する必要があります。
返済日の変更に手数料は不要です。
必要書類も基本は不要ですが、契約状況により本人確認書類や収入証明書の提出が必要なケースもあります。
「お金がなくて返済が遅れそう・・・」
このようなときに備え、アイフルの返済日は延長することも可能と知っておきましょう。
「会員様専用ダイヤル:0120-109-437」へ電話すれば、最大7日間の延長が可能です。
ただし、返済期日の翌日から「延滞損害金」が発生するため、総返済額が多くなってしまうので注意です。
遅延損害金については、後述の遅延損害金が発生するで詳しく解説しています。
「返済日をうっかり忘れていた!」という事態を避けるために、「aiメール」を利用するのがおすすめです。
返済日や重要な用件などを事前にメールでお知らせしてくれるサービスです。
このaiメールに登録しておけば、返済期日の3日前にメールでお知らせしてくれるため、うっかり忘れを防止しやすくなります。
aiメールの登録方法は以下の2つです。
登録料や会員費用などは一切かかりませんので、ぜひ登録しておきましょう。
アイフルは返済日当日でも借入可能ですが、返済してから借入するようにしてください。
返済前に借入した場合、借入残高が増えるため、その日の「最低返済額」が変わってしまう可能性があるからです
次章で解説しますが、アイフルの最低返済額は現在の借入算高によって決まります。
このため、返済日当日に借入を考えているなら、次章で解説する借入残高と最低返済額の表を確認してから、借入するようにしなくてはいけません。
アイフルの最低返済額は以下のとおりです。
借入直後の残高 | 最低返済金額 | |
---|---|---|
約定日制 | サイクル制 | |
10万円以下 | 4,000円 | 5,000円 |
10万円超~20万円以下 | 8,000円 | 9,000円 |
20万円超~30万円以下 | 11,000円 | 13,000円 |
30万円超~40万円以下 | 11,000円 | 13,000円 |
40万円超~50万円以下 | 13,000円 | 15,000円 |
50万円超~60万円以下 | 16,000円 | 18,000円 |
60万円超~70万円以下 | 18,000円 | 21,000円 |
70万円超~80万円以下 | 21,000円 | 24,000円 |
80万円超~90万円以下 | 23,000円 | 27,000円 |
90万円超~100万円以下 | 26,000円 | 30,000円 |
上記のように借入残高が増えるほど、最低返済額も大きくなっていきます。
よって、借入する前には最低返済額がいくらになるか確認しておいてください。
最低返済額は「最低でもこの金額は返済してください」というものでしかありません。
たとえば、最低返済額が4,000円なら、4,000円以上であれば返済額がいくらでもOKということです。
このため、多めに返済する分にはまったく問題ありません。
以下のように、返済額が増えるほど借入算高の減りが早くなり、返済期間が短縮され、総返済額も抑えられます。
毎月の返済額 | 返済期間 | 総返済額 |
---|---|---|
4,000円 | 32回 | 126,260円 |
6,000円 | 20回 | 115,930円 |
10,000円 | 11回 | 109,158円 |
※10万円を金利18.0%で借入している場合
10万円を借りている場合、毎月4,000円ずつ返していくと、完済するまでに返済回数が32回あり、総返済額は12万6千円ほどになります。
一方、毎月1万円ずつ返済していくと、完済するまでの返済回数が11回と半分以下になり、総返済額は11万円ほどに抑えられるため、毎月4,000円のときと比べると約2万円の差がでます。
このため、お金に余裕があれば最低返済額よりも多めに返済するのがおすすめです。
おすすめポイント
※申込の状況によっては希望にそえない場合があります。
アイフルの返済額については「アイフルの毎月の最低返済額はいくら?確認方法やお得に返済していく方法を紹介」で詳しく解説しています。
アイフルの返済方法には以下の4つがあります。
詳しくは、「アイフルの返済方法は6つ!コンビニ・ATM・振込など返済額を抑える一括返済も解説」で解説していますので、そちらをお読みください。
アイフルの返済日までに返済できないと、以下のような事態が発生するので要注意です。
内容によってはかなりの痛手になるため、詳細をしっかり確認しておきましょう。
返済日までに返済できないと、その翌日から「遅延損害金」が発生します。
返済が遅れたことに対する罰則金のようなもので、借入残高に対して「年20.0%(実質年率)」がかかります。
遅延損害金の計算方法は以下のとおりです。
遅延損害金=借入残高×20.0%×延滞日数÷365日
たとえば、借入算高が20万円であるとき、返済を10日間忘れていた場合ですと、次のように計算します。
20万円×20.0%×10日÷365=1,095円
この場合ですと、1,095円の遅延損害金が発生しますので、その分だけ余計に返済総額が増えてしまいます。
返済遅れをするとカードローンの利用を停止されてしまうため、借入できなくなります。
アイフルのようなカードローンで返済遅れをした場合、早ければ、返済が遅れたその日から利用できなくなる可能性があります。
返済遅れが理由でカードローンが利用停止になった場合、滞納を解消しなくては利用停止が解除されることはありません
返済日に間に合わなかった場合、その情報が「個人信用情報」に記録されてしまいます。
俗に言う「クレジットヒストリー」のことであり、あなたがこれまでに利用したクレジットカードやローンなどの利用記録のようなものです。
そして、返済遅れのような良くない情報が個人信用情報に記録されることを「傷がつく」と言います。
個人信用情報に傷つくと、クレジットカードやローンの審査に不利になる可能性があるので注意です。
とくに2~3カ月以上の延滞をすると「長期延滞」の事故情報となり、しばらくの間、クレジットカードやローンの審査に通過するのが厳しくなってしまいます。
返済遅れをするとアイフルから電話がかかってくることがあります。
最初はメールでの催促になるかと思いますが、それでも滞納が解消されない場合は電話での催促になる可能性が高いです。
催促の電話は、本人以外にはアイフルからと分からないように配慮がありますが、会話内容から返済遅れを他人に勘付かれてしまう可能性もあります。
また、いきなり電話がかかってくる可能性も否定できないため、注意しておきましょう。
返済遅れが長引くと「督促状」が自宅に届くことがあります。
内容はあくまで催促ですので、
「返済が遅れています。なるべく早めに支払いお願いいたします」
というようなソフトなものですし、催促状の郵送に関してアイフル側は、開封しない限り、借金の催促とは分らない様に配慮してくれます。
しかし、催促状をずっと無視していると、
「○月○日までに支払いしないと契約を解除して、一括返済を請求します」
というような厳しめの内容の催促状が郵送されてくるでしょう。
また、自宅に催促状が届くと同居している誰かに中身を見られてしまい、借金を延滞していることを知られてしまう恐れがあるのは否定できません。
返済遅れを何度もしたり、いつまでも返済しなかったりすると、アイフルから強制的に契約を解除されることもあります。
その場合は一括返済を求められ、借入残高を一回で全額返済しなくてはいけません。
また、信用情報に「強制解約」の記録が残ってしまいます。
強制解約は事故情報として扱われるため、この記録が信用情報にある間は、クレジットカードやローンの審査に通るのが厳しくなります。
アイフルの返済日に間に合わないときは、すぐにアイフルへ電話で相談しましょう。
先にもお伝えしたように、「会員様専用ダイヤル(0120-109-437)」へ電話すれば、返済日を最大7日間延長ができます。(延滞損害金は通常どおり発生するので注意)
また、電話する際には「なぜ返済できないのか」や「いつなら返済できるのか」といった現在の状況を、アイフルに伝えておくのも重要です。
そうすれば、どういった対応すれば良いのかアイフル側から提案してくれる可能性もあります。
どちらにせよ、黙って延滞するよりも、事前に連絡を入れておくほうがずっと良いため、返済できそうにないと分った時点ですぐにアイフルに電話をしてください。
アイフルで借入すると必ず返済していく必要がありますので、申込前には返済についてもしっかり確認しておかなくてはいけません。
今回解説したアイフルの返済についてまとめると以下のとおりです。
アイフルについては「アイフルの評判はやばい?審査は甘い?口コミや申込み方法を徹底解説」で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
おすすめポイント
※申込の状況によっては希望にそえない場合があります。
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