三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)でお金を借りたものの、「どうやって返済するのか」「返済日はいつなのか」など、わからないことがあって不安に感じている人もいるのではないでしょうか。
三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)では、利用者の希望に合わせて3つの返済方法から選べます。
しかし希望に合わせて返済方法を選べるといっても、それぞれの特徴を知らないと何を選んでいいのかわからないですよね。
そこでこの記事では、三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)の返済方法の特徴について解説します。
自分にとって最適な返済方法を選ぶためにもぜひ参考にしてください。
この記事を読んでわかること
三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)は利用者の希望に応じて、以下2つの返済期日から選択できます。
35日ごとのほうが返済までの期間が空くため、返済の負担はやや低くなります。ですが、毎月返済日が固定ではなくなるため、返済日の管理が毎月指定よりも手間になることには注意が必要です。
自身の給料日などを考慮し、お金に余裕があるタイミングを見計らって返済日を設定しましょう。たとえば、毎月給料日が固定されているなら毎月指定がおすすめですし、給与の支払いが不定期なら35日ごとで管理したほうが返済負担を落とせるかもしれません。
自動支払いによる返済を選択した場合、「35日ごとの返済」を選択できないため気を付けましょう。
三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)の借入額を、35日ごとに返済する方法です。
初回返済日は、「借入をした翌日から数えて35日以内」です。
毎月指定日に返済するよりも返済期日がやや長くなるメリットがあります。
そのため、少しでも返済期日に猶予がほしいのであれば、「35日ごとの返済」を選びましょう。
しかし2回目以降の返済は、直近の返済日の翌日から35日以内に設定されるため、返済期日が毎月変わります。
管理が難しいという一面もあるため、前回の返済日をしっかりと把握しておくことが重要です。
三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)の借入額を、毎月指定日の14日前から指定日の間で返済する方法です。
初回返済日は、「借入した翌月の指定日」です。
指定日は都合に合わせて1日~31日のなかから選べます。
給料日に合わせた返済設計をしたい、返済日の管理が簡単であってほしい場合には、「毎月指定日に返済」を選びましょう。
しかし指定日の15日以上前の返済は、臨時返済として扱われるため、毎月の返済分に充当されないので注意してください。
すでにバンクイックを利用している人の返済日は、以下4つの方法で確認できます。
スマホを利用している人はアプリでの確認が最もおすすめです。アプリなら、ログインしてしまえばホーム画面で返済日を簡単に確認できるためです。
アプリやインターネットでの確認が何かしらの理由でできない場合には、近くの提携ATMで確認するのもよいでしょう。
バンクイックアプリはバンクイックの専用アプリです。アプリで返済日を確認する方法は非常に簡単で、アプリのホーム画面を開けば以下の画像のように確認できます。
画像引用:MUFG
返済日以外にも、利用可能額や元金残高などの確認もできるため、スマートにバンクイックを利用したい人はアプリがおすすめです。なお、アプリでは以下のようなこともできます。
自身の借入状況などをこまめに、かつ素早くチェックしたい人は利用を検討してみてください。
インターネット上でログインできる会員ページにて返済日を確認できます。会員ページへはログインページからログインでき、バンクイックの口座番号と暗証番号を準備しておけば簡単にログインが可能です。口座番号はバンクイックカード表面に記載されている7桁の番号で、場合によっては裏面に自身で記入しているケースもあります。
参考元:ログインページ|MUFG
ログイン時の口座番号は「バンクイックカードに書かれている番号」であって、キャッシュカードの口座番号ではない点に注意してください。
ATMでの確認も可能です。ATMにバンクイックカードを差し込み、「残高照会」のボタンを押すと残高照会と合わせて返済日を確認できます。ATMでの確認は、提携ATMもしくは三菱UFJ銀行のATMでしかできないため注意してください。
利用可能ATM
なお、ATMを利用する場合は営業時間内でないと利用できません。ほとんどのATMが24時間営業ですが、メンテナンスなどの理由によって一時的に利用が停止するケースもあります。
インターネットやアプリでの操作が得意でない人は、電話で確認する方法もあります。電話で確認するためには、第二リテールアカウント支店専用ダイヤル「0120-76-5919」(音声自動応答)に電話しましょう。音声ガイダンスにしたがって操作をすすめれば、返済日を確認できます。
なお、電話の受付時間は「平日9:00~21:00」「土日祝9:00~17:00」となっているため、電話をかける時間に注意してください。
三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)には支払期日を忘れないような仕組みがあります。
それがEメールサービスです。
メールアドレスを登録しておけば、返済期日の3営業日前にEメールでお知らせしてくれます。
返済期日をついつい忘れてしまう人には便利なサービスですのでぜひ活用してください。
三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)には、以下の3つの返済方法があります。
返済方法 | 手数料 | 特徴 |
---|---|---|
自動支払い (口座引き落とし) |
無料 | 三菱UFJ銀行の口座を持っていれば、毎月自動的に返済可能 |
ATM返済 | 無料 | 銀行やコンビニのATMで手軽に返済可能 |
振り込み | 無料(※1) | 三菱UFJダイレクトなら24時間返済可能(※2) |
※1 三菱UFJダイレクトなら、手数料無料で振込が可能
※2 返済額の入金が15時以降となる場合は、翌平日窓口営業日扱いとなるので注意
それぞれの返済方法について、具体的に解説します。
三菱UFJ銀行の本人名義の普通預金口座から、自動支払いによって返済する方法です。
自動支払いにすれば、忙しい人でもATMに行く必要がありません。また、返済忘れを防げるためおすすめです。
自動支払いによる返済にすると、返済期日は希望の毎月指定日となります。自動支払いによる返済には、別途手続きが必要です。
また自動支払依頼書の提出が必要となりますが、自動支払依頼書の提出は郵送が可能です。
自動支払依頼書を提出したのち、手続きが完了するまでは、ATMもしくは振込で返済ができます。
その場合、返済用口座への入金は、返済日当日の19時までに済ませなければいけません。
もし、間に合わなかった場合には、「バンクイックカード」でATMから返済をする必要があるため注意してください。
結論として、給与口座などを持ち合わせている場合には、給与の振込に合わせて自動支払いを利用するのがおすすめです。
書類を提出する手間はありますが、給料日の次の日などで支払日を指定すれば、返済忘れを防げる確率が高まります。
バンクイックカードを使って三菱UFJ銀行のATMから返済する方法です。
三菱UFJ銀行のATMだけでなく、提携コンビニATM(セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、E-netATM)でも返済が可能です。
ATM利用手数料・時間外利用手数料は無料なため、無駄な費用がかからずに返済ができます。
また、利用できる時間帯は、0:10~23:50となっており、ほぼ24時間返済可能といえるでしょう。
しかし、毎週月曜日の1:00~5:00、毎月第2土曜日の21:00~翌朝7:00は利用ができないため注意してください。
ATMによる返済は、自動支払いと比較するとやや手間ではありますが、通帳に返済の名目が記載されずに済むメリットがあります。
通帳をパートナーに握られているなど、通帳に返済の履歴が記載されていると困る人はATMで支払ったほうがバレずに済むかもしれません。
三菱UFJダイレクト(インターネットバンキング)を使って、振込で返済する方法です。
三菱UFJダイレクトを使えば、手数料無料で振込ができ、カードが手元になくても返済ができます。
ただし、ATMからの振込の場合は、利用時間や利用金融機関により、所定の手数料がかかります。
振込先は利用者ごとに異なるので、会員ページにログインし、振込返済先口座照会ボタンから振込先を確認しましょう。
なお、返済額の入金が15時以降となる場合は、翌平日の窓口営業日扱いとなるため注意が必要です。
振込での返済は、ネットバンキングを定期的に利用する人におすすめの方法といえます。通帳に返済履歴が記載されますが、振り込む日や金額の出入りを詳細に管理したい人には適しているでしょう。
ただし、振込の場合は毎月の返済額以上の金額を入金しなければいけません。返済額未満の入金だと随時返済扱いとなって、返済期日までに再度返済が必要になります。
三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)では、毎月の最小返済額が決められています。
最小返済額は借入利率によって決定され、以下の表のようになっています。
借入残高 | 最小返済額 | |
---|---|---|
借入利率年8.1%超 | 借入利率年8.1%以下 | |
10万円以下 | 2,000円 | 1,000円 |
10万円超~20万円以下 | 4,000円 | 2,000円 |
20万円超~30万円以下 | 6,000円 | 3,000円 |
30万円超~40万円以下 | 8,000円 | 4,000円 |
40万円超~50万円以下 | 10,000円 | 5,000円 |
50万円超 | 借入残高が10万円増すごとに2,000円を追加 | 借入残高が10万円増すごとに1,000円を追加 |
借入利率が8.1%を超えているか超えていないかで、毎月の最小返済額も変わってきます。
ですので、しっかりとそこを把握しておくことが重要です。
また、毎月の最小返済額を把握し、返済日までにお金を工面するように心がけましょう。
最小返済額や利率を確認しただけでは、毎月の返済額をイメージしにくい人も多いかと思います。
そこで以下では、より簡単に返済額を把握できるようにシミュレーションを表でまとめました。
借入残高 | 毎月の返済額の目安 | 想定される金利 | 完済までの期間 | 利息 | 合計返済額 |
---|---|---|---|---|---|
5万円 | 2,000円 | 年14.6% | 2年6か月 | 9,955円 | 59,955円 |
10万円 | 2,000円 | 年14.6% | 6年5か月 | 54,952円 | 154,952円 |
15万円 | 4,000円 | 年14.6% | 4年3か月 | 51,496円 | 201,496円 |
20万円 | 4,000円 | 年14.6% | 6年6か月 | 109,980円 | 309,980円 |
30万円 | 6,000円 | 年14.6% | 6年6か月 | 165,004円 | 465,004円 |
40万円 | 8,000円 | 年14.6% | 6年6か月 | 220,024円 | 620,024円 |
50万円 | 10,000円 | 年14.6% | 6年6か月 | 275,050円 | 775,050円 |
100万円 | 20,000円 | 年14.6% | 6年6か月 | 550,160円 | 1,550,160円 |
150万円 | 30,000円 | 年13.6% | 6年3か月 | 726,088円 | 2,226,088円 |
200万円 | 40,000円 | 年14.6% | 6年3か月 | 968,133円 | 2,968,133円 |
※金利は上限の年14.6%で計算
毎月の最低返済額を表では記載していますが、さらに早く完済を希望する場合には、それ以上の返済も可能です。
なお、金利は借入上限などの条件によって異なるため、表以外の条件が該当する場合は「返済シミュレーション」を利用してみましょう。
返済シミュレーションを利用すれば、返済額と返済期間をシミュレーションできます。
三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)は、毎月の最小返済額で返済していれば、延滞者として扱われることはありません。
しかし、それでは完済までに長い時間がかかってしまい、利息がかさんでしまいます。
そのため、利息を抑えたい場合には、金銭的に無理のない範囲で臨時返済をすることがコツとなります。
バンクイックの返済が遅れてしまうと、損害遅延金が発生します。損害遅延金とは、金銭債務の支払いが遅れた場合に、債権者が債務者に対して請求できる損害賠償金のことです。
本来支払う必要のない額まで払わなければいけなくなるため、返済に負担を感じている人にとってはさらなる負担としてのしかかります。
返済が遅れた場合の支払う額は、「毎月の最小返済額+遅延損害金」で計算した額です。
遅延損害金は、適用利率と同率となるように設定されて、返済が遅れた日数分の日割り計算で算出されます。
また、返済が遅れることによって被るデメリットは遅延損害金だけではありません。
滞納を続けると信用情報に傷が付き、いわゆるブラックリストに登録されてしまいます。そうなると、ローンなどを組むことが難しくなるなどの弊害も出てくるでしょう。
これらのようなデメリットを受けたくなければ、返済日を正しく把握し、期日までにお金を準備、もしくは返済を済ませておくことが大切です。
万が一、返済までにお金を準備できずに遅れる可能性がある場合は「事前に連絡をする」ことが大切です。
もちろん、連絡をすれば返済に遅れてよいことにはなりませんが、連絡することによって担当者から具体的な解決策を提案してもらえる可能性があります。
たとえば、返済日の変更や返済額の減額などの対処法を提案してもらえるかもしれません。
ただし、そういった対応は何回も実施してくれるわけではなく、そのときだけの可能性もあるため、遅延が常習化しないように努める必要はあるでしょう。
何回も返済が遅れると、繰り返しになりますが信用情報に傷が付いてしまうため、できる限り遅延しないように気を付けてください。
仮に毎月しっかりと返済しているにもかかわらず、借入残高が減らない場合には、借入額に対して返済額が少なすぎる可能性が考えられます。
返済額が大きくなると、利息の支払いもその分多くなるため、毎月の返済額を少なくするほど元金の減りも少なくなってしまいます。
たとえば、200万円を年13.6%の金利で毎月4万円ずつ返済した場合、初月の返済内訳は元金が17,334円、利息が22,666円と利息のほうが多いです。
4万円返済しても元金は半分以下しか減らないため、返済している額に対して思っているほど借入残高が減っているように感じにくいでしょう。
もし、元金をより減らしたいなら、毎月の返済額とは別で返済を追加でするなどのやりくりが必要です。
もしくは、金利の設定がさらに低いところを探して借換えをし、利息の割合を減らすのも一つの方法です。
借入金を前倒しで返済したい場合は、ATMで毎月の最低返済額以上の金額を返済する必要があります。最低返済額は「返済シミュレーション」でまとめているため参考にしてください。
最低返済額よりも多い金額を返済することを臨時返済と呼び、この臨時返済をうまく実施していくことによって元金を効率よく減らしていけます。臨時返済として扱われる額はすべて元金の返済に充てられるためです。
なお、借入残高・利息・遅延損害金の合計金額を超える額は臨時返済できないため注意してください。
ここでは、三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)の返済に関するよくある質問についてお答えします。
A:三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)の返済が遅れそうだと事前にわかっている場合は、できるだけ早く会員専用ダイヤル(0120-76-5919)に連絡をしましょう。
遅延損害金の発生は免れませんが、強制解約などのペナルティーを避けやすくなります。
A:三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)は一括返済が可能です。
一括返済をするには、返済日当日の利用残高を確認の上、ATMまたは振込で返済します。
利用残高を確認する必要があるのは、借入残高・利息・遅延損害金の合計金額を超えての返済ができないためです。
返済日当日利用残高の確認方法には、次の3つのパターンがあります。
また、臨時返済も可能です。
その場合には、お近くのATMまたは振込にて、毎回の最小返済額以上の金額を返済します。
A:三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)の借入額をすべて返済し終わっていれば、第二リテールアカウント支店専用ダイヤル(0120-76-5919)へ電話すると解約ができます。
解約時の必要書類は「本人確認書類の写し」のみとなっているので、難しい手続きは一切ありません。
さらに詳しく知りたい方は、こちらを参考にしてください。
三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)の返済について、詳しく解説してきましたが、最後にもう一度重要なポイントをチェックしておきましょう。
この記事を参考に、上手に返済をすすめながら三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)を利用してください。
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