
「2018年卒の就活生は大学3年生の6月からスタート」
「今年は昨年よりも2カ月早く就活を始められる」
このように、就活開始時期は毎年のようにころころ変わるので、「今年はいつから始まるの?」と不安になりますよね。
そんな就職活動のスケジュールが2021年卒業の学生からは「就活時期のルールが撤廃される」ということはご存知でしょうか?
詳細なスケジュールとしては以下のとおりです。
2020年卒業の学生 | 2021年卒業の学生 | |
---|---|---|
説明会が解禁される時期 | 大学3年生の3月 | 解禁 |
採用面接などの選考が解禁される時期 | 大学4年生の6月 | 解禁 |
就活を開始できる時期が解禁されるということは「今までよりもっと多くの時間をかけて就活することができる」ということになります。
時間をかけて就活することで、自分が本当に就職したい会社はどこなのかをいろいろと検討することができます。
しかしそうなってくると、どうしても考えないといけないのは「お金」のことです。
就活の前にきちんと「就活費用」を用意しておかないと、「他社で面接に慣れてから本命のA社に挑戦しようと思っていたけど、途中で就活するお金がなくなってしまったのでA社は諦めて別の会社に就職することにした」といった事態になりかねません。
こんな最悪の事態を避けるためには、まず「就活が始まるまでにいくら用意しておかなければならないのか」を把握する必要があります。
また、「就活費用を用意してはいたけれど、予想外の出費でお金が足りなくなってしまった」といった人のために、「就活費用の調達方法」についても解説しています。
これを読めば、「就活」という長期戦でもお金に困らずに乗り切れる方法が見つかります。
そもそも就活にはいくらお金が必要?
就活にかかる費用は「2020年卒マイナビ学生就職モニター調査 6月の活動状況」によると、平均は「9万9,277円(3月~6月)」となっています。
就活費用として挙げられるものは以下のようなものですので、これをすべて合計して10万円程度必要になるということですね。
- 交通費
- 宿泊費
- リクルートスーツや鞄などの衣服費
- 新聞や書籍などの資料費
- 食費
マイナビの調査によると、就活期間が4カ月で平均的に10万円がかかるとのことですので、余裕を持って15万~20万円があれば安心ではないでしょうか。
お金がない!と焦らないためにも事前に「就活貯金」を
先にお伝えしたように、4カ月間就活するだけでも10万円近くお金がかかります。
就活に集中するなら、事前にこの費用を貯めておくのが重要です。
では、実際に「就活貯金」として、事前に就活費用を貯めていた人はどのくらいいたのでしょうか?
株式会社エイチームのグループ会社である株式会社エイチームフィナジー(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:林和樹)にて、株式会社エイチーム(グループ会社含む)の2019年、2020年新入社員74名を対象に「就活でかかったお金に関するアンケート調査」を実施しました。
結果は以下のようになっています。
- 事前に就活費用を準備していましたか?
はい:28.4%
いいえ:71.6%
事前に就活費用を準備をしていた人は、28.4%と少ないという結果です。

思っていたよりも、事前に就活費用を準備していた人が少ないみたいだね。

そういえば私も、就活が始まってから「こんなにお金がかかるなんて!」ってびっくりした記憶があります。

何にそんなにお金がかかるの?

スーツとかは事前に買っておいたので大丈夫だったんですが、説明会に参加するだけでも結構な交通費がかかりましたね…。
説明会への参加や面接に交通費がかかるのはわかってはいたものの、こんなにかかるのか!という印象でした。

就活のためだけじゃなくても、事前にお金を貯めておくのは大事だね~。
みんなはどうやって就活のお金を用意したんだろう?

たしかに!どうやってお金を用意したのか聞いてみましょう!
- 就活中、どのようにお金を捻出していましたか?【複数回答可】
1位:アルバイト代・給料(81.1%)
2位:貯金(37.8%)
3位:保護者からもらう仕送りやお小遣い(29.7%)
4位:奨学金(20.3%)
一番多かったのはアルバイト代・給料(81.1%)であり、ほとんどの人が「自分で用意した」という結果でした。
次に多かったのは、貯金(37.8%)となっています。
貯金と言っても、就活用に貯めていたものではなく、「普段から貯めていたお金」から捻出したという回答が多くありました。

就活をしながらアルバイトもしてお金を用意しているのか!

就活だけでも疲れちゃうのに、それに加えてアルバイトもするなんて…。
就活に集中できなさそう…。

たしかにそうだね。
やっぱり事前に「就活貯金」としてお金を貯めておくことが大事だね。

多くの人が「就活貯金」をしていないから、お金を貯めておけば他の人よりも就活に集中できるかもしれませんね!
就活をしていた頃の私に「就活貯金はしておくんだよ!」って伝えてあげたい!
奨学金を利用する方法もある
企業によっては「奨学金制度」を採用しているケースもあり、この制度を利用するという手もあります。
企業の奨学金制度は、懇親会や成果発表会等で企業の社員と繋がりを持てたり、「〇〇学科を選考のみ」といった応募であれば、就活にも有利になりやすくなったりするといった点がメリットです。
そんな企業の奨学金の種類は返済不要の「給付型奨学金」と、返済しなければならない「貸付型奨学金」がありますが、おすすめなのは給付型奨学金です。
給付型奨学金であれば返済不要なので、卒業後に返済で苦しむことがなくなります。
このため、時間があるのであればなるべく給付型奨学金に応募するのが良い手です。
ただし、給付型奨学金は人気があり、採用倍率も高いため、応募条件など厳しくなるケースも多いというデメリットもあると知っておきましょう。
実際にどれくらい就活費用がかかるのかチェック
就活費用として挙げられるものは前述した通りです。
実際のところ、学生は就活で何にお金を使うのでしょうか?
- 就活で何にお金を使いましたか?【複数回答可】
1位:交通費(94.6%)
2位:食費(51.4%)
3位:リクルートスーツや鞄などの衣服費(39.2%)
4位:宿泊費(36.5%)
5位:新聞や書籍などの資料費(20.3%)
「交通費にお金を使う」という回答が最も多く、続いて「食費にお金がかかる」という回答が多い結果でした。

R編集が言っていたとおり、やっぱり交通費にお金がかかるんだね。

納得のいく会社に就職するためにいろいろな会社を見たいですからね。
その分どうしても交通費がかさんでしまうんですよね…。

交通費がかかるのはわかるんだけど、食費がかかるのはなんでなの?

説明会が長時間だったり、1日のうちに何回も面接があるような日だったりすると、どうしても外食になってしまうんですよ…。

なるほど。それが積もり積もって大きな出費になっていくんだね。
具体的にはどれぐらいのお金がかかるの?

何年も前の就活で、どれくらいお金を使ったかは覚えていないですね~。
みんなに聞いてみましょう!
5千円未満 | 5千~1万円未満 | 1万~3万円未満 | 3万~5万円未満 | 5万~10万円未満 | 10万円以上 | 覚えていない・使っていない | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
交通費 | 12.2% | 14.9% | 24.3% | 16.2% | 20.3% | 10.8% | 1.4% |
宿泊費 | 35.1% | 12.2% | 17.6% | 9.5% | 2.7% | 2.7% | 20.3% |
リクルートスーツや鞄などの衣服費 | 29.7% | 6.8% | 17.6% | 16.2% | 4.1% | 0.0% | 25.7% |
新聞や書籍などの資料費 | 50.0% | 18.9% | 1.4% | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 29.7% |
食費 | 35.1% | 28.4% | 17.6% | 6.8% | 4.1% | 0.0% | 8.1% |

交通費にかかった金額は、「1万~3万円未満」の回答が最も多いね。
ほとんどの人が、交通費に1万円以上かかっていたのか…。

地方に住んでいた人の回答に、「交通費に10万円以上かかった」というものもありましたよ!

交通費だけを見ても多くのお金がかかるね…。
他の就活費用のことも考えると、少しでも使うお金を抑えるための工夫をすることが重要そうだ。
就活中にお金が足りなくなった!そんなときに使える資金調達とは?
いざ就活を開始してみると、予想以上の費用が必要になるケースがあります。
そこで就活を終えた新入社員たちに、就活費用について振り返った時、就活でかかったお金は金銭的にどうだったのか聞いてみました。
- 就活でかかったお金は、金銭的にどうでしたか?
1位:予想以上にお金がかからなかったため、余裕だった(35.1%)
2位:予想以上にお金がかかったが、なんとかなった(32.4%)
3位:ちょうどよかった(21.6%)
4位:予想以上にお金がかかったため、余裕がなかった(10.8%)
「予想以上にお金がかかった」と回答した人は、43.2%でした。

実際に約半数の人が、予想以上にお金が必要だったんだね~。

もし予想以上のお金が必要となっても困らないように、対策を練っておかないとですね!

そうだね。
就活費用の調達方法は知っておくべきだな~。

調べてみましょう!
説明会に行くだけでお金がもらえる
次のようなサイトを利用すれば説明会に行くだけで、お金がもらえるケースもあります。
2020年現在は売り手市場であるため、企業側は就活生を集めるためにさまざまな努力をしており、
「お金を払ってでも学生に来て欲しい!」ということも多いのです。
そのため、説明会に参加すれば交通費として、1,000円~3,000円程度の現金支給をしてもらえることもあります。
こうした説明会に参加すれば、お金を貰いながら就活できるという大きなメリットを得られます。
その反面で支給される金額は1,000円~3,000円程度ですので、交通費の足しになるという感じですし、現金でなくクオーカードやアマゾンギフト券、図書券という場合も多いです。
また、お金をもらうことが目的となり、本来の目的を見失ってしまう可能性があるので注意しなくてはいけません。
有給インターンシップを活用する
本命の企業に「有給インターンシップ制度」があるなら、この制度を活用するのも良い手です。
有給インターンシップであれば給与が支給されるため、お金を貰いながら職場体験をすることが可能です。
また、有給インターンシップの場合、単なる職場体験とはことなり、実務を任させることが多いため、事前に職場の雰囲気や業務内容を体験でき、希望する職種の経験やスキルをアップしたり、人脈が増えたりというメリットも得られます。
その他にも就職活動で有利になるという点も利点です。
その反面、採用されるのが難しく、拘束される時間が長いので他のことに使える時間が減るなどのデメリットもあると知っておきましょう。

今の時代は就活をしながらお金をもらえるの?!

就活をしながらお金ももらえるなんて一石二鳥ですね!
学生にとって嬉しい制度は利用するしかないです!

でも大きな金額の支給じゃないから、「まだお金が足りない…。」っていう人もいそうだね。

たしかに。そうなるともう節約するしかないですよね。
就活費用の節約方法について見ていきましょう!
それでも就活のお金がない人におすすめの節約術
この章では、そんな問題を解決すべく、就職活動にかかるお金を最大限に節約するための方法を解説していきます。
交通費・宿泊費
就活にかかるお金でもっとも代表的なのは交通費と宿泊費ではないでしょうか。
企業によっては交通費を出してくれる会社もありますが、すべての会社がそうではないため、自力で節約できる方法を知っておくことは重要ですので、その方法をお伝えしていきます。
オンライン面接やWEB上の選考に申し込む
オンライン面接やWEB上の選考に申し込むという手があります。
これらの方法であれば、ネット上で面接や選考が完結しますので、会社まで出向く必要がなく、交通費や宿泊費を大きく節約できます。
また、「オフィスでは緊張してしまう」というような人でも、自宅でリラックスした状態で面接や選考をおこなえるという点も利点です。
ただし、面接の場合、操作ミスや通信環境の不具合などには注意しなくてはいけません。
オンライン面接は「Skype(スカイプ)」などでおこないますが、面接中に操作ミスや通信環境に不具合が発生すると、通信がストップしてしまうことがあります。
このため、あらかじめ操作手順や電波状況をしっかり確認しておかなくてはいけません。
一日乗車券を利用する
鉄道会社が販売している「一日乗車権」を利用しても良いでしょう。
「とくにおなじ鉄道会社を何度も利用する」というような場合は、通常よりも電車賃を節約できますので、かなりおすすめです。
その反面、一日乗車権はおなじ鉄道会社が運行している電車・バスでしか使用できない場合がほとんどという欠点もあります。
よって、「いろいろな鉄道会社を乗り換える予定」という場合はあまり節約効果がないかもしれません。
交通系ポイントを貯める
交通系ICカードの「交通ポイント」を貯めておくという手も有効です。
「Suica(スイカ)」や「PASMO(パスモ)」といった交通系ICカードは電子マネーとして利用すれば、独自のポイントが貯められ、貯めたポイントは乗車券の購入時などに使えますので普段から貯めておけば、就活時の交通費の節約につながります。
ただし、カードの電子マネーが使える店舗は限られており、カードによってはあまり多くないという欠点もあります。
カプセルホテルや夜行バスを利用する
カプセルホテルや夜行バスと利用するという手もおすすめです。
この2つは通常よりも料金が安いため、交通費や宿泊代をおさえることが可能になります。
ただし、どちらも快適とは言えないので肉体や精神にストレスがかかることがあるという欠点もあります。
学割や早期割を活用する
新幹線を利用する場合、学割や早朝割りを利用すれば、通常料金よりも安くでます。
この方法にデメリットはありませんが、学割なら学生証が必要、早朝割りは時間が限定されるという点は知っておきましょう。
地方学生限定の無料シェアハウスに泊まる
シェアハウスの中には「就活シェアハウス」というものがあり、その中には地方学生なら無料という場合もあります。
宿泊費が無料にできるだけでなく、就活シェアハウスという名のとおり、住人が就活生に限定されていますので、日本中の就活仲間と情報交換ができるといった点もメリットです。
ただし、無料という条件だとあまり数は多くないため、都合の良い場所にあるとは限りません。
また、シャアハウスなので「共同生活は苦手・・・」という人には不向きです。
食費
就活中には当然、食事も必要ですので食費もかかります。
このため、食費を節約する方法も知っておく必要がありますので、その方法をお伝えしていきます。
食費は大学の食堂や大学周辺の飲食店に行く
大学の食堂や大学周辺の飲食店に行くと食費をおさえやすいです。
大学によってはその大学の学生以外でも食堂を利用できる場合がありますし、大学周辺の飲食店はお金がない学生のために、良心的な価格設定にしているお店がけっこうあります。
ただし、お昼時などのピーク時にはかなり混み合う可能性がありますので、できればそうした時間をずらしたほうがおすすめです。
ランチやカフェでの休憩などは控える
就活中に疲れてくると、ランチやカフェでつい休憩したくなりますので、それは避けたほうが良いでしょう。
1回や2回であれば、大きな金額にはなりませんが、就活の度に利用していてはけっこうな額になってしまい、場合によってはトータル1万円を超えてしまうこともあります。
そのため、節約のためにはなるべく我慢したほうが良いです。
とはいえ、適度な休憩をしないと万全な状態で就活をできませんので、「○○円までは休憩に使ってもOK」というように計画的にするのならOKです。
また、ファーストフード店でドリンクのみ頼むなら、そこまでお金はかかりませんので、そうした方法で休憩するのもありかと思います。
節約で浮いたお金は身だしなみや書籍代に使う
節約して浮いたお金は身だしなみや書籍代に使うのがおすすめです。
社会人として清潔感のある身だしなみをするのは必須ですし、最低限のマナーや教養を身につけておく必要もあります。
そうしたことから、節約で浮いたお金で服装や髪型などを整えたり、書籍を購入してマナーや教養を学んでおきましょう。
最終手段?学生でも借りられるカードローンでお金を借りる
ここまで就活のお金を得る方法や、活動費用の節約方法などをお伝えしていきましたが、「それでもお金が足りないし、親からも借りられない・・・」というような人もいるかと思います。
そうした場合、最終手段としては「カードローン」を利用するという手もあります。
カードローンとは、消費者金融や銀行などが提供する「無担保ローン」のことで、保証人や担保不要でお金が借入できる次のようなものを指します。
カードローン名 | 金利 | 限度額 |
---|---|---|
アコム | 年3.0%~18.0% | 最大800万円 |
アイフル | 年3.0%~18.0% | 最大800万円 |
プロミス | 年4.5%~17.8% | 最大500万円 |
SMBCモビット | 年3.0%~18.0% | 最大800万円 |
レイク | 年4.5%~18.0% | 最大500万円 |
- このカードローンのメリットは以下のとおりです。
- 審査が早い
- 消費者金融カードローンなら即日融資が可能
- 申込条件がやさしい
- 審査のハードルはそこまで高くない
- 申し込み~借入までネットで完結できる
- 大手消費者金融カードローンなら無利息サービスがある業者が多い
- 使いみちが基本自由
- 限度額の範囲内で何度でも借入できる
カードローンの場合、先に紹介したような消費者金融カードローンであれば、審査は最短30分と早く、即日融資も可能です。
申込条件は「20歳以上で安定した収入があること」というくらいであり、審査もそこまで厳しくないため、収入の低い学生でも十分借入できる可能性があります。
また、使いみちが基本自由なため、就活のために使ってもまったく問題ないという点も利点です。
その反面以下のようなデメリットもあるので確認しておきましょう。
- デメリット
- 収入がないと利用できない
- 利息が発生する
- 勤務先(バイト先)に在籍確認がある
- 簡単に借入できるので必要ない借金までしてしまう恐れがある
返済計画はしっかりと立てよう!
カードローンでとくに気をつけたいのが利息です。
借入後は返済時に利息がつくため、計画的に利用しないと「思った以上に利息が大きくなってしまった!」と後悔してしまうこともありますので、事前にしっかりと返済計画を立てておく必要があります。
そこで返済計画の一例を記載しておきましたでの参考にしてください。
今回は「プロミス」で10万円を金利17.8%で借りると仮定して、毎月の返済額と総返済額を算出しています。
返済期間 | 毎月の返済額 | 総返済額 |
---|---|---|
6カ月 | 17,542円 | 105,254円 |
12カ月 | 9,158円 | 109,894円 |
24カ月 | 4,982円 | 119,578円 |
36カ月 | 3,605円 | 129,765円 |
表をご覧のとおり、返済期間が長くなるほど毎月の返済額は少額で済みますが、総返済額が大きくなってしまいます。
このため、なるべく返済期間を短くするのがおすすめです。
ただし、そうすると毎月の返済額が多くなってしまうため、その辺のバランスを考えて無理なく返済していけるプランを考える必要があります。
また、カードローンは「随時返済(繰上げ返済)」がいつでも自由にできるため、「今月は余裕があるから多めに返す」という方法でも返済期間を短縮することができ、総返済額を減らすことが可能ですので、この随時返済を有効に使うのも良い手です。
今後の就活生へのアドバイス
就活を乗り越えた先輩である2019年、2020年の新入社員から、今後の就活生へのアドバイスをまとめました。
就活費用に関するアドバイスだけでなく、就活全体に関するアドバイスもあるので、ぜひ参考にしてくださいね。
就活費用に関するアドバイス
就活中のお金の使い方についてアドバイスをお願いします
- 交通費がかさむ為、出来るだけ普段の食費を自炊で最小限の値段にする。
ただ、メンタルがやられるので、自分へのご褒美には惜しまずお金を使った。 - 派遣バイトに登録して自分のタイミングで稼いでお金をまかなう。
- 妥協できる部分は妥協する。
より良い環境で挑むのではなく、自分に見合った金額の使い方をすればなんとかなる。 - ある日に面接をめちゃくちゃ詰める!
最初は大変だったけど交通費も食費も浮くし、集中することができた。 - 就活でお金を使うことは、生活費を稼ぐために働き始める前に、お金の必要性を体感できる良い機会。
使って無駄になる就活費用はないと思うので、上手にやりくりして頑張ってください。

節約系のアドバイスが多いね。
お金を調達するよりも、節約する方が手軽にできるからかな~。

それに就活の予定っていつに入るかわからないからっていう理由もありそうですね!
予定がわからないとアルバイトもできないですし。
なので「派遣バイトに登録しておく」のは確かに良さそう!
就活全体に関するアドバイス
今後の就活生に向けてアドバイスをお願いします
- なにが本当の自分なのか、なにが自分にとって正しい考え方なのか、たくさん迷走すると思います。
ですが、焦らずゆっくり自分と向き合って頑張って下さい。 - 就職できなくても死ぬわけじゃないので気楽に望むといいと思います。
- 技術を磨いたり面接の練習をすることなども大切だと思いますが、何よりその会社に入りたいという熱意が大事だと思いました。
頑張ってください。 - 数受けるのもいいことですが、ここに絶対受かる!という強い気持ちを持つことも大事です。
お金、心身共に負担のかかるのが就活だと思っています。
効率も考えて本気で取り組みましょう。 - 自己分析を徹底した上で、相性のいい企業を選択すれば大きな後悔は無いと思います。

折れない心を持つことが大事なのか。
就活って戦いなんだね…。

(ちょっと違う…。)
たしかに折れない心を持つことは大事ですね。
自分ととことん向き合った結果、どんな仕事をしたいのか、どんな会社に行きたいのかが見えてきますから!

就活生には、思いつめ過ぎずに、いい感じに気を抜いて頑張ってほしいね!

そうですね。
これから就活をする人は、このアンケート結果をぜひ参考にしてください!
まとめ
就活の費用は10万円程度が相場ですので、余裕を持って15万円~20万円程度あれば安心でしょう。
そうした費用を工面するために、今回解説した資金調達方法と節約術は非常に有効ですので、ぜひ活用してください。
また、それでも足りないという場合は最終手段としてカードローンで借入するという手もあります。
こうした方法を活用すれば、お金の不安を解消して安心して就活に集中が可能になり、いろんな会社をみてあなたが本当に行きたい会社に出会える可能性が上がります。