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消費者金融は総量規制の対象?対象外?

最終更新日:2017年4月19日
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消費者金融は総量規制の対象?対象外?消費者金融市場といえば、平成22年6月18日に完全施行された「改正貸金業法」により、業界として大きなダメージを負ったことが記憶に新しいと思います。

改正内容のなかでも、消費者保護の観点から導入された「総量規制」は、消費者金融を利用する上で必ず知っておかなければならない重要な制度となっています。

今回は、「総量規制はどうしてできたのか」「消費者金融は総量規制の対象外なのか」などのテーマにスポットを当てて詳しく解説します。

貸金業法と総量規制

総量規制とは、貸金業法の改正に伴い新設された制度です。貸金業法の変更ポイントは総量規制以外の項目を含めて下記にまとめましたのでご覧ください。

ちなみに、銀行が取り扱うカードローンは貸金業法の対象ではないため、総量規制の対象外となっています。

貸金業法改正の要点
制度名称 内容
総量規制の導入 1.年収の3分の1以上を超えた貸付、借り入れを規制
2.借り入れの際には原則として、収入証明書類を提出しなければならない
上限金利の引き下げ 「グレーゾーン金利」と呼ばれた、出資法と貸金業法の金利差を無くすため、法律上の上限金利が29.2%から借り入れ金額に応じた15~20%までに引き下げられた
貸金業者に対する規制強化 法令遵守の助言、指導を行う国家資格である「貸金業務取扱主任者」を、各事業所に配置するよう義務化

総量規制についてさらに詳しく解説します。

総量規制が導入された背景には、貸金業者による貸し過ぎと、消費者の返済能力を超えた借り過ぎが大きく関わっています。

総量規制が導入される以前、過重債務を負う消費者が深刻な債務遅滞状態に陥ってしまう問題が社会現象となっていました。
これらの社会問題を防止するために総量規制は導入されたのです。

総量規制の要点を簡単にまとめると、

  • 年収の3分の1以上の貸付を原則として禁止。返済能力を大きく超えた借り入れはできなくなった
  • 借り入れの際には本人確認書類に加えて、源泉徴収票など収入証明書類の提出が必要となった

以上が主なポイントです。

しっかり押さえておきましょう。

消費者金融は総量規制の対象外なのか

さて、上記の内容を踏まえた上で、この記事のタイトルである「消費者金融は総量規制の対象外なのかどうか」に触れます。

結論から言うと、消費者金融は総量規制の対象になります

なぜかというと、貸金業法は信販会社や消費者金融などの貸金業者を対象としているからです。注意しなければならないのは、総量規制は消費者金融会社ごとに適用されるのではなく、全体として適用されることです。

わかりやすくするために以下の図を使って解説します。
総量規制の関係図

上記の図は、債務者と消費者金融会社の関係を示したものです。

債務者は、複数社から融資を受けており、A社から30万円、B社からは40万円の合計70万円を借り入れしています。
例えば、消費者の年収が300万円だったとして、C社から融資を受けられる金額を計算すると、

<総量規制上限額の計算式>

300万円(年収)÷3(総量規制の上限)=100万円(借入可能な金額)
90万円-70万円(既存の融資合計額)=30万円(a)

となります。つまり、C社からは30万円までしか融資を受けられない、ということになります。
複数の借り入れが既にある状態で消費者金融から融資を受ける際には必ず注意しておきましょう。

銀行系消費者金融にご注意

先述したように、貸金業法は貸金業者を対象としている法律ですから、銀行は対象になりません。

しかし、近年は大手銀行が消費者金融会社を子会社化しているケースがあり、その場合は銀行内に消費者金融が取り扱うサービスのパンフレットなどが配置されています。
このように、銀行の傘下になっている消費者金融のことを「銀行系消費者金融」といいます。
具体例を挙げると、

  • 三菱東京UFJ銀行(株式会社三菱UFJフィナンシャルグループ)…アコム
  • 三井住友銀行(株式会社三井住友フィナンシャルグループ)…………プロミス

などが該当します。

銀行系消費者金融を利用する上でよく疑問として挙がるのが、「総量規制の対象となるかどうか」という点です。

結論から言うと銀行系消費者金融は総量規制の対象外ではなく規制対象となります。

なぜかというと、銀行系消費者金融は銀行と資本関係があるものの、業務内容は消費者金融であり「貸金業」ですので貸金業法の対象になるからです。

必ず覚えておきましょう。

まとめ

消費者金融は総量規制の対象外ではないため、総量規制の上限額を把握した上で借り入れする必要があります。

ご自身のライフプランに合った返済計画を立てて、計画的に利用して下さい。

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