春は、入学や進学のシーズンです。

入学や進学となるとどうしてもお金がかかり、入学金や授業料など教育費のやり繰りを考えなければなりません。

できれば、お子様が小さいときからしっかり教育資金を準備しておきたいところですが、計画通りいかないことも多々あります。

そんなときに足りない教育資金を準備する方法として、奨学金公的な支援金などがありますが、さまざまな金融機関が手掛けている教育ローンも選択肢の1つです。

教育ローンを取り扱っている金融機関をまとめてみました。

金融機関名 契約極度額 融資期間(最長) 金利(%)
日本政策金融公庫 350万円 15年 1.76(固定)
三菱UFJ銀行 1,000万円 10年 変動3.975%
みずほ銀行 300万円 10年 3.475(変動)
4.40(固定)
三井住友銀行 300万円 10年 2.975(変動・有担保型)、3.475(変動・無担保型)
りそな銀行 500万円 10年 4.475(変動)
常陽銀行 3,000万円 10年 3.975%(変動)
イオン銀行 500万円 15年 2.8~3.8(変動)
住信SBIネット銀行 1000万円 15年 1.775~3.975(固定)

※ 通常最大350万円ですが、外国の短大・大学・大学院に1年以上留学(留学先に在籍)する資金なら最大450万円

国の教育ローン

教育ローンのなかで知名度が高いのが、日本政策金融公庫の「国の教育ローン」です。

(参考)国の教育ローンと銀行の教育ローン

扶養する子どもの人数に応じて、所得制限があります。

子どもが2人の場合、世帯の年間所得が給与所得者で890万円(事業所得者は680万円)以内であれば、国の教育ローンに申し込めます。

また、お勤めの年数などといった特定の要件を満たせば、上限が給与所得者で990万円(事業所得者は770万円)まで緩和されます。

学校納付金以外にも、

  • 受験にかかった費用(受験料、受験時の交通費・宿泊費など)
  • 在学のため必要となる住居費用(アパートやマンションの敷金・家賃など)
  • 教科書代、教材費、パソコン購入費、通学費用、修学旅行費用、学生の国民年金保険料など

といったお金に対しても利用することができます。

金利は割安感がありますが、連帯保証人がいないと保証料がかかります。

保証料の目安として、融資額100万円あたり下記の金額がかかります。

ご返済期間 保証料(総額)
元金据置期間なし 元金据置期間2年 元金据置期間4年
5年 26,035円 31,242円 36,449円
10年 51,652円 61,982円 72,312円
15年 77,686円 93,223円 108,760円

銀行の教育ローン

メガバンクを中心に民間の教育ローンは、融資額や金利などさまざまな条件です。

在学中は、利息だけを返済して、元本を据え置ける元金返済措置期間がある教育ローンも多くあります。

住宅ローンの利用者が教育ローンを利用する場合に優遇金利を適用する銀行も多いので、住宅ローンの利用者は一度借入先に問い合わせてみると良いでしょう。

また、カードローンを契約していれば、金利が優遇される銀行の教育ローンもあります。

銀行名 カードローン名 教育ローンの金利優遇内容
イオン銀行 イオン銀行 カードローン 基準金利より年▲0.9%引き下げ
住信SBIネット銀行 住信SBIネット銀行 カードローン 基準金利より年▲0.5%引き下げ

さらに、銀行の教育ローンは、期間限定のキャンペーンを実施する場合があります。

そういった教育ローンのキャンペーン期間中に申し込むと、通常の金利より低い金利で教育ローンを借りることができます。

国の教育ローンと銀行の教育ローンの違い

国の教育ローンと銀行の教育ローンは、当然条件も異なりますが、大きな違いとして、審査にかかる日数があります。

国の教育ローンの場合、最短でも5営業日かかり、入金までに最短で2週間かかります。

一方で、銀行の教育ローンは、国の教育ローンに比べると、審査が早く、中には申込日当日に審査結果の連絡がある銀行もあります。

受験の結果次第で、すぐに入学金を準備しなければいけないといった場合もありますので、そういった場合には、国の教育ローンよりも銀行の教育ローンのほうが向いていると言えます。

また、国の教育ローンと銀行の教育ローンでは、審査基準が異なり、審査結果が同じになるとは限りません。

審査結果が出た後での申し込みでは間に合わない場合もありますので、国の教育ローンと銀行の教育ローンの両方を申し込んでおく手もあります。

なお、国の教育ローン、銀行の教育ローンとも、一般的に、後でキャンセル可能です。

国の教育ローンや銀行の教育ローン以外の教育ローン

国の教育ローンや銀行の教育ローン以外の教育ローン

日本政策金融公庫や銀行以外にも、損保ジャパンクレジットやオリコなどの信販会社や、JAバンクや各労働金庫なども教育ローンを提供しています。

信販会社による教育ローンも、国の教育ローンに比べて、入金までにかかる日数は短いところが多くあります。

条件としても、銀行の教育ローンよりも低金利で提供しているサービスもありますので、探してみると良いでしょう。

JAバンクの教育ローンは、金利などの融資条件が、各JAによって異なりますので、お住まいの住所もしくは勤務先の住所から、取り扱い可能なJAを選ぶ必要があります。

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具体的な金利は、各金融機関のホームページで確認することができます。

ただ、教育ローンを借りる場合には、金利以外にも注意すべきことがあります。

それは、

  • 忙しい方は、来店不要で申し込める教育ローンを選ぶ
  • すぐの返済が難しい場合には、元金返済措置期間がある教育ローンを選ぶ

詳しくは、教育ローンの審査とはをご確認ください。