ざっくり言うと…
- 自動車ローンの金利は、金融機関によって異なりますが、年利1.0%台の自動車ローンもあります。
- 自動車ローンの申し込みにあたっては、ある程度の年収があって1年以上働いている方などの条件があります。
- 自動車ローンを組むなら車両保険には入りましょう。
新車、中古車を問わず、車を購入する際に、現金で購入する方もいますが、自動車ローン、マイカーローンを組んで購入される方もいらっしゃいます。
ただ、購入の際には、目の前の車にばかり目が行ってしまい、ローンの金利については深く考えずに契約してしまいがちではないでしょうか。
しかし、車は決して安くはない買い物ですから、ローンも高額となり、少しの金利の差でも総支払額に大きな差が出てしまいます。
せっかく上手く交渉して、車の購入代金を値切ったのに、実は高い金利のローンを組んで、トータルでは損をしてしまう…なんていうこともあり得ます。
そこで、そうならず、賢く車を購入するために、自動車ローンの金利や自動車ローンの申し込みの方法について解説していきたいと思います。
車をローンで購入する予定という方には一読の価値があるのではないでしょうか。
自動車ローンの金利ってどのくらい?
自動車ローンを組むことは、長い人生の中ではそう何度もあることではありません。
そのため、自動車ローンの金利と言われてもピンとこないのではないでしょうか。
例えば、「マイカーローンの金利が年利5.0%」と言われた場合、この金利は高いのでしょうか、それとも低いのでしょうか?
正解は、ちょっと高いと言えます。
自動車ローンの金利は各金融機関によってバラつきがありますが、2.0%台~5.0%台の金利水準が一般的です。
その中でも3.0%~4.0%の金利を設定している金融機関が多いです。
そのため、年利5.0%となると、少し高め、と言えます。
もし、年利5.0%のマイカーローンを勧められたら、断るべきと言えるでしょう。
もし、自動車ローンを申し込むことを検討しているなら、まずは、年利2.0%台の自動車ローンを探して、申し込むべきでしょう。
具体的に、金利が違うとどのくらい返済総額が変わるか見てみます。
100万円の車を5年ローンで購入し、ボーナス月は3万円上乗せで返済する場合
金利2.95%の場合
毎月返済額12,975円×50回+ボーナス月42,975円×10回
総返済額は、1,078,500円となります。
金利5.0%の場合
毎月返済額13,916円×50回+ボーナス月53,916×10回
総返済額は、1,134,960円となります。
いかがでしょうか?
ちょっとしたオプションをつけられるぐらいの差があると言えます。
少し時間をかけて探すだけで、これだけお得になる可能性があります。
自動車ローンの申し込みの条件と金利
自動車ローンの申し込みには、各金融機関にさまざまな条件があります。
年収の条件や勤続年数の条件、年齢の条件、などです。
一般的に、金利が低い自動車ローンは申し込み審査の条件が厳しく、金利が高めの自動車ローンは、申し込み審査の条件が比較的易しいと言えます。
例えば、住信SBIネット銀行の自動車ローンの申し込み条件は下記となります。
- 申込時年齢が満20歳以上で、完済時満70歳未満であること
- 原則として安定継続した収入のあること
- 外国籍の場合、永住者であること
- 保証会社の補償を受けられること
- 住信SBIネット銀行の代表口座を保有していること(同時申込可)
一見、たくさんの条件があるように見えますが、一つずつ見てみるとそれほど厳しいものでないことがわかります。
他の金融機関の自動車ローンもこのような申し込み条件が一般的です。
マイカーローンは金利が低く、申し込み条件も厳しいとわれがちですが、資金使途が明確なので、そこまで厳しいわけではありません。
申し込み条件をクリアしているという方は、まずは住信SBIネット銀行の自動車ローンを検討するとよいでしょう。
住信SBIネット銀行の自動車ローンの特徴
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- 所定の条件を満たせば金利が最大年1.0%引下げ
住信SBIネット銀行で住宅ローンやカードローンの契約がある方や、SBI証券に口座のある方は金利の引下げを受けることができます。 - 車を選ぶ前でも「仮審査申込」が可能
- 来店不要
ネットと郵送で手続きが完了します。 - 借入金額が100万円までは年収証明が不要
- 繰上返済は1円から可能で、何度でも手数料0円
- 所定の条件を満たせば金利が最大年1.0%引下げ
自動車ローンを組むなら車両保険は必須!
自動車をローンで購入する場合、心配になるのが事故をしてしまった時の返済です。
大きな事故で車が大破してしまった場合、車は廃車になり、残るのは、ローンの残高のみ…ということになる可能性があります。
一方で、車両保険に加入すると保険料が高額になるので、敬遠される方が多くいらっしゃいます。
特に若い世代は車両保険をつけないことで保険料を節約しようとしますが、それは大きな誤りです。
もし、車両保険に加入していれば、車が大破しても車両保険で自動車ローンの残高を金利を含め、支払うことができます。
そうすると、新たにマイカーローンを組むことができます。
しかし、車両保険に加入していなければ、「車はないけどローンだけ残った」という状況になってしまいます。
車両保険の保険料をけちったばかりに、何年もの間、ローンだけを払い続けるなんてことは、絶対に避けなければなりません。
特に若い方は、自動車ローンを組むなら、セットで車両保険にも加入するようにしましょう。
まとめ
車をローンで購入する時の注意点は、
-
- 金利
- 車両保険
の2つです。
金利は低ければ低いほどお得です。
ちょっとの金利の差で総返済額が変わってきますので、その分で憧れのオプションをつけるという選択もできるでしょう。
また、新車をマイカーローンで購入するのであれば車両保険の加入は必須です。
ローンの支払が大変だからと車両保険に加入せずに運転して、事故で車が大破してしまったら、手元にはローンの残高しか残りません。
車の運転に自信がある人でも、いつ何時、当て逃げや無保険者の事故に巻き込まれるか分からないので、車両保険には忘れずに加入しましょう。
他には大手銀行で安心の三菱UFJ銀行 ネットDEマイカーローンもおすすめです。
おすすめポイント
- 【マイカーローン】インターネットだから簡単、便利。
- 銀行なのに原則来店不要で契約できる!
- 月々の返済は安心の1万円台から。返済期間も最長10年まで設定OK!
※据置タイプは金利が異なります。
※三菱UFJ銀行の住宅ローンを利用中なら年0.2%が引き下げられます。