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【急ぎで資金が必要】経験豊富なFPがアドバイス!ビジネスローンの活用事例

最終更新日:2017年7月7日

【急ぎで資金が必要】経験豊富なFPがアドバイス!ビジネスローンの活用事例「資金繰りが行き詰まって、支払いが間に合わない…」事業者の方の中には、こんな悩みを持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。なかには、売掛金の回収が遅れてしまい、月末の支払いが滞る寸前の方もいらっしゃるかもしれません。

それほど、資金繰りに関してお悩みの事業者は多いのです。しかし、公的融資を申請したとしても、融資までに1カ月程度の時間がかかってしまいます。急ぎの資金が必要な状態でこれでは、事業の存続さえも難しくなってしまうでしょう。このような場合に便利なのが「ビジネスローン」です。

ここでは、FPである著者が実際に受けた相談事例をもとに、ビジネスローンの活用方法やトラブル防止策をお話したいと思います。

相談主Aさんの相談内容と状況

ここでは、相談主Aさんの事例や状況をもとに、FPとしてのアドバイスを解説します。ちなみに、実際に相談を受けた事例をより分かりやすくするため、簡単な状況に修正しています。ご自身の状況を想定しつつご覧ください。

<相談主Aさんのプロフィール>

  • 個人事業主
  • 年収600万円
  • 製造業として、主に2社の企業から受注
  • 外注先は1社

Aさんの相談内容

Aさんは、個人で製造業を営んでいます。事業は順調で、受注できなかった作業を外注先に任せるなど、今後の見通しも良好でした。しかし、ある日状況が一変します。取引先企業の支払い処理が遅れ、月末の入金が翌月へとズレ込んでしまったのです。

加えて、外注を多く活用していたタイミングだったので、月末の支払いが100万円以上の金額になっていました。Aさんは「このままではマズイ」と思い、貯金から50万円を用意しました。しかし、残り50万円を用立てるめどが立たず、FPに相談することになったのです。

<相談主Aさんの状況まとめ>

  • 個人で事業を行っている
  • 当月中に50万円を用意しなければならない
  • 次月には資金繰りの悪化が解消できる
  • 今後の見通しは良好

ここまでの内容から、次章では実際にFPがアドバイスした内容を解説します。

FPのアドバイス!考え方のポイントとは

まず、Aさんの状況として重要なポイントが以下の4点です。

  1. 一時的な利用であること
  2. 融資までに日数がないこと
  3. 次月には完済できること
  4. 今後の資金繰りは良好であること

③と④は特に重要です。もし、長期利用ともなれば、ビジネスローンは非常にハイリスクだといえます。なぜかというと、ビジネスローンの金利は全体的に高めだからです。

高い金利による長期間の借入は、いっそう完済しにくくなってしまいますので、ビジネスローンを利用する際は、できる限り短期間で完済できるような返済計画を立てましょう。

FPがAさんにアドバイスした内容は下記の通りです。

<FPのアドバイス>

  • 取引先の企業に事情を説明し、早急に支払いをしてもらえないか交渉する
  • さんの資産を売却し、50万円を用意できないか検討する
  • 金額の上乗せを条件に、外注先に待ってもらえないか交渉する
  • 一時的にビジネスローンを活用する

これらのアドバイスはリスクが低い順番で提案しています。ご覧いただくと分かるように、ビジネスローンは最終手段という位置付けとなっています。それは、ビジネスローンを使わずに状況を解決できるならば、それが最善だからです。

全ての手段を検討した結果、Aさんは短期的にビジネスローンを活用することになりました。しかし、これまでAさんはビジネスローンを利用したことがなく、自分で返済計画を立てるのは困難でした。

FPとの相談で、Aさんは利用するビジネスローンを比較検討していき、1つの商品に絞りました。完済時期までの利息をシミュレーション計算したうえで、申し込むことを決定したのです。

では、実際にAさんが利用したビジネスローンや申し込み手順を解説していきましょう。

FPがおすすめしたビジネスローンと申込方法

相談主Aさんが比較検討したのは、

  • オリックスVIPローンカードBUSINESS
  • プロミス自営者カードローン
  • ビジネクスト

という3つのビジネスローンです。

そのうち、Aさんが最終的に利用を決めたのは「プロミス自営者カードローン」でした。プロミス自営者カードローンの商品詳細と申込方法は下記の通りです。

プロミス自営者カードローン
金利 6.3%~17.8%
限度額 300万円
対象 20歳以上65歳以下の自営者
融資までの時間 最短即日
必要な書類 <本人確認書類>
運転免許証、パスポートなど
<収入証明書類>
確定申告書、青色申告決算書または収支内訳書
<事業実態を証明できる書類>
営業許可証、受注書など
申込方法 ①無人契約機
②電話
③店頭窓口
④郵送
※インターネットからの申込はできません。

Aさんがプロミス自営者カードローンを選択したのは、

  • 最短即日で利用できるので、スムーズに外注先に支払いができる
  • 必要書類が少なく、申し込みやすい
  • プライベートな資金にも利用できるため、今後の備えとしても活用できる

という3つの理由からです。

特に、ビジネスローンの中には、融資に至るまでに大変時間がかかったり、審査の必要書類を用意すること自体に1週間以上要してしまったりと、スムーズに処理できない商品もあります。今回、Aさんは融資時間を優先して検討したのです。

プロミス自営者カードローンで50万円を借入したAさんは、無事に支払いを済ますことができ、翌月月末に完済しました。Aさんに適用された金利は17.8%で、計40日間の借入で発生した利息は9,753円でした。

Aさんの事例は、短期間の借入でビジネスローンを有効に活用できた事例でした。ビジネスローンを活用する際は、事前に返済計画を立てたうえで、必ず完済時期を決めつつ利用しましょう。

ビジネスローン申込時に困ったこと・トラブル

ビジネスローンの申込時に困ってしまうことが多いのは、やはり「必要書類」です。特に、確定申告書を必要書類として提出する際には、税理士もしくは税務署の印鑑を必ずチェックしておきましょう。

ビジネスローンによっては、これらの印鑑がない確定申告書では必要書類として認められない場合があるからです。

ただし、もし電子申告で印鑑がないのであれば、電子申告の受付日時と受付番号が表示された書類を併せて提出することで、多くの場合は必要書類として認められます(例:国税の電子申告証明書など)。

これらの書類も用意できなければ、所得証明書で提出可能とされる場合もありますので、あらかじめビジネスローン会社に問い合わせておきましょう。

ビジネスローンの審査結果

ビジネスローンの審査は、銀行や公的融資に比べると通りやすいのが特徴です。事前に、必要書類をしっかりと準備さえしておけば、審査に通る確率は高くなるでしょう。

ただし、明らかな赤字経営が長期にわたっているような状況では、審査に落ちてしまう可能性もあります。その場合は、今後も事業を継続するべきか、見極める必要があるといえるでしょう。

FPからひとこと

今回のケースでは、Aさんの事業が好調であったこと、短期で完済できる状況にあったこと、融資までに時間を急いでいたこと――という3つのポイントからビジネスローンを選択しました。

もし、Aさんが融資を急いでおらず、もっと大きな金額が長期間必要だった場合は、ビジネスローンを検討してはいなかったことでしょう。

その場合、検討の可能性が高かったのは、日本政策金融公庫(日本公庫)の公的融資です。なぜかというと、日本公庫の融資は金利が低く、借入リスクを非常に低く抑えることができるからです。

このように、事業資金の融資が必要になったら、状況に合わせて借入手段を検討する必要があります。そうすることで、不適切な申し込みによるトラブルを防止することができるのです。

まとめ

これまでは事業を好調に進めてきたとしても、突然、取り巻く状況が変化したり、取引先の事情が変わったりして、事業資金を急に用意しなければならない事態になることもあり得るでしょう。

だからといって、計画性のない融資を受けてしまっては、事業の存続を左右する可能性もあるのです。事業資金の融資を受ける場合は、今後の方向性を加味しつつ、慎重に検討するようにしましょう。

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