「ファクタリングを利用したいけど、出来るだけ手数料は安くしたい」
「そもそも手数料の相場ってどれくらいなんだろう」
いざファクタリングをしようと思っても、どのファクタリング会社を選べば手数料が安いのかわかりませんよね。
そこで、ファクタリング会社に電話で問い合わせて、実際にどれくらいの手数料がかかるか聞いてみました!
その結果わかった手数料が安いファクタリング会社をご紹介します。
ただ、一概に「手数料は〇%なのでおすすめ!」といわれても相場などがわかっていないと判断ができないと思います。
この記事では
- ファクタリングの手数料相場
- 手数料の安いおすすめファクタリング会社
- ファクタリングにかかる手数料の種類
- ファクタリングの手数料を抑える方法
の順番でご紹介します。
これを読めば手数料が安いファクタリング会社がわかり、安心してお申し込みができるはずです。
是非読み進めてみてください。
【種類別】ファクタリングの手数料相場と手数料の決め方
ファクタリングの手数料相場と手数料の決め方を
- 2社間ファクタリング
- 3社間ファクタリング
この2つに分けて解説します。
2社間ファクタリングの手数料
3.0%~20.0%前後
3社間ファクタリングと違い、売掛金の支払元に通知を行わずに行う取引となるため、スピード感がある入出金ができるのが強みです。
反面、未払いなどが発生した場合、回収時に大きなリスクが生じます。
そのため3社間ファクタリングと比較すると、ほとんどの場合、手数料相場は高くなります。
各ファクタリング会社によって細部に差はありますが、大まかな「手数料相場」について触れていきます。
3社間ファクタリングの手数料
0.5%~10.0%前後
取引先(売掛金支払元)にファクタリングを行ったことが通知され、ファクタリング会社に売掛債権が移転するので、回収リスクは2社間に比べて低くなります。
そのため、取引手数料もそれに合わせて安くなります。
また、3社間ファクタリングは、ノンバンクだけでなく大手銀行系列のファクタリング会社が行っていることも多いので、それも手数料が低くなる一因です。
ほんとに聞いてみた!ファクタリングの手数料が安いおすすめの業者
以下では、問い合わせで回答してもらえる範囲で、ファクタリング会社の手数料について調べてみました。
トップ・マネジメント
- 2社間ファクタリング:3.5%~12.5%
- 3社間ファクタリング:0.5%~3.5%
ファクタリング会社名 | 株式会社トップ・マネジメント |
---|---|
設立年月日 | 2009年4月21日 |
電話 | 03-3526-2005 |
本社所在地 | 東京都千代田区鍛冶町1-4-3 竹内ビル2F |
2社間ファクタリング | ○ |
3社間ファクタリング | ○ |
その他ファクタリング | 不明 |
スピード | 最短即日 |
最低取扱額 | 不明 |
最高取扱額 | 不明 |
ファクタリング手数料 | 各事例により変動 |
事務手数料 | 不明 |
主要取引銀行 | 三井住友銀行、三菱UFJ銀行 |
会社概要:株式会社トップ・マネジメント
ファクタリングは前項でもふれた通り「2社間」「3社間」でも手数料に違いがでます。
それ以外にも「どのような売掛債権なのか」によっても、手数料が変動します。
この会社はそのあたりの区別がほかのファクタリング会社に比べても多種多様で、ざっと列挙するだけでも以下のような種別のファクタリングを扱っています。
- 工事請負代金債権ファクタリング
- トラック運送業ファクタリング
- 製造業ファクタリング
- 人材派遣業ファクタリング
- 雑貨卸売・小売業ファクタリング
- 診療報酬債権ファクタリング
細かい手数料に関しては個別には回答してもらえませんでしたが、ファクタリング手数料はある程度明示化されているので、活用してみることをおすすめします。
トップ・マネジメント
おすすめポイント
- 累計買取額100億円を突破した老舗企業!
- ファクタリング買取数も45,000件を超える実績のある会社!
- 累計買取額100億円を突破した老舗企業!
MSFJ
- クイックファクタリング:3.8%~9.8%
- プレミアムファクタリング:1.8%~6.8%
ファクタリング会社名 | MSFJ株式会社 |
---|---|
設立年月日 | 2017年09月04日 |
電話 | 03-6912-9361 |
本社所在地 | 東京都 豊島区池袋2-70-11 3階 |
対象 | 個人・法人 |
2社間ファクタリング | ○ |
3社間ファクタリング | ○ |
最高取扱額 | 5000万円 |
事務手数料 | なし |
主要取引銀行 | みずほ銀行 池袋西口支店 三井住友銀行 新宿支店 東京信用金庫 本社営業部 |
会社概要:MSFJ
必要となる手数料はファクタリング手数料のみであるとホームページには明示されています。
ファクタリングサービスは
- クイックファクタリング
- プレミアムファクタリング
の2種類があり、それぞれ以下のような特徴があります。
クイックファクタリング
ネットで簡単に申し込みできるのが特徴で、限度額100万円まで、手数料は手数料3.8%からとなっています。
あくまで最少手数料なので実際には申し込んでみないとわかりませんが、安いコストでファクタリングできる可能性があるので、一度お問合せしてみるのがおすすめです。
公式サイトによると100万円までの金額を即日ファクタリングしたい企業におすすめとのことです。
プレミアムファクタリング
クイックファクタリングよりも規模が大きい案件に使われるプランで、限度額は最大5,000万円まで、最低手数料 1.8%からです。
費用から考えるに3社間ファクタリングなどがこれに当たると思われます。
大口の金額を安い手数料でファクタリングしたい企業におすすめとのことです。
MSFJ
おすすめポイント
- 手数料が1.8%~9.8%で透明性が高い会社!
- ネット申し込みができるクイックファクタリングが話題!
- 手数料が1.8%~9.8%で透明性が高い会社!
ファクタリングのおすすめ会社について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
ファクタリングにかかる手数料(費用)の種類
ファクタリングを行う際に発生する手数料の内訳について、一般的な金額を紹介しておきます。
この内容を参考にして、必要以上に手数料を払わないようにしましょう。
手数料の種類 | 金額 |
---|---|
着手金 | 0円~3万円 |
審査手数料 | 0円~1万円 |
事務手数料 | 0円~1万円 |
印紙代 | 金額により変動 |
債権譲渡登記費用 | 10万円前後 |
手数料が安い会社であれば、着手金や審査手数料は「0円」であることも珍しくありません。もしくは、初回のみ料金が発生するケースが多いです。
印紙代は、基本的に契約書に貼り付けを行うもので、買い取る債券の金額によって変わります。
詳細は国税庁ホームページをご参照ください。
債権譲渡登記費用は原則「3社間ファクタリング」で必要となる金額です。
司法書士に払う費用で、かつ登記だけでなく公正役場での書類作成を行うか否かなどによって金額が変わります。
ファクタリングの手数料を安く抑える方法
ファクタリング費用を安くする方法は、次の3つです。
- 3社間ファクタリングを選べば手数料が安くなる
- 代金の支払いは一括割引方式を選ぶ
- 売掛債権の信用度を上げるための書類を準備する
ポイントを解説しておきます。
3社間ファクタリングを選べば手数料が安くなる
回収リスクが低いため、2社間ファクタリングに比べ、3社間ファクタリングのほうが手数料は安くなります。
ただし、審査に時間がかかる、取引先にファクタリングしたことが通知されるなどのデメリットがあります。
代金の支払いは一括割引方式を選ぶ
一括して割引される方法を選べば、その分手間が削減されるため、費用が安くなります。
ただし、前項にも書きましたが手間が増えるものの、2社間ではなく3社間ファクタリングを行えば手数料が安くなるので、そこは例外であるとお考えください。
売掛債権の信用度を上げるための書類を準備する
継続的に取引を行っている先である証拠など、ファクタリング会社に「不慮債券」を押し付けようとしていない、ということを示すことが大切です。
まとめ
原則として事務手数料は0円のところが優良です。また、2社間より3社間ファクタリングのほうが手数料は安くなります。
多少時間がかかってもよいなど、リスクを許容できる場合は、複数の会社へ申し込んで探すことをおすすめします。