「結婚式ラッシュで、祝儀の出費に悩んだ経験はありませんか?」
友人や同僚の人生の晴れ舞台を祝いたい気持ちがあっても、ご祝儀が続くと家計への負担は想像以上。急な招待に準備が追いつかず、どうしても現金が足りない…そんな場面に直面した人も少なくないはずです。この記事では、祝儀のためにカードローンを利用した一人の男性が、借入の決断に至った背景や返済に向き合う日々を語ります。
木島 雄一さん(仮名・25歳・男性)
東京都に暮らす25歳の会社員で、一人暮らしをしています。
2018年当時、年収は300万円で、毎月の生活費や交際費の中でやりくりするのが精一杯。突発的な出費には備えられない状況の中、同僚や友人の結婚式が立て続けにあり、ご祝儀の準備に追われたことでカードローンの利用を決意します。借金を抱えることへの不安や葛藤とも向き合うことになって感じたこと、後悔と学びを今回の体験談で語ります。
- 職業:会社員
- 居住地:東京都
- 家族構成:独身
- 年収:300万円(当時)
- 借金合計額:10万円
- 借入先の会社名:レイク
- 借入件数:消費者金融1件
- 利用時期:2018年6月~2019年3月
※この記事は、ナビナビキャッシング編集部が実施したインタビューを基に作成しています。
結婚式が重なる!
地元を離れて会社員として働いていた僕の元に、結婚式の招待状が届いたのが4月のことでした。
高校時代の友人が地元の北海道で6月に結婚式を挙げるから、ぜひ出席して友人代表のスピーチをして欲しいというもので、僕も喜んで出席させてもらうと返事を出しました。
現在は東京で働いている僕にとって、地元の北海道はかなり遠く、帰省するだけでも一苦労です。
どうせなら、そのまま実家にも顔を出しておこうかと計画していました。
その結婚式に備えて、ご祝儀と交通費を用意しておかなくてはいけないと思っていたのですが、5月になった時点で今度は会社の上司から、6月に結婚するから結婚式に出席して欲しいといわれました。
幸い友人とは挙式の日も違っていて、入社以来お世話になっている先輩ですから、その結婚式となれば出席しないわけにはいきません。
ただし、会社の上司の結婚式というのは初めてのことです。
この場合のご祝儀はいくら包むべきかがわからなかったので、会社の別の上司に相談したところ3万円くらいが相場だといわれました。
なので、それも用意しなくてはいけません。
こんなに払えるだろうか、と不安に思っていたところに、さらに追い打ちをかけるように大学時代の友人から結婚したという連絡が入りました。
こちらは式を挙げないということだったのですが、友人が集まってお祝いをする計画をほかの友人から知らせてもらい、5月中に都内でお祝いをしました。
その時にご祝儀として3万円を渡し、さらにお祝いの会費として5千円を支払っています。
出費はご祝儀だけじゃない
おめでたいことでもあり、時期的にも結婚式が多いのはわかるのですが、そこまでまとまらなくても・・・という気持ちはあります。
さらに、結婚式に来ていくスーツもこれまでの結婚式できたことがあるスーツはあるのですが、少々古くなって傷んでいたため、新しく買う必要がありました。
このスーツも安物では格好がつきませんし、どうせなら今後の仕事や結婚式などで長く使えるものをと思って買いに行くと、スーツ代だけで5万円近くもかかってしまったのです。
この時点で、出費は8万円を超えており、なけなしの貯金はもはやすっからかんです。
しかし来月には、ご祝儀だけでも8万円、更に結婚式の交通費として3万円は用意しなくてはいけません。
生活費から回すとしても1万円か2万円が限度でしょう。
困り果てた僕は、最終手段としてカードローンを利用することにしました。
ファイナンシャルプランナーのアドバイス
入社してから数年後に訪れるイベントとして「怒涛の結婚式ラッシュ」というのは「あるある話」です。
「葬儀」が重なるよりはポジティブなイベントですから気持ちは楽ですが、お財布は楽ではありませんよね。
【ご祝儀の関係性別相場と年代別相場】
友人:3.0万円
上司:3.5万円
同僚:3.1万円
親族:5.8万円
恩師:3.7万円
※参照元:本当に3万円であってる?関係性別結婚式のご祝儀相場一覧|ハナユメ
カードローンは即日融資にも対応していますから、このような「突発的にお金が必要になった場合」に向いている借入方法と言えます。
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初めてのカードローン
カードローンはこれまで利用したことがないのですが、CMなどでその存在は知っています。
一応、7月にはボーナスが出るはずなので、その時に返済できるだろうと思い、一時的に借りるだけだからと利用することを決意しました。
カードローンといっても、色々な会社があるのでどこに申し込もうかと思ったのですが、電車に乗っているときに、レイクの広告が目に入りました。
レイクってどうなんだろうなぁと思い、スマホでレイクの公式HPを見てみることにしました。
実際にホームページを見てみると、レイクには利点がありました。
それは、180日間無利息サービスです。
カードローンの中には、初回30日間無利息というサービスを行っているところが多いのですが、僕の勤める会社のボーナス支給日は7月末日なので、その時から2カ月近く後になります。
そうなると無利息期間を過ぎてしまうのですが、レイクでは、5万円までは180日間無利息というサービスを選ぶことができるので、こちらならボーナスまで無利息期間が続きます。
ただ今回は10万円くらい借りなくてはいけないので、5万円分は無利息とならないようです。借りる額がもっと少なければよかったのになと思いました。
早速申し込みを
ホームページ上から申し込みが可能ということだったので、早速申し込みをしてみました。
入力が必要な内容としては、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、勤務先、勤務先電話番号、年収、利用希望額、利用目的などのようです。
また、他社カードローン等の利用状況についても聞かれますが、僕は特に利用していないのでなしとしました。
年収についても、利用希望額が50万円を超える場合は収入証明書の提出が必要となるようですが、今回は最低限10万円あればよく、一応これ以上必要なことが増えた時のために30万円としておこうかと思っていたので、これも必要ありませんでした。
契約手続きが終了すると、本人確認書類として免許証か健康保険証※を提出しなくてはいけないのですが、これはスマートフォンのカメラで撮影し、画像で提出すればいいそうです。
※保険者番号、被保険者記号・番号、QRコード、通院歴、臓器提供意思確認欄に記載がある場合はマスキングしてお送りください。
※QRコードは、(株)デンソーウェーブの登録商標です。
すべての手続きが終わってから審査がありましたが、それも30分ほどでメールが届き、希望した通り限度額30万円で利用できるようになりました。
これで、結婚式のご祝儀については解決しました。
後は、結婚式に合わせて必要な金額を借り、ボーナスをもらったらすぐに返済するだけです。
ファイナンシャルプランナーのアドバイス
大手消費者金融は2024年現在で5社ありますが、その中でレイクは「選べる無利息期間」というユニークなサービスを提供しています。
「5万円まで180日間無利息」の長い期間の無利息サービスがあるのはレイクだけの特徴的なサービスです。
少額の借入の際には、最優先で検討してみたいサービスなのは間違いありません。
※Web以外の無人店舗や電話で申込むと、借入額全額30日間無利息または借入額5万円まで180日間無利息のどちらかになります。60日間無利息(Webでの申込み限定)、180日間無利息それぞれ契約額1~200万円まで。30日間無利息、60日間無利息(Webでの申込み限定)、180日間無利息それぞれの併用はできません。無利息開始日は初回契約日の翌日からとなります。無利息期間経過後は通常金利適用。貸付利率は契約額および利用残高に応じて異なります。
予想外のボーナスカットに大ピンチ!
友人の結婚式は、大いに盛り上がりました。
僕も久しぶりに地元へと帰り、すっかり帰省しなくなった実家にも顔を出すことができて懐かしい気持ちになりました。
会社の先輩の結婚式も、これから幸せな家庭を築いていきそうな結婚式で、先輩の照れた笑顔が印象的でした。
ボーナスをあてにして返済計画を立てていた僕ですが、ここで予想外のことが起こりました。
なんと、今年は業績が思ったほど良くなかったので、ボーナスが支給されないそうなのです!
すっかりそれをあてにしていた僕は、今後のことを考えると頭が痛くなりました。
とにかく、もらえないボーナスをあてにするわけにはいかないので、返済計画を練り直さなくてはいけません。
あてにできるものとしては毎月の給料だけなので、とにかく毎月1万円ずつ返済していくことになるでしょう。
しかし、金利をなるべく払いたくないと思っていた僕は、何とか2万円くらいずつ返済できないかと考えました。
とはいえ、実際にどのくらい返済できるかわからないので、とりあえず給料日にいったん全額返済して、その後生活費として必要な分を借りる、という方法をとってみました。
返済が終わらない
しかし、結果から言うとこの方法は間違いでした。
生活費をカードローンから引き出すという方法は、現在いくら使っているのかがわかりにくくなってしまったのです。
結果として、いつもなら財布の中身を気にして断る飲み会にも参加するようになり、金遣いが荒くなってしまったために、借入額は徐々に増えていくことになったのです。
そのことを自覚できたのは、3カ月ほどしてからのことです。
いつの間にか、借入額が15万円となっていたことから、まったくといっていいほど返済できておらず、むしろ増えていたのです。
しかも、このタイミングで出産祝いが2件重なり、その分でさらに5万円借り入れを増やすことになってしまいました。
合計20万円と、気が付いたら倍になっていた借入額を見て、借金の恐ろしさに初めて気が付いたのです。
ファイナンシャルプランナーのアドバイス
カードローンの「いつでも借入&返済OK」の手軽さは、大きなメリットであると同時に、無意識的に使ってしまうという危険性も持ち合わせています。
ローンカードでATMから借入する感覚は、口座からお金を引き出すのと大きな違いがありません。
そのため無意識にカードローンの限度額が「自分のお金」のように錯覚してしまうことが意外なほど多いのです。
その状況を防ぐには、追加借入するたびに返済シミュレーションを行い、現状の残高や支払利息をチェックするのがとても有効となります。
今度こそ返済を!
現状、借入額が増える一方ということに気が付いた僕は、今度こそ借金を減らすための予定を建てました。
前提としては、これ以上お金を借りないということを重視することにしました。
そして、返済方法については焦らず、毎月無理なく返済できる範囲に納めることにしたのです。
そのためにまずは生活費の無駄を削るようにして、家で飲むビールも今まではコンビニで買っていたのを、今度は休みの日にスーパーでまとめ買いしておくことにしました。
つまみや夕飯についても、会社帰りにスーパーに寄って買うようにしたのです。
残念ながら自炊はできないのですが、コンビニからスーパーに買い物場所を変えるだけでも毎月数千円は変わってくるようです。
それに加えて、これまではクリーニングに出していた洗濯物をコインランドリーで洗うようにしたことで、また節約できるようになりました。
これなら、毎月2万円は返済できるでしょう。
さらに、冬のボーナスについては12月にきちんともらうことができたので、そこからも10万円少々を返済したことで、3月には無事に全額を返済することができました。
借金の怖さについてはよくわかったのですが、今回のように結婚式がまた重ならないとは限りません。
そんな時には、またお金を借りる必要があるかもしれません。
その時になって、また契約し直すのも面倒なので、今回のカードローンの契約についてはそのまま残しておくことにしました。
ただし、今回のことで学んだカードローンの返済の難しさについては、しっかりと覚えておこうと思います。
ファイナンシャルプランナーのアドバイス
借金の返済は、毎月の収入から着実に進めることが基本中の基本と言えます。
ボーナスで一括返済をするのも良いのですが、あくまでも「臨時返済」と位置づけておく必要があります。
月々の返済額を「ちょっとした生活習慣の見直し」で捻出するこは、決して難しいことではありません。
過度な我慢の生活は良くありませんが、知らぬ間にこぼれ落ちているお金を見直すことはとても大切なことです。
これからカードローンの利用を考えている人へ
社会人になると、友人づきあいだけではなく仕事の付き合いであっても結婚式に呼ばれることがあります。
その時に、ご祝儀がもったいないからと断るのは非常識に当たり、またご祝儀をケチって少なくすることも良くありません。
あまり多くても仕方がないのですが、相場というものがあるのでそれに従うこととなるでしょう。
しかし、ご祝儀は意外と高いものなので、1件だけでもバカにできない金額であり、何件も重なるとかなり厳しくなるでしょう。
とはいえ、ご祝儀というのは一時的な出費なので、カードローンを利用するとその出費を数カ月に分散することができます。
もしも今すぐご祝儀を支払うのが厳しい場合は、カードローンを利用して多少の金利と引き換えに分散して支払えるようにしましょう。
ただし、カードローンはあくまでお金を借りているだけなので、それを当たり前に思って特に必要ではないお金まで借りないように気を付けましょう。
特に、借りたお金が気にならなくなってくると返済にも苦労することが多いので、一度お金を借りたらなるべく返済することを優先したほうがいいでしょう。
ファイナンシャルプランナーのアドバイス
カードローンは借金ですから、借りたお金は利息をつけて返済する必要があります。
そのため「毎月のように続く生活費の赤字」を穴埋めするのには向いていません。
ただでさえ毎月赤字なのに、返済するお金を確保するのは無理というものです。
それに対して今回のような「突発的かつ一時的な赤字」に対応するのにはカードローンは適しています。
あまりに高額な借入は禁物ですが、必要最低限の金額を短期で返済するのであれば、返済トラブルになる心配も少なくなるでしょう。
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※無利息期間サービス:Web以外の無人店舗や電話で申込むと、借入額全額30日間無利息または借入額5万円まで180日間無利息のどちらかになります。60日間無利息(Webでの申込み限定)、180日間無利息それぞれ契約額1万円~200万円まで。30日間無利息、60日間無利息(Webでの申込み限定)、180日間無利息それぞれの併用はできません。無利息開始日は初回契約日の翌日からとなります。無利息期間経過後は通常金利適用。貸付利率は契約額および利用残高に応じて異なります。
著者情報
ナビナビキャッシング編集部
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