「アイドルやアルバイトでもカードローンは借りられるの?」
そう思ったことはありませんか?収入が不安定な中で急な出費があると、どこに相談すればいいのか迷うものです。今回は、アイドル活動とアルバイトを掛け持ちしながら実際にカードローンを利用した女性の体験談を紹介します。どんな状況で借りることになったのか、利用後の生活はどう変わったのか…リアルな声をお届けします。
原田 瑠奈さん(仮名・22歳・女性)
東京都練馬区に住む22歳の女性、アルバイトをしながらアイドル活動を続けています。独身で、年収は約220万円。アルバイトをしながら生計を立てていたが、収入の不安定さから借金を抱えることに。
アイドルという夢を追い続ける一方で、生活費や活動費を確保するためのやりくりに悩む日々。カードローンに頼った理由や、その後の経験を通して感じたことを語ります。
- 職業:アイドル・アルバイト
(ファミリーレストラン、ガールズバー) - 居住地:東京都練馬区
- 家族構成:独身
- 年収:220万円
- 借金合計額:12万円
- 借入先の会社名:アイフル
- 借入件数:消費者金融1件
- 利用時期:2017年6月~現在
※この記事は、ナビナビキャッシング編集部が実施したインタビューを基に作成しています。
カードローンのきっかけは水着の撮影
目立ちたがり屋で、歌ったり踊ったりすることが好きだった私。
当時人気だった女性アイドルグループに憧れ、「私もアイドルになりたい」と、専門学校在学中に芸能事務所のオーディションを受けて合格し、卒業と同時に上京しました。
TVで観た憧れのアイドルになるんだ!と、夢いっぱいの気持ちで上京したのですが、すぐに夢と現実とのギャップに打ちのめされることに…。
「芸能事務所に所属したんだから、きっと何か仕事があるだろう。」そう思っていたのですが、実際には仕事はまったくありませんでした。
芸能人とは名ばかりで、いきなり開店休業状態になってしまったのです。
ですが、ダンスや歌のレッスンはあります。しかし、それは月額3万円かかる有料レッスンでした。
「レッスンを受けて、事務所内のオーディションを受けて合格すれば、アイドルグループとしてデビューできる」と事務所の人に言われ、私は月額3万円の有料レッスンを受けることにしました。
それまでお年玉やバイト代を貯めていたので、貯金は50万円ほどありました。
また、上京にあたり住む家の敷金・礼金などは両親が出してくれました。
しかし、毎月の家賃や生活費、レッスン代は自分で稼がなければなりません。
アイドル活動資金をアルバイトで稼ぐ日々
芸能人になったのに、芸能の仕事は何もないため、仕方なく、ファーストフード店とファミリーレストランでアルバイトをすることにしました。
アルバイトを掛け持ちしながらレッスンを受ける日々が続き、半年が過ぎたある日のこと、アイドルグループを結成するということで、事務所でのオーディションがありました。
私はそのオーディションに合格し、晴れてアイドルグループの一員としてデビューすることになったのです。
それからは、レッスンの他にライブや撮影会、握手会などのイベントをこなしつつ、空き時間にバイトをすることになりました。
しかし、ここで一つ問題が出てきました。アイドルの仕事の割合が増えたことで、ファーストフード店やファミリーレストランのバイトに、頻繁に出勤できなくなってしまったのです。
バイトを辞めても、アイドルの仕事で食べていけるわけではありません。
ライブや撮影会をこなしてももらえるギャラは少なく、他に仕事をしなければならない状態でした。
どうしよう…と泣きたくなりましたが、ライブやイベントが発生しない時間帯に仕事をするしかありません。
その時間は、唯一深夜帯だけ。ファーストフードのバイトは辞めることにしましたが、ファミリーレストランのバイトは、シフトを深夜帯に切り替えてもらい、なんとかギリギリの生活を続けていました。
こうしてアイドル活動を続けたものの、生活はアイドルの活動を始める前より厳しくなってしまいました。
というのも、アイドルは想像以上にお金がかかったからです。
可愛くなるためには想像以上にお金がかかる
売れているアイドルは違うのですが、私のような売れないアイドルは、ライブやイベント時の衣装は自前のことが当たり前です。
メイクも専用のメイクさんがいるわけではなく、自分でやらなくてはなりません。メイク道具も買いそろえる必要があり、ネイルやまつ毛だって気を遣わなければなりません。
アイドルとして”可愛くいるため”には、想像以上にお金がかかるんですよね。
最初のうちは貯金を崩して衣装やメイク道具を買いそろえていましたが、みるみるうちに貯金はなくなり、やがてはゼロに。
それでも何とかしなければと、100円ショップやディスカウントショップで買えるものは買って、着なくなった服を自分でリメイクして衣装にするなど色々と工夫しました。
でも、イベントが増えるにつれ、わずかな出費すらもキツくなってきたのです。
そんなある時、水着を着て撮影会をすることになりました。
そのために、水着を何種類か買わなければならなくなったのですが、その時はそのためのお金すらない状態…。それでも撮影会は待ってくれません。私はいよいよ困ってしまいました。
最初、親に相談することも考えましたが、実家は裕福なわけではなく、下の兄弟2人は大学に通っています。
私が芸能活動を始めてから、母はことあるごとに食料を送ってきてくれていますし、これ以上、甘えるわけにはいきません。
「こうなったら、どこかからお金を借りるしかない!」そう思った私は、インターネットでお金を借りる方法を探しました。
ファイナンシャルプランナーのアドバイス
眼の前に訪れたチャンスを、数万円のお金の不足で逃してしまうのは悔しいことでしょう。
それほど大きくない金額を、将来の自分への投資として借入するのは必ずしも悪い選択ではありません。
上記の場合はアイドルの水着でしたが、職人が良い道具を揃えるのと意味合いは同じであると見ることができます。
ただしあまりにも高額な出費となる場合は、よくよく考え直してみた方が良いでしょう。
大きな金額を借入するほどに、毎月の返済額もどんどん大きくなってしまいます。
借入を申込前に「返済シミュレーション」を必ず行い、無理なく返済できそうか、しっかり検討する必要があります。
また事務所から高額物品の購入や、レッスン料を強要される場合は詐欺であるケースも多いようです。
「デビューのチャンス」などと言われると舞い上がってしまいそうですが、冷静に周囲に相談するのも大切なことかもしれません。
また事務所から高額物品の購入や、レッスン料を強要される場合は詐欺であるケースも多いようです。
「デビューのチャンス」などと言われると舞い上がってしまいそうですが、冷静に周囲に相談するのも大切なことかもしれません。
カードローンの申込はすべてWeb上での手続きで済ませた
インターネットでお金を借りる方法を調べたところ、カードローンでキャッシングする方法があることが分かりました。
消費者金融や銀行など、色々なところでキャッシングができることも分かりましたが、とにかく、すぐに借りなければならなかったので、即日融資してもらったとの口コミが多かった大手消費者金融のカードローンに申し込むことにしました。
申込には、Webと電話の両方を使って申し込む方法と、Webのみで申し込む方法の2種類がありました。
電話でやり取りするのが怖かったので、私はWebのみで申し込む方法を選びました。
申し込みは、名前や生年月日、既婚・独身などの項目を、そのまま画面の内容に従って入力するだけでしたので、スムーズにできました。借入希望額についても入力したのですが、いきなり何十万も借りるのが怖かったので、とりあえず3万円だけ借りることにしました。
色々な情報を入力したのですが、保険証や運転免許証などの身分証明証も提出しなければならない、ということで、私は運転免許証を提出しました。
提出も簡単で、スマホのカメラで撮影したものを、メールで送るか専用アプリを使ってアップロードすればOKでした。
私は専用アプリをダウンロードして、運転免許証を提出しました。ちなみに、健康保険証でも大丈夫だったのですが、その場合は住民票や公共料金などの領収書を一緒に提出しなければならない、とのことだったので、手軽そうな運転免許証を提出することにしたのです。
このようにして申し込んだ後、少ししてから知らない番号から電話がかかってきたので出たら、融資を申し込んだ消費者金融の会社からでした。
何だろうとちょっと心配になったのですが、「申込ありがとうございます」という申込確認の電話でした。
それから1時間も経たないうちに、審査結果の通知がメールで届きました。Webで確認して欲しいとのことなので、確認したところ、申し込んだ通り3万円の融資ができるとのことが書かれていました。
大手消費者金融からお金を借りる方法
不安だった在籍確認も、消費者金融と分からないように行ってくれた
ちなみに、カードローンの申し込みで心配だったのが在籍確認です。
私が申し込んだ消費者金融も在籍確認があるということで、どんなものなのか最初不安でした。
でも、社名は出さない、個人名で電話をしてくる…という口コミを見たので、多分大丈夫だろうと思いながらも、在籍確認の件でバイト先から何か連絡があるかもしれない…と心配していました。
でも、この時、バイト先からそのような電話はありませんでした。
在籍確認があったことを知ったのは、後日バイトに出た時です。申し込んだ後、バイト先に在籍確認の電話があったみたいで、店長からそのことを聞きました。
でも、「消費者金融から電話があった」とか「キャッシングの申込をしたの?」ということは言われず、「この前、〇〇さんに電話があったよ。だから、今日はシフトに入っていないって伝えておいたよ」と言われただけでしたので、恐らく、口コミ通り社名を出さずに電話をしてきたのではないかと思います。
ファイナンシャルプランナーのアドバイス
「消費者金融」というと、昔のサラ金のイメージを連想される方も多いようです。
怖い人が家にやってきて、恐怖の取り立てがあるのではと心配になる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし近年の消費者金融のサービスは洗練されていて、そのような心配は無用と考えてOKです。
WEB完結サービスを利用すれば、来店不要で誰にも会わずに契約~借入の手続きまで完了できます。
また在籍確認の電話についても、不安な場合は電話で相談できます。
基本的にコールセンターの担当者は親切な女性が多いので、遠慮なく不安点は相談しておくのが良いでしょう。
消費者金融の審査・必要書類をもっと詳しく
初めての融資は振込で。その後は提携コンビニATMを利用
このようにして審査が終わった後、すぐに融資額の3万円が登録した銀行口座に振り込まれました。
実は、私はWebですべての手続きを完了するために、カードの発行不要を選択したのです。
もしもカードが必要な場合は、郵送や無人契約機、店頭での受け取りもできるようですが、私はとにかく早くお金を借りることを優先したため、すぐに振込されるサービスを利用しました。
このようにして、私はこの時初めてキャッシングを利用しました。
その後、すぐに返済がやってきたのですが、返済額は月3,000円でした。貧乏アイドルなので、このくらいの返済額であれば負担にならず、助かりました。
なお、私の場合、Web申込ですべて完結させたため返済が口座振替になったのですが、Webと電話の両方を使って申し込んだ場合は、カードを利用してコンビニや銀行などのATMからの返済ができます。
私は口座振替での返済になってしまったので、口座残高不足で引き落とされない、ということにならないよう、返済日に引落額以上のお金が残っていることにだけは気を付けていました。
すぐに全額返済できるように、多めに返せるときは返そうと思っていたのですが、あれこれ出費が多くて、結局毎月3,000円ずつの返済になってしまいました。
それでも、1年かからずに返すことができたので良かったです。
その後もたまに借りることがあったのですが、それでも一度に借りる額は2万円から3万円くらいでした。
カードローンの使い道
もっぱら衣装代に使うことが多かったですね。初めての借入を完済した直後にまた借りることになってしまい、「今後、お金を借りることが多くなるかもしれない」と思った途端、借金が増えるのが怖くなったので、スーパーの試食のバイトなど、単発で入れるバイトもこなしました。
2度目に借りた時、今度こそ多めに返せる時には返そうと思ったので、無人契約機に行ってカードの発行をしました。
なので、その後の借入については、提携コンビニATMなどで返済をして、多めに返せる時は1,000円でも2,000円でも多く返済していましたね。
実は、数カ月前にも3万円を借りたので、今も返しています。
今はファミリーレストランの深夜帯のバイトの回数を減らして、さらに時給の良い、夜のお店でのバイトを週3回入れています。
こうすることで、できるだけ借りることが無いようにしたり、借りた場合も返済額を増やして回数を減らせるようにしたり、自分なりに工夫しています。
ファイナンシャルプランナーのアドバイス
カードローンは、「本当に必要な場面」で「必要な金額だけを借りる」というのが鉄則です。
そして「できるかぎり短期で完済」できれば、言うことはありません。
上記の例では、アイドルという夢を支えるためのお金に限って最小限の借入にとどめています。
また余裕があるときには可能な限り返済に回しているのも素晴らしいことです。
このようにカードローン利用の鉄則をしっかりと守っている場合、返済トラブルになるリスクは限りなく少なくなります。
また支払利息も最小限に抑えられるため、よりお得に借入することもできるのです。
あなたがカードローン利用を検討する際には、ぜひ参考にしてみてほしい事例と言えます。
カードローンの利用を考えている人へのアドバイス
カードローンというと、「怖い」というイメージが私にはあったので、借りる時に実は結構悩みました。
でも、今はあの時借りておいて良かったと思っています。
それに、消費者金融のカードローンキャッシングは、世間で言われているような怖いイメージではないということが実際に利用してみて分かりました。
対応も丁寧ですし、返済額をきちんと考えて借りれば、変に構える必要はないんじゃないかと思います。
大切なのは、「ご利用は計画的に」ということですね。
自分のバイト代と生活費、その他にかかりそうな費用なんかをきちんと考えた上で借入額を決めれば良いと思います。
大体の会社のHPで返済シミュレーションを用意しているので、それを使って、毎月の返済額と返済回数を借りる前に確認することが大切ですね。
親には消費者金融を利用したことは今もまだ話していません。きちんと返済しているので、話しても特に問題ないのかもしれないのですが、まだ全然売れていないので、話すのは売れてからにしようと思っています。
今もまだ借りていますし、今の借入の返済が終わった後も、もしかしたら借りてしまうかもしれません。
でも、この先借りる時も、自分の収入と返済額のバランスをきちんと確認して計画的に返していくつもりです。
ファイナンシャルプランナーのアドバイス
今回のケースでは必要最低限の借入にとどめ、返済もしっかりと行ったことがスムーズな完済につながりました。
ただし「売れるまで借入は内緒にしたい」というのは、やや気になるポイントです。
万が一、返済に行き詰まった際に、誰にも相談できないというのは危険な状態と言えます。
借金はネガティブな印象が強く、相談できずにひとりで抱え込んでしまいがちです。
困ったときには、周囲に相談する柔軟さも必要となってきます。
著者情報
ナビナビキャッシング編集部
日々の生活のなかで生まれる「まよい」に対して、ひとりひとりが良い選択をするために、キャッシングやカードローン、消費者金融など、お金を借りることに関する様々な情報を提供します。数あるサービスの中から、あなたに合った大手銀行や消費者金融のカードローンを選ぶお手伝いをします。