現金を持ち歩かなくてもショッピングのできる「クレジットカード」は、日々の生活のなかで不可欠なものとなりつつあります。
せっかくならば、自分の価値を高めてくれる「ゴールドカード」でスマートに支払いたいものです。とはいえ、カード会社もブランドも数が多すぎて、何を基準に、どれを選んでよいのかわからないという声も多いようです。
そこで、年会費・ポイント還元率・付帯補償を独自のルールで採点したランキングをもとに、それぞれの特徴を解説します。ぜひ、自分にあった「ゴールドカード」を見つけるための参考としてください。
同じ発行会社のクレジットカードでも、一般カードのほか、「ゴールド」「プラチナ」などのランクによって、「ステータス性」や「付帯サービス」「年会費」は異なります。クレジットカードの「クレジット(Credit)」とは、「信用」を意味することからも、自分自身が納得でき、他人からも認められるステータスを確保することは、社会人として必要なことかもしれません。
一般カードよりもワンランク上の「ゴールドカード」へのハードルは、かつてほど高くないのが現状です。ゴールドカードであれば、空港ラウンジの利用や付帯保険の補償などが付帯されている場合が多く、年会費を負担しても、それ以上の手厚いサービスが受けられることが魅力といえます。クレジットカードを利用するのであれば、一般カードよりも付帯サービスの充実した、ポイント還元率のよいクレジットカードでお得に活用したいものです。
ゴールドカードのハードルが低くなった一方で、数多くのクレジットカードが存在するため、どれがよいのか迷うことも多いでしょう。ゴールドカードを選ぶにあたっての比較のポイントは、「何を」重視するかです。生活スタイルや好みは、人によってさまざまですので一概には言えませんが、ここでは、20代、30代、40代と年代で分けて解説します。
詳細は、後述しますが、主に20代は「お得感」、30代は「安心感」、40代以降は「ステータスの高さ」で比較すると、自分にあったカードを選びやすいでしょう。
20代は、生活スタイルに合わせて、主に「お得感」を重視することをおすすめします。
他の世代と比較すると、キャッシュレスが浸透している世代ですので、お気に入りのショップ登録で、カード利用もポイント獲得も上手に活用したいものです。
携帯のキャリアによってクレジットカードを選び、通信費もカード払いにすることで、ポイントを獲得しつつ、年間利用累計金額も着実に積み上げることが可能です。ゴールドカード保有のハードルとも言われる「年会費」も、一定以上の年間利用で無料になるケースも多くあります。車の運転を頻繁にする場合には、よく利用するサービスステーションがどこと提携しているのかなどリサーチしたうえでカードを選ぶことも有効です。
年会費の手軽さとポイント還元率の高さという点で、おすすめは、以下の3ブランドです。
20代におすすめのゴールドカード
30代は、主に「安心感」を重視することをおすすめします。
社会人として、経験とともに責任も増す年代でもあり、お得感ありきでなく、備えも充実した「ゴールドカード」を選びたいものです。具体的には、旅行時の傷害保険やショッピング保険の充実、家族特約の有無などが選ぶポイントになります。
「安心感」という面で、おすすめの「ゴールドカード」は、以下のブランドです。
30代におすすめのゴールドカード
40代は、30代と同様「安心感」を重視するとともに、「ステータス」にも着目することをおすすめします。
たとえば飲み会の場での支払いなど、年下の世代に代わってお金を出すシーンが何かと多い40代は、コスパのよいクレジットカードとして年会費の手軽さだけでなく、金額は高くても、付帯サービスの充実した「ゴールドカード」を選びたいものです。
時には出張前の空港で、軽食をとりながら資料に目を通すことのできる落ち着いた空間があると、嬉しい場面などもありますよね。なかには、そういったことが叶う空港ラウンジの利用権がサービスとして受けられるゴールドカードも存在します。
また、安心への備えも欠かせません。安心感とともに、「ステータス性」を重視した、おすすめの「ゴールドカード」は、以下のブランドです。
40代におすすめのゴールドカード
お得感・安心感の高いゴールドカードを見つけるために、人気の「ゴールドカード」を年会費やポイント還元率、補償の充実度、家族カードの年会費などから、独自の方式で採点し、順位付けしました。
こうした評価基準のほかにもカードによってさまざまな特典が設けられていますので、下記のランキングは、参考程度に捉えることをおすすめします。
順位 | カード名 | 年会費 | 基本還元率 | 旅行時の傷害保険 | ショッピング保険 |
---|---|---|---|---|---|
1 | イオンゴールドカード | 無料 ※招待制 |
0.5% | 海外:最高5,000万円 国内:最高3,000万円 |
年間300万円 |
2 | 三菱UFJカード ゴールドプレステージ |
11,000円 ※Web入会で初年度無料 |
0.5% | 海外:最高5,000万円 国内:最高5,000万円 |
年間300万円 |
3 | ダイナースクラブカード | 24,200円 | 1.0% | 海外:最高1億円 国内:最高1億円 |
年間500万円 |
4 | dカード GOLD | 11,000円 | 1.0% | 海外:最高1億円 国内:最高5,000万円 |
年間300万円 |
5 | ライフカード ゴールド | 11,000円 | 0.5% | 海外:最高1億円 国内:最高1億円 |
年間200万円 |
6 | エポスゴールドカード | 5,000円 ※年間50万円の利用で翌年以降永年無料 |
0.5% | 海外:最高5,000万円 国内:なし |
なし |
7 | au PAY ゴールドカード | 11,000円 | 1.0% | 海外:最高1億円 国内:最高5,000万円 |
年間300万円 |
8 | PayPayカード ゴールド |
11,000円 | 1.0% | 海外:最高1億円 国内:最高5,000万円 |
年間300万円 |
9 | SAISON GOLD Premium |
11,000円 ※年間100万円の利用で翌年以降永年無料 |
0.5% | 海外:最高1,000万円 国内:最高1,000万円 |
なし |
10 | 楽天プレミアムカード | 11,000円 | 1.0% | 海外:最高5,000万円 国内:最高5,000万円 |
年間300万円 |
11 | ビューゴールドプラスカード | 11,000円 | 0.5% | 海外:最高5,000万円 国内:最高5,000万円 |
年間300万円 |
※金額はすべて税込み
※2023年10月時点
※出典:イオンゴールドカード
イオンゴールドカードは、年会費無料のゴールドカードです。また、家族カードは3枚まで無料で発行できるため、家族で利用することでポイントを貯めやすいお得なカードと言えるでしょう。
一般の「イオンカード」の年間カードショッピング利用額が50万円以上となった人に、自動的にゴールドカードへ切り替えられます。つまり、支払遅延等のトラブルなく、一定以上の利用をしていれば、年収などの審査なく、ゴールドカードの保有者となれます。
イオングループの対象店舗では、キャンペーンやポイント還元率アップなどさまざまな特典があるため、日々の生活のなかでイオングループの店舗を利用する人にはメリットが多いカードです。
このカードが特におすすめの人
年会費 | 無料 |
---|---|
家族カード年会費 | 無料 |
会員の条件 | 20歳以上かつ本人に安定継続収入がある |
ポイント還元率 | 0.5% |
旅行時の傷害保険 | 海外:最高5,000万円 国内:最高5,000万円 ※日本出国前に海外旅行に伴う「公共交通乗用具」または「募集型企画旅行」の料金をクレジット払いにて利用した場合に適用 |
ショッピング保険 | 年間300万円(国内外) |
家族特約 | 旅行代金に同伴者分も含まれる場合に適用あり |
空港ラウンジサービス | 羽田空港、成田空港、新千歳空港、伊丹空港(大阪国際空港)、福岡空港、那覇空港のラウンジ無料利用 |
追加カード | ETCカード 家族カード |
国際ブランド | VISA、Master、JCB |
その他の特典 | イオングループの対象店舗ならWAON POINTいつでも2倍 AEONCARD Wポイントデー(毎月10日はイオンカード利用でポイント2倍) |
※2023年10月時点
三菱UFJカードゴールドプレステージは、銀行系カード会社の三菱UFJニコスが発行するゴールドカードです。ステータス性だけでなく、内容も充実したカードと言えるでしょう。Webからの入会であれば、年会費は初年度無料ですし、2年目も条件次第でキャッシュバックや電子ギフトが付与されるため、負担は軽減されます。
また、海外保険は保有しているだけで海外旅行保険は最大5,000万円まで補償されますし、家族特約も最大1,000万円まで自動付帯です。
もちろん、国内主要空港(海外はハワイホノルル空港)のラウンジが無料で利用可能ですので、出発前に家族(家族カードの年会費は無料)でゆっくり時間を過ごすことも可能です。
ポイント還元率は0.5%と決して高くはありませんが、アニバーサリー月はポイント2倍、年間の利用額に応じた翌年の還元率、取引内容に応じたボーナスポイントなど使い方によっては、還元率を上げることも可能です。とはいえ、信用力という点でステータス性は高いので、保有する価値はあると言えるでしょう。
このカードが特におすすめの人
年会費 | 11,000円(税込) ※Web入会で初年度無料 |
---|---|
家族カード年会費 | 無料 |
会員の条件 | 20歳以上かつ本人に安定継続収入がある |
ポイント還元率 | 0.5% |
旅行時の傷害保険 | 海外:最高5,000万円 国内:最高5,000万円 |
ショッピング保険 | 年間300万円(国内外) |
家族特約 | あり(補償額は異なる) |
空港ラウンジサービス | 国内主要空港 海外(ハワイ) |
追加カード | ETCカード 家族カード |
国際ブランド | VISA、Master、JCB |
その他の特典 | 対象のコンビニ・飲食店の利用で5.5%相当をグローバルポイントで還元 年間100万円以上利用で11,000円相当のグローバルポイント(2,200P) MUFJならではの金融取引サービス、24時間健康・介護相談サービス |
※2023年10月時点
※出典:ダイナースクラブカード
ダイナースクラブカードは、世界で初めて誕生した、世界的にステータス性の高いカードです。年会費は2万4,200円(税込)と高い印象ですが、最高1億円の手厚い補償の海外旅行保険やエグゼクティブダイニングなどさまざまな特典が利用できるため、決して高くはありません。
「エグゼクティブダイニング」では、対象レストランの所定のコース料金2名以上で利用すると1名分が無料となり、6名以上で利用すると2名分が無料となります。
また、「料亭プラン」では、高級料亭をダイナースクラブが予約をしてくれます。本来は紹介者がいなくては利用できないような憧れの料亭で食事したい場合など、ダイナースだからこその特別な時間を過ごすことができるでしょう。
また、国内外1300カヵ所以上の空港ラウンジ(特別VIPルーム含む)を無料利用できるのも、ダイナースならではです。
このカードが特におすすめの人
年会費 | 24,200円(税込) ※Web入会で初年度無料 |
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家族カード年会費 | 5,500円(税込) |
会員の条件 | 27歳以上かつ本人に安定継続収入がある |
ポイント還元率 | 1.0% |
旅行時の傷害保険 | 海外:最高1億円(自動付帯5,000万円+利用条件分5,000万円) 国内:最高1億円 |
ショッピング保険 | 年間500万円 |
家族特約 | あり(補償額は異なる) |
空港ラウンジサービス | 国内主要空港 海外主要空港(年10回まで無料) ※プライオリティ・パス無料・別途申込み必要 |
追加カード | ETCカード 家族カード |
国際ブランド | Diners(ダイナース) |
その他の特典 | 2023年10月31日まで初年度年会費無料キャンペーン実施 エグゼクティブダイニング:対象レストランの所定のコース料金2名以上で1名分、 6名以上で2名分無料 |
※2023年10月時点
※出典:dカードGOLD
dカードのメリットは、ポイント還元率が1.0%と高いことだと言えるでしょう。ドコモユーザーであれば、ドコモの携帯利用料金が1,000円(税抜)あたり100ポイント(10%)となるため、dカード払いでポイントを貯めるのもハードルは高くありません。さらに、「ドコモ光」や「ドコモでんき」と組み合わせることで割引が適用され、お得感があります。
年会費は11,000円(税込)ですが、入会特典のほか、年間利用額が100万円以上で11,000円相当の特典が得られることをふまえると、実質無料となるのも魅力です。
ドコモユーザーはもちろん、ドコモユーザー以外でも、旅行やショッピングでのメリットを享受できます。海外旅行保険は自動付帯で最高1億円まで補償されます。家族カードの年会費は無料ですので、家族旅行でも安心ですし、会員でない家族でも1,000万円まで補償されます。
また、国内外の空港ラウンジの無料利用やレンタカーの割引特典もあるため、国内外の出張が多い人や頻繁に旅行に行く人にもおすすめです。
ポイント還元率が10%と勘違いして申込むケースが多いようですが、ドコモ関連の利用料に限られる点に注意が必要です。dカード特約店など対象のコンビニやショッピングでは還元率アップはあるものの、通常のポイント還元率は1.0%です。
このカードが特におすすめの人
年会費 | 11,000円(税込) ※Web入会で初年度無料 |
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家族カード年会費 | 無料 |
会員の条件 | 20歳以上(学生は除く)で、安定した継続収入がある人 |
ポイント還元率 | 1.0% |
旅行時の傷害保険 | 海外:最高1億円 国内:最高5,000万円 |
ショッピング保険 | 年間300万円 |
家族特約 | 本会員と同等のサービス・付帯保険の対象となる |
空港ラウンジサービス | 国内主要空港 海外(ハワイ) |
追加カード | ETCカード 家族カード |
国際ブランド | VISA,Master |
その他の特典 |
dカードケイタイ補償(購入後3年間最大10万円) dカード特約店、dカードポイントモールでのポイント加算 |
※2023年10月時点
※出典:ライフカード ゴールド
ライフカードゴールドは、ライフカードが運営する会員専用の通販サイト「L-Mall」を経由して買い物をすると、ポイントが最大25倍になります。
L-Mallでは楽天市場やYahoo!ショッピングのほか、宿泊予約サイトや学習サイトなどさまざまなサイトが並び、経由してショッピングするだけで還元率がアップするお得なショップも多いです。また、誕生月には、ポイント還元率が3倍になるのも嬉しい特典です。
他にも、ライフカードゴールドでは、自動車の事故や故障の際、24時間365日いつでも現場での緊急修理やレッカー移動、ディーラーや修理工場への搬送など充実したロードサービスも付帯されています。
このカードが特におすすめの人
年会費 | 11,000円(税込) |
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家族カード年会費 | 無料 |
会員の条件 | 20歳以上かつ本人に安定継続収入がある人 |
ポイント還元率 | 0.5% ※会員限定ショッピングモールサイトL-mall経由のショッピングで最大25倍 |
旅行時の傷害保険 | 海外:最高1億円 国内:最高1億円 |
ショッピング保険 | 年間200万円 |
家族特約 | あり(補償額は異なる) |
空港ラウンジサービス | 国内主要空港 海外(ハワイ) |
追加カード | ETCカード 家族カード |
国際ブランド | Master |
その他の特典 | ライフカード提携弁護士無料相談サービス 充実のロードサービス |
※2023年10月時点
※出典:エポスゴールドカード
株式会社丸井グループのカード・金融事業として設立された「エポスカード」は、カードショッピングやキャッシング事業を軸として発展している会社です。そのため、提携する店舗(飲食店やカラオケ、美容院やネイル等)での優待や割引特典、ポイントアップが得られるのが魅力です。
エポスカード会員限定の優待情報サイト「エポトクプラザ」には、お得な情報が並んでいます。
お気に入りのショップを3店舗登録した場合、「いつものショップでポイント最大3倍」で、通常1ポイントのところ、3ポイント貯まります。なお、このうちマルイ、マルイの通販、モディ、ENEOSでんき、MONA新浦安を登録した場合には、3倍ではなく、4倍(4ポイント)貯まるため、うまく活用するとよいでしょう。
エポスゴールドカードの年会費は、永年無料にもかかわらず、国内主要空港のラウンジを無料利用や海外旅行保険が自動付帯(補償額は最高1,000万円)であることも魅力的といえます。
このカードが特におすすめの人
年会費 |
5,000円(税込) 招待の場合:永年無料 ※年間50万円の利用で翌年以降無料 |
---|---|
家族カード年会費 | 無料 |
会員の条件 | 20歳以上かつ本人に安定継続収入がある ※学生は不可 |
ポイント還元率 | 0.5% |
旅行時の傷害保険 | 海外:最高1,000万円 国内:なし |
ショッピング保険 | 年間500万円(国内外) |
家族特約 | 本会員と同等のサービス・付帯保険の対象となる |
空港ラウンジサービス | 国内主要空港 海外(ハワイ) |
追加カード | ETCカード 家族カード |
国際ブランド | VISA |
その他の特典 | 年間100万円の利用で10,000ポイント付与 |
※2023年10月時点
※出典:au PAY ゴールドカード
au PAY ゴールドカードは、auグループが発行するゴールドカードです。そのため、auユーザーにとっては、お得感あり、年会費11,000円(税込)を実質無料とすることも可能です。
auの携帯利用代金のほか光回線の支払で毎月11%(通常の1.0%+利用額1,000円(税抜)ごとに100ポイント)の還元のほか、au PAYでのポイント二重取り、au PAYマーケットで最大9%還元といったau関連のサービスと組み合わせることでさらにお得感が高まります。
旅行費用をau PAY ゴールドカードで支払えば、最大1億円の海外旅行保険が付帯されていることは、ポイントが貯まりやすい点と同様に、au PAY ゴールドカードならではのメリットです。
さらに、グループ会社のauカブコム証券での投資信託積立でもPontaポイント(1.0%) が貯まります。通信費などの生活関連、旅行関連だけでなく、資産形成まで活用範囲の広いカードです。
要チェック!
年会費 | 11,000円(税込) |
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家族カード年会費 | 無料 |
会員の条件 | 20歳以上(学生は除く)で、安定した継続収入がある人 |
ポイント還元率 | 1.0% |
旅行時の傷害保険 | 海外:最高1億円(自動付帯5,000万円+利用付帯5,000万円) 国内:最高5,000万円 |
ショッピング保険 | 年間300万円 |
家族特約 | あり(補償額は異なる) |
空港ラウンジサービス | 国内主要空港 海外(ハワイ) |
追加カード | ETCカード 家族カード |
国際ブランド | VISA、Master |
その他の特典 | auカブコム証券での投資信託積立(1%のPontaポイント還元) |
※2023年10月時点
※出典:PayPayカード ゴールド
キャッシュレス決済サービスが進むなかで、PayPayの利用者数は年々増加し、成長し続けています。PayPayカード ゴールドは、PayPay株式会社が発行するクレジットカードです。ソフトバンク、ワイモバイルユーザーはもちろん、ソフトバンク、ワイモバイルユーザーでなくても、PayPayカード ゴールドを保有するメリットは多いでしょう。
通常ポイント還元率が1.0%と高めなうえに、ソフトバンクユーザー(最大10%)、ワイモバイルユーザー(最大3%)、ソフトバンク光/Air(最大10%)やおうちでんき(最大3%)などさまざまなサービスとの組み合わせ、頻繁に開催されるキャンペーンを利用することで、さらにお得にポイントを貯めることができます。ただし、事前のエントリーが必要な場合も多いため、機会を逃さぬよう情報にアンテナを張っておきましょう。
ポイント重視派にうれしいゴールドカードでありながら、国内主要空港(海外はハワイ)でのラウンジ無料利用とともに、海外旅行保険での最大1億円まで自動付帯、ショッピング保険(最大300万円)と安心感も備えたゴールドカードです。
このカードが特におすすめの人
年会費 | 5,500円(税込) ※年間100万円の利用で翌年以降の年会費永年無料 |
---|---|
家族カード年会費 | 無料 |
会員の条件 | 20歳以上かつ本人に安定継続収入がある |
ポイント還元率 | 1.0% |
旅行時の傷害保険 | 海外:最高1億円 国内:最高5,000万円 |
ショッピング保険 | 年間300万円(国内外) |
家族特約 | 本会員と同等のサービス・付帯保険の対象となる |
空港ラウンジサービス | 国内主要空港 |
追加カード | ETCカード 家族カード |
国際ブランド | VISA、Master、JCB |
その他の特典 | ソフトバンク・ワイモバイルの通信料などと合わせての支払いで最大10%還元 |
※2023年10月時点
SAISON GOLD Premiumは、2022年夏に日本初のメタルサーフェスカードを採用したゴールドカードです。年会費は、11,000円(税込)ですが、年間利用金額が100万円以上で翌年以降永年無料となります。
また、公表されているポイント還元率は0.5%ですが、年間利用金額50万円ごとにボーナスポイントがプレゼントされるため、最大還元率は実質1.0%といえます。その後も、利用額に応じて還元率がアップするため、使えば使うほどお得になるカードです。
映画好きの人なら、主要映画館でいつでも1,000円で鑑賞できることは魅力といえます。そのほか、飲食店やレジャー施設などでの割引適用やサービス特典が得られる「選べるゴールド優待」は、ベネフィット・ワンが提供するサービスで、セゾンゴールドプレミアム専用サイトからのログインで選ぶことができます。
このカードが特におすすめの人
年会費 | 11,000円(税込) ※年間100万円の利用で翌年以降永年無料 |
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家族カード年会費 | 1,100円(税込) |
会員の条件 | 18歳以上(学生可)安定継続収入がある人 |
ポイント還元率 | 0.5% |
旅行時の傷害保険 | 海外:最高1,000万円 国内:最高1,000万円 |
ショッピング保険 | - |
家族特約 | あり(補償額は異なる) |
空港ラウンジサービス | 国内の主要空港 海外(ハワイ) |
追加カード | ETCカード 家族カード |
国際ブランド | VISA、JCB、Amex |
その他の特典 | 映画館いつでも1,000円 |
※2023年10月時点
※出典:楽天プレミアムカード
楽天プレミアムカードは、日本最大級のECサイト「楽天市場」を運営する楽天グループ会社の楽天カード株式会社が発行するカードです。ゴールドカードとしては、「楽天ゴールドカード(年会費2,200円)」も存在しますが、ステータス性やサービス内容を他社と比較すると、ワンランク上の「楽天プレミアムカード」が相応です。
インターネットサイトを中心に、金融・スポーツ・エンターテインメントと幅広く展開する楽天だけに、ユーザーの生活スタイルにあわせて、自由に選べるのが特徴と言えます。
たとえば、楽天市場での買い物(ポイント5倍)、誕生月は楽天市場や楽天ブックスでポイント+1倍など、楽天グループ企業のサービスを利用することで、ポイント還元率はアップしますのでお得に貯めることができます。
参考までに、「楽天プレミアムカード」の選べる3つの優待コースは以下のとおりです。
国内主要空港は当然ながら、プライオリティ・パスの発行で海外の空港ラウンジでも無料利用ができるのは強みといえます。さらに、世界で38拠点を構えるトラベルデスクで旅行中の予約が可能と旅行好きには嬉しい特典です。
このカードが特におすすめの人
年会費 | 11,000円(税込) |
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家族カード年会費 | 無料 |
会員の条件 | 20歳以上かつ本人に安定継続収入がある人 |
ポイント還元率 | 1.0% ※楽天市場でさらに3倍 |
旅行時の傷害保険 | 海外:最高5,000万円(自動付帯4,000万円+利用付帯1,000万円) 国内:最高5,000万円 |
ショッピング保険 | 年間300万円 |
家族特約 | あり(補償額は異なる) |
空港ラウンジサービス | 国内の主要空港 海外(ハワイ) ※プライオリティ・パス無料・別途申込み必要 |
追加カード | ETCカード 家族カード |
国際ブランド | VISA、Master、JCB、Amex |
その他の特典 | 付帯機能:楽天Edy、楽天ポイント |
※2023年10月時点
※出典:ビューゴールドプラスカード
ビューゴールドプラスカードは、JR東日本グループだからこその、乗車券の購入やSuicaのオートチャージに圧倒的なアドバンテージがあります。ショッピングでのポイント付与率は0.5%ですが、モバイルSuicaでの定期券購入で6%還元、乗車券の購入で最大10%のJREポイントが貯まります。毎日の通勤や出張で電車を利用する人には、魅力的であるとともに、普段のショッピングで着実にポイントを積み重ね、さらにボーナスポイントを獲得すれば、実質年会費が無料です。
国内主要空港およびハワイ(ダニエル・K・イノウエ国際空港の空港ラウンジの新規入会後6カ月以内に初年度年会費を支払うとJRE POINTの5,000ポイント付与、さらに翌年以降も1年間の利用金額が100万円以上であれば毎年5,000ポイントもらえます。貯まったJRE POINTは、Suicaチャージや幅広い商品に交換が可能です。
また、東京駅構内の「ビューゴールドラウンジ」は、当日東京駅発の新幹線グリーン車・特急列車グリーン車を利用するゴールドカード会員と同伴者のための特別なラウンジで、駅構内の喧騒と離れて落ち着いた時間を過ごすことができます。
このカードが特におすすめの人
年会費 | 11,000円(税込) |
---|---|
家族カード年会費 | 3,300円(税込) |
会員の条件 | 20歳以上かつ本人に安定継続収入がある人 |
ポイント還元率 | 0.5% ※年間利用ボーナスあり |
旅行時の傷害保険 | 海外:最高5,000万円 国内:最高5,000万円 |
ショッピング保険 | 年間300万円(国内外) |
家族特約 | あり(補償額は異なる) |
空港ラウンジサービス | 国内主要空港 海外(ハワイ) |
追加カード | ETCカード 家族カード |
国際ブランド | JCB |
その他の特典 | 特約店でポイント還元率アップ: |
※2023年10月時点
本記事では、おすすめのゴールドカード12選をランキングでお伝えしました。
ゴールドカードといっても、ステータス性、デザイン性、年会費、ポイント還元率、補償は異なり、それぞれに特徴があります。何を重視するかは、個人の好みやライフスタイルによって異なります。ぜひ、自身に合った最適なクレジットカードを選んでください。
なお、年間利用額に応じたサービスを提供するクレジットカード会社は多く存在しますが、くれぐれも作りすぎや使いすぎには注意しましょう。クレジットカード、特にゴールドカードは、その人の「信用(Credit)」を表しますので、相応の付き合い方を目指したいものです。
キャッシングするときの目的は人それぞれ。即日キャッシングしたい人や個人事業主向けのローンなど目的がはっきりしている方はこちらからキャッシング・カードローンを選んでみましょう!