すぐ作れる即日発行可能なクレジットカード|最短で発行するためのポイントを紹介!
松田 聡子

この記事の執筆者

ファイナンシャルプランナー

松田 聡子さん

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一般的にクレジットカードが手元に届くまでに、早くても1週間程度はかかります。最近では即日発行できるクレジットカードも増えました。この記事では即日発行できるクレジットカードの中から、人気があって使いやすいカードを紹介します。カードをすぐに作りたい人は参考にしてください。

即日発行!すぐに作れるクレジットカード6選

すぐに作れるクレジットカード

即日発行でできるおすすめのクレジットカードを、7枚に厳選して紹介します。

No. クレジットカード名 即日発行 審査時間 発行時間 年会費 還元率 国際ブランド 電子マネー対応
1 ACマスターカード 最短30分 最短即日 無料 Master
2 エポスカード 5分 最短即日 永年無料 0.5%~1.5% Visa 楽天Edy・PayPay・d払い・EPOS Pay
3 セゾンカードインターナショナル 最短5分 最短5分 永年無料 0.5% Visa・Master・JCB iD・QUICPay・モバイルSuica・PayPay・モバイルPASMO
4 PayPayカード 最短7分 最短7分 永年無料 1.0%~5.0% Visa・Master・JCB PayPay,QUICPay
5 三菱UFJカード × - 最短翌営業日 1,375円(税込) 0.5%~5.5% Visa・Master・JCB・American Express モバイルSuica・楽天Edy
6 dカード 最短5分 最短当日 永年無料 1.0%~4.0% Visa・Master iD

ACマスターカード

ACマスター

※画像出典:ACマスターカード

ACマスターカードは消費者金融アコムの発行するクレジットカードで、自動契約機を利用すれば即日の受け取りが可能です。インターネットで9:00から21:00の間(年中無休)に申込み、審査に通るとカードが発行されます。

ACマスターカードはカードローン付きのクレジットカードで、支払い回数を「1回払い」と指定しないとリボ払いになり、手数料が発生します。カードを利用してもポイントはもらえませんが、利用金額から自動で0.25%がキャッシュバックされます。ポイント交換などを面倒に感じる人には、メリットといえるでしょう。

審査時間 最短30分
発行までの時間 最短即日
カードの受け取り方 自動契約機・郵送
年会費 無料
還元率
カードの利用限度額 300万円
対象年齢 20歳以上
スマホ決済 Apple Pay・Google Pay
電子マネー QUICPay
旅行保険 海外旅行傷害保険
特典 毎月の利用金額から0.25%自動でキャッシュバック
公式HP 公式サイトはこちら

ACマスターカードは、以下のような人におすすめです。

  • クレジットカードをまとまった支払いに利用したい人
  • ポイント還元は必要ない人

エポスカード

エポスカード

※画像出典:エポスカード

エポスカードはマルイグループのクレジットカードで、WEBで申し込んでマルイの店頭受取り(営業時間内)なら即日発行可能です。年会費は永年無料ですが、海外旅行傷害保険が付帯されています。

最大のメリットは基本のポイント還元率は0.5%と高くないものの、マルイでの利用はポイントが2倍になる点です。また、年4回の10%オフの優待イベントがあります。マルイだけでなく、全国1万店舗以上で優待が受けられます。マルイを利用するショッピング好きの人には魅力のあるクレジットカードです。

審査時間 5分
発行までの時間 最短即日
カードの受け取り方 店舗・郵送
年会費 永年無料
還元率 0.5%~1.5%
カードの利用限度額
対象年齢 18歳以上
スマホ決済 Apple Pay・Google Pay
電子マネー 楽天Edy・PayPay・d払い・EPOS Pay
旅行保険 海外旅行傷害保険
特典

WEBからの入会で2,000円相当プレゼント

公式HP 公式サイトはこちら

エポスカードは、以下のような人におすすめです。

  • マルイグループをよく利用する人
  • ネットショッピングを利用する人
  • ポイント還元だけでなく割引優待も重視する人

セゾンカードインターナショナル

セゾンインターナショナル

※画像出典:セゾンカードインターナショナル

セゾンカードインターナショナルはWEBから申し込み、セゾンカウンターで受け取ると即日発行が可能です。その日のうちに受け取る場合、各店舗の営業時間内に申し込みから受け取りを済ませる必要があります。また、デジタルカード発行を選択すると、最短5分でカード番号が発行されます。

セゾンカードインターナショナルのメリットは、カード利用で獲得できる永久不滅ポイントに有効期限がない点です。ほとんどのポイントには有効期限があり、知らずに消滅してしまうケースもあります。ポイントを使いたいときに使えるのは便利です。

審査時間 最短5分
発行までの時間 最短5分
カードの受け取り方 スマホ・店頭・郵送
年会費 永年無料
還元率 0.5%
カードの利用限度額
対象年齢 18歳以上
スマホ決済 Apple Pay・Google Pay
電子マネー iD・QUICPay・モバイルSuica・PayPay・モバイルPASMO
旅行保険
特典
公式HP 公式サイトはこちら

セゾンカードインターナショナルは、以下のような人におすすめです。

  • ポイントを有効期限内に使い切れない人
  • カードの本体をすぐに受け取りたい人

PayPayカード

PayPayカード

※画像出典:PayPayカード

PayPayカードは最短7分でカード番号が発行されます。その日のうちに審査が受けられるのは10時から21時30分までです。カード番号が発行されると、すぐにカードを利用できます。PayPayカードはPayPayにチャージできるクレジットカードです。基本のポイント還元率が1.0%と高めで、年会費も永年無料です。

PayPayカードの強みはPayPayとの組み合わせで、PayPayポイントが上乗せされる点です。また、PayPayあと払いを登録すると、毎月の利用状況に応じて0.5%ポイントが上乗せされます。また、「Yahoo!ショッピング」や「LOHACO」でPayPayカードを利用すると、最大5.0%のポイントがもらえます。

審査時間 最短7分
発行までの時間 最短7分
カードの受け取り方 スマホ・郵送
年会費 永年無料
還元率 1.0%~5.0%
カードの利用限度額
対象年齢 18歳以上
スマホ決済 Apple Pay
電子マネー PayPay・QUICPay
旅行保険
特典 PayPayカード新規入会&3回利用で最大5,000ポイント
公式HP 公式サイトはこちら

PayPayカードは、以下のような人におすすめです。

  • PayPayにチャージしたい人
  • Yahoo!ショッピングをよく利用する人
  • ソフトバンクユーザー

三菱UFJカード

三菱UFJカード

※画像出典:三菱UFJカード

三菱UFJカードはオンライン申込みで国際ブランドにVisaまたはMasterを選ぶと最短翌営業日に発行できます。翌営業日の発行を希望する場合、月曜日から木曜日の9:00までに申込みを完了させる必要があります。また、JCBは最短2営業日、アメリカン・エキスプレスは最短3営業日かかります。

三菱UFJカードは、三菱UFJニコスが発行する銀行系のクレジットカードです。初年度年会費無料で年に1回でも利用すれば次年度以降も無料になるため、実質無料で利用できます。三菱UFJカードのメリットは、セブン‐イレブン、ローソン、コカ・コーラ自販機(タッチ決済、QUICPay、Coke ON)などで5.5%還元となることです。

審査時間 最短当日
発行までの時間 最短翌営業日
カードの受け取り方 郵送
年会費 初年度:無料
2年目以降:1,375円(税込)
還元率 0.5%~5.5%
カードの利用限度額 社会人:100万円
学生:30万円
対象年齢 18歳以上
スマホ決済 Apple Pay
電子マネー モバイルSuica・楽天Edy
旅行保険 海外旅行傷害保険
特典 入会・利用で最大1万円相当プレゼント
公式HP 公式サイトはこちら

三菱UFJカードは、以下のような人におすすめです。

  • セブン-イレブンやローソンの利用が多い人
  • 安心感のあるカードが欲しい人
  • 国際ブランドを選びたい人

dカード

dカード

※画像出典:dカード

dカードはカード本体の受け取りは郵送のみですが、審査は最短5分で完了します。審査完了後はスマホで電子マネーiDの設定ができ、その日のうちにタッチ決済が利用できます。dカードは年会費が無料で、基本のポイント還元率が1.0%と高還元のカードです。

最大の魅力はポイントの貯まりやすさで、特約店の中には2.0%以上ポイントをもらえる店もあります。また、ポイントUPモールでは多くの人が利用するお店があり、経由して利用するとポイントが多く貯まります。貯まったポイントの交換先も多く、使いやすいカードです。

審査時間 最短5分
発行までの時間 最短5分
カードの受け取り方 郵送
年会費 永年無料
還元率 1.0%~4.0%
カードの利用限度額 100万円
対象年齢 18歳以上
スマホ決済 Apple Pay・d払い
電子マネー iD
旅行保険 海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険

※29歳以下のみ

特典 入会・利用・Webエントリーでdポイント(期間・用途限定)が最大2,000ポイントもらえる
公式HP 公式サイトはこちら

dカードは、以下のような人におすすめです。

  • ドコモユーザー
  • ポイント還元のカードを利用したい人
  • d払いを利用する人

クレジットカードをできるだけすぐに発行するポイント

できるだけすぐに発行するポイント

できるだけ早くクレジットカードを発行するためには、以下のようなポイントがあります。

  • デジタルカード(ナンバーレスカード)を活用する
  • インターネットから申し込む
  • できるだけ平日の早い時間に申し込む
  • 入力ミスや記入漏れがないようにする
  • キャッシング枠を申し込まない
  • ショッピング枠を低めに設定する
  • 多重申し込みをしない

クレジットカードを早く発行してもらうには、手続きや審査が進みやすいような工夫があるとスムーズです。カードを早く作り、利用するためのポイントを見ていきましょう。

デジタルカード(ナンバーレスカード)を活用する

すぐにクレジットカードを利用したい場合、デジタルカード(ナンバーレスカード)の申込みが最短の方法といえます。デジタルカードとは、スマホのカードアプリ上で発行されるクレジットカードです。

アプリ内でカード情報を管理するため、カードを申し込んで審査に通れば、すぐにカード番号が発行されます。カード番号の発行は、申込みから5分程度で完了します。カード番号が発行されれば、すぐにネットショッピングなどでカードの利用ができるようになるのです。また、カードの種類によってiDやQUICPayなどと連携できるので、対応できる店舗での利用も可能です。

デジタルカードの発行後、券面にカード番号が刻印されないナンバーレスカードが届きます。

スマホ 店頭受取り 郵送受取り
一般的なクレジットカード 不可 可能 可能
デジタルカード(ナンバーレス) 可能 不可 可能

インターネットから申し込む

クレジットカードを少しでも早く発行してもらうには申込みは電話や郵送でなく、インターネットを利用しましょう。電話は受付時間が限られていますし、郵送は時間がかかります。インターネットなら24時間自分の都合のよい時間に申込みが可能です。

紙の申込みでは不備によって余分な時間がかかるリスクもあります。しかし、オンラインなら不備はチェックされるので、無事に受付が完了すれば審査に進めるでしょう。店頭受け取りの場合もインターネットでの申込みが済んでいれば、速やかに対応してもらえます。

できるだけ平日の早い時間に申し込む

クレジットカードは、できるだけ平日の早めの時間帯に申し込みましょう。クレジットカードを作るには、必ずカード会社の審査を通らなければなりません。審査の受付時間外に申し込むとカード会社の対応が遅くなり、カードの発行にも時間がかかります。

できれば平日の早い時間に申し込むと、審査結果も早めに連絡してもらえるでしょう。特に即日発行のデジタルカードを申し込む場合や、店舗受け取りのカードを申し込む場合は早めの時間に申込みを済ませましょう。

入力ミスや記入漏れがないようにする

クレジットカードの申込時に記入漏れや入力ミスがないか、本人確認書類など必要書類不備がないかの確認を徹底しましょう。申込み情報と信用情報機関の登録情報との不一致が見つかったり、勤務先の在籍確認ができなかったりすると虚偽申告と疑われ、審査に時間がかかります。スムーズな審査のためにもミスがないようにしましょう。なお、インターネットを利用したオンライン申請のほうが、エラーチェックを通すため間違いにくいでしょう。

キャッシング枠を申し込まない

クレジットカードを早く発行してもらうには、キャッシング枠を申し込まないほうがよいでしょう。キャッシング枠を申し込むとショッピング枠と合わせた支払い能力を審査されるため、金額によっては審査に時間がかかる可能性があります。

また、50万円以上のキャッシング枠を希望すると収入証明書の提出が必要となり、さらに審査が長引きます。どうしてもキャッシングが必要でないかぎり、申し込まないほうが無難です。キャッシング枠はカード発行後にも申請できるので、カードを早く作りたい場合は後回しにしましょう。

ショッピング枠を低めに設定する

クレジットカードの申込みでは、申込者が希望する利用限度額を記入する場合があります。キャッシング枠を0にする場合でも、ショッピング枠の利用限度額を低めにしておきましょう。収入と利用限度額が釣り合わないと判断されると、審査は長期化します。利用限度額はカード発行後に審査を受ければ上げることもできます。そのため、当初は控えめな金額で申し込んでおきましょう。

多重申込みをしない

短期間に複数のカード会社に申し込むと、審査に通りにくくなります。いわゆる「申込みブラック」と見なされるためです。クレジットカードの申込みをすると、信用情報機関に申し込み情報が登録されます。

カード会社が申し込んだ人の情報を確認し、多重申し込みをしていることがわかれば、慎重に審査されることになるでしょう。信用情報機関の1つであるCICでは、申し込み情報は6カ月間保管されることになっています。この期間内にはなるべく複数件の申し込みをしないようにしましょう。

即日発行ができるクレジットカードを作るときの注意点

即日発行ができるクレジットカード

即日発行できるクレジットカードを作るときには、以下の点に注意する必要があります。

即日発行ができるクレジットカードを作るときの注意点

  • 審査なしのカードならデビットカードがおすすめ
  • 信用情報に傷がついていると審査に通りにくい

クレジットカードは申し込めば必ず作れるわけではありません。申込み前に注意点を確認しておきましょう。

審査なしのカードならデビットカードがおすすめ

クレジットカードの審査に通るか心配な場合、審査のないデビットカードを作るのも選択肢の1つです。デビットカードとは、カードの利用と同時に登録している銀行口座から利用代金分が引き落とされるカードです。クレジットカードが後払いなのに対し、デビットカードは即時決済となります。

口座残高の範囲でしか利用できないため、一般的には申込み時に審査がありません。また、通常は15歳以上(中学生を除く)なら申し込みができるので、社会人なら誰でも作れるカードといえます。デビットカードを即日発行できる銀行もあるので、すぐに作りたい人は利用するとよいでしょう。

信用情報に傷がついていると審査に通りにくい

クレジットカードを申し込む人の信用情報に傷がついていると、審査に通りにくくなります。「信用情報に傷がついている」とは、過去にクレジットカードやローンの延滞歴があったり、債務整理をしたりした記録がある状態のことです。

カード会社は支払いを確実にできないおそれのある人には、カードを発行したくないと考えます。そこで、信用情報を記録している信用情報機関に申込者の信用情報を照会するのです。自分の信用情報は信用情報機関に開示してもらえます。気になる人はCICなどに請求してみましょう。

まとめ

即日発行に対応しているクレジットカードの多くは、デジタルカードや店頭で受け取れるタイプです。このうち、店頭受け取りは近くに店舗がないと利用しづらい点がデメリットです。その点、カード番号を即時発行できるデジタルカードなら、ほとんどの人がすぐに作れます。申し込みの際に不備があるとスムーズに発行されないので、事前に必要なものを確認しておきましょう。