
給料日前などに急遽お金が必要になった時に「どうにかして借りることができたら…」と悩んだ経験はあなたにもありませんか?
友人や家族に借りるという方法もありますが、お金を借りるとなるとお願いしづらいこともあるでしょう。
そんな時に頼りになるのが、キャッシングやカードローンです。
テレビCMでも見かけることがあるので、真っ先に連想する人も多いのではないでしょうか。
しかし、キャッシングやカードローンの経験がない方は、いざ利用するとなると色々と不安が尽きないですよね。
そこで今回は、これから初めてのキャッシングを利用する人に役立つ、キャッシングやカードローン選びのコツをご紹介します。
もちろん既に利用されている人にもためになる情報となっていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【後悔しない】即日でお金を借りる方法|おすすめの借り方やよくある質問を徹底解説
カードローン選びでチェックすべきポイント
そもそもあなたの属性が業者の定める条件を満たしていなければ、キャッシングやカードローンは利用できません。
申し込む前に一度、しっかりとチェックしておきましょう。
年齢
20歳~65歳に設定している業者がほとんどです。
稀に65歳以上でも利用できる業者はありますが、安定した収入があることが条件となっています。
収入に関しても、年金収入だけの場合には、申し込みできない業者もあります。
18歳以上の未成年であっても、一部クレジットカードのキャッシング枠なら利用できることもあります。
職業
正社員が望ましいとされていましたが、パートやアルバイトの人でも問題ありません。
重要視されるのは、安定した収入と勤続年数です。
ただし、上場企業に勤めている人や公務員なら、審査に通りやすい傾向にあります。
反対に、収入の安定しない自営業者はどうしても審査の目が厳しくなってしまいがちです。
専業主婦の場合は配偶者に安定した収入があれば、利用できるカードローンもあります。
銀行か消費者金融か
一般的に、銀行系よりも消費者金融系のほうが審査通過の条件は緩いと言われています。
属性に自信がない人で、審査にかかる時間も惜しいという時は、最初から消費者金融にターゲットを絞ったほうが良いかもしれません。
消費者金融の中には、ホームページ上で、お金が借りられるか簡易審査のツールを掲載しているところもあります。
お金を借りる時には、申し込み手続きをする前にしっかりとシミュレーションを行いましょう。
業者選びは金利とスピードに注目しよう
お金を借りる時に、特に着目するべきことは金利とスピードです。
無利息期間サービスや申し込み方法の利便性など、他にも条件とすべき項目はありますが、家計に直接影響するであろうこの2つに焦点を絞って、ここでは詳しく見ていきましょう。
金利の低いカードローンを選ぶなら
金利の見方
金利で業者を見極めるためには、広告などに記載されている最高金利をチェックしましょう。
最高金利とは年4.7%~18.0%とあった場合、大きい数字の18.0%となります。
新規で申し込む場合、限度額はある程度限られ、まずは少額からの融資となり、最高金利が適応されるケースがほとんどのようです。
例えば、金利年5.0%~15.0%のA社と年4.0%~18.0%のB社では、前者のほうが、少額の場合においては低金利で利用できる確率が高くなります。
金利重視なら銀行に軍配
消費者金融なら利息制限法によって、上限金利は18.0%(※)程度になります。
一方、銀行のキャッシングやカードローンなら15.0%を上限に設定している銀行が数多く見られます。
したがって金利重視で選ぶなら、銀行のほうに軍配が上がります。
※利息制限法で定められている上限金利
10万円未満 | 20.0% |
---|---|
10万円以上100万円未満 | 18.0% |
100万円以上 | 15.0% |
貸金業法が改定される前は、利息制限法の上限を超えながらも出資法に抵触しない範囲の高金利(グレーゾーン金利)での貸付も横行していたため、消費者金融と銀行では金利に大きな差がありました。
その後、グレーゾーン金利の撤廃により、消費者金融と銀行の金利の差はずいぶんと小さくなっています。
それでも、金利の面を考えると銀行カードローンのほうが良いと言えるでしょう。
スピード重視でカードローンを選ぶなら
「どうしても今日中にお金が欲しい!」
もしかしたら、あなたもそんな場面に出くわすかもしれません。
近ごろでは「即日融資可能」を掲げている業者も数多くあるため、そこからどのように絞り込むかが重要になってきます。
そんな時は、以下のポイントに注意して業者を選定しましょう。
何時までに申し込めば即日融資が可能なのか
審査にはそれなりに時間が必要ですし、銀行口座への振り込みなら営業時間の兼ね合いもあります。
急ぎ手続きをしても翌日扱いになってしまうことがあるので注意が必要です。
余裕を持って午前中に申し込んだほうが確実でしょう。
どのような手段で申し込めば良いのか
近くに店舗がない場合は、そこまで足を運ぶ時間も考慮しなくてはいけません。
その点、インターネットや電話申込なら時間を拘束されないので便利です。
カードはどうやって手元に届くのか
その日のうちにカードを手に入れるためには、ATMなどでもカードを受け取れる業者を選択したほうが良いでしょう。
消費者金融系のカードローンなら、即日受取可能なものがほとんどです。
なお、銀行カードローンに関しては、2018年1月より即日融資ができなくなりました。
大手銀行、地方銀行に限らずすべての銀行カードローンで対応不可となっていますので、注意しましょう。
スピード重視で即日融資を謳っている業者でも、時間帯や受け取り方法には違いがあるので、しっかりと見極め、条件に合ったものを選ぶようにしましょう。
もし今日中に借りたい!という方は、次のページも参考にしてください。
▶【参考】【後悔しない】即日でお金を借りる方法|おすすめの借り方やよくある質問を徹底解説
こういった時代だからこそ見極めが肝心
このように、お金を借りるための選択肢はたくさんあります。
今は悪徳金融業者でもない限り、強引な取り立てを行うような業者はないので、大手であればどこでも安心して利用できるでしょう。
それでも「借りられるならどこでも良い」ではなく、それぞれの特徴を見極め、損をすることがないようにしっかりと選んでください。
景気の後退や法整備の強化など苦しい経営を強いられている貸金業者は、少しでも多くの顧客を獲得するため、さまざまなサービスの向上を図っています。
私たち利用者にとってもプラスになることが多いので、最大限活用しましょう。