カードローン利用者の傾向とは?カードローン利用者実態を徹底解剖!

カードローンと言えば、「高利で取り立てが怖い」「悪徳業者が多い」というイメージがありました。
しかし、グレーゾーン金利の撤廃により、かつてのイメージは大きく変わりました。
現在のカードローンは、消費者金融だけでなく銀行でも提供されており、昔に比べより身近で気軽に使えるイメージになってきています。

そんなカードローンですが、実際にはどんな人が利用しているのでしょうか?
今回は、実際にカードローン利用経験者にアンケートをとり、利用者の年代や職業など「カードローン利用者実態」を徹底解剖していきます。
それでは早速、カードローンはどんな人が利用しているのかチェックしていきましょう!

カードローン利用者は、圧倒的に男性が多い!

今回ナビナビキャッシングが行ったアンケート調査にて、カードローン利用者の性別は圧倒的に男性が多いことが判りました。
今回の結果ではカードローン利用者の約95%が男性となっています。

カードローン利用者の年代と性別 円グラフ
年代別では30代男性が44.0%、40代男性が39.6%となっており、この2つで約84%を占める結果となっています。

30代男性、40代男性に共通して言えるのは「働き盛りの世代」ということです。
また、結婚や子育て、家やマンションの購入など、生活に顕著な変化が顕れるのも、この世代の特徴と言えるのではないでしょうか。

女性でも「30代」が利用者最多

一方女性で最も利用されている年代は「30代」でした。
30代と言えば、男性同様、仕事をしている女性にとっても働き盛りと言える年代です。
また結婚している女性にとっては子育てなど、生活に大きな変化があり、お金が必要になりやすい時期と言えます。

カードローン利用者の未婚・既婚はほぼ同割合

続いてカードローン利用者の未・既婚の割合をみてみましょう。
未婚が49.1%、既婚が50.9%と若干既婚者の割合が多いですが、その差は1.8%程度で、大体同じ割合になっています。

カードローンを利用した人の未既婚の割合 円グラフ

既婚者はもちろん、未婚者も想定されるのが「仕事の付き合いでお金が必要になるケース」です。

先ほどの調査結果から、カードローン利用者は30・40代男性が多く、どちらも働き盛りの年代です。
仕事の経験を積み、部下を抱えたり、取引先が増えたりするなど、20代の頃に比べ、仕事の付き合いでの出費が増える機会が多いことが想定されます。
そんな時、自分の貯金で出費のすべてをカバーできれば良いですが、予想以上の金額になった場合に一時的にカードローンを利用している可能性があると推測できます。

カードローン利用と家計の兼ね合い

家計への影響を考慮した場合、未婚者の方がカードローンを気兼ねなく使えそうに思えます。しかし結果はわずかながら、既婚者の方が多いことが判りました。

若干とはいえ既婚者が多くなった理由として考えられるのが、家庭を持つことによる突然の出費です。
家族がいる分、一人で生活しているよりも何かと物入りになったり、必要経費がかかったりすることもあるでしょう。

それに加え、既婚者の場合、配偶者が給料や貯金を管理しているために、自分が自由に使える金額が限られていることもあります。
そんな時にカードローンを利用し、一時的に出費を賄うことが考えられます。

ただしカードローンを利用することで毎月の出費の何パーセントかが返済に充てられ、その状態が一定期間続くことになります。
利用する際は、返済の負担が家計に影響がでるかどうかまで考慮し、計画的に利用することをおすすめします。

カードローン利用者は子供のいない人の方が多い

今回の調査で、カードローンを利用する人は、子供がいない人が多いことが判りました。

カードローンを利用した人の子供の有無 円グラフ

カードローンの返済が家計へ及ぼす負担を考えたとき、子供がいない場合であれば、仮に返済分の負担が増えたとしても、互いに協力しながらやりくりできるでしょう。

しかし子供がいる場合、カードローンの返済が負担が原因となり、習い事や子供の教育にかけるお金が減ってしまうと、子供の将来に影響が出る可能性があります。
そう考えると、カードローンの利用を躊躇してしまうのかもしれません。

今回の結果から、子供の存在がカードローンの利用に歯止めをかけている部分があるのかもしれない、ということが推測できます。

カードローン利用者の職業

次にカードローンを利用する人は、どんな仕事をしているのでしょうか?
早速結果を見てみましょう。

カードローンを利用した人の職業 円グラフ
カードローン利用者の約65%が会社員、約13%が公務員となっています。
この2つを合わせると78%となり、会社などの組織で働く人の割合が80%近くを占めていることが判ります。
一方、自営業やパート・アルバイト、専業主婦などの割合は20%強と少なめです。

カードローンに申し込む際、カードローン会社は返済能力を測るために定期収入の有無をチェックします。それがない場合、審査が下りないことがほとんどです。
つまりカードローンを利用できる層は、基本的に「定期収入のある人」ということになりますので、会社員や公務員の割合が高くなると考えられます。

カードローン利用者の年収

次に、カードローン利用者の年収を見てみましょう。

カードローンを利用した人の年収 円グラフ

先ほど説明したとおり、カードローン利用者は80%近くが会社員や公務員です。

国税庁が2018年に発表した「平成29年分民間給与実態統計調査」結果によれば、日本の会社員の2017年の平均年収は約432万円となっています。
また公務員は、地方公務員の2018年の平均年収が584万円(出典:2018年4月24日付 東洋経済オンライン)、国家公務員の2018年の平均年収が昨年の改正給与法により約678万円となっています。

今回の調査からは、会社員の平均年収や地方公務員の平均年収が該当する400~600万円未満の人の割合は「全体の約26%」、国家公務員の平均年収が該当する600万円~800万円の人の割合は「全体の約18%」を占めていることが判ります。

一方、パート・アルバイトの人の2017年の平均年収である約118万円(出典:厚生労働省毎月勤労統計調査 平成29年分結果確報)が該当する200万円未満は、「全体の約16%」を占めていることが判ります。

カードローンの利用を内緒にしている?

アンケート用紙に記入する女性

カードローンと言えば「利用したことを知られたくない」という人も多く、少々後ろめたい気持ちで借りる人も珍しくありませんでした。
しかし現在、カードローンは消費者金融のみならず銀行でも提供しているため、昔のような良くないイメージは払拭されつつあります。

今回「カードローンを利用したことを、家族や友人など、身近な人に話しているのか」についてもアンケート調査を行いました。

カードローンの利用を内緒にしている人は今も多い

結果としては「誰にも知らせていない」という人が多かったです。
カードローンに対する昔ながらのイメージもあるのかもしれませんが、そもそも借金すること自体、恥ずかしくて人には話せないという人も多いのかもしれません。
今回のアンケート調査でも、そのような意見が聞かれました。

カードローンに対するイメージは、以前のような「銀行で借りられない人が利用する」「あちこちで借金している人が利用する」というものではなくなりつつあり、お金を融資してもらうための一つの選択肢として、だいぶ身近なものになってきたといえます。
しかしそれでも「カードローンを利用してお金を借りた」ということを大っぴらにできないと考えている人が多いということが、今回の結果から分かりました。

配偶者や親に打ち明けているケースも

逆にカードローンを利用したことを身近な人に話している人は、配偶者や親に伝えているケースが多くみられました。
一方、兄弟や友人などには、カードローンの利用を知らせるケースは少ないようです。

「万が一、自分に何かあった時のためにも、一番身近な人にはきちんと話しておこう」と、配偶者や親にはカードローンの利用を知らせておく人が多いのかもしれません。

まとめ

調査で分かってきたカードローン利用者の特徴を振り返り

今回の調査で分かってきたカードローン利用者の特徴を振り返ります。

  • 働き盛りの年代の利用者、特任男性が圧倒的に多い
  • 特に会社員や公務員など、組織で働き、定期収入がある人が多い

何かと物入りになるときに手軽に借りられるカードローンは、使い勝手がよく、重宝されていることが推察されます。

一方、カードローンの利用については、身近な人に話している人が一定数いる反面、「後ろめたい」「恥ずかしい」という気持ちを持つ人が依然として多く、利用に対する心理的なハードルは今でも高いことが今回の結果から伺えました。

調査地域:
全国
調査対象:
カードローン利用経験のある20~65歳の男女
調査期間:
2018年11月1日~2018年11月30日
有効回答数:
2,398件