気軽に申し込むことができ、コンビニATMなどから簡単に引き出せる。そんな利便性の高さがカードローンの魅力です。
「今月ちょっと生活が苦しい」「急に飲み会の予定が入った」
そんな困ったにもすばやく対応できるローンのカードは、いざという時のためにサイフの中に入れておいて損はない一枚です。
しかし中には申込審査に通らなかった、なんらかの理由で利用を停止させられてしまったという人も少なからず存在します。
ではカードローンを使えない人とは、どういった人なのでしょうか?

カードローン申込時に断られてしまう人

まず、申し込みの段階でカードローンが使えない人(審査に落ちてしまう人)のケースで考えてみましょう。
例えば、ウェブからカードローンを申し込む場合、専用のフォームに名前や住所、勤務先や勤続年数、年収などの個人情報を記入します。この段階である程度簡易的な審査が行われ、業者の設定する条件をあきらかに満たしてない場合、早い段階で否決の連絡が届きます。
次のステップに進むと本人確認書類の提出や、在籍確認の電話など更に詳しい審査が行われ、場合によっては所得を証明するための書類を提出することもあります。
業者はこれらの情報を元に審査を進めますが、否決の理由として考えられるものは以下の通りです。

①年収が少ない

年収100万円未満のアルバイトやパート勤務でも審査に通った例はありますが、全くの無収入では難しいでしょう。しかし配偶者貸付制度を利用できる主婦の場合はこのケースには当てはまりません。

②勤続年数が短い

一般的に1年未満の勤続年数では、それだけを理由に断られてしまうこともあるようです。ただし一部上場企業にお勤めのかたや公務員の場合、必ずしもそうとは限りません。

③パートやアルバイト、もしくは自営業者である

カードローン会社の行う申込時の審査では、返済能力が十分にあるかを最重要視します。
パートやアルバイト、自営業者は収入が安定しないと見なされることも多いので、返済能力に対する評価が低くなってしまいます。
自営業者の場合は「事業資金としてお金を必要としているのではないか?」と疑われ、審査の目がより厳しくなってしまうこともあるようです。

④過去に遅延や延滞などの事故を起こしたことがある

カードローンはもちろん、クレジットカードでのお買い物やキャッシングなどで、過去に支払いの遅れや、滞納の経験がある場合、それらの事故歴は信用情報機関の記録に残るため、少なくとも5年間は新たな借入ができないと言われています

⑤今までに1度もローンカードやクレジットカードを持ったことがない

このような人を「スーパーホワイト」と言います。
悪い利用実績はありませんが、同時に良い実績もないために、かえって業者が警戒してしまい新たな借り入れができないケースがあります。

⑥一度に複数社申し込んでいる

同時に申し込むのは、少なくとも3社以内すべきでしょう
「一度にお金を借りようとするからには、何か困った事情を抱えているかもしれない」と疑われ、結果的に断られてしまいます。

このように、審査の段階で断られてしまう理由はさまざまですが、利用者のこういった情報は総じて「属性」と呼ばれます。
申し込みの審査では、この属性が一定の条件を満たしていることが重要です

急にカードローンを使えなくなってしまった人

カードローンを使えない人の中には、「利用していたカードが急に使えなくなってしまった」という人もいるはずです。
それには以下の理由が考えられます。

①返済が遅れてしまった

「うっかりして返済日を忘れていた」というのは誰にでも起こりうる失敗です。もし何らかの理由で返済が行われなかった場合、業者からはまず郵便で通達が届きます。その段階で支払う、もしくは2度目の引き落とし日に合わせお金を振り込んでおくなどの対応をすれば、そう大きなトラブルにはなりません。この通達を無視したり、同じようなことを何度も繰り返したりすると悪質な利用者とみなされ、カードの利用を止められてしまうことがあります。もちろん信用情報にも記録が残ります

②年収に対し借りすぎている

消費者金融のカードローンや、クレジットカードのキャッシングの利用には、年収の3分の1以上の借り入れを制限する総量規制が適用されます。これは1社からの借り入れではなく、他社からの借り入れも合算して考えなければならないので、例えば年収300万円の人がA社、B社、C社を利用していて、借り入れの合計額が100万円を超えたら、3社とも利用を止められてしまうことになります。

上記のような理由でカードが停止する場合、前もって予告はなされません。
つまりカードを利用しようとした時に初めて気付くケースも考えられるので、常から利用総額についても把握しておく必要があります

カードローンを使えない人が使えるようになるためには

カードローンを使えない人が使えるようになるためには

では、カードローンを使えない人がこれから使えるようになるためには、どうすれば良いのでしょうか?

・属性の弱い人
まず収入などの面でしっかりとした生活基盤を作ることが大切です。フリーターやアルバイトであっても毎月決まった収入がそれなりに得られるようになれば、限度額は低くともカードを持つことはできます。そしてきっちりと返済を行い、地道にクレジットヒストリーを築いていきましょう。

・スーパーホワイトの人
比較的審査の緩いと言われる流通系のクレジットカード持つことや、携帯電話の月賦割などを検討されてはいかがでしょうか?利用実績を重ねることで信用を作りましょう。

・滞納などの理由でカードの利用を止められた人
これ以上の信用を落とさないことです。今後は滞納・遅延がないように努めましょう。
お金が借りられないからと言って、間違っても闇金に頼ってはいけません。どうしても困ったときには、債務整理も検討してみてはいかがでしょうか。

審査に通らなかったり、突然利用を止められたりしたら誰もが驚きがっかりするでしょう。しかしカードローンが使えない人には必ずなんらかの原因があります
「使えなかった」で終わりにするのではなく、その原因についてしっかりと考え、今後に繋げることが大切です。