ビジネスローンは無担保で借りられる!無担保OKの理由と上手な活用法

個人事業主や会社経営者にとって、資金繰りについてはいつも悩まされる問題です。

とりわけ突発的な出費については、通常の銀行融資などでは審査にかなりの時間がかかってしまい、対応できないケースもあります。

そういったケースに対応できるのが、スピード融資も可能な「ビジネスローン」です。

銀行融資に比べ融資までの時間が早く、原則「担保・保証人なし」で融資を受けることができるのも魅力です。

通常、ローンというと担保が必要なケースが大半ですが、このような無担保で利用できるビジネスローンにはどのような特徴があるのか、そしてその特徴を踏まえたうえでの、活用方法について説明します。

アイフルビジネスファイナンス

総合評価

  • -
実質年率 利用限度額 無利息期間
3.10%~18.0% 1,000万円 -
審査時間 融資時間 お試し審査
最短翌日※ 最短翌日※ ×

おすすめポイント

  • 法人・個人事業主さま専用
  • まとまった資金繰りの際に!
  • 無担保・無保証で自由に借り入れ!

※申込時間帯によっては対応できない場合あり


新井 智美

1級FP技能士・CFP

新井 智美

資格
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産運用)、CFP®、DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員
経歴
2006年11月卓越した専門性が求められる世界共通水準のFP資格であるCFP認定を受けると同時に、国家資格であるファイナンシャル・プランニング技能士1級を取得。個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)、企業向け相談(補助金、助成金の申請アドバイス・各種申請業務代行)の他資産運用など上記内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)を行う傍ら、執筆・監修業も手掛ける。
活動情報

無担保のビジネスローンとは

担保のいらないビジネスローンで喜ぶ中高年消費者と紹介する女性行員

一般的な融資は「プロパー融資」と呼ばれ、原則として担保を必要とします。

何故なら融資を行う側にとって、最も避けたい「貸し倒れ」を防ぐためです。

貸し倒れとは

お金を借りた人が何らかの理由で返済不能に陥り、その結果貸したお金を回収できなくなること

その際、もし担保があれば、それを売却して返済に充てることで融資を行う側の損失を回避することができます。

しかし、無担保であるビジネスローンではそれができません。

したがって、無担保のビジネスローンは担保を不要とする代わりに金利を高く設定しているなど、無担保で融資しても融資を行う側に損失が出ないような仕組みとなっています。

また、ビジネスローンは貸し出す金融機関によっていくつかの種類に分けられます。

貸し出す金融機関が銀行系なのかノンバンク系なのか、あるいは信販会社や消費者金融などの金融業者なのかによって、ローンの内容や融資条件も違ってきます。

なかでも「銀行融資」は融資条件が厳しいと言われています。
それに対し、ノンバンク系、特に消費者金融系の金融機関は融資条件が比較的緩いことが特徴です。

そもそも担保とは

担保についてお知らせする女性行員

通常、金融機関などでまとまったお金を借りようとすると「担保」もしくは「保証人」を必要とします。

では、担保にはどういったものがあるのか、その内容も含めて以下に詳しく説明します。

担保の種類

担保にはさまざまな種類があります。

基本的に、お金に換えられることができるものが担保として扱われることが多く、預金や株式など「現金化しやすい」ものほど担保の価値が高く評価されます。

例えば住宅ローンの申し込みには、不動産(これから購入する不動産物件)が担保として設定されますし、会社として金融機関からお金を借りようとすると、「信用保証協会」の保証が必要となるケースが大半です。

また、不動産のような物に対して設定する担保を「物的担保」といい、保証人などを設定する場合は「人的担保」という言い方をします。

物的担保には、先ほど紹介した「不動産」の他、「預金口座」、「有価証券」、「受取手形」などが存在します。

「預金口座」で担保を設定するには、融資を依頼した銀行に定期預金口座を開設し、銀行の指定する預金額を定期で預ける必要があります。

また、預金口座のような現金以外に、株式などを「有価証券」として担保設定することもあります。

ただ、株式はその価値が変動する可能性があることから、上場企業の株式であっても融資を行う際の時価の60~80%の額が担保としての資産価値として設定されることとなっています。

金融機関にとって担保とは?

では、金融機関が担保を設定する理由はなんでしょうか。以下に一つずつ解説していきます。

1.審査にとおりやすくなる

金融機関の融資審査において、担保の設定は貸し倒れを防ぐという意味でも重要な役割を担っています。

したがって、担保を設定することができれば、その分審査にも通りやすくなります。

2.金利設定が有利になる

利子で利益を得る金融機関にとって、貸し倒れの発生は絶対に回避したい最悪の事態です。

融資額に見合った担保が設定されていれば、貸し倒れリスクを回避することができるため、無担保のローンよりも金利を低く設定することが可能です。

3.融資金額を増やすことができる

担保の評価が高ければ、その分融資金額限度枠も増やすことができます。

金融機関側としても、貸し倒れのリスクを回避しながら、なおかつ多くの金額を借りてもらうことで、利子収入を得ることができます。

4.人的担保である「保証人」の設定が不要になる

物的担保と人的担保を比較した際、確実なのは物的担保の設定です。

人的担保はあくまでも「保証人および連帯保証人」であり、その人が確実に返済してくれるという確証はありません。

したがって担保価値がはっきりわかる物的担保を設定することで、人的担保の設定を不要にすることができます。

担保を設定するメリット?

担保を設定する一番のメリットは、「高額な融資を低金利で受けることができる」ことです。

さらに担保を設定していることで審査にも通りやすくなり、借入可能額も大きくなります。

万が一返済が滞っても、金融機関は設定している担保を売却することで、融資額の一部もしくは全額を回収することができ、貸し倒れのリスクを減らすことができるからです。

まとまったお金が必要な場合は、融資金額が大きくなるため返済期間も長期にわたることとなります。

金利が高いと、それだけ支払う利息が大きくなるので返済総額も大きくなりますが、担保を設定すれば低金利で融資を受けることが可能になるため、利息が少なくて済み、結果的に月々の返済額を低く抑えることができるばかりか、総返済額の削減にもつがなります。

返済が滞ると担保はどうなる

返済が滞った場合には、金融機関がその担保物件を保管していることから、それを売却するなどして金融機関の資産とすることで、融資の回収に充てることになります。

例えば、設定されている担保が「預金口座」である場合は、その口座に入っている現金をそのまま融資の回収に充てます。

株などの有価証券や不動産の場合は、売却して現金化し、その金額を返済に充てるという形をとります。

ビジネスローンの「第三保証人」とは?

「第3保証人」をレクチャーするFP

ビジネスローンの商品詳細(基本情報)を見ると、「第三保証人不要」と書かれていることがあります。

第三保証人とは

代表者以外の方が保証人になるということ

例えば法人であれば、代表者が保証人となりますが、代表者以外の方に連帯保証人になってもらうことで、「第三保証人不要」という形をとっています。

ただし、中小企業庁では、平成18年度に入ってから保証協会に対して保証申込を行った案件については、経営者本人以外の第三者を保証人として求めることを原則禁止です。

基本的にビジネスローンの場合は、

個人事業主向けであれば「保証人不要」、
法人向けであれば「第三者保証人不要(代表者の連帯保証が必要)」

という形をとっています。

保証人とは?

保証人とは

「お金を借りた方が返済できなかった場合、代わりに返済義務を負う人」のこと

保証人になるということは、お金を借りた人が返済しない場合、自分はお金を借りてもいないのにその人の代わりに返済しなければならない義務を負うことになります。

保証人の種類

保証人には、通常の「保証人」と「連帯保証人」の2つがあります。

「保証人」と「連帯保証人」は責任の範囲が大きく違い、「連帯保証人」の方が、かなり重い責任を課されることになります。

例えば、

「催告の抗弁権」や「検索の抗弁権」については、「保証人」にのみ認められており、「連帯保証人」には認められません。

では、「催告の抗弁権」および「検索の抗弁権」とはどういうものなのか、以下に詳しく説明します。

催告の抗弁権と検索の抗弁権とは?

催告の抗弁権とは

金融機関がいきなり保証人に請求をしてきた場合に、お金を借りた人が破産していたり行方不明であったりしていなければ、「まずはお金を借りた人に請求してください」と主張することができる権利のこと

保証人にはその権利がありますが、連帯保証人にはその権利がありません。

したがって、返済が滞っているなどの理由で金融機関から返済を請求された場合、連帯保証人の場合はそれに対して反論することは出来ません。

検索の抗弁権とは

お金を借りた人に返済能力があるにも関わらず、返済をしなかったことから保証人に請求が来てしまった場合において、「お金を借りた人は返済能力があるのだから、その人から返済してもらうか、それが無理なら、その人の財産を差し押さえてください」と主張できる権利

これも保証人にのみ認められている権利です。

このようなケースの場合、連帯保証人であれば、お金を借りた人に返済可能な財産があるにも関わらず、返済を行っていない状況であればその人に代わって返済をしなければなりません。

法人への融資は経営者(代表者)の連帯保証が必要

経営者の連帯保証について説明するFPと困り顔の中高年消費者

多くの金融機関では、

「会社(法人)に融資する場合は、会社経営者が連帯保証人になること」

を必須の条件としています。

会社経営者が連帯保証人になることで、会社(法人)に1,000万円の融資をした場合、その会社(法人)が倒産しても、残った借金は「会社経営者」個人が返済する義務を負うことになりますので、金融機関としても安心して融資が出来るということになります。

無担保ビジネスローンのメリットとデメリット

無担保のビジネスローンのメリットデメリットについて注意を促すFPと悲喜な中高年消費者

次に無担保ビジネスローンのメリットおよびデメリットについて、以下に説明します。

無担保ビジネスローンのメリット

無担保ビジネスローンのメリットは4つです。
  • 審査にかかる時間が短い
  • 保証人無しで融資を受けることが可能
  • 資金使途が自由である
  • 総量規制の対象にならない

それぞれ詳しく説明していきます。

1.審査にかかる時間が短い

ビジネスローンにおいては、融資する場合の基準が決まっています。

したがってその条件をクリアし、審査対象となった人に対して、金融機関は審査を行うことになります。

その際も、審査基準というものがありますので、それに照らし合わせて審査を行うだけで審査が完了します。

そのため、審査が非常に早く、ビジネスローンの中には仮審査を含め、申し込みから数日で融資を受けられる商品も存在します。

2.保証人無しで融資を受けることが可能

ビジネスローンは、契約する代表者が連帯保証人になることで、新たに第三者保証人を設ける必要がないということも魅力の一つです。

3.資金使途が自由である

ビジネスローンは、経営者の方が利用する事業性資金のためのローンであることから、「事業に使う資金」であれば、具体的な使途は問われません。

運転資金や季節資金として、自由に使うことができます。

ただし、あくまでも事業に使う資金が目的であることに注意してください。

4.総量規制の対象にならない

ビジネスローンは、個人向けの消費者金融と異なり、貸金業法による「総量規制」の対象外となります。

したがって、個人事業主の方でも年収の3分の1以上の金額を融資してもらうことが可能です。

無担保ビジネスローンのデメリット

無担保ビジネスローンのデメリットは2つです。
  • 有担保ローンに比べると金利が高い
  • 融資上限額が低い

こちらも、それぞれに関して説明していきます。

1.有担保ローンに比べると金利が高い

担保のある融資と比較すると、ビジネスローンの金利は高く設定されています。

そのため、返済期間が長くなってしまうことや、最終的な返済総額も大きくなってしまう可能性もあります。

金融機関としては、担保や保証人を取らないことから「貸し倒れリスク」が大きくなるため、担保のあるローンと比較すると金利が高くなるのは仕方がないと言えるでしょう。

2.融資上限額が低い

ビジネスローンの商品にもよりますが、融資の上限は500万円程度となっており、銀行融資に比べると少ない額に設定されています。

融資金額は、申込者の事業規模や信用度など、審査結果によって変わるため、最終的な融資決定額が希望した額に届かない可能性もあります。

無担保ビジネスローンの活用法

無担保の活用法を紹介する女性行員とガッツポーズな中高年消費者

上述のメリットおよびデメリットから考えると、ビジネスローンについては、「売上金が入金されるまでのつなぎ」といった観点です。

時間的に余裕がない場合の「短期資金」もしくは「緊急の運転資金」として活用する方法が賢明と言えるでしょう。

おすすめ無担保ビジネスローンベスト3

おすすめのビジネスローン3社をお知らせする女性行員

数あるビジネスローンの中でも、無担保で融資が受けられるおすすめの商品を3つ、厳選して紹介します。

アイフルビジネスファイナンス「ビジネスローン」

アイフルビジネスファイナンス

総合評価

  • -
実質年率 利用限度額 無利息期間
3.10%~18.0% 1,000万円 -
審査時間 融資時間 お試し審査
最短翌日※ 最短翌日※ ×

おすすめポイント

  • 法人・個人事業主さま専用
  • まとまった資金繰りの際に!
  • 無担保・無保証で自由に借り入れ!

※申込時間帯によっては対応できない場合あり

大手消費者金融「アイフル」の子会社である「株式会社アイフルビジネスファイナンス」が提供する、個人事業主や法人経営者向けのビジネスローンです。

その特徴は

  • 融資限度額が高めであること
  • 融資まで来店が不要であること
  • 赤字決算でも融資する可能性があること

などが魅力となっています。

オリックス・クレジット「VIPローンカードBUSINESS」

オリックス系列の「オリックス・クレジット株式会社」が提供するビジネスローン「VIPローンカードBUSINESS」の特徴は、

  • 金利が他のビジネスローンと比較しても低い傾向にあること
  • 最短1時間かつ来店不要で審査が完了すること
  • 赤字を出している会社でも申し込みが可能であること

が挙げられます。

ビジネスパートナー「スモールビジネスローン」

株式会社ビジネスパートナーが提供する「スモールビジネスローン」の特徴は

  • 無利息期間サービスがある
  • セブン銀行のATMにて24時間借入および返済が可能

もし短期間で返済できるのであれば、是非活用するべきサービスです。

とても使いやすいビジネスローンといえるでしょう。

上に挙げたおすすめのビジネスローンの基本情報について、以下にまとめましたので参考にしてください。

商品名 アイフルビジネスファイナンス VIPローンカードBUSINESS スモールビジネスローン
対象者 満20~69歳までの法人、個人事業主 満20~69歳の法人、業歴1年以上の個人事業主 満20~69歳の法人、個人事業主
融資限度額 1,000万円 500万円 50~500万円
金利 3.10%~18.0% 6.0%~17.8% 9.98%~18.0%
審査 最短翌日 最短即日 最短即日
返済期間 最長5年
(60回以内)
最長10年
(122回以内)
最長5年間
(60回以内)

ビジネスローンについてもっと深く知りたい方はこちらをご参考にしてください。

まとめ

ビジネスローンの利用においては、

「返済資金の目処が確実な場合に限って利用する」

という形で、あくまで一時的な目的に限定して利用することがポイントです。

「少額かつ短期で利用する」というルールをきちんと守ることができれば、緊急の資金繰りに対応するローンとして有効に活用することができるでしょう。