「年金を担保にお金を借りられる?」
「収入源が年金のみだとカードローンの審査に落ちるの?」

年金受給者がお金を借りるときに、こういった不安があるかと思います。

どんなお金の借り方であっても審査は必ず行われ、年金受給者が審査に落ちやすい傾向にあることは事実。

年金以外に収入がないと「返済能力がない」と判断されてしまうからです。

そんな年金受給者でもお金を借りられる方法が、実は4つあります。

お金がなくて急ぐ気持ちもよく分かりますが、審査落ちや金銭トラブルに巻き込まれないために、まずは年金受給者がお金を借りるときの3つの注意点を確認しましょう。

注意点が確認できましたら、年金受給者でもお金を借りる4つの方法について詳しく紹介しますので、手続きをするときの参考にしてください。

年金受給者がお金を借りるときの3つの注意点

年金受給者がお金を借りるときの3つの注意点は以下のとおりです。

詳しくは解説していきます。

収入が年金だけの人は審査に通りにくい

カードローンや住宅ローンなどの融資サービスを提供している会社は、「貸金業法」に則って営業しているため、収入が年金だけ、という人は審査に通りにくいです。

貸金業法とは
貸金業法とは、消費者金融や信販会社などの貸金業者に適用される法律です。
過剰な貸付の抑制や金利の適正化など、貸金業者の融資に対してのルールを定めています。

貸金業法の中には、「申込者の返済能力を調査しなくてはいけない」という決まりがあります。

収入が年金しかない場合、返済能力が乏しいと判断されてしまうケースが多く、審査に通りにくいのです。

即日融資を受けられる人は限られている

年金受給者が即日融資を受けられる方法は、ゆうちょ銀行の「貯金担保自動貸付」くらいです。

貯金担保自動貸付を利用できるのは、ゆうちょ銀行に貯金がある人であり、なおつかつ来店できる人に限られます。

このため、即日融資を受けられる人が限定されます。

なお、年金以外に収入があれば「消費者金融」を利用できる可能性があります。消費者金融なら最短即日融資も可能です。

アルバイトやパートなどの収入があるのであれば、「アコム」や「プロミス」などの消費者金融も選択肢に入ることが可能です。

審査なしで借りられるのは闇金のみ

審査なしと謳っているのは「闇金」です。

先にお伝えしたとおり、貸金業法があるため、申込者の返済能力を調査するのは必須だからです。

よって、審査なしで借入できる業者は存在しません。

審査なしで借入できるとしたら、その業者は法律違反をしていることになります。

闇金を利用すると法外な金利や違法な取りたてに苦しむ事になるため、絶対に利用しないでください。

闇金以外でお金を借りられるところについては「闇金以外で即日融資ができて、審査が甘いキャッシングはある?無審査やソフト闇金の注意点」で解説しています。

年金受給者がお金を借りる方法は4つ

年金受給者がお金を借りる方法はおもに次の4つです。

借入方法 融資までにかかる日数 金利
カードローン 最短1日~3日程度 年14.5%程度(上限金利)
ゆうちょ銀行
貯金担保自動貸付
最短即日 担保定額貯金を担保とする場合
返済時の約定金利(%)+0.25%

担保定期貯金を担保とする場合
預入時の約定金利(%)+0.5%
リバースモーゲージ 商品によって異なる 年4.0%程度
公的制度 1ヶ月以上 無利子~年1.5%程度

目的別でおすすめの借入先はこちらとなります。

あなたの目的に合った項目を選んで、詳しい内容をご確認ください。

できるだけ早く借りたい人はカードローンがおすすめ

銀行カードローンの中には、収入が年金しかなくても利用できる商品があります。

例えば、三菱UFJ銀行カードローンの公式サイトには「収入が年金のみでも申込可能」と書かれています。

融資までも最短翌日と、今回紹介している借入方法の中では早いほうです。

申し込み~融資までもネットで完結できるため、「できるだけ早く借りたい!」という人に最適です。

金利が年1.8%~14.6%と、消費者金融カードローンよりも良心的なのも魅力ですね。

三菱UFJ銀行カードローンに関しては、「三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の審査流れ・落ちる原因や対処法は?」でも詳しくお伝えしています。

三菱UFJ銀行カードローン

メガバンクならではの安心感

総合評価

  • 2.9点
実質年率 利用限度額 無利息期間
年1.8%~14.6% 最大500万円 -
審査時間 融資時間 お試し審査
最短翌日 最短翌日

おすすめポイント

  • 三菱UFJ銀行ATMと提携ATMで手数料が無料
  • 銀行口座を開設しなくても利用可能!
  • 金利年1.8%~14.6%とお得

ゆうちょ銀行に貯金があるなら貯金担保自動貸付がおすすめ

ゆうちょ銀行に貯金がある人は「貯金担保自動貸付」を検討してみましょう。

貯金担保自動貸付とは、担保となる「担保定額貯金」か「担保定期貯金」の預入金額の90%以内を上限に借入できるサービスです。

例えば、貯金が200万円の場合ですと、90%にあたる180万円までは借入することができます。

そんな貯金担保自動貸付の特徴は以下のとおり。

  • 審査がない
  • 低金利(担保定額貯金は年0.252%、担保定期貯金は年0.502%)
  • 最短即日融資が可能

このような特徴があるため、ゆうちょ銀行に貯金がある人にはかなりおすすめの借入方法です。

ただし、ネットや電話では申し込みができずに、ゆうちょ銀行への来店が必須となるので注意してください。

住宅や土地を担保にできる人はリバースモーゲージがおすすめ

担保にできる住宅や土地をお持ちなら、「リバースモーゲージ」という選択もあります。

リバースモーゲージとは、自宅や土地を担保にして、そこに住み続けながら融資を受けられる高齢者向けのローンです。

基本的な仕組みは以下のとおり。

  1. 自宅や土地を担保にして借入
  2. 毎月利息の支払い
  3. 契約者が死亡時に自宅の売却、相続人の現金一括返済で元金を返済

大きな特徴は「返済は利息のみで良い」という点です。

毎月の返済は利息のみで良く、元金は契約者が死亡したときに「担保を売却」か「相続人の一括返済」かによって返済します。

このため、毎月の返済負担を抑えられるというメリットがあるのです。

リバースモーゲージにはこのような特徴があるため、「住宅や土地を担保に借入する予定だけど、毎月の返済負担をできる限り抑えたい」というような高齢者におすすめできます。

上記いずれも当てはまらない人は公的制度がおすすめ

公的融資制度を利用して国から借入するという手段もあります。

公的融資制度の魅力は金利の低さです。

制度にもよりますが、無利子~年1.5%程度ですので金融機関よりもずっと良心的です。

制度名 金利
総合支援金 保証人あり:無利子
保証人なし:年1.5%
緊急小口資金 保証人あり:無利子
保証人なし:年1.5%
教育支援資金 無利子

このように低金利なため、利息を抑えやすいのがメリットになります。

公的融資制度には明確な利用条件があるため、金融機関のように気軽に利用できるわけではありませんが、利用条件を満たしているのであれば、利用を検討してみてください。

年金受給者がお金を借りるときに必要な手続き

ここからは、年金受給者がお金を借りるときに必要な手続きについて解説していきます。

以下の4つにわけて解説していますので、利用を検討している借入方法の流れを参考にしてください。

カードローンで借りる場合

カードローンで借入する際の流れは下記になります。

  1. 公式サイトから申し込み
  2. 本人確認
  3. 審査
  4. 在籍確認
  5. 必要書類の提出
  6. 契約
  7. 融資

審査前に用意しておく必要書類

  • 本人確認書類
  • 収入証明書類

多くのカードローンでは申し込み~融資までネットで完結できますし、必要書類は「本人確認書類」と「収入証明書類」の2点です。

借入額によっては本人確認書類のみでOKなケースあります。

融資までは銀行カードローンであれば、最短で翌日になります。

カードローン審査の流れと審査落ちの特徴から対策を徹底解説」でもカードローンの申し込みの流れについてお伝えしていますので、あわせてお読みください。

ゆうちょ銀行で借りる場合

ゆうちょ銀行の貯金担保自動貸付で借入する流れは次のとおりです。

  1. ゆうちょ銀行の窓口で申し込み
  2. ゆうちょ銀行ATMか貯金窓口から借入

審査前に用意しておく必要書類

  • 総合口座通帳
  • お届け印
  • 本人確認書類

先述したとおり、申し込みはゆうちょ銀行の窓口でしかできないため、来店が必須です。

よって、最寄のゆうちょ銀行へ「平日9時~16時まで」に来店しましょう。審査はないため、早ければ即日借入できます。

なお、ATMでの引き出し限度額は1日あたり50万円ですので、50万円超を借りたい場合は貯金窓口で手続してください。

貯金担保自動貸付は、「ゆうちょ銀行でお金を借りる方法は2つ!郵便局で申込~借入までの流れを解説」でも詳しく解説しています。

リバースモーゲージで借りる場合

リバースモーゲージで借りる流れは以下のような感じになります。

  1. 資料請求
  2. カウンセリング
  3. 審査
  4. 契約
  5. 融資

審査前に用意しておく必要書類

  • 本人確認書類
  • 収入証明
  • 物件証明資料
  • 登記簿謄本 など

はじめに、サービスを提供している会社のHPや電話で資料請求するのが基本です。

その後、カウンセリングを受けて審査という流れです。

融資までの時間はサービスを提供している会社によって大きく異なります。早ければ1週間程度、遅いと1ヶ月以上かかることもあります。

リバースモーゲージについては、「リバースモーゲージとは」でも詳しくお伝えしていますので合わせてお読みください。

公的制度で借りる場合

公的制度で借りる際の流れは以下のような感じです。

  1. 相談
  2. 申し込み&必要書類の提出
  3. 審査
  4. 契約
  5. 融資

審査前に用意しておく必要書類

  • 申込書
  • 本人確認書類
  • お金の使いみちを証明できる契約書や見積書
  • 住民票
  • 通帳またはキャッシュカード
  • 印鑑

公的制度の場合、はじめに市区町村の「社会福祉協議会」や「民生委員」などに相談が必要になります。

相談後、制度を受ける資格があると認められてから申し込みが可能です。

このため、まずは制度の窓口まで相談してください。公的制度の融資時間は制度によって違いますが、1ヶ月はかかると思ってください。

公的制度に関しては、「国からお金を借りるメリットや条件とは?各制度の詳細や借入までの流れを解説」でも詳しく解説しています。

まとめ

年金受給者がお金を借りる際は次の3つに注意です。

  • 収入が年金だけの人は審査に通りにくい
  • 即日融資を受けられる人は限られている
  • 審査なしで借りられるのは闇金のみ

上記3つに注意しておかないと審査に落ちてしまったり、必要なときまでに借入できなかったり、違法業者を利用してしまったりするので、しっかりと確認しておいてください。

そして年金受給者が利用できる借入方法はおもに以下の4つ。

  • カードローン
  • ゆうちょ銀行 貯金担保自動貸付
  • リバースモーゲージ
  • 公的制度

上記4つの詳細を今回の記事で確認し、自分に最適な借入方法を選んでください。

なお、「お金を借りる方法まとめ!即日可能・低金利・タイプ別などに解説」でも様々な借入方法を紹介していますので、合わせて読んでおくとおすすめです。