保証人なしでお金を借りる方法すべてを紹介!おすすめの借入先を目的別に見つけよう
申込者
申込者

保証人なしでお金を借りる方法はありますか?

FP
FP

カードローンはもちろんのこと、ビジネスローンやフリーローンなどの借入方法でも、保証人不要でお金を借りることができます。

「バレたくないから、保証人不要でお金を借りたい」と考えている人もいるかと思います。

保証人不要の借入方法はいくつもありますが、どれが自分にあっているのか判断するのは難しいですよね。

そこでこの記事では以下の目的に合わせておすすめの借入先を紹介します。

保証人なしでお金を借りる条件が揃っているか確認しよう

保証人なしでお金を借りる条件が揃っているか確認しよう

保証人なしでお金を借りるには、次の5つの条件をすべて満たす必要があります。

  • 安定した収入があること
  • ブラックリストに載っていないこと
  • 借入金額は年収の3分の1までであること
  • 借入件数が3件以上でないこと
  • 申込みブラックになっていないこと

これらの条件を満たしているか、確認しておきましょう。

安定した収入があること

お金を借りたあとは返済しないといけないため、「安定した収入」がないといけません。

安定した収入とは、毎月継続して得られる収入のことを指します。

会社員やアルバイト、パートの収入などが「安定した収入」と判断されることが多いです。

これは金融機関や公的機関など借入先に関係なく、とくにカードローンや目的別ローンなどの金融機関の商品は絶対条件といっても過言ではありません。

金融機関の商品は、「貸金業法」を守って融資を行なっています。

貸金業法の第十三条には「返済能力を確認しなければならない」といった項目があるため、審査時に安定した収入を必ず確認されます。

よって、安定した収入がないと借入できないのです。

ブラックリストに載っていないこと

借入時の審査には「信用情報機関」への照会があることがほとんどなため、「ブラックリスト」でないことも重要です。

信用情報機関とは

  • ローンやクレジットカードの利用状況が記録される場所のこと

ブラックリストでは、信用情報機関に以下の4つのいずれか、あるいは複数が記録された状態になります。

  • 長期延滞(2か月~3か月以上の延滞)
  • 債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)
  • 強制解約(契約を強制的に解除されること)
  • 代位弁済(返済不能になり、保証会社に立替えてもらうこと)

4つのいずれかの情報が信用情報機関にある場合、「お金を貸しても返済できない可能性が高い」と判断されるケースがほとんどです。

よって、ローンやクレジットカードの審査にはほぼ通りません。

借入金額は年収の3分の1までであること

お金を借りるときの審査では、他社の借入金額を調査されることが多いです。

他社の借入金額が年収の3分の1を超えていると審査に通らないため、この金額以下に抑えておきましょう。

とくに消費者金融や信販会社、クレジット会社のような貸金業者には「総量規制」があります。

総量規制とは

  • 貸金業者の融資は借り手の年収の3分の1までという法律

このため、貸金業者では年収の3分の1を超える借入があると100%審査に通らないのです。

借入件数が3件以上でないこと

他社借入については金額だけでなく、借入件数も多すぎないことが重要になります。

借入件数が多すぎると、多重債務者などの「かなりお金に困っている人」と判断されやすくなり、審査に通らないことがあるからです。

審査に落ちやすくなる目安は3件以上からとされていますので、借入件数は2件までにしておきたいです。

申込みブラックになっていないこと

多重申込すると「申込みブラック」になることがあるので気をつけましょう。

申込みブラックとは、短期間に複数社へ申込みしたことが原因で審査に通りづらくなる状態を指します。

短期間に複数社へ申込みする人の中には、お金に困窮している人や不正利用が目的の人もいます。

そのため、申込先に警戒されてしまい審査に落ちることがあるのです。

申込みは本命の1社のみにしておきましょう。

保証人なしでお金を借りる方法は8つ

保証人なしでお金を借りる方法は、以下の8つが代表的です。

借入方法 即日融資 限度額 金利の目安 ネット申込
カードローン 10万円~800万円程度 年3.0%~18.0%程度
フリーローン × 10万円~800万円程度 年2.0%~14.0%程度
目的別ローン × 商品によって異なる 商品によって異なる
ビジネスローン 金融機関によって異なる 金融機関によって異なる
クレジットカード 最大50万円程度 年15.0%~18.0%程度
信販会社 × 最大500万円程度 年5.0%~18.0%程度
自治体 × 最大580万円 無利子~年1.5% ×
質屋 店舗による 店舗による ×

お金を借りる方法によっては、その日のうちにお金を借りられるところもあれば、そうでないところもあります。

ここでは、お金を借りる目的別に、おすすめの借入方法を紹介します。

今すぐお金を借りたいならカードローンがおすすめ

今すぐ借入したいときは「カードローン」がおすすめです。

カードローンとは、専用のローンカードを使いATMやCDから借入ができる個人向けの融資商品です。

融資スピードが早いのが特徴で、とくに次のような消費者金融カードローンなら最短即日融資も可能です。

カードローン 即日融資 融資スピード 金利
プロミス 最短3分※1 年4.5%~17.8%
アイフル 最短18分※2 年3.0%~18.0%
アコム 最短20分※ 年3.0%~18.0%
SMBCモビット 最短15分※3 年3.0%~18.0%
レイク Webなら最短25分融資も可能※4 年4.5%~18.0%

※1.申込みの時間帯や利用する銀行によって、当日中の融資ができない場合があります。
※2.申込の状況によっては希望にそえない場合があります。
※3.申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
※4.最短即日融資は21時(日曜日は18時)までの契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中に振込みが可能。初めて利用の場合の当日融資は、8時~22時(毎月第3日曜日は8時~19時)となっております。融資時間は、一部店舗によって異なります。年末年始を除きます。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。

使い道も基本自由で、「生活費に充てたい」「携帯代を支払いたい」「欲しい物を買いたい」など、さまざまな目的で利用可能です。

限度額の範囲内で何度でも借入できるため、とっても使いやすいです。

プロミス

Web契約で最短3分融資も可能!

総合評価

  • 4.0点
実質年率 利用限度額 無利息期間
年4.5%~17.8% 最大500万円※ 30日間
審査時間 融資時間 お試し審査
最短3分 最短3分※

おすすめポイント

  • 金利が年17.8%でほかの消費者金融より低め!
  • 初回借入れの翌日から30日間は利息0円!
  • カードレスで借入も返済もできる!

※融資時間:申込時間や審査により希望に沿えない場合があります。
※無利息期間:30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
※新規契約時の融資上限:本審査により決定となります。
※18歳、19歳の申込みについて:申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込できません。

なお、カードローンは個人向けの融資商品なため、事業費目的では利用できません。 事業目的ならビジネスローンが最適ですので、「事業目的で借りるならビジネスローンがおすすめ」を参考にしてください。

お金を借りるのは一度きりならフリーローンがおすすめ

「まとまったお金を一回だけ借りたい!」というなら、「フリーローン」がおすすめです。

フリーローンとは、資金使途(借りたお金の使い道)が基本自由の個人向けローンです。

カードローンと同じく、資金使途が基本自由ですのでさまざまな目的で利用できます。

ただし、追加借入ができないため、借入したあとは返済していくのみとなります。

そんなフリーローンは銀行や信用金庫、労働金庫などが取扱っており、次のような商品があります。

フリーローン 限度額 金利
三井住友銀行フリーローン(無担保型) 最大300万円 年5.975%
りそな銀行フリーローン 10万円~1,000万円 年1.7%~14.0%※
横浜銀行フリーローン 最大1,000万円 年1.9%~14.6%

※金利:通常金利の場合。住宅ローン利用ユーザーは通常金利から年0.5%引き下げられます。
※金利引き下げ条件:本ローンを申込んだ時点で、りそな銀行所定の住宅ローンを利用中、かつ、住宅ローンの取引口座での申込みの場合に限ります。(独立行政法人住宅金融支援機構またはりそな住宅ローン【フラット35】のみをご利用されている方は、金利特典のお取扱いはできません。)

お金の使い道が決まっている人は目的別ローンがおすすめ

「住宅を建てたい」「車を買いたい」などと、お金の使い道が決まっている人は「目的別ローン」がおすすめです。

目的別ローンとは、次のような資金使途が限定されたローンを指します。

  • 住宅ローン
  • マイカーローン
  • 教育ローン
  • プライダルローン
  • トラベルローン
  • 医療向けローン

例えば、マイカーローンなら車やバイク関係の資金にしか使えません。
よって、新車や中古車の購入費用、修理費、改造費用、車検代などと利用目的が決められています。

目的別ローンのメリットは金利の低さです。

資金使途が限定されている分、カードローンやフリーローンなどよりも低金利で借りやすいです。

金利は金融機関や商品によって大きく異なりますが、住宅ローンやマイカーローン、教育ローンなどの高額ローンであれば、年5.0%以下であることが多いです。

目的別ローン 金利
三井住友 WEB申込専用住宅ローン 変動金利:年2.475%
固定金利特約型:年2.80%~3.35%
超長期固定金利型:年1.90%~1.95%
三菱UFJ銀行ネットDEマイカーローン 変動年1.5%~年2.45%※
日本政策金融公庫 教育一般貸付 年1.68%

※据置タイプは金利が異なります
※三菱UFJ銀行の住宅ローンを利用中なら年0.2%が引き下げられます

事業目的でお金を借りるならビジネスローンがおすすめ

事業のための運転資金や設備投資などが目的なら、「ビジネスローン」がおすすめです。

ビジネスローンとは、事業費のための資金を融資するのに特化したローンです。

対象者は法人経営者や個人事業主になります。

ビジネスローンは「ノンバンク系」と「銀行系」の2つが主流です。

ノンバンク系のビジネスローン
商品名 限度額 金利
プロミス 自営者カードローン 最大300万円 年6.3%~17.8%
ビジネスパートナー スモールビジネスローン 最大500万円 年9.98%~18.0%
銀行系のビジネスローン
商品名 限度額 金利
みずほ銀行 みずほスマートビジネスローン 最大1,000万円 年1.0%台~14.0%
ジャッパンネット銀行 ビジネスローン(法人向け) 最大500万円 年2.8%~13.8%

ノンバンク系は金利が高く、限度額はそこまで大きくないのが特徴です。

その分、審査のハードルは下がり、融資までの時間も早めです。

銀行系はノンバンク系よりも金利が低いのが特徴。 その分、審査のハードルが上がり、融資までも時間がかかります。

キャッシング枠を付帯できるならクレジットカードでお金を借りるのがおすすめ

多くのクレジットカードには「キャッシング枠」が付帯できるため、そちらで借入を検討しても良いでしょう。

キャッシング枠とは、その名のとおり、クレジットカードにキャッシング機能が付けられるサービスです。

カードローンと同じように、ATMやCDから現金の借入ができるようになります。

限度額の範囲内で何度でも借入でき、使い道が自由な点も同様ですので、かなり使いやすいです。

審査はありますが、すでにカード自体の審査に通っているため、返済遅れがなく、総量規制に引っかからなければ通過しやすいです。

ただし、以下の2つに注意しておきましょう。

キャッシング枠を利用するときの注意点
  • 金利の相場が年15.0%~18.0%と高い
  • 限度額がショッピング枠と共通

こうした注意点があるため、借入するのは5万円くらいまでの少額に留めておくのがおすすめです。

消費者金融に抵抗があるなら信販会社での借入がおすすめ

「消費者金融の利用には抵抗がある・・・」このような人は、信販会社での借入するのも検討してみてください。

信販会社にも次のようなカードローンがあり、現金を借入することができます。

カードローン 限度額 金利
三井住友カード カードローン 900万円 年1.5%~15.0%
オリコ「カードローン CREST」 500万円 年4.5%~18.0%
ジャックス「プレミアビアージュ」 最大500万円 年4.5%~18.0%
セディナ「eカードα」 最大300万円 年7.8%~18.0%

カードローンですので消費者金融の商品と特徴はほぼ同じです。

ただし、融資スピードは消費者金融よりも遅めで即日融資にはほぼ対応してくれないため、気をつけておきましょう。

生活に困窮しているなら自治体でお金を借りるのがおすすめ

生活に困窮しているなら自治体に相談してみるのも手です。

自治体では生活困窮者のための融資制度を取扱っていて、世帯状況によってはお金を貸してもらえることがあります。

自治体の融資制度の例
制度 目的 金利
生活福祉資金貸付制度 低所得や病気、障害、高齢などが原因で生活が苦しい人に融資し、生活の自立と安定をサポートする制度

年1.50%

※連体保証人ありの場合は無利子  

自治体の制度を使えば、金融機関よりもずっと低金利で借入できるケースが多いです。

そのため、お金がなくて生活が苦しいなら、一度自治体にしてみるのもおすすめです。

担保にできる品物があるなら「質屋」がおすすめ

貴金属やブランド品、カメラなどの担保にできる品物があるなら「質屋」で借入がおすすめです。

多くの質屋では「質預かり(質入れ)」というサービスがあり、品物を担保にしてお金を貸してくれるからです。

品物を担保にするため審査はありませんし、その場で融資してくれるので当日中にお金を得られます。

借入できる金額は担保の価値分となり、金利は店舗によって違いますが「大黒屋」ですと以下のとおりです。

融資額 金利(月利)
1,000万円以上を融資する場合 0.95%
100万円以上1,000万円未満を融資する場合 1.25%
10万円以上100万円未満を融資する場合 1.5%
10万円未満を融資する場合 店舗によって異なる

保証人なしでお金を借りる時の注意点

保証人なしであれば、誰にも相談することなく自分の判断のみでお金を借りることができます。

メリットしかないように思いがちですが、次のような注意点があることを覚えておきましょう。

保証人なしでお金を借りる時の注意点
  • 金利が高くなりがち
  • 信用力がないと審査落ちすることがある

保証人不要の融資商品は、保証人ありの場合よりも金利が高いケースが多いです。

「保証人なしの借入方法は審査が甘いのかも?」と思う人も注意してください。

自分の信用で融資を受けるため、「信用力」がないと審査に通らないこともあります。

申込者はお金を貸すのに信用できる人物なのかをきちんとチェックする必要があるため、審査はきちんとされます。

そもそもほとんどの融資商品は金融庁で定められている「貸金業法」にもとづいて審査をします。

保証人の有無に関わらず、審査が甘いなんてことはないので気をつけましょう。

まとめ

保証人なしでもお金を借りる方法は沢山あります。

ただし、次の条件をすべて満たしていないと審査に通らない可能性があるため、問題ないか確認しておきましょう。

  • 安定した収入があること
  • ブラックリストに載っていないこと
  • 借入金額は年収の3分の1までであること
  • 借入件数が3件以上でないこと
  • 申し込みブラックになっていないこと

上記が問題ないと判断できたのであれば、今回紹介した借入方法の中から自分の目的にマッチするものを選び、利用を検討してみてください。